JPS5825344Y2 - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JPS5825344Y2 JPS5825344Y2 JP1978082841U JP8284178U JPS5825344Y2 JP S5825344 Y2 JPS5825344 Y2 JP S5825344Y2 JP 1978082841 U JP1978082841 U JP 1978082841U JP 8284178 U JP8284178 U JP 8284178U JP S5825344 Y2 JPS5825344 Y2 JP S5825344Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- probe
- flaw detection
- solid
- conical hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、形状的に垂直探傷が不可能で、しかもドーナ
ツ状の探傷域を有する被検体の探傷に好適な超音波探傷
装置用探触子に関する。
ツ状の探傷域を有する被検体の探傷に好適な超音波探傷
装置用探触子に関する。
第１図に示すように、板材ａに円柱体すを固着しなり、
形状的に垂直探傷が不可能で、しかもドーナツ状の探傷
域Ｃを有する被検体の超音波探傷を行う場合、従来は第
２図に示す如き斜角探触子Ａを用い、その振動子Ｂから
の超音波Ｃで探傷する方式がとられていた。
形状的に垂直探傷が不可能で、しかもドーナツ状の探傷
域Ｃを有する被検体の超音波探傷を行う場合、従来は第
２図に示す如き斜角探触子Ａを用い、その振動子Ｂから
の超音波Ｃで探傷する方式がとられていた。
しかしこの斜角探触子Ａによる場合は該斜角探触子Ａを
水平面で３６０゜回転させて探傷しなければ、ドーナツ
状の探傷域Ｃの全領域を探傷することができないため、
その探傷能率が極めて悪いという欠点があった。
水平面で３６０゜回転させて探傷しなければ、ドーナツ
状の探傷域Ｃの全領域を探傷することができないため、
その探傷能率が極めて悪いという欠点があった。
本考案は、上記従来のものの欠点を解消し、第１図に示
すような被検体の超音波探傷を極めて能率よく探傷する
ことの可能な超音波探触子を提供することを目的として
提案されたもので、超音波を発する平板状振動子の超音
波発生側に超音波伝達用固体を取付け、該超音波伝達用
固体に、その被検物に接する面に開口部を有し、かつ上
記平板状振動子からの超音波ビームに平行な中心軸をも
つ円錐孔を設け、該円錐面を上記超音波ビームの反射面
としたことを特徴とする超音波探触子に係るものである
。
すような被検体の超音波探傷を極めて能率よく探傷する
ことの可能な超音波探触子を提供することを目的として
提案されたもので、超音波を発する平板状振動子の超音
波発生側に超音波伝達用固体を取付け、該超音波伝達用
固体に、その被検物に接する面に開口部を有し、かつ上
記平板状振動子からの超音波ビームに平行な中心軸をも
つ円錐孔を設け、該円錐面を上記超音波ビームの反射面
としたことを特徴とする超音波探触子に係るものである
。
以下第３図乃至第５図に示す実施例により本考案につき
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第３図において、１は電気音響変換をなす平板状振動子
、２は電極、３はリード線、４は探触子と超音波探傷装
置（図示せず）とを接続するケーブル、５は平板状振動
子１の共振を吸収して短かいパルスを送受するためのダ
ンパ、６は探触子の外被ケース、７は超音波伝達用固体
で、同固体７はアクリル樹脂その他の合成樹脂、金属、
ガラス等で形成される。
、２は電極、３はリード線、４は探触子と超音波探傷装
置（図示せず）とを接続するケーブル、５は平板状振動
子１の共振を吸収して短かいパルスを送受するためのダ
ンパ、６は探触子の外被ケース、７は超音波伝達用固体
で、同固体７はアクリル樹脂その他の合成樹脂、金属、
ガラス等で形成される。
８は該超音波伝達用固体７に図示の如く設けられた円錐
孔で、同円錐孔８は、その中心軸が上記平板状振動子１
からの超音波ビームに対し平行でかつその開口部が被検
物と接する面に開口するように超音波伝達用固体７に設
けられており、またその表面は平滑に仕上げられている
。
孔で、同円錐孔８は、その中心軸が上記平板状振動子１
からの超音波ビームに対し平行でかつその開口部が被検
物と接する面に開口するように超音波伝達用固体７に設
けられており、またその表面は平滑に仕上げられている
。
そして上記各部材１〜７で本考案の超音波探触子を構成
している。
している。
つぎに第４図により、本考案探触子の作用を述べる。
平板状振動子１で発生させた超音波は、超音波伝達固体
７の中を直進して円錐孔８の表面に達する（図では理解
を容易にするため、超音波ビームを２本の線９で示して
いるが、実際には平板状振動子１の大きさの超音波束が
出ていると考えてよい）。
７の中を直進して円錐孔８の表面に達する（図では理解
を容易にするため、超音波ビームを２本の線９で示して
いるが、実際には平板状振動子１の大きさの超音波束が
出ていると考えてよい）。
そして円錐孔８の表面に達した超音波は、該表面で反射
し、被検物１３０表面に至り、ここで超音波の一部は、
伝達媒質１０を介して被検物１３中に入射し、その欠陥
検出に寄与するわけであるが、この場合の超音波の円錐
孔８表面での反射は、該円錐孔８表面の全周で行われる
ため、被検物１３中では超音波はラッパ状を呈すること
になる。
し、被検物１３０表面に至り、ここで超音波の一部は、
伝達媒質１０を介して被検物１３中に入射し、その欠陥
検出に寄与するわけであるが、この場合の超音波の円錐
孔８表面での反射は、該円錐孔８表面の全周で行われる
ため、被検物１３中では超音波はラッパ状を呈すること
になる。
これが本考案探触子の特徴とするところであり、従って
第５図に示す如く、超音波Ｃはラッパ状を呈して被検体
のドーナツ状探傷域Ｃに達してその全領域を探傷するた
め本考案の探触子によればただ一度の操作でドーナツ状
の探傷域Ｃをもつ被検体の探傷を行うことができるもの
である。
第５図に示す如く、超音波Ｃはラッパ状を呈して被検体
のドーナツ状探傷域Ｃに達してその全領域を探傷するた
め本考案の探触子によればただ一度の操作でドーナツ状
の探傷域Ｃをもつ被検体の探傷を行うことができるもの
である。
なお、超音波の屈折角β（第４図）は超音波伝達用固体
７の縦波音速、円錐孔８の穿孔角度αおよび被成物１３
中の横波音速で決まるため、被検物１３の材質が決１れ
ば超音波伝達用固体７の材質ならびに円錐孔８の穿孔角
度αを適当に選定することにより、超音波の屈折角βを
最適に設定することができる。
７の縦波音速、円錐孔８の穿孔角度αおよび被成物１３
中の横波音速で決まるため、被検物１３の材質が決１れ
ば超音波伝達用固体７の材質ならびに円錐孔８の穿孔角
度αを適当に選定することにより、超音波の屈折角βを
最適に設定することができる。
なお第４図において、超音波伝達用固体Ｉの上表面に設
けた凹凸１２は、被検物１３表面で反射した超音波１１
が超音波伝達用固体の壁面で再反射して、円板状振動子
１へ帰還するのを防止するに役立つ。
けた凹凸１２は、被検物１３表面で反射した超音波１１
が超音波伝達用固体の壁面で再反射して、円板状振動子
１へ帰還するのを防止するに役立つ。
本考案の探触子ば、上記のような構成、作用を具有する
ものであるから、本考案によれば形状的に垂直探傷が不
可能で、しかもドーナツ状の探傷域をもつ被検体の超音
波探傷な、ただ一度の探傷操作で行うことができ、従来
に比し著しくその作業能率を向上できるという実用的効
果を挙げることができる。
ものであるから、本考案によれば形状的に垂直探傷が不
可能で、しかもドーナツ状の探傷域をもつ被検体の超音
波探傷な、ただ一度の探傷操作で行うことができ、従来
に比し著しくその作業能率を向上できるという実用的効
果を挙げることができる。
第１図は、形状的に超音波による垂直探傷が不可能で、
しかもドーナツ状の探傷域をもつ被検体の一例の断面図
、第２図は、第１図に示す被検体の従来の超音波探傷の
要領を示す図、第３図乃至第５図は、本考案の一実施例
の概略説明図で、第３図は要部を切開して示す側面図、
第４図は作用の説明図、第５図は本考案探触子による第
１図に示す被検体の探傷要領を示す図である。 １：円板状振動子、２：電極、３：リード線、４：ケー
ブル、５：ダンパ ６：外被ケース、７：超音波伝達用
固体、８：円錐孔。
しかもドーナツ状の探傷域をもつ被検体の一例の断面図
、第２図は、第１図に示す被検体の従来の超音波探傷の
要領を示す図、第３図乃至第５図は、本考案の一実施例
の概略説明図で、第３図は要部を切開して示す側面図、
第４図は作用の説明図、第５図は本考案探触子による第
１図に示す被検体の探傷要領を示す図である。 １：円板状振動子、２：電極、３：リード線、４：ケー
ブル、５：ダンパ ６：外被ケース、７：超音波伝達用
固体、８：円錐孔。
Claims (1)
- 超音波を発する平板状振動子の超音波発生側に超音波伝
達用固体を取付け、該超音波伝達用固体に、その被検物
に接する面に開口部を有し、かつ上記平板状振動子から
の超音波ビームに平行な中心軸をもつ円錐孔を設け、該
円錐面を上記超音波ビームの反射面としたことを特徴と
する超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978082841U JPS5825344Y2 (ja) | 1978-06-19 | 1978-06-19 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978082841U JPS5825344Y2 (ja) | 1978-06-19 | 1978-06-19 | 超音波探触子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54184192U JPS54184192U (ja) | 1979-12-27 |
| JPS5825344Y2 true JPS5825344Y2 (ja) | 1983-05-31 |
Family
ID=29004070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978082841U Expired JPS5825344Y2 (ja) | 1978-06-19 | 1978-06-19 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5825344Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015677A (ja) * | 1973-06-19 | 1975-02-19 |
-
1978
- 1978-06-19 JP JP1978082841U patent/JPS5825344Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015677A (ja) * | 1973-06-19 | 1975-02-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54184192U (ja) | 1979-12-27 |
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