JPS5826287A - 時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は時計に関するものであるＯ 従来のアナログ式の時針は、時計ムーブメントをケース
本体に固定し、時針ノ（イブおよび分針）くイブに針を
圧入固着してその前面を前面カッ（−で覆う構造であっ
た。そのため、部品点数が多く、かつ組立工数が多く、
コスト高となっていた。また、従来の時計は時刻合せの
友めに専用の部品を必要とし、このことからも部品点数
が多くなっていた〇 したがって、この発明の目的は、構造が簡単で部品点数
が少々＜、ｉａ立の容易な時針ｋｊＡ倶ｒもことである
・ この発明の一実施例を嬉１図ないし第７図に示す。図に
おいて、ｌＦｉケース、２は前１ｉカバー。

３け裏蓋、４けモータ、５は伝達歯車、６け分針車、７
け時針車である。ケース１は前部が後側すぼオりの円筒
状に、後部が円筒状に形成されている。前面カバー２は
透明体からなるもので、円板状部分の外周に円筒状の周
壁部分を有し、ケース】の前部に回転可能に嵌着されて
いる。この嵌着け、少し力゛を加えることによって前面
カバー２が回転可能な程度の圧嵌状態にされている。前
面カバー２の周壁部分の先端内面には抜止突起８が設け
られ、ケース１の前部外周の係合溝９に嵌入している。

抜止突起８と係合＃Ｉ９の内面との間にけ水密用の環状
のパツキン３２が介装されている。

前面カバー２は外面ま念は内面に時刻表示目盛２ａを有
し、文字板の役目を兼用している。前面カバー２の内面
の中央には歯数１１枚の固定歯車１０が一体に形成され
ている。１１け前面カバー２の外面中央に貼られた銘板
であり、固定歯車】０や時針車７等を隠している。分針
車６け上下に突出する軸部を有し、ケースｌおよび前面
カバー２に設けられた軸受孔１２．１３に回転自在に支
持されている０分針車６は前面の中央に偏心カム１４を
有し、かつ後部の外周に内歯歯車１５を有している。ま
た１分針車６の前面に分針表示１６が印刷されている。

分針車６の外径は前面力・く−２の内径と略同じ径に形
成されている。時針車７は時針１７が一体に形成された
もので、中央に分針車６０偏心カム１４に遊合するカム
孔１ｓｔ有し、外周に前面カバー２の固定歯車１０と噛
合う内歯歯車１９を有している０内歯歯軍１９は歯数が
１２枚であり、カム孔１８と同軸心に形成されている。

伝達−車５はケース１に一体に設けられた支軸２０に回
転自在に支持されており、分針車６の内歯歯車１５と、
モータ４の回転子２１に設けられた駆動歯車２２とに噛
み合っている０ モータ４は円柱形のものであり、ケース１の円筒状部分
に嵌挿されている０なお、モータ４にはケースｌに対し
て回転しないように回転止め（図示せず）が設けられて
いる。モータ４は端面に突出する支軸２３′ｔ−有し、
この支軸２３に回転子２１が回転自在に嵌合している。

回転子２３は分針車６と同軸心に配置されているロモー
タ４はコイル２５および発振器モジュール２６を内蔵し
ており。

モータケース２７の端面に固着された負極端子板２８と
正極端子板２９とに電圧を印加することにより回転子２
１が一方向に回転する。３０ｉｆ電池であり、モータ４
と略同径に形成されている。電池３０けモータ４の負極
端子板２８に一側が接し、かつ外周面が正極端子板２９
に接してケースＩＫ収納されている。裏蓋３には電池３
０を負極端子板２８に押しつける押え板３１が設けられ
ているＯ裏ｆｉ３はケース１にねじ式または弾性嵌着式
の取付構造で着脱自在に取付けられている。３３はケー
ス３に設けられ九パツキン嵌合溝であり、裏蓋３に接す
る水密用の環状のノ（ツキン３４が嵌挿されている。

なお、この時計を各種の機器に組込む場合、前面カバー
２を機器に固定し、ケース１は自由状態とする。

組立方法につき説明する０まず、ケースｌの裏側からモ
ータ４を挿入し、その後電池３０を挿入（５） し、裏蓋３１に嵌着する。ケース１の前面側からは伝達
歯車５ｔ−挿入し、その後分針車６金入れ、この分針車
６の上に時針車７ｔ−置く。この後、前面カバー２をケ
ースｌに嵌着し１組立が完了するＯつぎに、この時計の
動作を説明する０回転子２１の回転が分針車６に伝達さ
れるが、分針車６が１時間に１回転するように各歯車５
，１５．２２の歯数およびモータ４の回転数が設定され
ている０例えば、モータ４が１６極で３０秒に１回のノ
（ルステｌ［ｌＩＩスるステップモータであると１回転
子２１の駆動歯車２２の歯数を８枚１分針車６の内歯歯
車１５の歯数ｔ−６０枚とする。この場合、　１／１６
Ｘ８／６０冨１／１２Ｇとなり、３０秒ごとに分針車６
が１／１２０ｒＩＡ転すなわち３回転する。分針車６か
ら時針車７への減速は１時針車７の内歯歯車１９が前面
カバー２の固定歯＊］０に噛合い、偏心カム】４で駆動
されるので、分針車６の１回転につき時針車７がｌ／】
２回転する割合となる。時刻合せは、前面力／（−２１
−固定した１１でケース１ｔｌ−回転することにより行
なわれる。このとき、前面カバー（６） ２の固定歯車１０に時針車７の内歯歯車１９が噛合って
いることから、ケースｌの回転につれて時針車７が適宜
の角度に回転し１時刻合せが行なわれる。

このよう圧して運針および時刻合ぜが行なわれるが、従
来のように時針パイプおよび分針パイプに針を圧入固着
するものと異なり１分針表示１６の施された分針車６お
よび時針１７を有する時針車７を用い、かつ分針車６に
設けられた偏心カム１４と前面カバー２の一定歯車１０
とで時針車７の駆動を行なうようにし九から部品点数が
少なく。

かつ組立てが簡単である０また、前面カバー２に時刻嵌
示目ａ２ａｋｌｓすとともに、＠面ＪＩバー２に設けた
固定歯車ｌＯで時針車７の回転規制を行なうようにし、
前面カバー２とケース１との相対回転角度を変えること
によって時刻合せをするようＫＬＩため、・時刻合せの
手段を別途に設ける必要がなく、このことからも部品点
数が削減される◎さらに、分針表示１６の施された分針
車６ｔ−用いこの分針車６で伝達歯車５等の駆動手段を
隠し、ｔた前面カバー２に時刻表示目盛２ａｔ−施して
いるので１文字版が不要であり、これによっても部品点
数が削減される。

を次、前面カバー２に時刻表示目盛２ａを施しているの
で、全体の外径を分針車６と略同じ径とすることができ
、そのため前面カバー２の前面の大きさの割合にして表
示を大きくすることができる。また、ケース１を前部が
大径で後部が小径の円筒状とし、この中に円柱状のモー
タ４を収納しているので、ケース１の外形を細く奥ａＩ
Ｋ形成することができ、そのため種々の機器のパネルに
時計を埋込み設置するような場合に納ｔ９が良い。

！にケース１が円筒状であることから、時刻合せのため
にケース１を回転させても重量バランスが変わることが
なく、そのため安定して設置でき。

ｔた回転させても形状が変わらないので機器への埋込み
設置の場合に余分な設置空間を設ける必要がない。

一方、前面カバー２とケース１との間および裏蓋３とケ
ースｌとの間に水密用のパツキン３２．３４を設けてい
るので確実な防水機能が得られる。また、従来の時計と
異なり１時刻合せ軸をケースから突出させる必要がない
ので、このことからも防水性に優れている。

なお、前記実施例では時針車７の内歯歯車１９の歯数ｔ
−１２枚、固定歯車１０の歯数を１１枚としたが、内歯
歯車１９の歯数を１２Ｘｎ　（ｎは整数）枚、固定歯車
１０の歯数ｆ：ｌ　Ｉ　Ｘｎ枚としてもよい。

以上のように、この発明の時計は、前部が大径。

後部が小径の円筒状に形成されたケースと、このケース
の前面に回転可能に取付けられて内面に歯数が１１Ｘｎ
（ｎは整数）枚の固定歯車を有し。

かつ時刻表示が施された透明のカバーと、このカバーと
前記ケースとの間に回転自在に保持され前面の中央に偏
心カム、後面の周縁に内歯歯車を有する分針車と、この
分針車と前記カバーとの間に配置されて前記分針車の前
記偏心カムに遊合するカム孔を有し、かつ前記固定歯車
と噛合う歯数１２×ｎ枚の、杓歯歯］ｌを前記カム孔と
同心に有する時（９） 針車と１円柱状に形成されて前記ケース内に鍛伸され前
端に回転子を有するモータと、このモータの前記回転子
と前記分針車の前記内歯歯車との間に回転伝達を行なう
伝達歯車とを備えたものであるから、構造が簡単で、ま
た別途に時刻合せ手段および文字板等を設ける必要がな
くて部品点数が少なく、かつ組立てが簡単である◎しか
吃、ケースが円筒状であることから、埋込み設置等の場
合に納まりが良く、また円筒状であるためケースを時刻
合せに際して回転させる場合に余分な空間を必要としな
いという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の断面図、第２図はその正
面図、第３図は同じくその側面図、第４図は同じくその
背面図、ＩＩ／Ｅ５図は同じくその全体の分解斜視図、
第６図は同じくその部分分解斜視図、１１１７図は同じ
くその時針車と固定歯車との関係を示す断面図である。 １・・・ケース、２・・・前面カバー、３・・・裏蓋、
４・・・モータ、５・・・伝達歯車、６・・・分針車、
７・・・時針車。 （１０） １０・・固定歯車、１４・・偏心カム、１５・・内歯歯
車、】６・・・分針表示、１７・・・時針、１８・・カ
ム孔、】９・・・固定歯車、２１・・・回転子、３ｏ・
・・電池、３２゜３４・・・パツキン （１１） （１６ 第２図 第３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　前部が大径、後部が小径の円筒状に形成され
   たケースと、このケースの前面に回転可能に職付けられ
   て内面に歯数が１１Ｘｎ（ｎｔｊ−数）枚の固定歯車を
   有しかつ時刻表示が施された透明のカバーと、このカバ
   ーと前記ケースとの間に回転自在に保持され前面の中央
   に偏心カム、後間の周縁に内歯歯車を有する分針車と、
   この分針車と前記カバーとの間に配置されて前記分針車
   の前記偏心カムに遊合するカム孔を有しかつ前記固定歯
   車と噛合う歯数１２×ｎ枚の内歯歯車を前記カム孔と同
   心に有する時針車と、円柱状に形成されて前記ケース内
   に嵌挿され前端に回転子を有するモータと、このモータ
   の前記回転子と前記分針車の前記内歯歯車との間に回転
   伝達を行なう伝達歯車とを備えた時計〇
2. （２）　　前記モータの後方に位置して前記ケース内に
   電池収納空間を設け、前記ケースの後端＠に裏蓋を開閉
   可能に設け、この裏蓋と前記ケースとの間および前記カ
   バーと前記ケースとの嵌合部にノくッ命ングを設妙た特
   許請求の範りｍ第（１）項記載の時計０