JPS5827109Y2 - エキタイチユウニユウソウチ - Google Patents

エキタイチユウニユウソウチ

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JPS5827109Y2
JPS5827109Y2 JP10613675U JP10613675U JPS5827109Y2 JP S5827109 Y2 JPS5827109 Y2 JP S5827109Y2 JP 10613675 U JP10613675 U JP 10613675U JP 10613675 U JP10613675 U JP 10613675U JP S5827109 Y2 JPS5827109 Y2 JP S5827109Y2
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metering pump
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signal
liquid
output
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JP10613675U
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JPS5219703U (ja
Inventor
正敏 三木
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横河電機株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は主流路の液体流量に比例した他の液体の流量を
高精度に制御しながら上記主流路に連続して注入する液
体注入装置に関する。
たとえば、浄水場において、原水流量(河川水やダム貯
水)に薬液を比例注入するプロセスがある。
この場合の薬液の計量は定量ポンプ(プランジャポンプ
)が最適であり、その吐出量を制御して計量をなすよう
になっている。
定量ポンプの吐出量の制御方法として、 (イ)定量ポンプのストローク量の制御 (ロ)定量ポンプの駆動モータ回転数の制御(ハ)上記
(イ)および(ロ)の組合せでなす制御等がある。
これらは、おおむね定量性のすぐれた吐出量制御を実現
するが、微少領域(ポンプ定格の約10%吐出領域)で
は精度が悪くなる。
これはポンプの吐出弁、吸入弁、グランドパツキンなど
に、微少のもれがあって、微少領域においてはそのもれ
量を無視し得なくなるためである。
ところが、現実の浄水場での原水流量の変化が比較的大
きいため、それに対応して薬注用の定量ポンプの吐出量
の変動も大きくなり、ときには微少領域で制御動作をな
す必要もある。
本考案は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、主流路を流れる液体に微少量から最大量に至
るまで注入量を高精度に制御しながら他の液体を注入す
る液体注入装置を提供することにある。
本考案の特徴は、主流路を流れる液体に注入量を制御し
ながら他の液体を注入する液体注入装置において、比率
設定器と、該比率設定器の出力e2を受は予め設定され
た値と比較してAまたはBの2値信号を出力する比較器
と、定格吐出量Qの第1定量ポンプと、定格吐出量KQ
の第2定量ポンプと、上記比率設定器の出力e2を受は
該出力に対応させて上記第1定量ポンプのストローク量
を定める第1ストローク調整装置と、上記比率設定器の
出力e2を受けに倍した信号Ke2に対応させて上記第
2定量ポンプのストローク量を定める第2ストローク調
整装置とを設け、上記2値信号がAのとき第1定量ポン
プが駆動し上記2値信号がBのとき第2定量ポンプが駆
動するように構成したことにある。
以下、本考案について図を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案実施例の構成説明図であり、図中、1は
所定部分に配設された流量発信器10からの検出信号に
よって内部を流れる流量が知られるようになっている主
流路としての原水流路、2は後述の定量ポンプ3aまた
は3bの駆動によって内部を流れる流量が所望の値に調
節されるようになっている他の流路としての薬注入流路
、3a 、3bは最大吐出量(定格)として夫々Q。
Q/K (但し、Kは定数)の能力を有する夫々大容量
用および小容量用のプランジャポンプでなる定量ポンプ
、4a、4bはスイッチ1Tを介して電源16に交互に
接続され夫々定量ポンプ3as3bを駆動せしめるポン
プ駆動用モータ、7aは後述の比率設定器14の出力e
2に対応した信号を電気変位変換器5aに供給し該変換
器5aの出力(変位)で定量ポンプ3aめストローク量
ヲ変化させると共に2連のスライド抵抗6aのスライド
位置を変化させその抵抗値をフィードバック信号となす
ことにより、上記出力e2と定量ポンプ3aのストロー
ク量との対応をより確実なものにならしめる電々ポジシ
ョナ、7bは後述の比率設定器14の出力e2を定数型
算器9でに倍した信号Ke2を入力とし該入力に対応し
た信号を電気変位変換器5bに供給し該変換器5bの出
力(変位)で定量ポンプ3bのストローク量を変化させ
ると共に2連のスライド抵抗6bのスライド位置を変化
させその抵抗値をフィードバック信号となすことにより
、上記信号Ke2と定量ポンプ3bのストローク量との
対応をより確実なものにならしめる電々ポジショナ、8
a、8bはスライド抵抗6a、6bの抵抗値に夫々対応
した電気信号を夫夫出力する抵抗電気変換器、11はL
<Hなる2つの比較値H,Lを有し該比較値の差を動作
すきまとなすヒステリシス特性を具えて比較動作をなす
比較器、12a、12bは上記抵抗電気変換器8a、8
bの出力のいずれか一方がスイッチ18により択一され
て入力されると共に該入力信号を夫々比例(定数1)パ
ルス信号および1/に倍パルス信号に変換するアナログ
デジタル変換器、13はアナログデジタル変換器12a
、12bの出力のいずれか一方がスイッチ19により択
一されて入力される流量積算器、14は原水流路1を流
れる原水流量と薬注入流路2から注入される薬注入量と
の比率を所望の値に設定する比率設定器、15は定量ポ
ンプ3a、3bの夫々の定格吐出量Q。
Q/Kを夫々フルスケールとなす2重目盛を有すると共
に抵抗電気変換器8a、8bの出力(即ち、定量ポンプ
3a 、3bのなす薬注入量に相当する値)をスイッチ
18により択一して指示する薬注入量指示計である。
また、上記定量ポンプ3as3bの各ストローク量は外
部信号によって調節されその調節量は外部信号に対して
同一特性を有すると共に、該外部信号が過大となり定格
値を越えた場合も各ストローク量100%でロック機構
が働くようになっている。
更に、電気変位変換器5asスライド抵抗6as電々ポ
ジシヨナγa1および抵抗電気変換器8aでなるa系(
第1手段)と、電気変位変換器5b1スライド抵抗6b
、電電ポジショナγb1および抵抗電気変換器8bでな
るb系(第2手段)とは、対応する夫々の各構成部品が
同一定格のものからなっている。
尚、a系から外部信号によって上記第1定量ポンプ3a
のストローク量を調整する第1ストローク調整装置が構
成されると共に、b系から外部信号によって上記第2定
量ポンプ3bのストローク量を調整する第2ストローク
調整装置が構成される。
更にまた、比率設定器14の目盛は注入率(例えばpp
m)目盛となっており、電気的乗算の定数と連動して可
変であって所望の注入率を手動で設定できるようになっ
ている。
このため、比率設定器14の出力e2は入力e1にあら
かじめ定めた定数を乗じた流量信号となる。
また、第2図は上記比較器11の設定値説明図である。
上記比較器11は、入力e2に対し第2図に示すごとく
、AまたはBの2値信号を出力するようになっている。
そして信号Aでスイッチ17,18および19を連動し
てa側に切り換え、信号Bで上記各スイッチを連動して
b側に切り換えるようになっている。
以下、上記構成からなる本考案実施例の動作について第
1図および第2図を用いて詳細に説明する。
説明の都合上、初期条件をe 2 > Hとおく。この
ため、比較器11の出力は信号人となり、スイッチ17
,18および19はa側にあって、定量ポンプ3aを駆
動し、3bを停止となす。
原水流量Mが最大値Moのときに、薬注入量Qoを必要
とし比率設定器14(設定値α)の出力e2はEOを得
ているものとする。
なお、このときの薬注入量Qoは定量ポンプ3aの定格
吐出量Qと一致するものとすれば、電々ポジショナ1a
は入力EOで定量ポンプ3aのストローク量100%を
得る〇一方、比較器11の設定値HおよびLは(1式の
関係にあるものとする。
ただし、 は定量ポンプ3bのストローク量 を100%となす信号e2の大きさ また、信号e2は(2)式で表わすことができる。
e2ocα、 M (2)ただし、α
は比率設定器の設定値 Mは原水流路の流量 定量ポンプ3aのストローク量は比率設定器14の出力
e2に正確に対応して決まり、そのプランジャの動作は
定速回転をなすポンプ駆動用モータ4aによって一定の
繰返し動作となっているから、吐出量はストローク量に
比例している。
したがって、定量ポンプ3aの吐出量(薬注入量)は(
2)式の関係から原水流量Mに正確に比例することにな
る。
すなわち、原水流量と薬注入量とは一定の比率が保持さ
れているといえる。
また、電気変位変換器5aの出力で変位するスライド抵
抗6aの出力も、信号e2に対応つまり薬注入量を示す
ことになり、指示計15で常時その量を指示することに
なる。
さらに、指示計15の入力端と並列接続されたアナログ
・ディジタル変換器12aの変換出力も薬注入量に対応
し、流量積算器13で薬注入量積算値を指示し得ること
になる。
このように、本実施例では電々ポジショナγa1電気変
位変換器5a等で定量ポンプ3aの吐出量を正確に制御
するとともに、定量ポンプ3aの吐出量を指示計15、
積算器13等で監視するようにしている。
これは、スイッチ1γ、18および19がb側にあって
も同様のことがいえる。
次に、スイッチ17,18および19の切換え操作につ
いて以下説明する。
いま、比較器11の設定値は(1)弐つまり第2図の関
係にあり、信号e2>Hにあるので、比較器11は信号
Aを出力し、スイッチ1γ、18および19はすべてa
iIlllにある。
この状態にしても、信号e2は定数乗算器9でに倍され
電々ポジショナ1bに供給されているOE。
しかしe2〉Tにある場合、電々ポジショナ1bに定格
(電々ポジショナ7aと同一定格で定格入力はEo)以
上の入力Ke 2 (> Eo )が供給されているの
で、定量ポンプ3bは100%ストローク量でロックさ
れている。
原水流量Mの減少につれて信号e2が、 となると上記ロッ クが解除され、比率設定器14の出力e2に対応したス
トローク量が定められることになる0このとき、重々ポ
ジショナγbへの入力Ke2によって調節される定量ポ
ンプ3bのストローク量は、定格量に対して であるから、 プラ ンジャを駆動して得る吐出量は となり、定量ポンプ3aの吐出量に等しい。
さらに、原水流量Mが減少し、信号e2がe2<Lの領
域に入ると、比較器11の出力は信号Bとなる。
信号Bによってスイッチ17,18および19は連動し
てb側に切り換わり、定量ポンプ3bを駆動し、定量ポ
ンプ3aを停止し薬注入動作は定量ポンプ3bによって
なされる。
この切換え動作がなされても、(3)式で示すとおり切
換え時には定量ポンプ3aおよび3bの吐出能力は完全
に一致しているため、薬注入量にならん影響を及ぼさな
い。
また、電々ポジショナγbは信号Ke2で動作するため
、比率設定器14の出力e2に対してスライド抵抗6b
の抵抗値はスライド抵抗6aのに倍したものとして得ら
れる。
このため抵抗電気変換器8bの出力e3′も、抵抗電気
変換器8aの出力e3をに倍したものとして得られる。
したがって、指示計15において、1/に倍目盛すなわ
ちフルスケールQ/に目盛を用いて読み摩ればよ(/1
〇 一方、流量積算器13への入力はアナログ・ディジタル
変換器12bで1/に倍パルス信号に変換して、定数乗
算器9での信号操作(K倍していること)を補償してい
るので、アナログ・ディジタル変換器12aの出力信号
と連続した信号として扱うことができる。
したがって、流量積算器13の積算値には切換えの影響
は表われない。
再び、原水流量が増加に転じても、信号e2がe<Hの
間にあるうちは比較器11の2値信号は信号Bと変化な
くスイッチ17.18および19はb側の状態である。
e > Hになって比較器11の出力は信号人となり再
びスイッチ1γ、18および19はa側に切り換わって
上記動作を繰り返す。
なお、上記実施例において比較器11の動作にヒステリ
シス特性をもたせているが、本考案はこれに限定するも
のではない。
原水流量力脈動せず常に一方向(増または減)で変化す
るようであれば、比較動作に動作すきまをもたせる必要
はない。
以上説明したように、本考案による注入装置は原水流量
の変化に対応して、大容量用および小容量用の定量ポン
プを切り換えて薬注入量を制御するようにしているため
、常に定量ポンプを最適吐出領域で使用することになり
、微少量から最大量に至るまで、薬注入量を精度高く制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による注入装置の構成説明図
、第2図は第1図における比較器の設定値の説明図であ
る。 1;原水流路、2;薬注入路、3 a s 3b s定
量ポンプ、4a s 4b pポンプ駆動用モータ、5
a、5b;電気変位変換器、6a 16b pスライド
抵抗、Taxγb;電々ポジショナ、8a。 8b;抵抗電気変換器、9;定数乗算器、10;流量計
、11;比較器、12a、12b;アナログ・ディジタ
ル変換器、13;流量積算器、14;比率設定器、15
;指示計、1γ、18.19;スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主流路を流れる液体に注入量を制御しながら他の液体を
    注入する液体注入装置において、前記主流路の液体流量
    検出信号e1が入力されると共に該液体流量と前記液体
    注入流量との比率が設定される比率設定器と、該比率設
    定器の出力e2を受は予め設定された値と比較してAま
    たはBの2値信号を出力する比較器と、定格吐出量Qを
    有し前記主流路に前記他の液体を注入する第1定量ポン
    プと、定格吐出量KQ(但しKは定数)を有し前記主流
    路に前記他の液体を注入する第2定量ポンプと、前記比
    率設定器の出力e2を受は該出力e2に対応させて前記
    第1定量ポンプのストローク量を定める第1ストローク
    調整装置と、前記比率設定器の出力e2を受けに倍した
    信号Ke2に対応させて前記第2定量ポンプのストロー
    ク量を定める第2ストローク調整装置とを具備し、前記
    2値信号がAのとき第1定量ポンプが駆動し前記2値信
    号がBのとき第2定量ポンプが駆動するように構成され
    たことを特徴とする液体注入装置。
JP10613675U 1975-07-31 1975-07-31 エキタイチユウニユウソウチ Expired JPS5827109Y2 (ja)

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