JPS5825723Y2 - 漏電しゃ断器テスタ - Google Patents
漏電しゃ断器テスタInfo
- Publication number
- JPS5825723Y2 JPS5825723Y2 JP1976055063U JP5506376U JPS5825723Y2 JP S5825723 Y2 JPS5825723 Y2 JP S5825723Y2 JP 1976055063 U JP1976055063 U JP 1976055063U JP 5506376 U JP5506376 U JP 5506376U JP S5825723 Y2 JPS5825723 Y2 JP S5825723Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earth leakage
- current
- leakage breaker
- transformer
- secondary winding
- Prior art date
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- Expired
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- Breakers (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は漏電しゃ断器の感度電流・動作時間を測定する
漏電しゃ断器テスタに関するものである。
漏電しゃ断器テスタに関するものである。
従来、漏電しゃ断器の悪寒電流測定は固定抵抗と可変抵
抗と交流電流計の直列回路に電路の電圧を直接印加して
可変抵抗を調整し、交流電流計で感度電流を測定するよ
うにしている。
抗と交流電流計の直列回路に電路の電圧を直接印加して
可変抵抗を調整し、交流電流計で感度電流を測定するよ
うにしている。
この場合例えば、測定する電路にもよるが、範囲が広け
れば広い程一般に固定抵抗と可変抵抗は直接電路電圧を
印加するので、消費電力が大きくなり必然的に抵抗値が
高くなり可変範囲も広範になり放熱のため大形になる欠
点があった。
れば広い程一般に固定抵抗と可変抵抗は直接電路電圧を
印加するので、消費電力が大きくなり必然的に抵抗値が
高くなり可変範囲も広範になり放熱のため大形になる欠
点があった。
又漏電しゃ断器テスタの動作時間測定の場合供試漏電し
ゃ断器のしゃ断動作が完了した時の信号の検出には負荷
側の電圧がしゃ断されて無くなることを利用した電圧検
出と、試験用漏れ電流がしゃ断されて無くなることを利
用した電流検出の2通りの方法がある。
ゃ断器のしゃ断動作が完了した時の信号の検出には負荷
側の電圧がしゃ断されて無くなることを利用した電圧検
出と、試験用漏れ電流がしゃ断されて無くなることを利
用した電流検出の2通りの方法がある。
電圧検出の場合には電動機負荷がある時、供試漏電しゃ
断がしゃ断器の動作完了信号がそれたけ電動機が発電作
用をして負荷側に電圧が短時間存続するため、しゃ断器
の動作完了信号がそれだけ遅れ、正確な動作時間の測定
ができなくなる。
断がしゃ断器の動作完了信号がそれたけ電動機が発電作
用をして負荷側に電圧が短時間存続するため、しゃ断器
の動作完了信号がそれだけ遅れ、正確な動作時間の測定
ができなくなる。
従って電動機負荷の場合、負荷を切って測定しなければ
ならない欠点があった。
ならない欠点があった。
さらに一方の電流検出方法では、電動機負荷の場合、負
荷を切らずに測定できる長所があるが、従来の方法では
、供試漏電しゃ断器を試験する測定用電源側電路と増幅
計数制御部とが抵抗を通して直接接続され、絶縁されて
いなかったため、増幅計数制御部の電子部品はケース間
を含め高耐圧にしなくてはならなくなるなどの欠点があ
った。
荷を切らずに測定できる長所があるが、従来の方法では
、供試漏電しゃ断器を試験する測定用電源側電路と増幅
計数制御部とが抵抗を通して直接接続され、絶縁されて
いなかったため、増幅計数制御部の電子部品はケース間
を含め高耐圧にしなくてはならなくなるなどの欠点があ
った。
本考案は、上記の欠点を取り除いたものであり、その目
的とするところは、感度電流・動作時間及び電路の漏れ
電流の測定を高精度に行う広範多機能な漏電しゃ断器テ
スタを提供することである。
的とするところは、感度電流・動作時間及び電路の漏れ
電流の測定を高精度に行う広範多機能な漏電しゃ断器テ
スタを提供することである。
以下図面によって本考案の実施例について説明する。
1は供試漏電しゃ断器、2はこの漏電しゃ断器の電源側
電路、3は負荷側電路、4は本考案を実施した漏電しゃ
断器テスタのブロック図、5は漏れ電流を流すための小
容量ダウントランスで一次巻線14及び二次巻線15を
有しその一端を共通線12で接続しており、6は感度電
流・電路の漏れ電流・動作時間の信号検出部で、7は電
流値調整のための可変抵抗、8はダウントランス5と可
変抵抗7とを焼損から守る保護用の固定抵抗、9は漏電
しゃ断器テスタに内蔵した信号検出用貫通漸変流器、1
0は11の増幅計数制御部を動作させるための電源回路
、11は増幅計数制御部、16は漏電しゃ断器テスタ負
荷側端子で、漏電しゃ断器テスタの電源側端子13,1
3’は供試漏電しゃ断器の電源側電路2に接続され、電
源側端子13′−共通線12−ダウントランスの二次巻
線15−可変抵抗7−固定抵抗8−信号検出用貫通漸変
流器9を貫通−漏電しゃ断器テスタの負荷側端子16を
通って供試漏電しゃ断器1の片側接点を通って漏電しゃ
断器テスタの電源側端子に帰る閉回路を形成している。
電路、3は負荷側電路、4は本考案を実施した漏電しゃ
断器テスタのブロック図、5は漏れ電流を流すための小
容量ダウントランスで一次巻線14及び二次巻線15を
有しその一端を共通線12で接続しており、6は感度電
流・電路の漏れ電流・動作時間の信号検出部で、7は電
流値調整のための可変抵抗、8はダウントランス5と可
変抵抗7とを焼損から守る保護用の固定抵抗、9は漏電
しゃ断器テスタに内蔵した信号検出用貫通漸変流器、1
0は11の増幅計数制御部を動作させるための電源回路
、11は増幅計数制御部、16は漏電しゃ断器テスタ負
荷側端子で、漏電しゃ断器テスタの電源側端子13,1
3’は供試漏電しゃ断器の電源側電路2に接続され、電
源側端子13′−共通線12−ダウントランスの二次巻
線15−可変抵抗7−固定抵抗8−信号検出用貫通漸変
流器9を貫通−漏電しゃ断器テスタの負荷側端子16を
通って供試漏電しゃ断器1の片側接点を通って漏電しゃ
断器テスタの電源側端子に帰る閉回路を形成している。
まず感度電流測定の場合について説明する。
ダウントランス5の出力電圧と、可変抵抗7と固定抵抗
8の抵抗値とによって定まる電流が変流器9の一次側を
通じて前述の電流閉回路を流れ、二次側にこの電流に比
例した出力電圧が生じる。
8の抵抗値とによって定まる電流が変流器9の一次側を
通じて前述の電流閉回路を流れ、二次側にこの電流に比
例した出力電圧が生じる。
この出力電圧をもとに増幅計数制御部11で増幅整流し
て電流指示計を振らせる。
て電流指示計を振らせる。
従って可変抵抗7を徐々に減じてゆけば、漏れ電流が徐
々に増してゆき、漏電しゃ断器1がしゃ断した時の電流
値を読めば、この値が感度電流となる。
々に増してゆき、漏電しゃ断器1がしゃ断した時の電流
値を読めば、この値が感度電流となる。
この場合電流レンジ切換は増幅整流回路の利得を変えれ
ばよい。
ばよい。
又ダウントランスを用いているので、可変抵抗7、固定
抵抗8の消費電力を下げることができる。
抵抗8の消費電力を下げることができる。
次に動作時間測定について説明する。
漏れ電流の流れている時間、信号検出部6の変流器9に
生じる二次側出力電圧を増幅計数制御部11で増幅整流
して基準発振を計数し、その計数値を動作時間として表
示する。
生じる二次側出力電圧を増幅計数制御部11で増幅整流
して基準発振を計数し、その計数値を動作時間として表
示する。
この測定は、電流検出方法であるので、電動機負荷の場
合でも負荷を切らずに測定することができる。
合でも負荷を切らずに測定することができる。
また変流器を用いたことにより簡単に測定電路から増幅
計数制御部を絶縁することができるので、電子部品は低
電圧用のものが使用できて、ことさら高耐圧にしなくて
もよいため、安価・小形にすることができる。
計数制御部を絶縁することができるので、電子部品は低
電圧用のものが使用できて、ことさら高耐圧にしなくて
もよいため、安価・小形にすることができる。
本考案は変流器を用いているため、電路の漏れ電流を測
定する漏電計の機能を追加する時便利である。
定する漏電計の機能を追加する時便利である。
漏電しゃ断器テスタに、電源電路に挿入できるようにし
た分割形零相変流器を使って漏電計の機能を持たせる時
、本考案によれば本考案がもともと内蔵した変流器の出
力をもとにして測定できるようにしたものなので、この
変流器と分割形零相変流器を切換スイッチを用いて切換
えて接続するよう容易に構成することができる。
た分割形零相変流器を使って漏電計の機能を持たせる時
、本考案によれば本考案がもともと内蔵した変流器の出
力をもとにして測定できるようにしたものなので、この
変流器と分割形零相変流器を切換スイッチを用いて切換
えて接続するよう容易に構成することができる。
以上に詳述し図面に示したように本考案は、ダウントラ
ンスから漏れ電流を流し、信号検出部として框体内に装
備した変流器の二次出力をもとにして増幅整流し、感度
電流・動作時間などの測定を高精度に行うよう構成した
ため、ダウントランスに接続される固定抵抗と可変抵抗
の消費電力を下げることができ、被測定電路と増幅計数
制御部との絶縁が簡単にできて、高耐圧の電子部品を必
要とせず、電流測定レンジの切換が簡単になり、安価・
小形・高性能な製品化ができ、しかも漏電計の機能も容
易に追加することができるなど実用的効果が太きい。
ンスから漏れ電流を流し、信号検出部として框体内に装
備した変流器の二次出力をもとにして増幅整流し、感度
電流・動作時間などの測定を高精度に行うよう構成した
ため、ダウントランスに接続される固定抵抗と可変抵抗
の消費電力を下げることができ、被測定電路と増幅計数
制御部との絶縁が簡単にできて、高耐圧の電子部品を必
要とせず、電流測定レンジの切換が簡単になり、安価・
小形・高性能な製品化ができ、しかも漏電計の機能も容
易に追加することができるなど実用的効果が太きい。
第1図は本考案の漏電しゃ断器テスタのブロック図と感
度電流・動作時間測定時の回路図である。 1:漏電しゃ断器、2:漏電しゃ断器の電源側電路、3
:漏電しゃ断器の負荷側電路、4:漏電しゃ断器テスタ
、5:ダウントランス、6:感度電流・動作時間の信号
検出部、7:可変抵抗、8:固定抵抗、9:変流器、1
0:電源回路、11:増幅計数制御部、12:共通線、
13:電源側端子、13′:電源側端子、14:ダウン
トランスの一次巻線、15:ダウントランスの二次巻線
、16:負荷側端子
度電流・動作時間測定時の回路図である。 1:漏電しゃ断器、2:漏電しゃ断器の電源側電路、3
:漏電しゃ断器の負荷側電路、4:漏電しゃ断器テスタ
、5:ダウントランス、6:感度電流・動作時間の信号
検出部、7:可変抵抗、8:固定抵抗、9:変流器、1
0:電源回路、11:増幅計数制御部、12:共通線、
13:電源側端子、13′:電源側端子、14:ダウン
トランスの一次巻線、15:ダウントランスの二次巻線
、16:負荷側端子
Claims (1)
- 漏電しゃ断器テスタに於て、供試漏電しゃ断器の電源側
電圧を一次巻線と二次巻線の一端を共通接続したダウン
トランスの一次側に印加し、二次巻線他端より可変抵抗
・固定抵抗を通じて変流器に貫通させ、前記ダウントラ
ンスの一次巻線と二次巻線の共通接続線と同極の前記漏
電しゃ断器の負荷側に接続して電流閉回路を形成し、前
記変流器の2次巻線に増幅計数制御部を設けて、感度電
流・動作時間を計測することを特徴とした漏電しゃ断器
テスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976055063U JPS5825723Y2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 漏電しゃ断器テスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976055063U JPS5825723Y2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 漏電しゃ断器テスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52145437U JPS52145437U (ja) | 1977-11-04 |
JPS5825723Y2 true JPS5825723Y2 (ja) | 1983-06-02 |
Family
ID=28514061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976055063U Expired JPS5825723Y2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 漏電しゃ断器テスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825723Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421720Y2 (ja) * | 1972-02-14 | 1979-08-01 |
-
1976
- 1976-04-30 JP JP1976055063U patent/JPS5825723Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52145437U (ja) | 1977-11-04 |
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