JPS5826594B2 - 色彩画像表示方式 - Google Patents

色彩画像表示方式

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JPS5826594B2
JPS5826594B2 JP52034629A JP3462977A JPS5826594B2 JP S5826594 B2 JPS5826594 B2 JP S5826594B2 JP 52034629 A JP52034629 A JP 52034629A JP 3462977 A JP3462977 A JP 3462977A JP S5826594 B2 JPS5826594 B2 JP S5826594B2
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memory
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享三 長森
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、座標タブレットからの手書き情報を色彩的に
表示する色彩画像表示方式に関する。
従来、描いた文字、または図形等の情報を電気信号に変
換するものとして、所謂座標タブレットが用いられてい
る。
このタブレットには、既に種種の方式によるものが開発
されているが、そのうち、手書き用ペンの操作性が自由
で、かつ広い幅の文字や図形等も描くことができるもの
として、本特許出願人によって先に出願した特開昭50
133740号に記載の電磁結合方式を用いた図形情報
変換装置がある。
このタブレットはフェライトなどの強磁性材質よりなる
基板に同材質の突起を市松模様状に配置し、これ等の突
起の間に沿って駆動線群とセンス線群とを交叉的に配置
し、駆動線群に順次駆動用パルス電流を送っておき、別
に強磁性材質のペン、または刷子によってタブレット面
を摺動したときに、その位置にある駆動線からセンス線
に対して電磁結合を生せしめ、そのセンス線からパルス
を検出するように構成されている。
このように、タブレットの入力図形情報は電気信号に変
換されて、例えば前記出願明細書に記載されているよう
な周辺回路を介して、計算機やデジタル−アナログ変換
器、あるいは画像電送表示装置等に入力を与えられる。
しかし乍ら、このようなタブレットから出力される図形
情報には、色彩がともなわないから、一般の絵画、また
は色刷りの図形のごとき色彩画像を表示装置によって映
出することができない。
従って、このようなタブレットの使用によって得られた
絵画や図形に任意に色付けしたり、背景色をつけたりす
ることが、簡単な表示装置によって達せられるならば、
使用者の要求を大きく満足させることができるであろう
本発明の第1の目的は、上述のごとき問題点を解決し、
複雑な機能をもつことなしに、タブレットの図形情報を
色彩画像(以下、本発明においては3原色の台底により
得られる白黒を含むあらゆる色彩画像を意味する)によ
って表示することのできる色彩画像表示方式を提供する
にある。
本発明の第2の目的は、上記第1の目的を兼ね備え、か
つタブレットからの図形情報を任意の色調によって色付
けすることのできる色彩画像表示方式を提供するにある
本発明の第3の目的は、上記第1の目的を兼ね備え、か
つタブレット面の局部的に速い手書き速度にも追随でき
る色彩画像表示方式を提供するにある。
本発明の第4の目的は、上記第1の目的を兼ね備え、か
つタブレット面に既に表示された画像への加筆が容易に
できる色彩画像表示方式を提供するにある。
本発明によれば、座標タブレットからの入力図形情報に
対応して、それぞれ予め指定された色彩情報を記憶し、
該記憶された情報を読出して前記図形情報とともに色彩
画像として表示するようにした色彩画像表示方式におい
て、前記図形情報の入力をエリヤメモリに記憶した後、
メインメモリからの色彩画像情報と、前記色彩情報およ
び前記エリヤメモリからの図形情報により新たに色彩指
定された図形とを表示し、しかる後、前記色彩図形の色
彩情報を前記メインメモリに記憶することにより、次々
に色彩画像を集成する色彩画像表示方式が得られる。
以下、本発明の色彩画像表示方式について、実施例をあ
げ、図面を参照して詳細を説明する。
第1a図および第1b図は、実施例の全体的な構成を示
すブロック図であり、それぞれ端子を介して接続されて
一つのシステムが構成される。
先ず、第1a図において、1は前述の座標タブレットを
示しており、例えば、市松模様状に縦nコマ、横mコマ
に突起(以下ポストと呼ぶことにする)を配列した強磁
性体の基板に於て、該ポストの間に沿って横方向にm本
のX線、縦方向にn本のY線を配置しく第4図を参照)
、X線群をX。
よりXm−1番目まで順次電流パルスによって駆動走査
する。
一方、X線群の1回の走査毎にY線群をY。よりYm−
1まで切換え、センス状態の走査が繰返される。
今タブレット面上にフェライトなどの磁性材よりなるペ
ン、又は刷子(以下ペンと呼ぶ)を置くときは、その部
分の斜め位置にある2つのポストの間に閉磁路が形成さ
れ、電磁誘導によりY線にはパルス信号が発生する。
以下理解を容易にするために、m−n=256=28と
する。
しかるときは、タブレット1上に於てペンの位置を変え
ることにより256×256個の位置を認識することが
できる。
2はタブレット系の動作の基準となるクロックパルスC
P1を発生するタブレットクロック発生器である。
本例に於てはCP。の周波数は1.25 MHzとする
(これは後述するマスタークロックの4倍周期である)
このCPlは、X座標カウンタ3に送られる。
このカウンタ3は256個の位置に対応して2進8段で
構成され、CPlの256目のパルス毎に初期値に戻り
循環する。
その出力は8本で構成される。以下、図の出力線上の括
弧内に記した数字は情報導出用の線の本数を示す。
X座標カウンタ3の出力はデコーダドライバ4に供給さ
れる。
デコーダドライバ4は、X座標カウンタ3の出力をデコ
ードし、タブレット1の256本のX線に駆動パルスを
順次供給する。
タブレット1の256本のY線に得られた検出パルス電
流は、アナログマルチプレクサ5に供給される。
このアナログマルチプレクサ5は、8本のアナログ信号
から1本を選択することのできるように、MO8構造の
切換スイッチによって構成され、別に加えられる3ビツ
トの制御入力により、256本のうち8本を1組とする
32組から1組を選択切換えることができる。
即ち、Y線に検出された微小パルス信号は¥1〜¥8.
¥9〜¥16.・・・? Y249〜¥256とまとめ
られた32本の出力線に出力し、増幅器6を経てセレク
タ7に入る。
セレクタ7は5ビツトの制御入力を受けて32本の入力
を遂次切換え、1本の出力線を選ぶ。
かくしてY線に検出された信号は時系列としてセレクタ
7の出力線上に現われる。
8はY座標カウンタで、2進8段よりなり、X座標カウ
ンタ3が一巡する毎に1個のパルスを受けてカウントす
る。
即ち、このY座標カウンタ8はX線の駆動が一走査を行
う間中一つのY線の番号に相当する値を保持し、Xの一
走査毎に1ずつカウントを進める。
Y座標カウンタ8の出力は8本あり、これを振分けて3
ビツト分を前述のアナログマルチプレクサ5の切換え制
御に、5ビツト分をセレクタ7の切換え制御に当てる。
マルチプレクサ5を設けた意味は、増幅器6を32個に
節約するためである。
セレクタ7から出た検出信号はエリヤメモリ制御回路9
に供給される。
一方、11はエリヤメモリと呼ばれるもので、本例に於
ては各番地がそれぞれ1ビツトの合計256X256ビ
ツトより成るタブレットの座標点に対応づけられた記憶
装置である。
エリヤメモリ11の役目は、タフ゛し゛ン1〜から検出
信号があったとき、その座標に対して番地の情報を11
111とし、出力の無いときはIt□I+とすることで
、タブレット面上に於けるペンの位置座標の写しを取る
ものである。
エリヤメモリ11は、後述のマスククロック・パルスC
P2によって時時刻々タブレット上の座標データが与え
られる。
タブレット面上のペン位置を検出した信号がセレクタ7
から出ると、エリヤメモリ制御回路9の制御の下にアド
レスレジスタ10を通して、対応するエリヤメモリ11
の番地に11141が記憶され、信号がなければ101
1が記憶される。
エリヤメモリ制御回路9からエリヤメモリ11への書き
込みと、第1b図を参照して、エリヤメモリ11からメ
インメモリ制御回路12を通してメインメモリ14へ情
報を送るための読み出しは、同期信号発生部25からの
クロック信号CP2に乗って交互に行われる。
なお、第1a図における接続端子al。bl 、 cl
y e、およびflは、夫々第1b図の接続端子a2
、 b2 、 c2 、 e2およびf2に信号を送る
ために接続され、第1b図の端子d□は第1a図のd2
へ信号を送るべく接続されるものとする。
メインメモリ14は、タブレット1から入力されたペン
位置データに応じて、色情報指定部16によって指定さ
れた情報の蓄積と読出しを行う。
このメインメモリ14には、タブレット1の座標点に1
対1に対応して記憶番地が与えられており、各番地に対
し入力したい色情報のデータが収納されるようになって
いる。
色情報は一座標点毎に割当てられる色データワードによ
って表現される。
このワードは合計15ビツトで構成され、うち5ビツト
ずつを夫々三原色成分の赤緑青に割当てる。
即ち、各原色情報は32段階に表現される。
さて、エリヤメモリ11に記憶されたペン位置データの
メインメモリ14への転送は、メインメモリ制御回路1
2の制御の下に行われる。
メインメモリ制御回路12は、表示装置であるTVカラ
ーモニタ24の垂直走査の帰線時間にエリヤメモリ制御
回路9を介しエリヤメモリ11に読出信号を与える。
この期間中(こエリヤメモリ11の番地が走査されタブ
レットのペン位置に対応する番地がアドレスレジスタ1
3に与えられ、メインメモリに書込みを許可する。
一方に於て、今記憶したい色情報のデータは色情報指定
部16の出力レジスタ20から夫々5ビツトのデータと
してメインメモリ14に与えられているので、ペン位置
に対応して指定の色データがメインメモリ14の該当す
る番地に入力される。
エリヤメモリ11からの読出しは、前述のとおり、カラ
ーモニタ24の垂直走査の帰線時間を利用して行われる
のであるが、帰線時間は約1ミリ秒であり、この期間に
はエリヤメモリの全座標をアクセスすることが出来ない
後述するように、エリヤメモリ11は0.2マイクロ秒
毎に読出しをアクセスされ、また、メインメモリ書込サ
イクルは0.2マイクロ秒と指定されているからである
そのために、エリヤメモリ11からの職出しとメインメ
モリ14への転送は16回に分けて行われる。
従って、1秒間に約4回の割で全座標分が転送される。
実用上はこれで充分であるが、更に転送速度を上げるた
めには、メインメモリ14の一番地当りの座標データを
複数個にしくワードの長さは犬となる)、エリヤメモリ
からの転送をブロック単位で行うようにすればよい。
こ、れには通常のディジタル技術を用いればよいが、本
例に於ては説明を単純にするため一座標毎の転送として
説明する。
上述のごとく、エリヤメモリ11よりメインメモリ14
への転送と、後述するメインメモリ14からの読出しと
を制御するのがメインメモリ制御回路12の役目である
このメインメモリ制御回路12の構成はかなり複雑であ
るが、計算機などで普通実施されている回路技術によっ
て容易に構成することができる。
なお、このメインメモリ制御回路12は同期信号発生部
2.5から垂直同期信号および水平同期信号を受けて、
書込、読出しなどの同期用タイミングをきめる。
エリヤメモリ11からメインメモリ14への転送と、T
Vカラーモニタ24への表示のためのメインメモリ14
の読出し動作とについて、第2図a、bおよびCを参照
して牛歩しく詳細に説明する。
第2図aは同期信号発生部25を示す。マスク、クロッ
ク発生器40は、同期および他の回路の制御の基準とな
るクロックパルスCP2 (5NHz )を発生し、水
平カウンタ41に送る。
水平カウンタ41は320進のカウンタであって、その
出力は水平同期信号(15,625KHz)となる。
この出力は、更に272進の垂直カウンタ42にも加え
られ、その出力に垂直同期信号v (57,44Hz)
を抽出する。
第2図すは同期信号発生部25の出力信号の波形をタイ
ムチャートによって示したもので、図中、イはクロック
信号CP2であり、常時連続して与えられている。
この波形の繰返しに同期して、半同期毎にエリヤメモリ
への書込(W期間)と読出しくR期間)動作が交互に行
われる。
同図の口には水平カウンタ41の出力波形を示す。
この波形に於て、数字は水平同期信号の1周期内におけ
るパルスの順位を示している。
同図のハには、水平カウンタ41が全カウントを終って
リセットした時と途中の256カウントの時に信号を送
出し、フリップフロップ(図示せず)を制御して、水平
−走査期間におけるメインメモリ14からの読出期間M
Rに相当する256パルス分と帰線期間SYHである6
4パルス分とによって水平同期信号が得られる状態を示
している。
その繰返周波数は15.625 KHzである。
第2図Cは垂直カウンタ42の動作波形を介したもので
、イに見られるごとき水平カウンタの出力が加えられる
と、そのカウント256の終了時とリセット時において
信号を発生し、同図の口に見られるごとく、垂直同期信
号を発生する。
この垂直同期信号の帰線期間SYvにエリヤメモリ11
からメインメモリ14への転送が行われる。
これは前に述べたとおり、1回につき全座標点の16分
の1ずつの割合になる。
また、この信号のRD期間にはメインメモリ14からの
読出しと、カラーモニタ24への表示を許可する。
従って、メインメモリ14からの読出しはRDとMR期
間のオーバーラツプした時間だけに実行される。
そして、SYHとSYV期間にテレビの同期と帰線が行
われる。
次に、メインメモリ14から読出した画像信号を表示装
置であるTVカラーモニタ24へ表示する動作は次の如
くに行われる。
即ち、メインメモリ制御回路12の制御の下に、第2図
すのMR期間にメインメモリ14からの読出指◆を出し
、クロック信号CP2の一周期に前記色データワード1
個、すなわち、−座標点の色データを読み出す。
メインメモリ14は座標番号の順に読出されて、メモリ
出力レジスタ15を経てマルチプレクサ21に送られた
後、三原色に対するディジタル−アナログ変換器22に
より各三原色成分のアナログ信号に変換され、増幅器2
3を通り、第2図Cのハに示すような信号波形としてT
Vカラーモニタ24に送られ表示される。
第2図Cのへの波形には同期信号と色情報信号とが含ま
れており、この同期信号によってTVモニタ24の同期
がとれる。
上述の説明で判る通り、メインメモリ14からの読出サ
イクルは0.2マイクロ秒である。
しかし、メインメモリとして止むを得ずアクセスタイム
の犬なるものを使用するときは、前述したブロック読出
しとブロック転送が行えるようにメモリの構成と制御と
各インターフェースとを変更すればよい。
先に述べたように、本発明の表示方式に於てはペンで画
像を入力するに先立って所望の色調であるか否かを調べ
るために色照合回路28が設けてあり、これに対応して
TVモニタ24の画面の一部に色照合エリヤを設け、入
力せんとする色調を予め映出し、所望の色調になるよう
に第1a図のポテンシオメータ18を調節し、しかる後
に照合動作を止めて入力できるようになっている。
色照合エリヤと残余の画面とは重畳して映出されるので
、入力したい色の調合には便利である。
以下に第3図aおよびbを参照して、色照合回路28の
詳細について述べる。
第3図aにおいて、60および61は夫々別個に設けら
れた縦カウンタおよび横カウンタである。
この2つのカウンタは夫々8ビツトで構成され、256
カウントで一巡する。
照合エリヤは、例えば同図すの74で示すように、画面
の左下方、座標点でY= 220からY=250までと
、X=20よりX=50までに入れるように設定する。
また、VUレジスタ62に220を、VLレジスタ63
に250を外部よりセットしておく。
同様にHUレジスタ64に20を、HLレジスタ65に
50をセットしておく。
カウンタ60は水平カウンタ41からの水平同期信号の
後縁でパルスが与えられ、水平走査−回毎にカウントを
上昇する。
カウンタ61にはマスタクロック40からC10がゲー
ト70を通して与えられるが、このゲート70は水平カ
ウンタ41からの水平同期信号で制御されているので、
水平同期信号の後縁が終るとクロック信号CP2でカウ
ントを始める。
プリセットされたVUレジスタ62とVLレジスタロ3
の値と縦カウンタ60の値を第1の一致回路66で比較
し、Y=220で一致が成立すると、垂直用フリップフ
ロップ67がオンとなり、Y−250で再びオフとなる
同様にして、HUレジスタ64およびHLレジスタ65
の値X=20およびX=50の値と、横カウンタ61の
値との一致を第2の一致回路68で取って、水平用フリ
ップフロップ69がX=20でオン、X=50でオフと
なる。
フリップフロップ69の出力はゲート71に加えられ、
フリップフロップ67の出力でゲート制御することによ
り、端子f1 には表示画像のエリヤ74の走査に相当
する制御信号が得られる。
端子f1からの出力が第1b図のマルチプレクサ21の
制御入力端子f2に与えられると、その期間だけメモリ
出力レジスタ15との接続を断ち、代わって色レジスタ
20の出力端子a1゜bl、c1側が接続されて、マル
チプレクサ21の出力には照合のための色信号が割込む
ことになる。
その結果、第3図すにおけるエリヤ74には、照合の色
調が他の表示画面と重畳して現われる。
これを見ながらポテンシオメータ18を加減し色調整を
行えばよい。
照1合エリヤの作成は上記の方法以外にも種々の方法が
考えられる。
例えば、固定記憶装置(リードオンリーメモリ)に照合
エリヤの面積、形状のパターンに対応する情報を設定し
ておき、メインメモリ番地の走査と一致を取り、マルチ
プレクサ−を制御する方法とか、簡単にワンショットマ
ルチバイブレーク回路を利用する方法等がある。
なお、この照合エリヤを活用することによって、簡単に
画面の背景色を任意の一色に表示することができる。
それには、先ず、色照合エリヤで所望の色調を求め、し
かる後メインメモリの全番地にこの色を入力するように
外部からの制御を行えばよい。
次に、本発明の主要な特徴の一つであるローカルスキャ
ン機構について説明する。
ローカルスキャンはタブレット面上を移動するペンの速
度への追従性を向上するための手段である。
今までに説明したように、第1a図におけるタブレット
1の駆動は、X□ 、 Xl y X2・・’ p X
256の順に次つぎに駆動電流を与え、それに対して先
ずY。
線がセンス線となり、次に同様の水平走査に対してY1
線がセンス線となるという具合に順次走査し、タブレッ
ト全面の走査を1回終了する。
一回の全面走査に要する時間は約20分の1秒である。
この走査方式をノーマルスキャンと呼ぶことにする。
従って、この場合、若しペンの移動速度が速いときは、
第1回の走査でペンを検出してから第2回目の走査がペ
ンを検出するまでに、ペンの位置は数座標の位置移動を
生ずる。
その結果ペンの連続軌跡は、丁度、飛越した非連続な軌
跡として検出されると言う不都合を生じる。
これを解決するために設けられたローカルスキャンのた
めの回路がノーマルスキャンの場合の基本回路に付加的
に設けられているが、その構成は通常のディジタル技術
を用いて容易に行い得る。
第4図に於て、80は前述のタブレットであり、X線お
よびY線は夫夫256本ずつ施されている。
タブレットの座標点の間隔を1mmとする。
今、Xo、Yoより走査を開始しY18o、X5oの点
でペン位置81を検出したとする。
このとき検出信号をローカルスキャン制御部(図示して
いない)に送出する。
制御部はそのままY1oo上の水平走査を終り、更にY
2O2即ち8座標先まで走査を許し、Y1o7の走査を
終るや直ちに16座標上の位置に戻り、走査をY、2か
ら始める。
かくして常に発見したペン位置のY座標の前後8座標に
わたり走査を部分的に繰返し、ペン座標のデータをエリ
ヤメモリへ送る。
この様にしてペンの移動に従って走査帯域を移動すれば
、第4図の例では、ペンの座標の発見速度がノーマルス
キャンの場合の16倍に上昇することになり、ペンの高
速化に追従できる。
ペンが検出できないときはノーマルスキャンに制御を移
行する。
スキャンのY座標は16座標以外の数にも適宜選ぶこと
ができるし、更に高速化を計るために、スキャンの帯域
をX方向にも短縮し、例えばX方向に16座標、Y方向
に16座標の方形範囲でローカルスキャンを行うように
構成することもできる。
実際上人間が操作するペンの速度の上限を30cm/秒
とすれば上述の方式で充分である。
以上の説明では、タブレット上のペンの移動に伴い、ペ
ンの座標は時々刻々エリヤメモリに移され、更にこの図
形情報はメインメモリの番地情報としてメインメモリに
転送され、その番地に対して、色彩指定部16からの色
彩情報が記憶され、これを読出すことによってTVカラ
ーモニタに表示されるまでの動作について説明した。
従って、色彩指定とペンの操作を種々に組合せて行えば
、あたかも、カンバスに絵画を次第に書き上げて行くよ
うに、画像を表示器に遂次集成して行くことができる。
これは、いわばリャルタイム表示とでも言うべき表示動
作である。
ところが、画像を遂次書き込み集成して行く過程に於て
、タブレットと表示器は別の位置にあるので、既に書き
込まれて表示されている画像に対し、新たに加筆したい
部分画像を、メインメモリの内容を服すことなく、あら
かじめ現在表示されている画像に重畳して映出して見て
、書込み位置などの適否を確認した後に、メインメモリ
に書込を許可するか、又は書込を中止する操作ができる
ことが必要である。
この機能はエリヤメモリとメインメモリとを別個に設け
たことにより、両者間の転送を外部より制御することに
より実行できる。
以下に行を改めこの動作についての詳細を述べる。
メインメモリ制御部12は垂直帰線期間SYVにエリヤ
メモリ11から図形情報を読出し、アドレスレジスタ1
3へ転送する。
すなわち、メインメモリ制御部12はペン座標である前
記図形情報信号をe□ye2端子を経て受けとり、そし
てアドレスレジスタ13への転送制御を行ない、かつメ
インメモリ14への書込み指令信号の制御を行なってい
る。
また、更に、試し書きをせんとするときは、外部よりメ
インメモリ制御部12に制御信号を与え、この図形情報
の転送を禁じておくと共に、メインメモリの書込指◆を
抑止しておく。
しかるときは、メインメモリからの読出し期間MRには
既に蓄積された画像はマルチプレクサ21を通りTVカ
ラーモニタ24に映し出されている。
一方において、エリヤメモリの読出しサイクルは、以前
の説明ではMR期間中は利用されていなかったが、これ
を利用し、MR期間中にエリヤメモリからの読出しが行
われるように制御を変更すれば、メインメモリ14のア
ドレスの走査と同期してエリヤメモリ11の対応する座
標位置アドレスが走査される。
また、この期間に於てエリヤメモリ11への書き込みは
引続き行われている。
ここで、タブレット上にペンを移動させるときは、対応
するペンの座標はエリヤメモリ11に書込まれティる。
この状態に於て、エリヤメモリ11からの出力(+11
11、又はII □ II )がe1端子に出るので、
この読出し信号をマルチプレクサ21の制御入力f2に
与えるように接続を制御しておけば、令書かれたペンの
移動軌跡に対応する時点で、メインメモリ14からの読
出し情報の代りに、ペンの軌跡が現在指定されている色
指定部16の色彩で割込み、表示器に表示されることに
なる。
この動作に於て、メインメモリの内容は般されていない
即ち、これによって既に映し出されている画像に、新た
に軌跡を試し書きされたことになる。
上記の試し書きが適当と認められたときは、前記の転送
禁示を解除し、エリヤメモリ11からメインメモリ14
への転送を正規に戻し、かつ、メインメモリ14の書き
込み指令の抑止を解けば、試し書きされた情報がメイン
メモリ14に固定的に記憶される。
転送が終った後、エリヤメモリ11をクリヤすれば試し
書き動作が終了する。
試し書き動作はペン位置を、メインメモリを破壊するこ
となく表示できるので、いわゆるカーソルの役目をもな
すものである。
なお、別途に十字表示の如きカーソルを映出することも
可能であるが、通常行われる方法を利用できるので、こ
こでは説明を省略する。
また、試し書きを色指定部の指定する色調、例えば白色
で行い、その後で色指定部の色調でメインメモリに書き
込むことも容易にできる。
以上の説明に於ては、理解を容易にするため、タブレッ
ト系とメモリ系と表示系との間に同期関係を成立せしめ
た方法について述べたが、相互に非同期の構成を取るこ
とも出来る。
このためには、各系の間にタイミングを調整するための
バッファや、信号のやり取りを行うための適当なインタ
ーフェースを設ける必要があるが、これも通常のディジ
タル技術を用いて容易に構成できるので説明を省略する
また、本実施例に於ては表示器として直接カラービデオ
信号で動作するTVカラーモニタを用いたが、第1b図
における増幅器23の出力信号を、通常送像装置で行わ
れる方法によりNTSCビデオ信号に変換し、又は更に
放送バンドに変調して通常のカラーテレビ受像機又はカ
ラービデオ・テープレコーダに入力し、表示又は記録を
行うことが出来る。
なお、本実施例に於ては、メインメモリとしてランダム
アクセスのできるメモリ、例えばMO8集積回路メモリ
を用いるものとして説明した。
しかし、容易に理解できるごとく、メインメモリとして
磁気ディスク、電荷転送形メモリ、磁気バブルメモリな
どの循環形メモリを用いることも可能である。
その場合には、回路の変更を必要とするが、通常行われ
ているディジタル技術を以って実施できることは言うま
でもない。
ただし、このためのディスクは現状技術を以ってしては
記録密度の点で問題があり、また電荷転送形メモリや磁
気バブルメモリも開発途上にあり、費用の点で問題があ
る。
将来、これ等の技術が発達し安価に供給されるようにな
れば、本発明のメモリとして重要なものとなるであろう
従って、本発明はこれら循環形メモリをも包含するもの
とする。
以上実施例の説明において述べたとおり、本発明の色彩
画像表示方式によれば、タブレットの使用によって、線
図形に色付けされた情報でも、般絵画と同じような面積
をもった色彩情報でも、書込みと映出しが容易にできる
ばかりでなく、付加的に任意の背景色をつけて、その上
に書き加えてゆくこと、入力したい色彩を入力操作に先
立って予め照合調整すること、タブレット面を局部的に
速い速度で手書きすること、および既に表示された色彩
画像へ加筆すること等が容易にできるから、使用者は広
い自由度を以って手速く画像の入力、生成、加筆修正な
どを行うような場合に、その得られる効果は大きい。
さらにまた、この色彩画像表示方式によれば、コンピュ
ータ・グラフィックスのごとく計算機やソフトウエヤを
必要としないから、装置が簡易化され経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は、本発明による実施例の構成
を2つに分けて示したブロック図、第2図は本発明によ
る同期信号発生部と、同期信号および書込み、読出し信
号のつくられる方法を説明するタイムチャート、第3図
は本発明による色照合回路の1具体例を示すブロック図
と、その表示状態を示す説明図、第4図は本発明による
ローカルスキャン機能の説明図である。 図において・ 1はタブレット、9はエリヤメモリ制御
回路1.11はエリヤメモリ、12はメインメモリ制御
回路、14はメインメモリ、16は色情報指定部、24
はカラーモニタ、25は同期信号発生部、28は色照合
回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 図形情報に対応して、それぞれ予め指定された色彩
    情報を記憶し、前記記憶された色彩情報を読み出して色
    彩画像を表示するようにした色彩画像表示方式において
    、ペン、または刷子によってその位置を順次出力し図形
    情報とする座標タブレットと、前記図形情報を記憶する
    エリヤメモリと、色彩を指定する色彩情報指定手段と、
    前記エリヤメモリからの図形情報をアドレスとし、前記
    指定された色彩情報を記憶し色彩画像情報とするメイン
    メモリと、前記エリヤメモリに対する図形情報の記憶・
    読み出し制御を行ない、かつ、読み出された図形情報を
    前記メインメモリへ転送し記憶・読み出し制御するメモ
    リ制御手段と、前記色彩指定手段からの色彩情報および
    前記メインメモリからの色彩画像情報のいずれかを前記
    エリヤメモリからの図形情報により選択出力するマルチ
    プレクサと、前記選択された情報を表示する表示装置と
    を含み、前記メインメモリからの色彩画像情報と、前記
    色彩情報および前記エリヤメモリからの図形情報により
    新たに色彩指定された図形とを表示し、しかる後、前記
    新たな色彩図形の色彩情報を前記メインメモリに記憶す
    ることにより、次々に色彩画像を集成することを特徴と
    する色彩画像表示方式。
JP52034629A 1977-03-30 1977-03-30 色彩画像表示方式 Expired JPS5826594B2 (ja)

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JPS55105777A (en) * 1979-02-05 1980-08-13 Sharp Corp Handwriting input display unit
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