JPS5826656Y2 - 駆血帯の固定用具 - Google Patents

駆血帯の固定用具

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Publication number
JPS5826656Y2
JPS5826656Y2 JP7207479U JP7207479U JPS5826656Y2 JP S5826656 Y2 JPS5826656 Y2 JP S5826656Y2 JP 7207479 U JP7207479 U JP 7207479U JP 7207479 U JP7207479 U JP 7207479U JP S5826656 Y2 JPS5826656 Y2 JP S5826656Y2
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JP
Japan
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rubber tube
base
holding
holding part
fixing device
Prior art date
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Expired
Application number
JP7207479U
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English (en)
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JPS55173340U (ja
Inventor
徳大 高村
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は医療関係における阻血帯の固定用具に関するも
のである。
医療関係においては一般に採血や静脈注射時に注射針の
静脈内への刺入れを容易にするため、上腕部をいわゆる
阻血帯を以て強く縛り静脈血の流れを妨げて静脈を拡張
させるが、その阻血帯の上腕部への着脱は簡単に操作で
きることが望ましく、特にその取り外しは一方の手で刺
入れた注射用具を保持しているため他方の手で容易に行
えることが是非とも必要である。
しかるに通常の阻血帯としては医療関係で種々の目的に
使用される市販の直径約9mmのゴム管を長さ約30
cynに切ったものが用いられるが、その使用時の固定
の仕方としては (イ)ゴム管の先端に接続したばね仕掛の鋏状の止め金
により縛ったゴム管の末端部を挾む方法。
(ロ)緊縛に用いるゴム管の両端相互を直接結ぶ方法。
があるが、その中(イ)の方法はゴム管の取り外しが円
滑にできず、そのためときには折角刺入れた注射針が静
脈から外れる。
また(口)の方法はゴム管を結ぶ際に皮膚を併せて挾み
込むことや、使用中に結び目が解けて緊縛の目的が達せ
られないことがある等の欠点がある。
本考案はこれら従来の阻血帯の固定方法の欠点を改良す
ることを目的として着脱容易な固定用具を提供するもの
である。
以下図面に基いて本考案を説明すると、第1図は本考案
の一実施例を示す。
即ち同図の本考案用具は、巾約2cm、長さ約5cmの
裏面が上腕部の表面にほぼ密着する程度の弧状をなす長
方形の基台1上に、ゴム管挾持用の一対の保持部及び折
り曲げたゴム管に対する係止部をそれぞれ基台と一体に
隆起させて設けたものである。
保持部2,2′は第1図に示すように基台の一辺adの
両端より基台の中央部に向って延びた変形の多角形状で
ほぼ蝶の羽根形をなし、その両者間にゴム管嵌入用の細
長い狭溝5が形成されるように対向して配置されている
狭溝5はその下部5aより基台の辺adに近付くにつれ
て次第に開いた扇形をなすと共に、その開いた部分5b
はこれを形成する保持部2,2′の向き合った斜面2a
、2a′によりゴム管が嵌入され易い形状となっている
又、狭溝5の下部5aの間隔は伸張して細くなったゴム
管が容易に嵌入するが伸張しない通常のゴム管の直径よ
りは狭く、嵌入したゴム管が圧迫固定されるようになっ
ている。
なおこの際、ゴム管の固定を更に確実にするためには下
部5aに溝の方向に小さな溝をつける等凹凸を設けるこ
とが望ましい。
又、保持部2,2′は基台1よりほは゛直立させるが、
両者間に嵌入させたゴム管が外れずに固定されるために
は下端部2b、2’bになるに従って狭溝5の基台表面
に近い部分が広くなるよう対向する両側壁を彎曲させる
とよい。
さらに保持部2,2′にからませたゴム管を確実に維持
するために保持部2,2′の外側に一対の係止部3.3
′をそれぞれ保持部2,2′に対向して設けることによ
り両者間に係止溝4,4′を形成しである。
こ・で係止部3,3′の高さはゴム管の係止溝4,4′
への着脱操作を容易にするために保持部2,2′より低
くする方がよい。
6はゴム管を挿通固定する貫通孔であるが、ゴム管との
連結手段としては男性用ベルトの止め金具装置等を用い
てもよい。
以上のように構成した本考案固定用具を操作するには、
結合したゴム管を上腕部等に巻き付けて固定する際に本
考案固定用具を片手で押え、他方の手でゴム管を引伸し
つ・狭溝5に当てがうとゴム管は容易に溝に嵌入するか
らさらに引伸ばせば細くなったゴム管が溝5に納まり、
そのま・ゴム管を離すと元に戻って太くなったゴム管が
保持部2.2′の下端部2b、2’b間に係止して固定
されるが、さらに確実に固定するためには溝5に嵌入し
たゴム管を引伸した状態でさらに保持部2,2′のいず
れかにからませるように折り曲げた上、係止溝4又は4
′に嵌入して強く引くと自然に固定される。
次に固定されたこのゴム管を取り外すには引張りつ・基
台面に対してほは゛垂直に引き上げれば簡単かつ瞬時に
緊縛を解くことができる。
このように本考案用具を用いることにより阻血帯の巻き
付は固定が容易となり、また取り外しも極めて簡単とな
り、操作に際して皮膚を一緒に挾み込むことによる被装
着者の苦痛や操作の困難性から来る注射の失敗を避ける
ことができる。
又、余ったゴム管の先端部分もさらに挿んで固定できる
ためそれが注射部位を邪魔することもない。
こ・で他の実施例を第2図に示す。
即ち、同図においては保持部12.12’を基台11と
一体に形成し、あるいは基台に固着することなく基台に
植立した支柱10.10’を支点として基台表面を摺動
回転するごとくしたものである。
これにより伸張したゴム管を溝15に嵌入して手から離
したときに、保持部の下端部12 a 、12’aにゴ
ム管が係止すると同時に鉄部にゴム管の収縮力により力
を受けて保持部12.12’か゛それぞれの支柱10.
10’を中心に矢印A。
A′のごとく互に反対方向に回転するから下端部12
a 、12’aがさらに近接してゴム管を一層確実に挟
持する。
なお、20.20’は保持部12.12’にそれぞれ設
けたストッパーで、これに対応して基台11に穿った円
弧溝21.21’中を移動して保持部の回転を規制する
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例、第2図は同じく他の実施例
をそれぞれ示す図である。 1:基台、2.2’ :保持部、3.3’:係止部、4
.4’:係止溝、5:狭溝、6:貫通孔、10.10’
:支柱、11:基台、12.12’:保持部、15:溝
、20.20’:ストッパー21.21’ :円弧溝。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ゴム管の一端に結合する手段を備えた基台上に、
    一対の保持部を対面して設置することによりその両者間
    に、伸張したゴム管を嵌入し得る程度の細長い狭溝を形
    成した阻血帯の固定用具。
  2. (2)さらに保持部より高さの低い係止部を前記保持部
    に対面して設けることにより、その両者間に両保持部間
    の狭溝より保持部の−に沿って折り曲げた伸張ゴム管を
    挟持し得る係止溝を形成した実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の阻血帯の固定用具。
  3. (3)保持部又は保持部及び係止部を基台と一体に形成
    した実用新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項
    記載の阻血帯の固定用具。
  4. (4)保持部が基台上で回転し得るごとき支柱を保持部
    又は基台に設け、互いに反対方向に回転した両保持部に
    より伸張したゴム管を挟持するごとくした実用新案登録
    請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の阻血帯の固
    定用具。
  5. (5)基台の裏面を上腕部に密着する程度に彎曲せしめ
    た実用新案登録請求の範囲第(1)項ないし第(4)項
    の中のいずれか1項記載の阻血帯の固定用具。
JP7207479U 1979-05-29 1979-05-29 駆血帯の固定用具 Expired JPS5826656Y2 (ja)

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JP7207479U JPS5826656Y2 (ja) 1979-05-29 1979-05-29 駆血帯の固定用具

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55173340U JPS55173340U (ja) 1980-12-12
JPS5826656Y2 true JPS5826656Y2 (ja) 1983-06-09

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