JPS5825883Y2 - 食器類の収納具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流し台、洗面台、その他収納家具のキャビネッ
ト等に出し入れ自在に設けられるコツプ受は部を備えた
網棚等の食器類の収納具に関するものである。

この種の食器類の収納具は頻繁に移動されることから、
特にコツプが揺れないようにこツブ受は部を形成するこ
とが肝要である。

又単にコツプを収納するだけでなく、収納中においてコ
ツプの水切りをも良好に行なえるようにしなければなら
ない。

本考案は前記の点に着目し、コツプの揺れを防止すると
ともに、コツプの水切り性能をよくし、しかも容器から
のコツプの出し入れが容易な構造を提供しようとするも
ので、以下本考案の実施例を図面とともに説明する。

１は収納家具等のキャビネット、２はキャビネット１内
に出し入れ自在に設けられる食器類の収納具で、その一
部にはコツプ収納部３が形成されている。

コツプ収納部３は多数のコツプ受具４がらなり、これら
コツプ受具４は線材で構成され、コツプの内径に応じな
間隔Ａを有する本体部５とこの本体部５の先端に連続し
た突部６とより構成され、全体としてＵ字状を呈する。

本体部５は水平面に対してほぼ４５°に傾斜し、突部６
は本体部５の上方に本体部に対して角度をなしてほぼ垂
直に突出して設けられている。

相隣接するコツプ受具４，４間にはコツプどうしが接触
しない程度に十分な間隔Ｂが確保される。

このようなコツプ受具４にコツプ７を挿架すると、コツ
プ７は突部６によって点８，９に接し、またコツプ７の
開口端部が本体部５に点１０．１１に接し、これら４点
で支持され安定する。

突部６の存在によってコツプ７と本体部５間には間隙Ｔ
が確保されて水切りをよくする。

本体部５をほぼ４５°に傾斜させたことはコツプ７の着
脱作業を容易なものとする上に重要であり、コツプ受具
４の上方にコツプ出し入れのための大きな空間を必要と
しない。

以上のように本考案によれば、コツプの揺れを防止し、
水切れをよくし、しかもコツプの出し入れが便利であり
、食器棚、食器乾燥庫等に採用してきわめて実用的であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例の斜視図、第２図は同コツプ受
具の斜視図、第３図は同コツプの支持状態を示す斜視図
、第４図は同側面図である。 ３・・・・・・コツプ収納部、４・・・・・・コツプ受
具、５・・・・・・本体部、６・・・・・・突部、７・
・・・・・コツプ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一対の線材よりなり、コツプの内径に対応する間隔をも
   って水平面に対してほぼ４５°に傾斜した本体部と、こ
   の本体部の先端に連続し、かつ、本体部に角度をなして
   上方側に突出する突部とよりなるコツプ受は具を備えた
   食器類の収納具。