JPS5827304Y2 - 屋根の消雪構造 - Google Patents
屋根の消雪構造Info
- Publication number
- JPS5827304Y2 JPS5827304Y2 JP1444081U JP1444081U JPS5827304Y2 JP S5827304 Y2 JPS5827304 Y2 JP S5827304Y2 JP 1444081 U JP1444081 U JP 1444081U JP 1444081 U JP1444081 U JP 1444081U JP S5827304 Y2 JPS5827304 Y2 JP S5827304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- house
- room
- eaves
- underground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家屋の屋根上に積の雪の消雷構造に関し、この
屋根の消雷を第1の目的とし、又各部屋の暖冷房を第2
の目的とするものである。
屋根の消雷を第1の目的とし、又各部屋の暖冷房を第2
の目的とするものである。
北国のような多雪地域において雪おろしは最大の労働で
あり雪の多い年では一年に三・四回も行いこれによる時
間と経費が゛嵩み、しがもこれによる事故も頻繁に発生
し危険がともなっていた。
あり雪の多い年では一年に三・四回も行いこれによる時
間と経費が゛嵩み、しがもこれによる事故も頻繁に発生
し危険がともなっていた。
本考案はこのような北国特有の作業である雪おろしを解
消し、その余熱を利用して各部屋に暖房を供給し加えて
夏季においては冷風を送る消雷・暖房・冷房の多目的に
使用できる家屋構造を提供するものである。
消し、その余熱を利用して各部屋に暖房を供給し加えて
夏季においては冷風を送る消雷・暖房・冷房の多目的に
使用できる家屋構造を提供するものである。
添付図面により本考案の家屋構造を説明すると第1図は
家屋Aの断面図を示し、第2図は暖房源となるコンロ室
部分の詳細図であり、第3図は屋根軒天部の配管の詳細
図を示すものである。
家屋Aの断面図を示し、第2図は暖房源となるコンロ室
部分の詳細図であり、第3図は屋根軒天部の配管の詳細
図を示すものである。
第1図において家屋Aの内壁と外壁間の空間に断熱材で
被覆したパイプを配管1し、この配管1の先端を軒天な
らびに屋根裏方向に向けて支管2を設けると共に、各部
屋に内壁を通して開口4を設けるもので配管1を家屋A
の基礎の適所に設けたコンロ室3の上部に連通させ、家
屋Aの地下数mあるいは十数mに地下管10を循環する
如く埋設し、この地下管10の上部を各コンロ室3に連
接させるものであり、家屋内に設けた配管1の適当個所
にファン9を設けてなるものである。
被覆したパイプを配管1し、この配管1の先端を軒天な
らびに屋根裏方向に向けて支管2を設けると共に、各部
屋に内壁を通して開口4を設けるもので配管1を家屋A
の基礎の適所に設けたコンロ室3の上部に連通させ、家
屋Aの地下数mあるいは十数mに地下管10を循環する
如く埋設し、この地下管10の上部を各コンロ室3に連
接させるものであり、家屋内に設けた配管1の適当個所
にファン9を設けてなるものである。
第2図はコンロ室3の詳細図であって家屋Aの床下の適
所に数個所設けるものとする。
所に数個所設けるものとする。
8はコンロの火元の燃料を示し、図においては廉価で火
力の強い燻炭を使用しているが、この燃料は特に限定す
ることなく石油コンロでもあるいは他の燃料でもよい。
力の強い燻炭を使用しているが、この燃料は特に限定す
ることなく石油コンロでもあるいは他の燃料でもよい。
このコンロ室3の上部には屋内の配管1が設けられてい
て暖気は後記するファン9に吸引されて矢印の如く管1
内を循環する。
て暖気は後記するファン9に吸引されて矢印の如く管1
内を循環する。
5は屋外に通じる炭酸ガス排気用の管であり、6は暖気
を床下に導く管である。
を床下に導く管である。
7は燃料用の給気管であって燃焼を助ける。
図中10は耐熱ガラス板である。本考案は家屋Aの基礎
の適所にこのようなコンロ室3を設けてあり、このコン
ロ室3内には地下管2から地中の暖かい空気が流入し、
しがも燃料8により加熱されて家屋Aの配管を導って軒
先部、屋根裏部あるいは各部屋にファン9による強制循
環により流入するものであるから屋根の消雷は勿論のこ
と、各部屋の暖房をも兼ねるものである。
の適所にこのようなコンロ室3を設けてあり、このコン
ロ室3内には地下管2から地中の暖かい空気が流入し、
しがも燃料8により加熱されて家屋Aの配管を導って軒
先部、屋根裏部あるいは各部屋にファン9による強制循
環により流入するものであるから屋根の消雷は勿論のこ
と、各部屋の暖房をも兼ねるものである。
一般に屋根上に積る雪は、日中の暖気により解けて軒先
方向に移動し、これが夜間になると凍りつきさらに積雪
がありこれの繰返しにより軒先部に積雪が集中する傾向
にあるが、本考案によるときは軒天部にも支管2を設け
ることにより軒先を含めた屋根全体の消雷に有効である
。
方向に移動し、これが夜間になると凍りつきさらに積雪
がありこれの繰返しにより軒先部に積雪が集中する傾向
にあるが、本考案によるときは軒天部にも支管2を設け
ることにより軒先を含めた屋根全体の消雷に有効である
。
第3図は屋根の軒天部ならびに屋根裏部分の詳細図であ
り、配管1は支管2に分岐して軒天部に暖気を送る如く
なしている。
り、配管1は支管2に分岐して軒天部に暖気を送る如く
なしている。
地下の暖気は年間を通じて大体10〜12℃程度である
ため燃料8の燃焼を助けるばかりでなく、上記において
は冬季の暖房についてのみ説明したが夏季にあっては地
下の冷しい空気が循環して暖気の際と同じ様に家屋Aの
周囲に巡らされるだけでなく、各部屋にも流入し十分冷
房の役目を果すものである。
ため燃料8の燃焼を助けるばかりでなく、上記において
は冬季の暖房についてのみ説明したが夏季にあっては地
下の冷しい空気が循環して暖気の際と同じ様に家屋Aの
周囲に巡らされるだけでなく、各部屋にも流入し十分冷
房の役目を果すものである。
特に本考案には述べていないが屋根裏、外壁内壁には断
熱材を用い、保温性を維持させることによって本考案の
効果を一層高めるものである。
熱材を用い、保温性を維持させることによって本考案の
効果を一層高めるものである。
第1図は本考案の全体構造を示し、第2図はコンロ室の
詳細を示す。 第3図は軒天部の配管詳細図を示す。 1・・・・・・家内の配管、2・・・・・・地下の埋設
管、3・・・・・・コンロ室、4・・・・・・部屋内の
開口、8・・・・・・燃料、9・・・・・・ファン。
詳細を示す。 第3図は軒天部の配管詳細図を示す。 1・・・・・・家内の配管、2・・・・・・地下の埋設
管、3・・・・・・コンロ室、4・・・・・・部屋内の
開口、8・・・・・・燃料、9・・・・・・ファン。
Claims (1)
- 家屋Aの内壁ならびに外壁間の空間に配管1し、該配管
1の先端を軒天ならびに屋根裏方向に向けて支管2を設
けると共に各部屋に開口4を設け、前記配管1を家屋A
の基礎の適所に設けたコンロ室3の上部に連通させ、前
記家屋Aの地下に地下管10を埋設し、該地下管10を
コンロ室3に連接し、該コンロ室3には炭酸ガス排気用
の管5、暖気を床下に導く配管6、燃料用の給気管7を
設け、前記配管1の適当個所にファン9を設けてなるこ
とを特徴とする屋根の消雷構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1444081U JPS5827304Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 | 屋根の消雪構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1444081U JPS5827304Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 | 屋根の消雪構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57128013U JPS57128013U (ja) | 1982-08-10 |
JPS5827304Y2 true JPS5827304Y2 (ja) | 1983-06-14 |
Family
ID=29812486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1444081U Expired JPS5827304Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 | 屋根の消雪構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827304Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-03 JP JP1444081U patent/JPS5827304Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57128013U (ja) | 1982-08-10 |
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