JP3657023B2 - グラウト注入制御方法および装置 - Google Patents

グラウト注入制御方法および装置 Download PDF

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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、地盤改良のためのグラウト注入において、リターンバルブ内部の摩耗を極力少なくして、長期間精度よくグラウト液を注入制御できるようにしたグラウト注入制御方法および装置にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ダムの基礎処理工法としてのグラウチング工事の施工におけるグラウト注入制御には、第5図に示すような流量計13を用いた注入量の測定と、圧力計14を用いた注入圧の測定による方法がとられている。
この第5図において、グラウトミキサ10にて濃度調整したグラウト液58をグラウトポンプ11により圧送してリターンバルブ12、流量計13および圧力計14を経由して送り管28からボーリングマシーン15に送り、地盤中に注入する。
【0003】
そして、グラウト液58を所定定圧、所定定流量で注入するには、一方において流量計13で流量を検出し、この検出値を質量流量変換部40で積算値に相当する電気信号に変換し、この変換値をコンパレータ20で注入量の設定値と比較し、この比較値により制御信号を発生し、これによりリターンバルブ12の開閉を制御する。また、他方において、同様に圧力計14、圧力変換部41およびコンパレータ20からなるグラウト注入検出機構により発生した制御信号により、リターンバルブ12の開度を制御して、注入圧力を所定圧にする。
このとき、過剰のグラウト液58はリターンバルブ12から戻し管29を経てグラウトミキサ10に戻される。なお、記録計19は注入圧および流量を記録する記録計19である。
【0004】
前記リターンバルブ12の一般的な構成が図6に示される。
この図6において、第1筒体23、第2筒体24間および第2筒体24、第3筒体30間には、それぞれの中心に通孔25、通孔44を穿設したドーナッツ状の弁座26、弁座45が固着されている。第1筒体23の側面には、戻し管29を連結するための第1の出口21が設けられ、第2筒体24の側面には供給管50を連結するための入口42が設けられ、第3筒体30の下端には、送り管28を連結するための第2の出口22が開口している。
【0005】
前記第1筒体23の上端には、フランジ体32が設けられ、このフランジ体32の中心孔33には、弁軸31が液密に貫通している。この弁軸31の下端には、前記弁座26、弁座45内を進退する円柱状の弁体43が固着されている。
前記弁軸31の上端は、フランジ体32から突出し、送りギア34の中心孔に嵌合している。この送りギア34は、他の送りギア35を介して減速可能な駆動用モータ48に連動している。また、前記弁軸31は、送りギア34の回転を上下動に変換する変換部36を有し、さらに、弁軸31の上端には、開閉カム37が固着され、この開閉カム37の側部に臨ませて上下の限界位置検出用のリミットスイッチ38、39の可動部46、47が設けられている。
【0006】
このような構成において、ミキサ10では、1ステージ毎の濃度の変化に対応せしめるため、W(水)とC(セメント)の割合を変えて所定の濃度のグラウト液58(セメントミルク)とし、これがグラウトミキサ10からグラウトポンプ11で吸引して供給管50へ圧送する。
【0007】
ここで、リターンバルブ12の弁体43が図6の実線状態にあるときは、供給管50からのグラウト液58は、ほとんどすべてが第2の出口22を経て送り管28側へ送られ地盤に注入される。この送り管28へ送られる途中で流量計13で流量を検出し、圧力計14で圧力を検出して記録計19に記録されるとともに、コンパレータ20で予め設定された設定値と比較する。このコンパレータ20から設定圧力となるような制御信号を出力し、駆動用モータ48が正転または逆転して、送りギア35、34を回転する。
【0008】
すると、弁軸31が上下動する。弁軸31の下降で弁座45側はやや閉じ、弁座26側がやや開く。そのため、第2の出口22から送り管28へ送られる注入量が減少し、減少した分だけ第1の出口21から戻し管29へ戻される。弁体43が下降すればする程、注入量が減少し、戻し量が次第に増加する。そして、弁体43が鎖線のように最下端まで下降すると、注入量がなくなり、戻し管29へ全量が戻される。
【0009】
グラウトの注入量、濃度は、地質、建造目的などにより決定されるが、従来の制御方法を図2(a)により説明する。
(1)グラウト注入前に透水テスト(水押し)を行い、1ステージにおいて、透水が30リットル/min以下とすると、配合比の薄いW/C=10/1を初期設定とする。
ここで、グラウト液58は、供給管50、送り管28、戻し管29、リターンバルブ12などの内部で流れが止まると、固まってしまうおそれがある。したがって、供給管50からのグラウト液58の全量をリターンバルブ12を介して送り管28へ送るのではなく、例えば、図2(a)のt0〜t1までは、リターンバルブ12において通孔44:通孔25=80:20の割合で開くように弁体43を制御し、送り管28への送り量を80%とし、戻し管29への戻し量を20%とする。
なお、透水が30リットル/min以上のときは、配合比の濃いW/C=8/1を初期設定とすることもある。
(2)この状態で所定のt0〜t1間(例えば20分間)供給し、その間の注入流量を積算測定する。
【0010】
(3)ついで、グラウトミキサ10内のグラウト液58の配合比をW/C=10/3にし、かつ、通孔44:通孔25=60:40としてt1〜t2間供給し、積算測定する。
同様に、W/C=10/7にし、かつ、通孔44:通孔25=25:75としてt2〜t3間供給し、積算測定する。
(4)グラウト液58の配合比がW/C=10/10となったときに、1リットル/minに達するまで、時間を設定せずに注入して、1リットル/minに達したら、所定時間(例えば20分間)のだめ押しの注入をし、しかる後、ブロッキングに入る。このとき、通孔44:通孔25=5:95〜1:99かそれ以下となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来は、グラウトポンプ11の吐出量は一定量とし、供給管50からリターンバルブ12に、グラウト液58を常に一定量を供給し、リターンバルブ12の開度を制御して送り管28と戻し管29の割合を変えるようにしていた。
しかるに、リターンバルブ12は、その弁座26または弁座45の開度が小さくなればなる程、通孔25または通孔44でのグラウト液58の流速が速くなり、特に閉じる直前で最も高くなり、しかもリターンバルブ12の内部に衝撃が発生することがある。
【0012】
グラウト液58は、スラリー状であるから、リターンバルブ12内を高速で通過するときに弁座26、45、弁体43、通孔25、44等の表面が削り取られる。これらの部品の表面をステライトなどで被覆しても、2時間程度ですぐに摩耗してしまう。セラミックスなどの耐摩耗性の材料を使用したとしても連続運転時には精々1週間しかもたない。そのため、以下のような問題点があった。
【0013】
(1)弁座、弁体などの部品を頻繁に交換しなければならず、その交換作業が面倒であるばかりか、リターンバルブ12全体、または摩耗部品を多数在庫しておかなければならない。
(2)リターンバルブ12の摩耗により流量や圧力の制御が不正確になる。
(3)交換作業を必要とするため、連続運転が出来ない。
(4)送り量と戻し量とに大きな差が生じ、流量が極端に少なくなると、少なくなった送り管28または戻し管29の内部でグラウト液58が固まってしまうおそれがある。
【0014】
本発明は、リターンバルブ12として従来品を用いても摩耗が少なく、正確な注入制御のできるグラウト注入制御方法および装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、グラウトミキサ10で配合されたグラウト液58を、グラウトポンプ11によりリターンバルブ12を介してボーリングマシーン15に送り地盤に注入する方法において、前記リターンバルブ12によるグラウト液58の送り量と戻し量との比が、一定範囲内となるように前記グラウトポンプ11からリターンバルブ12へのグラウト液58の供給量を調整するようにしたことを特徴とするグラウト注入制御方法である。
【0016】
【作用】
送り管28への送り量と、戻し管29への戻し量との比が適正範囲内であるときには、グラウトポンプ11の容量通りのグラウト液58をリターンバルブ12に供給し、所定の圧力でグラウト液58が地盤に注入される。
つぎに、W/Cを変更したような場合において、送り管28への送り量と、戻し管29への戻し量との比が適正範囲を越えているときには、演算部16からの指令により、グラウトポンプ11からリターンバルブ12に供給するグラウト液58の供給量を低くする。
この状態では、送り管28への送り量と、戻し管29への戻し量との比が適正範囲内に戻され、リターンバルブ12における弁体が進退する2つの通孔の開口度の比が適正範囲内となり、リターンバルブ12の摩耗が緩和される。この状態で所定の圧力でグラウト液58が地盤に注入される。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の基本的考えは、リターンバルブ12の送り管28への送り量と戻し管29への戻し量との比が常に適正な値になるように、グラウトポンプ11からリターンバルブ12へのグラウト液58の供給量を制御しようとするものである。
【0018】
そのため、本発明では、図1に示すように、グラウトポンプ11と電源18との間にポンプ制御回路49を挿入し、また、リターンバルブ12とポンプ制御回路49とを関連して演算部16で制御しようとするものである。この演算部16には、質量流量変換部40、圧力変換部41の他、注入量、注入時間、濃度などの各設定値、補正指令、各設定値の変更指令その他の信号を入力するキー入力部27が接続されるとともに、プログラムデータ、検出データなどを記憶するメモリ17が接続されている。
その他の構成は、図5と同様である。
【0019】
以上のような構成による本発明の制御方法を図2(b)に基づき説明する。
(1)グラウト注入前に透水テスト(水押し)を行い、1ステージにおいて、透水が30リットル/min以下とすると、配合比の薄いW/C=10/1を初期設定とする。
【0020】
(2)W/C=10/1のとき
演算部16からの指令により、ポンプ制御回路49でグラウトポンプ11のモータ駆動電圧を高くして回転数を上げ、グラウトポンプ11が100%駆動するようにする。このときのグラウトポンプ11から供給管50を介してリターンバルブ12に供給するグラウト液58の供給量Qを100とする。
この状態で、リターンバルブ12において通孔44:通孔25=80:20の割合で開くように演算部16からの指令により駆動用モータ48を駆動して弁体43を上下制御し、送り管28への送り量Q1を80とし、戻し管29への戻し量Q2を20とすることにより、所定の圧力でグラウト液58が地盤に注入される。
この状態で所定のt0〜t1間(例えば20分間)供給し、その間の注入流量を積算測定する。
【0021】
(3)つぎに、W/C=10/3のとき
演算部16からの指令により、ポンプ制御回路49でグラウトポンプ11のモータ駆動電圧をやや下げて回転数を少し低くする。このときのグラウトポンプ11から供給管50を介してリターンバルブ12に供給するグラウト液58の供給量Qを85とする。
この状態で、リターンバルブ12において通孔44:通孔25=70:30の割合で開くように演算部16からの指令により駆動用モータ48を駆動して弁体43を上下制御し、送り管28への送り量Q1を60とし、戻し管29への戻し量Q2を25とすることにより、所定の圧力でグラウト液58が地盤に注入される。
この状態で所定のt1〜t2間供給し、その間の注入流量を積算測定する。
【0022】
(4)つぎに、W/C=10/7のとき
演算部16からの指令により、ポンプ制御回路49でグラウトポンプ11のモータ駆動電圧をさらに下げて回転数をさらに低くする。このときのグラウトポンプ11から供給管50を介してリターンバルブ12に供給するグラウト液58の供給量Qを70とする。
この状態で、リターンバルブ12において通孔44:通孔25=35:65の割合で開くように演算部16からの指令により駆動用モータ48を駆動して弁体43を上下制御し、送り管28への送り量Q1を25とし、戻し管29への戻し量Q2を45とすることにより、所定の圧力でグラウト液58が地盤に注入される。
この状態で所定のt2〜t3間供給し、その間の注入流量を積算測定する。
【0023】
(5)つぎに、W/C=10/10のとき
演算部16からの指令により、ポンプ制御回路49でグラウトポンプ11のモータ駆動電圧をもっと下げて回転数をもっと低くする。このときのグラウトポンプ11から供給管50を介してリターンバルブ12に供給するグラウト液58の供給量Qを35とする。
この状態で、リターンバルブ12において通孔44:通孔25=15:85の割合で開くように演算部16からの指令により駆動用モータ48を駆動して弁体43を上下制御し、送り管28への送り量Q1を15とし、戻し管29への戻し量Q2を85とすることにより、所定の圧力でグラウト液58が地盤に注入される。この場合、さらに1リットル/minに達するまで、時間を設定せずに注入して、1リットル/minに達したら、所定時間(例えば20分間)のだめ押しの注入をする。このときの送り管28への送り量Q1が5以下とならず、また、戻し管29への戻し量Q2が95以上とならないように、グラウトポンプ11から供給管50を介してリターンバルブ12に供給する供給量Qをポンプ制御回路49で制御される。しかる後、ブロッキングに入る。
このt3〜t4間の注入流量を積算測定する。
【0024】
以上の実施例では、W/Cの配合比が変わる毎にグラウトポンプ11からの供給量Qを変えるようにした。しかし、例えばQ1:Q2=1:20〜20:1の範囲であれば、前記グラウトポンプ11からの供給量Qを変えずにリターンバルブ12だけで制御し、この範囲を越えたときのみグラウトポンプ11からの供給量Qとリターンバルブ12の開度により制御するようにしてもよい。具体的には、図2(b)の例において、W/C=10/1から10/7まではグラウトポンプ11からの供給量Qを一定値とし、W/C=10/10の場合のみグラウトポンプ11からの供給量Qをも変えるようにしてもよい。
【0025】
前記実施例では、リターンバルブ12への供給量Qを調整するのに、ポンプ制御回路49によってグラウトポンプ11の駆動電圧を可変制御するようにしたが、これに限られるものではない。
例えば、図3に示すように、グラウトポンプ11とリターンバルブ12との間にさらに粗調整用のリターンバルブ51を挿入する。そして、図4に示すように、グラウトポンプ11からは常に一定の供給量Q0のグラウト液58を粗調整用のリターンバルブ51に供給し、この粗調整用のリターンバルブ51でまず粗調整をし、ついでリターンバルブ12により微調整をする。この場合、粗調整用のリターンバルブ51におけるリターンバルブ12への送り量Q3と戻し管52への戻し量Q2との比があまり大きくならないように制御する必要がある。この場合においても、W/Cの配合比が変わる毎に粗調整用のリターンバルブ51からの送り量Q3を変えるようにしてもよいし、例えばW/C=10/1から10/7まではQ1:Q2=1:20〜20:1の範囲であれば、粗調整用のリターンバルブ51からの供給量Q3を変えずに、この範囲を越えたW/C=10/10の場合のみ変えるようにしてもよい。
また、リターンバルブ51は、粗調整用であるから、弁体43の円錐角度を鈍角として、単位ストローク当りの調整量を大きくし、また、リターンバルブ12は、微調整用であるから、弁体43の円錐角度を鋭角として、単位ストローク当りの調整量を小さくし流量制御の精度を高めることが望ましい。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、リターンバルブ12によるグラウト液58の送り量と戻し量との比が、一定範囲内となるようにグラウトポンプ11からリターンバルブ12へのグラウト液58の供給量を調整するようにしたので、リターンバルブ12内部におけるグラウト液58の流速を緩和でき、以下のような効果を有する。
【0027】
(1)リターンバルブ12または摩耗部品の交換がほとんどなくなるか、交換期間が長期間となり、また部品の在庫もほとんど必要がなくなる。
(2)グラウト液58がスラリー状であってもターンバルブ12の摩耗がほとんどなくなるので、流量や圧力を正確に制御できる。
(3)交換作業をほとんど必要としないため、連続運転ができる。
(4)送り量と戻し量との差がなくなるので、グラウト液58が常に流動し、内部で固まってしまうおそれがない。
(5)リターンバルブ12が完全に閉じることがないので内部に衝撃が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるグラウト注入制御装置の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】グラウト注入制御方法を説明するためのもので、(a)は従来の制御方法による場合の説明図、(b)は本発明の第1実施例の制御方法による場合の説明図である。
【図3】本発明によるグラウト注入制御装置の第2実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例の制御方法による場合の説明図である。
【図5】従来のグラウト注入制御装置を示すブロック図である。
【図6】一般的なリターンバルブの断面図である。
【符号の説明】
10…グラウトミキサ、11…グラウトポンプ、12…リターンバルブ、13…流量計、14…圧力計、15…ボーリングマシーン、16…演算部、17…メモリ、18…電源、19…記録計、20…コンパレータ、21…第1の出口、22…第2の出口、23…第1筒体、24…第2筒体、25…通孔、26…弁座、27…キー入力部、28…送り管、29…戻し管、30…第3筒体、31…弁軸、32…フランジ体、33…中心孔、34…送りギア、35…送りギア、36…変換部、37…開閉カム、38…リミットスイッチ、39…リミットスイッチ、40…質量流量変換部、41…圧力変換部、42…入口、43…弁体、44…通孔、45…弁座、46…可動部、47…可動部、48…駆動用モータ、49…ポンプ制御回路、50…供給管、51…リターンバルブ、52…戻し管52戻し管、58…グラウト液。

Claims (4)

  1. グラウトミキサ10で配合された設定量のグラウト液58を、グラウトポンプ11により供給管50、リターンバルブ12、送り管28を介してボーリングマシーン15に送り地盤に注入するとともに、リターンバルブ12から戻し管29を介してグラウト液58の一部をグラウトミキサ10に戻すようにしたグラウト注入制御方法において、設定された送り量に対して戻し量が多くなる場合には、送り量と戻し量との比が1:20から20:1の範囲に保持されるようにリターンバルブ12への供給量を減らし、戻し量に対して設定された送り量が多くなる場合には、送り量と戻し量との比が1:20から20:1の範囲に保持されるようにリターンバルブ12への供給量を増やすようにしたことを特徴とするグラウト注入制御方法。
  2. グラウトミキサ10で配合された設定量のグラウト液58を、グラウトポンプ11により供給管50、リターンバルブ12、送り管28を介してボーリングマシーン15に送り地盤に注入するとともに、リターンバルブ12から戻し管29を介してグラウト液58の一部をグラウトミキサ10に戻すようにしたグラウト注入制御方法において、設定された送り量に対して戻し量が多くなる場合には、送り量と戻し量との比が1:20から20:1の範囲に保持されるようにリターンバルブ12の開度を制御して送り量に対する戻し量を多くするとともに、リターンバルブ12への供給量を減らし、戻し量に対して設定された送り量が多くなる場合には、送り量と戻し量との比が1:20から20:1の範囲に保持されるようにリターンバルブ12の開度を制御して戻し量に対する送り量を多くするとともに、リターンバルブ12への供給量を増やすようにしたことを特徴とするグラウト注入制御方法。
  3. グラウトミキサ10で配合された設定量のグラウト液58を、グラウトポンプ11により供給管50、リターンバルブ12、送り管28を介してボーリングマシーン15に送り地盤に注入するとともに、リターンバルブ12から戻し管29を介してグラウト液58の一部をグラウトミキサ10に戻すようにしたグラウト注入制御装置において、前記グラウトポンプ11に、このグラウトポンプ11の駆動用モータ48の駆動電圧を制御して、グラウトポンプ11からリターンバルブ12への供給量を制御するポンプ制御回路49を結合し、このポンプ制御回路49と前記リターンバルブ12とを関連して、設定された送り量に対して戻し量が多くなる場合には、送り量と戻し量との比が1:20から20:1の範囲に保持されるようにリターンバルブ12への供給量を減らし、戻し量に対して設定された送り量が多くなる場合には、送り量と戻し量との比が1:20から20:1の範囲に保持されるようにリターンバルブ12への供給量を増やすように制御する演算部16を設け、この演算部16に、質量流量変換部40、圧力変換部41、キー入力部27、メモリ17を結合したことを特徴とするグラウト注入制御装置。
  4. グラウトミキサ10で配合されたグラウト液58を、グラウトポンプ11により供給管50、リターンバルブ12、送り管28を介してボーリングマシーン15に送り地盤に注入するとともに、リターンバルブ12から戻し管29を介してグラウト液58の一部をグラウトミキサ10に戻すようにした装置において、前記グラウトポンプ11とリターンバルブ12との間に粗調整用リターンバルブ51を結合し、リターンバルブ12による送り管28への送り量と戻し管29への戻し量との比に応じて前記粗調整用リターンバルブ51によるリターンバルブ12への供給量と戻し管52への戻し量とを制御するようにしたことを特徴とするグラウト注入制御装置。
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