JPS5825608Y2 - 方向濾波器の構造 - Google Patents

方向濾波器の構造

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Publication number
JPS5825608Y2
JPS5825608Y2 JP3380877U JP3380877U JPS5825608Y2 JP S5825608 Y2 JPS5825608 Y2 JP S5825608Y2 JP 3380877 U JP3380877 U JP 3380877U JP 3380877 U JP3380877 U JP 3380877U JP S5825608 Y2 JPS5825608 Y2 JP S5825608Y2
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JP
Japan
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filter
metal
directional filter
housing
directional
Prior art date
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Expired
Application number
JP3380877U
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JPS53129246U (ja
Inventor
国悦 下山田
正義 鴫原
秀喜 須藤
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は海底中継器等に用いられる方向濾波器の構造を
簡易化し、材料の節約軽量化9機械加工を容易にすると
ともに良好な電気的特性を実現する構造を提供するもの
である。
第1図および第2図は方向濾波器の回路例である。
これらの図で示されている如く、方向濾波器は2個の分
波器A、Bで構成され、双方向の伝送信号を単一の増幅
器AMPで増幅することを可能にしている。
分波器A、Bは各々バイパスフィルタHPF、ローパス
フィルタLPFで構成され、第2図で解るように、バイ
パスフィルタ、ローパスフィルタは各々ブロック化され
た複数のコイルとコンデンサーで構成されている。
第2図の例では18個のブロックにされている。
一方方向瀘波器の減衰特性は増幅器の発振余裕および等
化特性に直接影響を与えるため、きわめて厳しいものと
なっている。
第3図は従来のかかる濾波器を収容する構造の斜視図で
あり、一部を説明のために断面にしている。
第4図は同じく第3図の従来の構造のX−Y間の断面図
を示している。
第3図及び第4図において、1は濾波器の金属筐体であ
り、円筒状となっており、その両側から複数の空洞C(
第2図の回路のブロック数に関連して両側で18個)が
設けられている。
2.2′は各々筐体の両側にとり付けられるフタであり
ネジ6により筐体にとり付けられている。
各々の空洞にはフィルターの各ブロックを構成する電気
部品7(コンテ゛ンサ、コイル)がとり付けられた印刷
配線基板3がネジ5によりとり付けられる。
従って各ブロックは筐体の空洞によって各々電気的にシ
ールドされる。
更に筐体1には信号の入力あるいは出力の端子4および
4′が設けられている。
また、筐体1にある溝Aは方向濾波器を保持するバーを
取りつけるためのものであり、中継器へ組み込むための
ものである。
一方、溝Bは方向濾波器から増幅器等の他の回路へ接続
する端子を取りつけるためのものである。
以上説明した、従来の構造の筐体1は濾波器が大きな減
衰量をとらねばならないことがら、精密な加工を行ない
電気的漏洩を極力抑えなければならない。
そのため従来の製造方法は円柱状の材料から切削する方
法がとられているが、部品、印刷配線板を挿入固定する
深い穴(空洞C)が多数(第2図の場合は18個)あり
、多くの加工時間を要し、がつ材料に無駄が多い構造と
なっている。
また従来の構造は各分波器が構造上一体化しており、従
ってその電気的特性は個々の部品を実装し、特性調整し
た段階で定まってしまう。
本考案はかかる問題を除去する構造を提供することを目
的とするものである。
そして本考案構成は筐体を2分割したことに特徴を有す
るものである。
以下本考案の実施例について説明する。
第5図が本考案の実施例であり、第6図は第5図におけ
るX−Y間の断面図である。
図より明らかな様に筐体は1及び1′に2分割されてお
り、その各々には複数のます目M及びそれに設けられる
穴Hが備けられている。
本考案の実施例においても同様に各ます目Mにはフィル
タの各ブロックを構成する電気部品が塔載された印刷配
線基板3がネジ5により取り付けられる。
しかし乍らこのままでは各ブロック間の電気的シールド
はなされていない。
そのために本考案においては回路素子間の電気的な結合
を防止するため金属キャップ12が各々のブロックに対
して半田づけ固定される。
この詳細は第7図に示しである。
第7図においてキャップ12と筐体1との間に半田たま
りの溝13を設けており、この部分にリング状半田を入
れ加熱する事により容易に本構造を得ることができる。
一方、筐体1と1′は各々の分波器を構成し、また構造
的に各々独立しているが、相互間を連結板11.11’
により一体化して全体で方向濾波器の機能を満足する。
この連結板11.11’は溝Bの端子取付側に設置する
のがスペース的に有効である。
4,4′は入出力端子であり、2,2′は穴を密閉する
フタである。
本考案による方向濾波器の構造は二つの分波器が一体化
している従来の方法から、各分波器を分割したことおよ
び回路素子を挿入するための深い穴が機械加工により作
り出していた従来の方法からケースに絞りキャップを半
田づけするという簡単な方法に変えたことを特徴として
いる。
従って本考案による構造は材料が従来の士以下であるこ
と、加工時間が大幅に削減できること、軽量化が計れる
ことなどの利点がある。
更に、本構造は二つの分波器が独立していることから、
その特性テ゛−夕をみて、相互に補完するような組合せ
を選び一体化すれば方向濾波器としては特性のより均一
化が可能であり、分留りの向上という利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は方向濾波器の回路の一例であり、
第3図および第4図は従来の構造を示し、第5図および
第6図は本考案による構造であり、第7図はその要部を
示す。 図において 1,1′は筐体、2,2′はフタ、3は印
刷配線基板、12はキャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 分波器回路が2個で構成される方向濾波器において、分
    波器回路に使用されるコイル、コンテ゛ンサ等部品相互
    間のシールドのために、片端が封止されている複数の金
    属キャップが取り付けられ、該金属キャップ内に部品が
    配置される金属筐体を各々の分波器回路に対し設け、該
    金属筐体間を金具を用いて一体に支持して構成されるこ
    とを特徴とする方向濾波器の構造。
JP3380877U 1977-03-18 1977-03-18 方向濾波器の構造 Expired JPS5825608Y2 (ja)

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JP3380877U JPS5825608Y2 (ja) 1977-03-18 1977-03-18 方向濾波器の構造

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JPS53129246U JPS53129246U (ja) 1978-10-13
JPS5825608Y2 true JPS5825608Y2 (ja) 1983-06-02

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JP3380877U Expired JPS5825608Y2 (ja) 1977-03-18 1977-03-18 方向濾波器の構造

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JPS53129246U (ja) 1978-10-13

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