JPS5828094A - 周囲と異なる温度の流体を輸送するための配管施工方法 - Google Patents

周囲と異なる温度の流体を輸送するための配管施工方法

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JPS5828094A
JPS5828094A JP57132930A JP13293082A JPS5828094A JP S5828094 A JPS5828094 A JP S5828094A JP 57132930 A JP57132930 A JP 57132930A JP 13293082 A JP13293082 A JP 13293082A JP S5828094 A JPS5828094 A JP S5828094A
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tubes
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JP57132930A
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ベルナ−ル・ジヤン
デイデイエ・グラ−ル
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Vallourec SA
Original Assignee
Vallourec SA
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/16Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like
    • F16L59/18Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like adapted for joints
    • F16L59/20Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like adapted for joints for non-disconnectable joints

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明方法は、最も一般的には、周囲と異なる温度の液
体又は気体の加圧流体の輸送用配管施工方法に係る。前
記流体は、水、水蒸気、水と水蒸気との混合物、液化ガ
ス、炭化水素、或いはまた外部との熱交換の減少が望ま
れるあらゆる種類の流体を意味する。
本発明方法は、主として都市環境における熱供給のだめ
の、熱湯、水蒸気又は水と水蒸気との混合物の輸送網の
改善のために特に有用である。本発明はまた、本発明方
法の実施のためにあらかじめ製造される組立式管部材に
も係る。
周囲と異なる温度の流体の輸送が多くの特別な難点を有
することは公知である。これらの難点は特に、輸送され
る流体の温度の維持と、生ずる腐食の問題と、流体用配
管が所定の条件下で使用される際にその一般的竪牢度を
保祉しなければならないこと等である。輸送される流体
の温度は楢送送される流体と外部環境との間に可能な限
り効果的な断熱を行うことが必要である。
更に、高温水(熱湯)の輸送に関しては、現在発達して
いる輸送網が発電所の残留エネルギーの経済的利用を目
的としているために、輸送される水の温度が以前に比べ
て段々に高くなっている。
従ってこれらの輸送網中で、水又は水蒸気の温度は、3
0バールを超えることもある圧力で100℃より高く、
通常110乃至200℃に及ぶ温度に達している。
これらの条件で、都市暖房に利用され、しかし前記の値
よりは低い水温、例えば70℃で利用される湯の配管の
ための従来の施工方法は、現在ではもはや満足すべきも
のではないことは経験の示すところである。
一つの解決方法は断熱材を取付けた可延性鋳鉄管を使用
することにある。この鋳鉄管は断熱材及び従来の外部被
覆によって保膿されている。配管を作るための管と管の
接合部は嵌合部をなしており、との嵌合部内にエラスト
マ製バッキングが収納されていて、管圧使用中に膨張し
ても差支えがないようになっている。
別の方法は一般に、多くの場合鋼鉄である管の端と端を
、間隔をおいて膨張補償装置を挿入しながら、接合する
ことである。これらの膨張補償装置は例えば波型をつけ
た管又はコドラン) (lyres )によって構成さ
れている。膨張又は収縮応力の作用下で管を移動させる
ためには特別な用心が必要である。これらの管の周囲に
ガラスウール又は発泡プラスチックを主材とした絶縁テ
ープを巻きつけ、次に、このように被覆した管をプラス
チック又は亜鉛めっきした鋼鉄の薄い外被で被覆するこ
とによって断熱を確実にする。前記外被は例えば溶接に
よって閉じられ或いは適当なセメントを用いて密封され
る。
−7= 更に断熱性を改善するために、特に技術上又は管理上の
拘束に適応させるために、地中に埋設した管路(配管溝
)内に管を収納する。この管路の壁は断熱性内側被覆を
有し得る。
この施工方法の欠点は、配管を行うのに長い時間と高い
費用とを必要とすることと、膨張補償部の早過ぎる亀裂
発生に基づくか或いは太き過ぎる膨張応力によって生じ
る管と管との接合部のレベルにおける破断がしばしば生
じることであって、このことは経験的によく知られてい
る。また、前記外被は常に十分な気密性(この用語は勿
論゛液密性″をも包含する)を有するとは限らないこと
が経験上知られている。このとき、管を囲繞している断
熱層は少しずつ水がしみ込むために一層熱伝導性が大き
くなることがある。この場合配管の熱損失は時間の経過
に伴って増大することが確認されている。
以上の難点の一部を解決するために、フランス 8− 国特許第2,398,253号は同心状の2本の金属管
(二重管)を使用して高温流体輸送用熱絶縁性金属導管
を製造することを提案している。外側の密封管は端と端
とを溶接した通常の長さの部材から構成されており、内
側管と直接には接触していない。内側管は流体の輸送を
確実に行い、この管自体は端と端を溶接されているか又
は溶接されていないかであって、この内側管は通常の長
さの部材から構成されている。この技術においては、断
熱に関して二つの具体例がみられる。第一の具体例は輸
送する流体を前記二重の管壁の間に入れて断熱材として
使用することであり、槙−の具体例は前記二重の管壁間
にプラスチックフオームの如き断熱材を収納することで
ある。
第一具体例においては、内側管は薄くて、気密性ではな
い。従って外側管は内圧に耐えるために所望の厚さをも
たなければならない。輸送する流体の熱伝導度が低い限
り、断熱機能を果すのがこの流体自体でちることと、外
側管の温度が輸送する流体の温度にあまり影響されない
こととが理解されるであろう。膨張の問題は、従って比
較的簡単に解決される。非気密性内側管には孔が穿設さ
れており、両管の間の隙間を流体が通過するのを可能に
している。非気密性内側管については、切除部が設けら
れていて膨張応力の増大を回避できるようになってる。
第二の具体例においては上記と反対の構成になっている
1、即ち、内側管は厚く気密性であり、単独で流体の圧
力に耐える。内側管の構成部材は互いに溶接によって接
続されている。外側管はこれに反して薄く、溶接によっ
て端と端を気密的に接続した部材から成っている。外側
管が薄いのは、この管が、二重管壁内に入っている気体
の圧力のみに耐えるだけでよいからである。前記二つの
具。
体側において、クラウン形のセパレータが間隔をおいて
、2重の管の間隔を維持している。これらの隙間を気体
で満たすことを容易にしている。
前記第二の具体例においては、新たに内側管のレベルに
おける膨張の諸問題が生fるので、もし流体の温度が比
較的高いならば、膨張吸収装置が備えられなければなら
ない。更に、よシ低温の外側管と、よシ高温の内側管と
の間に示差膨張現象が観察される。最後に、前記二つの
具体例は二つの同心状の配管の各々の現場における組立
てを必貴とし、この組立てはセパレータの配置と、多数
の溶接の実施とを伴い、しかも溶接は完全に気密的でな
ければならない。
石油の回収率を増大させるために油井内に蒸気を注入す
るための管の場合における前記の示差膨張の諸問題を解
決するための解決法が提案されている。” Oll a
ndgas 、Tournal ” 1980年2月1
8日号第103頁乃至107頁に発表の記事にはゼネラ
ルエレクトリック社(General Blectri
c1l− 00)がTHF!RMO0A8Fi商標下で開発した断
熱二重壁管が説明されている。この二重壁管の外側管は
鋼鉄製で、管壁は厚く、機械的な力に耐える。組立ては
円錐形の二重のねじ山を有する継手を用いて公知の方法
で行う。内側管は薄く、激しい温度変化に耐え、管が自
由に膨張し得るような長さを有する部材から構成されて
いる。気密性は部材間接合部のレベルの特別な装置によ
って確保されている。内側管と外側管との接合は、管部
材の各端部において、薄いインコネル製波形管によって
構成された補償手段によって確保されている。従って、
内部を流通する蒸気は二重壁内には入シ込まない。二重
壁の間にはクリプトン雰囲気においてガラスウールとア
ルミニウム箔との交互のテープから成る断熱材が入って
いる。このような型の管は、たとえ特別な用途に適する
にしても、熱湯用配管網の如き日常的用途に使用するに
はあまシにも生産コストが高すぎることが明らかである
。更12− に、薄い波形管から成る膨張用接合部は大きな差動圧力
に耐え得ない。
簡単且つ迅速な設置を可能にし、特殊な専門家を必要と
しない流体輸送用配管の新規施工方法が研究された。特
に、これらの配管の断熱層及び保護用外被の、組立現場
における装着を省略する方法が研究された。また、配管
に沿って挿入されている膨張用補償装置を除去し又は少
くともその個数を減少させる可能性が研究された。最後
に1時間の経過に伴って品質がし特進的に低下すること
のない、且つ100乃至200℃又はそれ以上に達する
ことのある温度において使用可能な、効果的であると同
時にあまシ高価ではない断熱材料を使用する可能性が研
究された。
これらの目的を達成するために、あらかじめ工場で全体
を製造した組立式管部材を用いてこれらの配管を行う可
能性を研究した。即ち現場における配管の組立てを、溶
接、7ランジ、継手のスリ−プその他の如き従来のあら
ゆる接合手段によって前記管部材の端と端とを組立てる
こと(即ち接合すること)に限るのである。
周囲と異なる温度の流体の輸送用配管のだめの新しい組
立式管部材を提供することが本発明の目的である。この
組立式管部材は同心状の2本の金属管を用いて作られて
いて二重壁を有し、これらの管部材は互いにその各端末
部付近で剛性且つ気密性の結合によって連繋されている
。内外両管の間の隙間に断熱材が収納されることが好ま
しい。
また、好ましくは、これらの管の各々の直径と、厚さと
、機械的性質とは、個々の外側管に及はすべき長手方向
の引張シ応力と、個々の内部管に及ぼすべき長手方向の
引張シ応力との間の比が、両方の場合において同じ弾性
伸びを得るために、およそ0.7と4.0との間の騰に
なるように定めるべきである。
下記の説明及び添付の図面によって、本発明の特徴並び
に種々の非限定的具体例がより良く理解されよう3、 第1図には本発明による管部材1が長手方向断面図で示
されている。管部材1は鋼鉄製内側管2を有し、管2中
を輸送すべき流体3が流れる。内側管2の厚さは、W2
の直径及び使用される鋼の性質を考慮して、管2が、永
久的変形なしに、管2を流れる流体について予測される
最大圧力に耐えるのに寸分な機械抵抗を有するように、
計算して定める。外側管4は管2と同心状に配置されて
おり、各端部において管2に気密的且つ剛的に取付けら
れている。この結合は、第1図にみられる如く、内側管
端末部付近で内側管を囲繞する2個の環状付加部材を用
いて行われる。環状付加部材は例えば縮小部材(即ち、
径違す部材)5及び6であり得る。これらの2個の環状
部材は一方では環状溶接部7及び8において内側管と、
他方では環状溶接部9及び10において外側管の端部と
、15− 環状溶接によって気密的且つ剛的に連繋される。
内外両管の間隔(隙間)11は、使用状態における流体
3の最大温度において熱的に安定な断熱材によって満た
されている。乙の断熱材は好ましくけガラスウール、ス
ラグ、膨張粘土等の如き、粉状、粒状又は繊維状の、高
温において不活性且つ安定な物質が好ましい。断熱材に
よって満たされているか又は満たされていないかである
狭い間隔によって分離されているアルミニウム箔を含む
複合体もまた使用し得る。この断熱材に接触する気体雰
囲気は空気、窒素又は他のあらゆる適当な気体であり得
る。二重壁の内部に湿気が存在しないように特別な注意
が払われなければならない。いくつかの具体例について
述べれば、この二重壁の内部を真空にする場合もあυ、
場合によっては管4の壁に設けた孔に連結して配管に接
続したポンプ手段によって真空を維持する場合もあり得
る。
本発明の組立式管部材の端と端を別個の部材を用−16
〜 いて接合するととけ、当業者に公知の多くの方法のうち
のいずわかによって非常に簡単に行われる。
組立式管部材1の端と端とを接合することによって配管
が構成される、3第7図乃至第10図に接合の例を示す
。更に詳細な説明は後に述べる。
第1図の場合、配管構成のために最も普通に行われる部
材間の組立ては、内側管の溶接によって行われる。組立
ては溶接の代シに例えば7ランジ、接着、螺刻された継
手、又は当業者に公知で配管の使用条件に適当であると
判断される、他の任意の手段によって行い得る。内側管
と外側管との間の剛的結合I′i種々の多くの方法によ
って行い得る。
従って結合が環状付加部材を用いて行われる場合、これ
らの部材は種々の形状を有し得る。従って第1図の縮J
入部材5及び6は、例えば内側管2と外側管4との間の
連結を容易にするような円錐形縮小部材又は特別な形状
の縮小部材であシ得る。
これらの縮小部材は規格化されたものが、又は規格化さ
れていないものであシ得る。
内側管と外側管との間の剛的結合は第2図に示すように
行うこともできる。この場合、外側管12と内側管13
との結合は、環15上への気密性環状溶接部14の形成
によって行われている。
猿15自体は、この猿の形状(T字状又は他の形状)に
従って、管13の端部付近における管13上の1乃至2
個所16−17の環状溶接部によって固定されている。
第4図には管部材が部材間接合手段としてフランジを有
する場合を示す。この場合も同様に外側管19をフラン
ジ20に気密性環状溶接部18によって直接に接続し得
る。フランジ20自体は気密性環状溶接部22によって
内側管21に固定される。このような方法は各管端部の
帯域内の熱損失を防止するという利点を有する。また、
部材5.6.15の如き環状付加部材を使用せずに外側
管を直接に内側管に溶接するために、外側管端部の直径
を小さくすることによって、内側管と外側1h・との剛
的結合を形成することも可能である。
第3図にはこのような具体例が見られる。この具体例に
おいては、外側管23はその端部に最端部の直径が内側
管25の外径に近いように直径を縮小しンケ帝域24を
有する。気密性環状溶接し一ド26を用いて、外側管端
末部を内側管に直接溶接することもまだ可能である。
本発明による組立式管内を、周囲温度と異なる温度の流
体が流れる場合のこれらの管の作用は、容易に理解され
よう。内外両管の間の間隔(隙間)11を断熱材によっ
て満たすことによって、外側管4−12−19.−23
は周囲温度に近い温度のままでらるにかかわらず、内部
管2−13−21−25は流体3の渦層に非常に近い温
度に保たれる。従って応力の出現がみられる。外側管は
内側管の長手方向の変形を妨害する。本発明の組立式管
部材の長さの変化は、輸送される流体の温度の19− 関数として、このようにして及ぼされる応力の合力の結
果として生ずるものであることが容易に了解されよう。
この合力は内外両管の固体部断面積の比と、前記両管の
弾性率と、両管の間の温贋差とに依存するであろう。
本発明の好ましい具体例によれば、断熱材を入れるため
に必要で荷役期間の衝撃に耐えるために必要な厚さより
大きい厚さの外側管が使用される。
最も一般的な場合、内側管は輸送される流体によって例
えば100℃と200℃との間の温度に保たれ、外側管
は断熱材によって内側管よ如も著しく低い温度を有する
。この場合、管の厚さの比を適肖に選択することによっ
て(同じ熱的条件において、内側管に対応する1本の管
のみを使用したときにそれが示す自由な伸びに比較して
)組立式配管用部材の伸びを非常に大幅に減少させ得る
。この伸びの減少はあらかじめ与えられた力の比を用い
て11算によって求められる。前記比はおよそ0.7か
20− ら4.0までの範囲内で変化する値であることが好まし
い。力の比の前記両極端の値に対する伸びは、同じ熱的
条件において、内側管に相当する1本の管のみが有する
自由な伸びのおよそ60チ(力の比0.7)及び20%
(力の比4.0)に対応する。
本発明の組立式管部材は、その全体が、”長手方向の膨
張率が内側管を構成する金塊の膨張率よシも小さい材料
″から作られているような挙動を示す・ 上記の如き効果を奏する本発明の管部材の二つの具体例
を以下に示す。
第一の具体例においては、内側管2−13−21−25
と外側管4−12−19−23とは周囲温度において軸
方向の応力無しに両管の一方を他方に対して溶接するこ
とによって固定されている。この場合、両管が同じ性質
の鉄鋼によって造られてお9、両管が四じ固体部断面積
を有するならば、このアセンブリの長手方向の膨張率は
内側管の膨張率のおよそ0.5倍に等しいことが計算に
よって示される。
第二の具体例においては、組立てに際して同心状の2本
の管の一方を他方に対して軸方向に弾性的に変形させて
、この状態で両端部の各々の付近で両管の固定的結合を
行う。一旦結合されてしまうと、両管はこの結合部を介
して互いに応力を及ぼしあい、周囲温度においてはこの
応力が両管の一方を弾性伸び状態に、他方を弾性圧縮状
態に維持する。他の条件を同じにして、周囲温度におけ
る弾性応力を最適化することによって、使用温度におい
てアセンブリの第一の具体例の場合に得られる弾性応力
よυも明らかに小さい、固定的結合部のレベルにおける
弾性応力を得ることができることが計算によって示され
る。
以下に、本発明の組立式管部材を用いる配管施工方法の
若干の実施例を示す。
実施例1 約30バールの圧力下で110℃の熱湯の輸送のだめに
使用される組立式管部材1が第1図にみられる。内側管
2は公称外径219.1im、壁の厚さ4.5闘であり
、外側管4は公称外径323.9ii、、壁の厚さ4 
、 Ommである。内側管2は同心の外側管4によって
囲繞されている。部材の全長は12mである。断熱剛性
体、例えば木製のくさび27の如き現状に配置されたく
さびが間隔をおいて配置されて、内外両管の同心性を維
持している。両管の間隔(隙間)11はガラスクールの
断熱層で満たされている17画管の間の剛的結合は2個
の円錐状縮小部材5−6を用いて確実に行われている。
前記縮小部材5−6は気密性環状溶接部7−8−9−1
0によって外側管及び内側管に連結されておシ、シかし
て一方の管は、他方の管からのプレストレスを受けては
いない。保証された最小弾性限度225 MPaにおい
て、このような利用分野において通常の型の非合金鋼製
の前記管部材は、管内を23− 110℃の水が流通する場合、外側管の温度は20℃で
あると仮定したときに、o、o551の長手方向の延び
を呈する。これらの条件において、結合部7−8−9−
10の如き固定結合部のレベルで加えられる力の総計は
およそ550 kNである。これに対して内外両管2及
び4の組立てを、内側管2を0.09チ伸長させて結合
部7−8−9−10を作ることによって行うならば、伸
びの応力を除去した後、管部材1の長手方向に約0.0
4 %の短縮が認められる。組立稜、内側管に110℃
の水を流通させると、新たに組立式部材の最初の長さに
比較してo、o55qAの伸びが観察されるが、この場
合には溶接部7−8−9−10のレベルにおける力は約
200kNになる。従って組立ての際のプレストレスは
、組立式部材の使用中の応力の減少を可能にするもので
あることがわかる。
第5図及び第6図は一変更例を表わす。この例はいわゆ
るブロックされた導管、即ち膨張を妨げ=24− る固定点間に配置された導管の場合に有利であり得る。
この場合、内側管の端部帯域について弾性限度を超えず
に、他の部材との接合のj/ベル捷で増大するであろう
応力に耐え得るようにするために、内側管29の前記末
端帯域28は補強盛しく 5urepaieaaur 
)を有する。この補強盛りは内側管の製造過程において
端末部の特別な形成操作によって作ることができて、こ
の場合は単−塊(第5図)であって溶接部34で縮小部
材32に溶接されている。また、この補強盛りは壌30
を付加して作ることもできる(第6図)1.前記環30
は内側管31の端末部に接合され、縮小部材32に溶接
部34と管端部35とで溶接されているO 本発明の組立式管部材の端と端を接合する槓々の方法に
ついて、以下の実施例において説明する。
東1あス 第7図は、内側管について行われる通常の型の接合法を
示した図面である。二つの管部材36及び37の一方の
末端帯域のみが図示されている。
管部材36及び37は気密性環状溶接部38によって端
と端とを接合されている。このときに生じた空間39は
、場合によっては空のままであるか、または特別な保護
を加えることもでき得る。特別な保護とは、例えば外側
管に当接される外側スリーブ40による保護である。第
7図に記載の具体例では、空間3?はシェルの形状の断
熱材で満たされており、このシェル部材41が断面図に
示されておバシエルは例えばウレタン7オーム製のもの
である。
第8図は内側管への取付けによる部材間接合の変改例を
示す。ここでは、2部材42及び43は内側管44−4
ftの上に設けられている。内側管44−45の端末部
は雌雄式接合46−47を行うようにチューリップ形に
形成されている。二つの分枝46−47の間の気密的結
合は当業者に公知の任意の手段によって行われ得る。例
えば、48における環状溶接、又は接着、又は自白間隔
(隙間)49内に、気密性唇状部を有するスリーブの形
状のエジストマ製バッキングを介在させることによって
行われる。
第9図は、内側管に管部材を接合する別の接合方法を示
している。この方法においては、バッキング50は2個
の端部フランジ51−52の間に締付けられている。
実施例3 前述の如く内側管によって端と端とを組立てる代りに、
本発明の2個の管部材53及び54の外側管のレベルに
設けられる溶接部を、第1θ図に記載の如く形成させる
こともできる。この場合、本発明の管部材53は結合用
部材57−59によって同心状内外両管端部付近で互い
に連繋された同心状の2本の管から成っている。両端部
55−56は相互に対称ではなく相補的であって、結合
=27一 部材57及び58を介して、相次ぐ(一連の)2部材5
3−54をそれらの外側管に剛的に接続できるようにな
っている。結合部材57−58−59は一端では直径の
大きい円筒部を有し、別の端では縮小された直径を有す
る縮小部材であるのが有利である。前記の大きい直径は
部材53の外側管の直径にほぼ等しく、小さい直径は内
側管の外径にほぼ等しい。従って部材53−54の如き
一連の部材の二つの端部に縮小部材が次のように取付け
られる。即ち、縮小部が互いに溶接部60において容易
に溶接されて気密性且つ剛性の部材間接合部を形成し得
るように、他方、縮小部材がそれぞれ内側管67−68
及び外側管69−70と、縮小部材57に対しては溶接
部61−62において、縮小部材58−59に対しては
溶接部63−64−65−66において溶接されるよう
にする。縮小部材57−59の組立てが対称的ではなく
相補的であることから、換言すれば両方の28− 縮小部材が管部材の軸に対して同じ向きに配向されてい
る組立てであることから、部材53の溶接、特に鋭角部
61の溶接を行うのは決して困難ではない。鋭角部61
の溶接は前記部材の製造の際に外側管69の配置前に行
い得る。縮小部用部材57の直径の大きい部分が部材5
3の内側管67の端部からはみ出るように準備されるの
は勿論である。このことが縮小部用部材57の直径の大
きい端部を溶接部60に溶接することによって、両部材
53と54との間の接合は困難なしに行うことができる
。図に見る通り、内側管67及び68はこのような組立
てにおいては接続され得す、狭い間隙71がt67及び
68の端末部間に残されているので、組立てを妨げない
。すでに述べた断熱材と同様な断熱材で環状空間72及
び73を満たす。末端帯域に存在する環状空間74は、
場合によってはそのまま残されるか、或いはこの空間に
入り込み勝ちな熱湯によって損われないような非粉末状
材料によって満たされるかであシ得るであろう。この材
料は、例えば溶接前にこの収納部内に導入されるステン
レス鋼の波形ストリップから成るものであシ得る。
また、場合によっては間隙710レベルで内側管67−
68を覆うスリーブ75を取付けることもできる。
本発明による組立式管部材は、特に、その概念と、長手
方向の膨張率の小さいことによって、膨張補償装置をも
たない長い配管の組立てを可能にする。
本発明による管部材では非常に多くの具体例が考えられ
、これらの具体例は本発明の範囲に含まれる。
例えば内側管用材料と、外側管用材と、内外両管の腐食
に対する保腰と、使用条件と、管の形状とに基づいて種
々の変更例が存在し得る。前記内外両管用材料は同じで
ある必要はなく、また同じ方法で処理される必要もない
また外側管と内側管との間の結合方法のレベルで、又は
管部材間の接合方法のレベルで非常に多くの変更例が提
供され得る。
また二重壁間の隙間に導入すべき断熱材として、多くの
椎類の断熱材が使用可能である。最後に、外側管に対し
て内側管をプレストレス状態にするために、非常に多く
の方法のうちのいずれかが利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による縮小部材付加による結合部を有す
る組立式管部材の長手方向断面図、第2図は本発明によ
る猿による結合部を有する組立式管部材の長手方向断面
図、第3図は本発明による外側管の直径縮小による結合
部を有する組立式管部材の長手方向断面図、第4図は本
発明による部材間接合7ランジのレベルにおける結合部
を有する組立式管部材の長手方向断面図、第5図は本発
−31= 明によるブロックされた配管用の補強端部を有する組立
式管部材の、長手方向断面図、第6図は第5図の変更例
であって、スリーブによって補強された端部を有する管
部材の長手方向断面図、第7図は本発明による2本の管
部材の、配管を実施するために内側管のレベルで行われ
ている接合の説明図、第8図は第7図の変更例の、チュ
ーリップ型の内側管について行われている接合の説明図
、第9図は本発明の2本の組立式管部材の、配管を行う
ために7ランジによる内側管のレベルで行われる接合の
説明図、第10図は本発明の2本の組立式管部材の配管
を行うために外側管のレベルで行われる接合の説明図で
ある。 1、36,37.42,43.5L54.55.56・
・・組立式管部材、 2.13;21.2L2L31.
44.45.67.68・・・内側管、 4.12.1
9,23.69.70・・・外側管、15・・・環。 20・・・7ランジ、27・・・くさび、40・・−外
側スリーブ、41・・・シェル部材、50・・・バッキ
ング。 32− 51.52・・・端部フランジ、 57.58.59・
・・ 結合部材、75・・・スリーブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  剛性且つ気密性の結合によって各端末部付近
    で互いに連繋された同心状の2本の金属管から形成され
    る二重壁を有する組立式管部材を使用することを特徴と
    する、周囲と異なる温度を有する流体の通過によって引
    起される長さの変化を減じることを可能にする、前記流
    体輸送用の長い配管の施工方法。 (2)同心状の2本の金属管を互いに連繋する剛性且つ
    気密性の結合が環状付加部材を用いて形成されている組
    立式管部材を使用す為ことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 (3)前記環状付加部材が溶接によって固定されている
    組立式管部材を使用することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載の方法。 (4)  前記環状付加部材が縮小部用部材である組立
    式管部材を使用することを特徴とする特許請求の範囲第
    2項又は第3項に記載の方法。 (5)前記環状付加部材が環である組立式管部材を使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項
    に記載の方法。 (6)前記剛性且つ気密性結合が、内側管の周囲に外側
    管の直径を縮小させることと、これに次ぐ溶接とによっ
    て行われる組立式管部材を使用することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 (7)前記二重壁内に断熱材が入っている組立式管部材
    を使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第6項のいずれかに記載の方法。 (8)  前記同心状両管の間の二重壁内にくさびが環
    状に配置されている組立式管部材を使用することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記
    載の方法。 (9)外側管との結合部といわゆる端末部との間にある
    内側管端部が厚さにおいて補強され、この補強部が単−
    塊であるか又は付加部材を有するかのいずれかである組
    立式管部材を使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項乃至第8項のいずれかに記載の方法。 αQ 周囲温度において、同心状両管の一方が管の軸に
    沿って弾性伸び状態にあり、他方が同じ軸に沿って弾性
    圧縮状態にある組立式管部材を使用することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載の
    方法。 0℃ 個別に考えた外側管に及ぼすべき長手方向の引張
    り応力と、個別に考えた内側管に及ぼすべき長手方向の
    引張り応力との比が、両方の場合に同じ弾性伸びを得る
    ために、およそ0.7と4.0の間の値になるように、
    前記容管の直径、厚さ及び機械的性質が定められている
    組立式管部材を使用することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第10項のいずれかに記載の方法。 (6)内側管と外側管との間の結合が、管部材の軸に対
    して同じ向きに配向されて端末部に配置されている縮小
    部用部材を用いて形成されている組立式管部材を使用し
    て、前記管部材が外側管の直径にほぼ相当する直径で溶
    接されるような配管施工が可能であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第11項のいずれかに記載の
    方法。 01  内側管端末部のレベルで、7ランジ、溶接、ス
    リーブ継ぎ、又は他の任意の公知の手段によって互いに
    連結されている組立式管部材を使用することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第12項のいずれかに記載
    の方法。 α◆ 外側管のレベルで、7ランジ、溶接、スリーブ継
    ぎ又は他の任意の公知の手段によって互いに連結されて
    いる組立式管部材を使用すると= 3− とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第12項のい
    ずれかに記載の方法。 (ト)組立式管部材間の接合間隙を、外側をスリーブで
    つないで、又はつなぐことなく、断熱材が囲繞している
    組立式管部材を使用することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第14項のいずれかに記載の方法。 oQ  各内側管の相次ぐ二つの端末部の間に自由間隔
    が残されている組立式管部材を使用することを特徴とす
    る特許請求の範囲第15項に記載の方法。 0乃 内側管と外側管との間の結合のレベルにおける自
    由空間が断熱材によって満たされている組立式管部材を
    使用することを特徴とする特許請求の範囲第16項に記
    載の方法。 0榎 特許請求の範囲第1項乃至第17項のいずれかに
    記載の方法に使用する二重壁を有する組立式管部材。 = 4−
JP57132930A 1981-07-31 1982-07-29 周囲と異なる温度の流体を輸送するための配管施工方法 Pending JPS5828094A (ja)

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