JPS5827159Y2 - 遊星差動歯車装置 - Google Patents

遊星差動歯車装置

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JPS5827159Y2
JPS5827159Y2 JP14900677U JP14900677U JPS5827159Y2 JP S5827159 Y2 JPS5827159 Y2 JP S5827159Y2 JP 14900677 U JP14900677 U JP 14900677U JP 14900677 U JP14900677 U JP 14900677U JP S5827159 Y2 JPS5827159 Y2 JP S5827159Y2
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JP
Japan
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gear
output shaft
extension
planetary
circumferential groove
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Expired
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JP14900677U
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JPS5474862U (ja
Inventor
昭三 堀田
Original Assignee
株式会社不二越
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遊星差動歯車装置の出力軸の外歯車と内歯車と
の軸方向の固定機構の改良に関する。
公知のように遊星差動歯車装置は例えば第4図に示すよ
うに少くとも、(電動機18等に連結された)出力軸9
に直結された太陽歯車8、太陽歯車8と噛み合う(通常
は3個の)遊星歯車7、遊星歯車7と、(直接斗たは遊
星歯車7とピン16でキャリヤ17に支持された他の遊
星歯車6を介して間接的に)噛み合う内歯車2、釦よび
内歯車2と噛み合う外歯車3を直結した出力軸1を有す
る。
第4図の場合遊星歯車7は内歯車10と噛み合っている
従来遊星差動歯車装置の出力軸の外歯車と内歯車とを軸
方向で固定する機構としては、例えば、第1図のように
、出力軸1の外歯車3と噛合う内歯車2の内径面に外歯
車30両側面に接する位置に1対の周溝5A、5Bを2
個穿設し、周溝5A。
5Bにリングスプリング3A、3Bなどの止め具を嵌着
させて、内歯車2と外歯車3とが軸方向に移動しないよ
うにしていた。
この場合においては、装置を必要に応じて分解する時に
入力側のリングスプリング3Aのみならず出力側のリン
グスプリング3Bを外さないと内歯車2を外すことが出
来ない。
出力軸1側には通常取外し可能なカバーは本体の強度上
からいって機構上つけられないので、リングスプリング
3Bを外すためには、出力軸1を相手側連結機械と歯車
装置本体(共に図示せず)双方から取外しなければなら
ず、極めて面倒で犬がかりとなり、かつあとの組立調整
にも多大な工数を要した。
本考案はかかる従来の問題点を解決し、出力軸を歯車装
置本体と相手側連結機構とから取外すことなく、内歯車
の取外しを可能とする遊星差動歯車装置を提供すること
を目的とする。
このため本考案は、出力軸の外歯車に、出力軸と反対側
方向に延長歯車部を突設し、前記延長歯車部及び延長歯
車部と噛み合う内歯車の内径面に共通する周溝であって
かつ前記周溝は前記外歯車の反出力軸側の側面より反出
力軸側に突出して配置された周溝を穿設すると共に、前
記周溝に止め具を嵌着したものであり、これにより止め
具は入力軸側より取外せるため、出力軸を歯車装置本体
と相手側連結機械から増外す必要なく内歯車を取外せる
ようにすることができる。
以下本考案の実施例につき図面に基いて説明すると、第
2図、第3図に釦いて、出力軸11の外歯車13に、出
力軸11と反対側方向に延長歯車部4を突設し、延長歯
車部4と噛み合う内歯車12とに共通する周溝15がそ
れぞれの内径面に穿設されている。
周溝15は従って出力軸と反対側の入力側に設けられて
おり、その中に止め具であるリングスプリング13Aが
嵌着されている。
なお止め具はピストンリングでもよい。
い捷歯車装置が図示しない入力軸により回転させられる
と、内歯車12と出力軸11の外歯車13とは噛合って
回転するが、軸方向への移動はリングスプリング13A
と周溝15との嵌着面で阻止される。
内歯車12を取外すには、入力側からリングスプリング
13Aを取外すだけで、入力側に内歯車12を抜くこと
ができるので、従来のような極めて面倒で大がかりとな
ると共にあとの組立調整に多大の工数を要する出力軸1
1を歯車装置本体(図示せず)と相手側連結機械から取
外す必要がなくなり、内歯車12の取外しが大巾に容易
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の遊星差動歯車装置の出力軸の外歯車と内
歯車の固定機構の出力軸心にそった断面図、第2図は本
考案の実施例の第1図に対応する部分の断面図、第3図
は第2図のA部分の拡大図、第4図は第1図に示す出力
軸を有する従来の遊星差動歯車装置の出力軸の軸線に沿
った断面図である。 4・・・・・・延長歯車部、11・・・・・・出力軸、
12・・・・・・内歯車、13・・・・・・外歯車、1
3A・・・・・・止め具、15・・・・・・周溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも入力軸に直結された太陽歯車、太陽歯車と噛み
    合う遊星歯車、遊星歯車と噛み合う内歯車、および内歯
    車と噛み合う外歯車を直結した出力軸、を有する遊星差
    動歯車装置にあ・いて、出力軸の外歯車に、出力軸と反
    対方向に延長歯車部を突設し、前記延長歯車部及び延長
    歯車部と噛み合う内歯車の内径面に共通する周溝であっ
    てかつ前記周溝は前記外歯車の反出力軸側の側面より反
    出力軸側に突出して配置された周溝を穿設すると共に、
    前記周溝に止め具を嵌着したことを特徴とする遊星差動
    歯車装置。
JP14900677U 1977-11-08 1977-11-08 遊星差動歯車装置 Expired JPS5827159Y2 (ja)

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JPS5474862U JPS5474862U (ja) 1979-05-28
JPS5827159Y2 true JPS5827159Y2 (ja) 1983-06-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607350U (ja) * 1983-06-24 1985-01-19 三菱電機株式会社 遊星ギヤ減速装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607350U (ja) * 1983-06-24 1985-01-19 三菱電機株式会社 遊星ギヤ減速装置
JPS646432Y2 (ja) * 1983-06-24 1989-02-20

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JPS5474862U (ja) 1979-05-28

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