JPS5827774Y2 - 液中撹拌混合タ−ビンポンプ - Google Patents

液中撹拌混合タ−ビンポンプ

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Publication number
JPS5827774Y2
JPS5827774Y2 JP1980190404U JP19040480U JPS5827774Y2 JP S5827774 Y2 JPS5827774 Y2 JP S5827774Y2 JP 1980190404 U JP1980190404 U JP 1980190404U JP 19040480 U JP19040480 U JP 19040480U JP S5827774 Y2 JPS5827774 Y2 JP S5827774Y2
Authority
JP
Japan
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turbine
liquid
disk
center hole
feed pipe
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Expired
Application number
JP1980190404U
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English (en)
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JPS57115635U (ja
Inventor
光男 松井
清 入沢
Original Assignee
株式会社 興伸電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 興伸電機製作所 filed Critical 株式会社 興伸電機製作所
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Publication of JPS5827774Y2 publication Critical patent/JPS5827774Y2/ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば、ハマチ等の養殖場等に設置して、そ
のタービン部分を海水中深く設置し、水面上に設けた原
動機によってタービンを回転しつつ、水面上から送給管
を通じて、水質を浄化しまた赤潮等を除くオゾン含有空
気や、各種化学薬品(気体状、液体状、粉末状、粒状等
の)や、飼料等を送給し、それらを有効に海水中に攪拌
混合送給するなどに用いる、液中攪拌混合タービンポン
プに係るものである。
本考案は、上部に原動機及び回転軸、各種送給物の集中
室等を設け、該集中室とタービンケースを送給管で接続
して、該管中に挿通した回転軸下端にケース内のタービ
ンを固着し、該タービンを海水中等の液体中で高速回転
することによる液体の噴出遠心力によって液圧をタービ
ン周辺外方へ高速移動することによりタービン中心部に
生ずる負圧吸引現象によって、集中室内の各種物質を送
給管を通して効率的に吸入し、該物質を液体の噴流と攪
拌混合して、もって、該液体中に大量の吸入物質を攪拌
混合するようにしたタービンポンプを提供せんとするも
のである。
次に、本考案の具体的実施例につき説明すると、中心孔
2を穿った主円板1と、同じく中心孔4を穿った銅円板
3を相対し、その円周縁部間に複数枚の翼板5を放射状
に固定し、また、噴出する液体等と吸引する気体等の相
互関係量を調節する混合定量板6、例えば、前記両円板
1,3よりも小形の円板で形成した混合定量板6を、例
えば、その円周縁部を翼板5の内端部に固着する等によ
って、適宜固着してタービンAを形成し、一方、オゾン
含有空気、各種ガス、各種化学物質、飼料等の調節供給
管7を複数本集中的に配管した集中室8を設け、該集中
室8と前記タービンAを内装するタービンケース9を設
定長の送給管10で適宜連通連結し、該集中室8上にモ
ーター、エンジン等の適宜の原動機11を設置し、その
回転軸12(直線状軸又はフレキシブル軸など)を送給
管10内に挿通してタービンケース9内のタービンAに
、該軸12下端を、例えば、タービンAの混合定量板6
に固着する等によって固着して、該タービンAが回転軸
12の回転でケース9内で回転するように設け、また、
送給管10下端とタービンAの主円板1の中心孔2を連
通状態としたものである。
前記送給管10の径及び長さは、目的位置(水深等)に
設置するタービンAに各種物質を送給するに足るもので
あれば任意である。
また、実施例にては、集中室8上に原動機11を直接設
置したが、例えば、原動機は離隔して設置し、適宜の手
段でその回転力を伝達して集中室8の回転軸12を回転
することも当然に可能であり、この場合も本考案の技術
範囲に含まれるものである。
なお、集中室8は、例えば、水面上に於ける固定部13
に適宜取付け、また、海上等は本案ポンプを設置する場
合には、適宜フロート14等を取付は本案ポンプを浮上
設置する。
符号15は、本案ポンプを定置した場合に噴流の方向を
定め、また、本案ポンプを液体中に揺動自在に垂設した
ような場合に、噴流によってポンプ全体が回転したり振
れ動いたりしないように、タービンAの周辺付近に間隔
を置き放射状等に方向性をもたせて設置した噴流の案内
兼安定板である。
而して、本案ポンプは、液体中にタービンを沈めて設置
し、原動機11を運転して回転軸12先端のタービンA
を回転すると、液体は細円板3の中心(L4からタービ
ンAの内部に吸入され、混合定量板6に衝突し、各翼板
5間からタービンAの円周辺に回転遠心力により強力な
噴流となって噴出される(即ち、液圧の高速移動が行わ
れる)が、このとき、該液体の遠心力噴出作用(即ち、
液圧の高速移動作用)によって、タービンAの内部中心
に前記液圧が移動した分の負圧が発生し、それが吸引力
となって、送給管10の各種物質を強力に吸引し、よっ
て、該吸引された各種物質がタービンA内に入り、前記
液体と一緒に翼板5間を通って噴出され、翼板5の回転
と液体の噴流とによって猛烈に攪拌されて、液体中に混
合、混入される。
従って、タンク16、ホッパー17等と接続した複数の
調節供給管7から供給量を調節されつつ集中室8に集合
した各種物質を、前記作用によって、送給管10を通し
て極めて効率的に液体中に供給し得る。
尚18は流量調節弁を示す。
混合定量板6と主、細円板1,3の位置関係は、接近す
れば、噴出、吸引圧力が大となり、離隔すれば小となり
、噴出、吸引量はその逆となる。
以上の如く本案ポンプは、液体中においてタービンAが
回転し、該回転による液体の吸入及び遠心力噴出(液圧
の高速移動)を行い、該遠心力噴出作用により発生した
負圧による吸引現象によって送給管10中の各種物質を
タービンA内に吸引し、液体と共に噴出して攪拌混合す
るものであり、いわば、如何なる液圧中に設置しても、
その設置した圧力環境中で回転するタービンAの作用に
よって自刃で強力に吸送給する性能を有するものである
ので、特に液体中に気体を攪拌混合する場合、従来のこ
の種水中ポンプが全て別装置(コンプレッサ)によって
気体を圧送していたため水圧の大小、水深の深浅が送気
能力との関係で大きな問題となり弱点ともなっていたの
と異なり、気体圧送用の別装置が不要であると共に、水
深の深浅及び水圧の大小に関係なく設置して、効率的に
気体を吸入噴出し攪拌混合し得る優れた特長がある。
よって、本案ポンプは、特にハマチ等の養殖水域におけ
る水質の浄化、赤潮の防止及び各種ガスや薬剤の送給に
よる赤潮の掃滅、汚水汚泥の浄化処理、し尿の浄化処理
などの各種の公害関係、各種化学装置における攪拌混合
ポンプ等として最適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ポンプの一実施例の構成を示す縦断正面図
、第2図はタービンAの縦断面図、第3図はそのA′−
A″断面図である。 符号、A・・・・・・タービン、1・・・・・・主円板
、2・・・・・・その中心孔、3・・・・・・細円板、
4・・・・・・その中心孔、5・・・・・・翼板、6・
・・・・・混合定量板、7・・・・・・調節供給管、8
・・・・・・集中室、9・・・・・・タービンケース、
10・・・・・・送給管、11・・・・・・原動機、1
2・・・・・・回転軸、13・・・・・・固定部、14
・・・・・・フロート、15・・・・・・案内兼安定板
、16・・・・・・タンク、17・・・・・・ホッパー
、18・・・・・・流量調節弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心孔2に穿った円板1と同じく中心孔4を穿った銅円
    板3を相対し、その円周縁部間に複数枚の翼板5を放射
    状に固定し、また、主、銅円板1,3の中間に混合定量
    板6を適宜固定してタービンAを形成し、一方、複数本
    の調節供給管7を集中配管した集中室8と前記タービン
    Aを内装するタービンケース9を設定長の送給管10で
    連結して設け、集中室8に適宜の原動機で回転する回転
    軸12を設置し、該回転軸12を送給管10内に挿通し
    て該軸下端にタービンケース9内のタービンAを適宜固
    着し、送給管10とタービンAの主円板1の中心孔2を
    連通して構成した、液中攪拌混合タービンポンプ。
JP1980190404U 1980-12-29 1980-12-29 液中撹拌混合タ−ビンポンプ Expired JPS5827774Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPS57115635U JPS57115635U (ja) 1982-07-17
JPS5827774Y2 true JPS5827774Y2 (ja) 1983-06-16

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ID=29994772

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JP5652758B2 (ja) * 2010-06-24 2015-01-14 雅 田篭 ポンプエアレ−ション装置
JP5532015B2 (ja) * 2011-05-23 2014-06-25 住友金属鉱山株式会社 排水処理装置
JP7069852B2 (ja) * 2018-03-07 2022-05-18 株式会社鶴見製作所 エアレータ

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