JPS5827492A - カラ−映像信号処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビデオ再生装置１例えば、ビデオディスクシ
ステムに適したカラー映像信号処理装置に関する。

近年、ビデオディスクシステムが大いに注目され、また
、それに関する技術開発が著しく行なわれていることは
周知の事実である。このようにビデオディスクシステム
が注目されるのはビデオディスクプレーヤやディスクが
安価に入手でき、その応用範囲も非常に広いこと等にょ
ることであるのは勿論であるが、再生される画像が非常
に鮮明であることにもよるものであろう０ しかしながら、確かに再生画像は鮮明であるが、ディス
ク上に信号が高密度に記録されているために、ディスク
上に付着する埃や傷等の影響を受は易く、他のビデオ再
生装置に比べて画質を損う可能性が大きい。

つマシ、仁のようなディスク上に付着する埃や傷は再生
された映倫信号に欠落、すなわち、ドロップアウトを生
じさせ、との結゛果、再生画面上に目障シな班点を生じ
させるばかシでなくひどい場合には同期乱れを生じさせ
て画像がくずれてしまうこともある。勿論、ドロップア
ウトハ、ヒテオテープレコーダ勢の他のビデオ再生装置
においても生ずるが、ビデオディスクには映倫信号がビ
デオテープレコーダ等に比べて非常に詰めて記録されて
いるので、ビデオテープレコーダ等ではほとんど問題と
ならないようなわずかな埃や傷であっても、再生画面に
は目立って現われることｋなる。

また、最近は、テレビ放送番組をみてもわかるように、
特別な場合を除いてカラー画像が主流となって込る。そ
こで、ビデオディスクシステムにおいてもカラー映像信
号も記録できるように構成されている。このようなカラ
ー映像信号を記録したビデオディスクに埃や傷等がある
と、当然力２−映像信号の色信号にもドロップアウトが
生じ、色信号に位相誤差や振巾誤差が生じて再生カラー
画像に色ずれが現われる。

そこで、このようなドロップアウトを補償することが必
要となるが、従来がら用いられている方法は、画像の隣
シ合う２つの走査線間の情報内容が非常に近似している
こと、すなわち画像の垂直相関性を利用したものである
。

第１図はその従来技術をブロック図で示したものであっ
て、１は入力端子、２はＦＭ復調回路、３は切換回路、
４は１Ｈ遅延回路（但し、１Ｈは１水平走査期間）、５
は出力端子である。

次に、この従来技術の動作について説明する。

ビデオディスクは、現在いくつかの方式が開発している
が、ここでは、静電容量方式ビデオディスクに関して説
明する。しかし、必ずしもこの方式に限定されるもので
はない。

同図において、ビデオディスク（図示せず）から再生さ
れたＦＭ変調カラー映偉償信号入力端子１に供給される
。このＦＭ変調カラー映像信号は、周知のように、輝度
信号にｔ５５ＭＨ２のクロマ信号が周波数間挿され、さ
らに１それをＦＭ変調されたものである。そこで、この
ＦＭ変変調カラー映信信号ＦＭ復調回路２でＦＭ復調さ
れ、切換回路３の接点３ａに供給される。

切換回路３は、通常接点３ａ側に閉じているが図示しな
いドロップアウト検出回路がドロップアウトを検出する
と接点５ｂ側に閉じる。切換回路５からのカラー映像信
号は出力端子５に供給されると共に１Ｈ遅延回路４にも
供給され、そこで１Ｈ遅延されたカラー映像信号は切換
回路５の接点５ｂＫ供給される０ド四ツブアウトが検出
されないときには切換回路３は接点６ａに供給されたカ
ラー映像信号が出力端子５に得られ、また、ドロップア
ウトが検出されるとその期間接点３ｂに供給された１Ｈ
遅延回路４からのカラー映像信号が出力端子５に得られ
るので、出力端子５に得られるカラー映像信号にはドロ
ップアウトが存在しない。

とζろで、切換回路３の接点３ｂに供給されるカラー映
像信号について、さらに詳しくみると、このカラー映像
信号は１Ｈ遅弧回路で１Ｈ遅延されたものであるから、
ＦＭａ１ｍｌ！！回路２から切換回路３の接点３ａに供
給されたカラー映像信号よりも１Ｈ先行した垂直相関性
のあるカラー映倫信号であり、カラー映像信号の輝度信
号については正確なド四ツブアウト補償が行なわれてい
る。しかし、カラー映倫信号のクロマ信号は、輝度信号
に周波数間挿されていることから、Ｉ　ＨｊｉＫその位
相が反転しておシ、遅延回路４で単にＩＨ：Ｍ延したカ
ラー映像信号は、切換回路５ａＫ供給されるカラー映像
信号のクロマ信号の位相とは逆位相となっている。従つ
て、１Ｈ遅延回路４からのカラー映像信号でドロップア
ウトが補償された出力端子５がらのカラー映倫信号は、
ドロップアウトが補償された期間とその他の期間とでは
クロマ信号の位相が一致しておらず、これで画偉再生し
たのではドロップアウトが補償された期間色づれが生じ
て必ずしもドロップアウトが補償したことにはならない
。

そこで、この点を解決するために、ＩＨ遅延回路４の遅
延量を実際には１Ｈからり四マ信号の波長の半分の期間
だけづらすようにした方法が考え出された。この方法は
確かにクロマ信号に関してはドロップアウトが完全に補
償されるが、今度は輝度信号について、ドロップアウト
補償期間とその他の期間とでクロマ信号の波長の半分の
期間のづれが生じ、再生画儂にくねりが生じて画質を損
うことになる。

このように１従来の技術では、カラー映像信号に関して
輝度信号とクロマ信号とを同時に正確にドロップアウト
補償するための簡単な方法はなく、勢い構成が複雑にな
るという欠点があった。また、上記従来技術は確かに構
成が簡単であるが、カラー映像信号に関しては、輝度信
号とクロマ信号とを同時に正確にドロップアウト補償す
ることができず、画質の低下を免がれないという欠点で
あった。

本発明は、上記従来技術の欠点を除き、カラー映倫信号
の輝度信号とクロマ信号とのドロップアウトを共に正確
に補償し、嵐好な画質の再生画偉が得られるようにした
ビデオ再生装置、特にビデオディスクに適したカラー映
倫信号処理装置を提供するにある。

この目的を達成するために、本発明は、カラー映像信号
中のクロマ信号の位相を単独に調整するとともに、その
輝度信号の遅延量を正確に１Ｈ遅延させ、これら輝度信
号とクロマ信号とでドロップアウトを補償するようにし
た点を特徴とする。

以下、本発明によるカラー映倫信号処理装置の実施例を
図面について説明する。

第２図は本発明の一実施例をブロック図で示したもので
、４′はほぼ１Ｈの遅延回路、６は分離回路、７．７’
は加算回路、８は帯域−波器。

９は位相反転回路、１０は移相回路、１１は遅延回路で
あって、＃１１図と同一部分は同一符号を付して説明を
省略する。

次に、この実施例の動作について説明する。

同図において、切換回路３からのカラー映倫信号は出力
端子５とともに遅延回路４′に供給され、そζでほぼ１
Ｈ遅延されて分離回路６に供給される。分離回路６は、
移相回路１０と加算回路７とからなるＹ形りシ型フィル
タと中心周波数ｔ５５ＭＨｚの帯域−波器８とで構成さ
れ、供給されたカラー映倫信号を輝度信号とクロマ信号
とに分離する。移相回路１０はりｑマ信号をその波長の
半分だけカラー映像信号を移相し、との移相回路１０の
出力信号と入力信号とを加算回路７で加算するとクロマ
信号は相殺されて輝度信号のみが加算回路７から得られ
る。

分離回路６からの輝度信号は、遅延回路１１で遅延され
て加算回路７′に供給される。また、分離回路６からの
クロマ信号は位相反転回路９で位相反転されて加算回路
７′に供給される。そして、加算回路７′の出力は切換
回路３の接点３ｂに供給され、上記のように、ドロップ
アウトを補償する。ところで、遅延回路１１は帯域Ｆ波
器８で生ずるクロマ信号の遅れに合わせるものでこれに
よって、加算回路に供給される輝度信号とクロマ信号と
はタイミングが一致することになる。そしてさらに、遅
延回路４′と１１との遅延量の和が正確に１Ｈとなるよ
うにすることによシ、ドロップアウト補償するときの輝
度信号のづれが生じないようにし、これによって上記し
たよりな画偉のくねりが生じることがない。ところで、
上記のように遅延回路１１の遅延量は帯域ｐ波器８に生
ずるクロマ信号の遅延量に等しく設定さ・れるものであ
るから、それは帯域ｐ波器８の遅延量から決定され、遅
延回路４′の遅延量は１Ｈから遅延回路１１の遅延量を
差し引いたものである。を九、位相反転回路９はドロッ
プアウト補償するときの切換回路３の接点３ｂに供給さ
れるカラー映倫信号のクロマ信号と接点５１に供給され
るカラー映倫信号のクロマ信号との位相を一致させるも
のであって、これにより上記従来技術にみられたような
ドロップアウト期間の色づれが生ずることがない。

なお、上記実施例では、静電容量方式ビデオディスクに
例をとって説明したが、他の方式のビデオディスクに対
しても、また、ビデオテープレコーダのようなビデオ再
生装置に対しても同様に処理できることは勿論である。

以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成によ
シカラー映像信号の輝度信号とりｐマ信号に対して同時
にかつ正確にドロップアウト補償ができ、再生画像に画
偉のくねシや色づれが生ずることがないから、従来技術
に比べて優れた機能を有するビデオ再生装置のためのカ
ラー映倫信号処理装置が低コストで提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は一従来技術を示すブロック図、第２図は本発明
の一実施例を示すブロック図である。 ４′・・・はぼ１Ｈの遅延回路　６・・・分離回路７．
７′・・・加算回路　８・・・帯域Ｆ波器　９・・・位
相反転回路　１０・・・移相回路　１１・・・遅延回路
代理人弁理士　薄　１）利７．．−幸 （−１ （Ｉ　　・′ 手続補正書（方式） 事件の表示 昭和　５６　年特許願第　１２５１７５　　号発明の名
称 カラー映倫信号処理装置 補正をする者 名　Ｑ＋　　　（５１０１株式会社　日　立　製　作　
所代　表　者　　　三　　　１）　　勝　　　茂代　　
理　　人 補正の対象　図面 補正の内容　別紙の通り

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　カラー映倫信号のドロップアウトを補償する
   ためのカラー映倫信号処理装置において、前記カラー映
   倫信号をほぼ１水平走査期間遅延する第１の遅延回路と
   、該第１の遅延回路からのカラー映倫信号を輝度信号と
   色信号とに分離する分離回路と、前記輝度信号を遅延す
   石第２の遅延回路と、前記色信号を位相反転ず◆位相反
   転回路と、前記第２の遅延回路からの輝度信号と前記位
   相反転回路からの色信号を加算する加算回路とを設け、
   該加算回路からのカラー映倫信号でドロップアウトの補
   償を可能に構成したことを特徴とするカラー映倫信号処
   理装置。 （２、特許請求の範囲第１項において、前記分離回路は
   色信号の波長の半分の移相器と加算器とにより前記カラ
   ー映倫信号から前記輝度信号を分離可能に構成したこと
   を特徴とするカラー映倫信号処理装置。 （３）特許請求の範囲第１項において、前記分離回路は
   帯域ｐ波器によシ前記カラー映偉信号から前記色信号を
   分離可能に構成したことを特徴とするカラー映倫信号処
   理装置。 （４）特許請求の範囲第１項ないし第３項において、前
   記第１および第２の遅延回路の遅延量の和が１水平走査
   期間に等しくなるように構成したことを特徴とするカラ
   ー映像信号処理回路。