JPS582533Y2 - 鋼片受台装置 - Google Patents

鋼片受台装置

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Publication number
JPS582533Y2
JPS582533Y2 JP17267379U JP17267379U JPS582533Y2 JP S582533 Y2 JPS582533 Y2 JP S582533Y2 JP 17267379 U JP17267379 U JP 17267379U JP 17267379 U JP17267379 U JP 17267379U JP S582533 Y2 JPS582533 Y2 JP S582533Y2
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JP
Japan
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steel
groove
horizontal frame
shaped guide
view
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Expired
Application number
JP17267379U
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English (en)
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JPS5691660U (ja
Inventor
小林大蔵
Original Assignee
東伸製鋼株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東伸製鋼株式会社 filed Critical 東伸製鋼株式会社
Priority to JP17267379U priority Critical patent/JPS582533Y2/ja
Publication of JPS5691660U publication Critical patent/JPS5691660U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鋼片、鋼材等を積上げ支承する鋼片受台装
置に関するものである。
例えば、連続鋳造工場において製造され、所定長さに切
断した熱鋼片を、離れた位置にある圧延工場に台車によ
って移送する場合、あるいはストックヤードに野積みに
して放冷する場合等に訃いては、前記熱鋼片を台車上ま
たはストックヤードにおいて、数段に積み重ね、各段毎
の熱鋼片間にスペーサーを挿入しなければならない。
上記スペーサーの挿入は、従来人手によって、積み重ね
る熱鋼片と交互に、前記熱鋼片上に、その向きを900
異にしてスペーサーを載置していたが、800℃前後の
高温の熱鋼片に接近しての作業であるため、極めて苛酷
な作業であり、人身事故を発生しやすく、また非能率で
あった。
この考案は、上述のような観点に基づき、安全かつ高能
率に鋼片を積上げ、支承できる鋼片受台装置を提供する
もので、左右1対2本の鋼柱2組を前後に所定の間隔な
卦いて立設配置し、左右の鋼柱の各内側面に上下所定の
間隔で複数の溝形案内部材を上下揺動自在に軸着し、前
記左右の溝形案内部材のそれぞれに水平枠を支承させる
と共に、前記水平枠の先端に、上下方向に所定範囲で首
振り自在にスペーサーを支持せしめたことに特徴を有す
るものである。
次に、この考案の装置を実施例により図面と共に説明す
る。
第1図にはこの考案の装置の一例が一部を欠除した側面
図で、第2図には正面図で示されている。
図面において1は基礎で、前記基礎1上に左右1対の2
本の鋼柱2が、前後に所定の間隔をおいて2組立設配置
されている。
前記基礎1は、トラック、貨車等の鋼片運搬用台車上に
この装置を配設する場合は、前記台車のシャーシに断熱
的に鋼製枠として設ければよく、ストックヤードにこの
装置を配設する場合は、コンクリート基礎として設けれ
ばよい。
また鋼柱2は、溝形、H形、■形、T形鋼等、いずれで
もよく、所要の設計強度が得られる構造であればよい。
各鋼柱2の内側となる面には、第3図に拡大平面図で、
第4図に第3図a −a線部分の拡大断面図で、第5図
に第3図b −b線部分の拡大断面図で、第6図に第3
図c−c線部分の拡大断面図で示されているように、溝
形案内部材3をそれぞれ溝を内方に向けて、上下方向に
所定間隔で所要数軸着されている。
前記溝形案内部材3の軸着構造は、第3図および第4図
に示されている如く、鋼柱2に固着されたブラケット4
にセンターホイール5を軸支し、前記センターホイール
5を溝形案内部材3内に固着したボックス6の円筒チャ
ンバ6A内に収納し、カバー7により抜は止めすること
により構成されている。
従って、溝形案内部材3は、センターホイール5を中心
に前後側部分が、鋼柱2に対して上下に揺動できるよう
になっている。
また、溝形案内部材3の溝内前後端寄りの位置には、そ
れぞれ、第3図、第5図に示されているようなガイドホ
イール8が空転自在に取付けられている。
前記ガイドホイール8は、溝形案内部材3のウェブ3A
に軸支されたホイール本体8Aの外周に、金属製タイヤ
9を取付けたホイールで、水平枠Aの側枠片部10の上
下部フランジ10A。
10Bの内面が当接する径としである。
溝形案内部材3の上部フランジ3Bの下面には、前後両
端に近い位置に、軸線を垂直としたガイドローラ11が
空転自在に取付けられている。
このガイドローラ11ば、左右の溝形案内部材3,3に
よって、水平方向に抜き差し自在に支持された前記水平
枠Aに釦げる側枠片部10の上部フランジ10A側縁を
案内するローラである。
水平枠10は、第7図に拡大平面図で、第8図に先端部
を拡大側面図で示されているように、先端に角管状のス
ペーサー12が水平に、かつ上下方向に所定範囲で首振
り自在に支持されている。
前記スペーサー12は、水平枠Aの前枠片部13に突設
された垂直のブラケツ)14.14に、それぞれ水平の
ピン15で連結する垂直のブラケット16.16を有し
、前記ブラケット14と16に突設したストッパー17
と18との当接によって、首振りの下降限が規制されて
いる。
19は水平枠Aの後端に設けたバランスウェイトである
また、20.20は水平枠Aの後端両側に設けた水平枠
Aの抜き差し用把手である。
211/′i、前記左右の鋼柱2,2間にわたって固着
された遮熱板で、耐火断熱材からなり、水平枠Aの挿通
用窓孔22が、水平枠Aと同数設けられている。
23は、基礎1上に設けられた、最下段の鋼片を積載す
る耐火材製枕材である。
この考案の装置は、上述のように構成されているので、
鋼片を積上げるに当っては、予め水平枠Aを全部外方に
移動させて卦き、鋼片の始めの一段を枕材23.23上
に積んだ後、最下段の相対向する水平枠A、Aを、把手
20,20を操作して内方に移動させ、前記枕材23,
23上に積んだ最下段の鋼片上にスペーサー12,12
が臨むように挿入する。
水平枠A、Aの挿入に際しては、溝形案内部材3のガイ
ドホイール8とガイドローラー11とによって、円滑に
これを行なうことができる。
また、挿入された水平枠A、Aば、溝形案内部材3のセ
ンターホイール5を中心とする上下揺動により、上下方
向にある程度の自由が許されるため、積み上げられる鋼
片の厚みにばらつきがあっても、十分これに対応するこ
とができる。
以下、順次同様の操作で鋼片の積上げとスペーサー12
の挿入とを交互に行なうことにより、所定量の鋼片の積
上げは完了する。
また、積上げられた鋼片の積降しに当っては、上述した
動作を逆にし、順次上方の鋼片の積降しと、スペーサー
12の抜き出しを行なえばよい。
なお、水平枠Aの挿入に当っては、適宜の動力機構を付
設することにより、人手によらず機械的に行なうことも
できる。
以上の説明から明らかなように、この考案の装置によれ
ば、鋼片の積上げに際し、安全かつ迅速にスペーサーを
所望の位置に置くことができ、特に溝形案内部材により
上下方向にある程度の揺動を可能に支持した水平枠によ
って、鋼片の厚みの変化に対応でき、作業は能率的であ
る上、この装置を鋼片運搬用台車上に設置するときは、
前記鋼片の運搬を迅速容易に行なうことができ、高温の
鋼片を冷却させることなく圧延工場に搬送し得て熱エネ
ルギー的損失を最少限に止めることが可能となる等、工
業上優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】 第1図は一部を欠除して示したこの考案装置の一例を示
す側面図、第2図は正面図、第3図は溝形案内部材の支
持構造を示す拡大平面図、第4図は第3図a −a線部
分の拡大断面図、第5図は第3図b−b線部分の拡大断
面図、第6図は第3図のc−c線部分の拡大断面図、第
7図は水平枠とその支持部分を示す拡大平面図、第8図
はスペーサー支持構造を示す拡大側面図である。 図面にむいて、 A・・・水平枠、1・・・基礎、2・・・鋼柱、3・・
・溝形案内部材、4・・・ブラケット、5・・・センタ
ーホイール、6・・・ボックス、7・・・カバー、8・
・・ガイドホイール、9・・・タイヤ、10・・・側枠
片部、11・・・ガイドローラ、12・・・スペーサー
、13・・・前砕片部、14゜16・・・ブラケット、
15・・・ピン、17,18・・・ストツバ−119・
・・バランスウェイト、20・・・把手、21・・・遮
熱板、22・・・窓−TL、23−・・枕材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の間隔をおいた左右1対2本の鋼柱2組を、前後に
    所定の間隔をおいて立設し、前記各鋼柱の左右内側面に
    、上下所定の間隔で複数の溝形案内部材を上下揺動自在
    に軸着し、前記左右の溝形案内部材のそれぞれに水平枠
    を支承させると共に、前記水平枠の先端に、上下方向に
    所定範囲で首振り自在にスペーサーを支持せしめたこと
    を特徴とする鋼片受台装置。
JP17267379U 1979-12-13 1979-12-13 鋼片受台装置 Expired JPS582533Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267379U JPS582533Y2 (ja) 1979-12-13 1979-12-13 鋼片受台装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267379U JPS582533Y2 (ja) 1979-12-13 1979-12-13 鋼片受台装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5691660U JPS5691660U (ja) 1981-07-21
JPS582533Y2 true JPS582533Y2 (ja) 1983-01-17

Family

ID=29683477

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JP17267379U Expired JPS582533Y2 (ja) 1979-12-13 1979-12-13 鋼片受台装置

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JPS5691660U (ja) 1981-07-21

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