JPS5825133B2 - ラム装置 - Google Patents

ラム装置

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JPS5825133B2
JPS5825133B2 JP53044728A JP4472878A JPS5825133B2 JP S5825133 B2 JPS5825133 B2 JP S5825133B2 JP 53044728 A JP53044728 A JP 53044728A JP 4472878 A JP4472878 A JP 4472878A JP S5825133 B2 JPS5825133 B2 JP S5825133B2
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JP
Japan
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flange
piston
ram device
annular
housing
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JP53044728A
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JPS53133905A (en
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ハンス・キユーン
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KEEERINKU GmbH
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KEEERINKU GmbH
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Publication of JPS53133905A publication Critical patent/JPS53133905A/ja
Publication of JPS5825133B2 publication Critical patent/JPS5825133B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D7/00Methods or apparatus for placing sheet pile bulkheads, piles, mouldpipes, or other moulds
    • E02D7/02Placing by driving
    • E02D7/06Power-driven drivers
    • E02D7/10Power-driven drivers with pressure-actuated hammer, i.e. the pressure fluid acting directly on the hammer structure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は・・ウジング内で上下方に移動自在な打撃本体
と、該打撃本体と杭等の被打撃体との間に設置される打
撃伝達部材とを有するラム装置に関する。
ドイツ連邦共和国特許公開第2454488号公報から
公知であるこの種のラム装置においては、被打撃体から
のはね返り反動からハウジングを保護するために、該ハ
ウジングの円筒側壁に形成した環状の内方フランジと打
撃伝達部材の打撃本体と協働する打撃面の回りに形成し
た外方フランジとの間に複数のゴム製リングを配置して
いる。
反動エネルギを吸収するためには、ゴム製リングの受圧
面積を比較的大きくとる必要があり、かつ個個のゴム製
リングは打撃本体と共働する打撃面の外方で間隔をおい
て同中心に並べて設置しなければならないので、必然的
に打撃伝達部材の外方7ランジを大きいものとし、この
ためこの種のラム(ハウジング)は被打撃体よりも著し
く大きい直径を有することになる。
被打撃体を相互の間隔をつめて打ち込む必要が生ずるこ
とが時々あるが、ラム装置の直径がこのように被打撃体
の直径に対しテ犬キくなると、被打撃体を相互につめて
打ち込むことができなくなる。
このような場合には、反動力緩衝機構を省略あるいはそ
のサイズを減少したラム装置を使用すればよいのである
が、ラム装置の耐用年数が短くなるという問題がある。
たとえば掘削リグを海底に固定したりするための沖合打
込み作業の場合−ミ直径約1rrLおよび長d100m
の筒状の杭を被打撃体として打ち込むことがあり、この
杭打ち込みには大きな衝撃力を必要とする。
このために使用されるラム装置は、大きな打撃面を有す
る打撃伝達部材を備えており、それにより単位面積当り
の衝撃力を減少させることにより、耐用年数が長くなる
ようにしている。
しかしながら、使用される筒状の杭が、その長さのため
に打撃作用下で一相長手方向に収縮し、そして次のはね
返りの際に非常に大きい反動エネルギをラム装置に伝達
することから、大きな打撃面を有する打撃伝達部材のた
めに既に大型化しているラム装置のハウジングを、この
反動エネルギを緩衝する大規模な機構を設けるためにさ
らに大径のものとしなげればならない。
沖合打ち込み作業で使用される筒状の杭は、通常該杭の
外孫よりも若干大きい内径を有する筒状の杭案内支柱で
案内されつつ打ち込まれるのであるが、杭の上端が杭案
内支柱の上端よりも下になるまで杭を打ちこんだ場合、
上記のように大きな直径のラム装置(ハウジング)は、
杭に追随して杭案内支柱に進入できないためそれ以上の
打ち込みが不可能となる。
本発明の目的は、大きな反動エネルギを確実に緩衝でき
る機構を備えながらも、ハウジングの直径を増大させる
ことのないラム装置を提供することにある。
本発明は、この目的達成のために、実質的に円筒状の側
壁で成り、下端が開口した中空の・・ウジングと上記ハ
ウジングの側壁によって軸方向上下動可能に摺動案内さ
れる打撃本体と、・・ウジング内において該打撃本体と
被打撃体との間に配設され、打撃本体の衝撃を受ける打
撃面を有すると共に、ハウジングの側壁によって摺接案
内される径方向外方に突出する外方フランジを有する打
撃伝達部材と、該打撃伝達部材の外方フランジと打撃本
体の上下動径路との間においてハウジングの側壁から径
方向内方に突出する内方フランジとを備えたラム装置に
おいて、 a)前記両フランジのいずれか一方に少なくとも一部が
形成されると共に、内部に気体クッションを保持するこ
とができる少なくとも1つの中空室をハウジングの側壁
又は打撃伝達部材に設け、 b)前記一方のフランジにハウジングの軸心方向に移動
可能な別体のピストンを設けて中空室を密閉することに
より、該ピストンが気体クッションにより他方のフラン
ジに対して付勢されるようにすると共に、前記ピストン
の気体クッションによって付勢される方向への移動を規
制し。
さらに C)前記中空室に気体又は液体、又はその両方を導入又
は排出するだめの閉止自在な圧力手段用通路を設は気体
クッションの圧力を所定値に調整できるようにし、 もって打撃本体による打撃の後に被打撃体から遅れを伴
い返ってくる反動力を気体クッションにて緩衝するよう
に構成したことを特徴とするラム装置を提供する。
上記構成により、・・ウジングの反動力に対する保護作
用が著しく改善されその都度の打ち込み条件に適合可能
となると共に、ハウジングの側壁の外径を小さくするこ
とができる。
ハウジング側壁の外径及び打撃伝達部材の最大外径(・
・ウジング側壁の下端から突出している部分の外径)は
、被打撃体の外径と同等か、それよりも若干太き目にす
る。
具体的には、ハウジングの側壁の外径及び打撃伝達部材
の最大外径は、被打撃体の外径約100〜110%にし
、これにより、ラム装置が被打撃体よりも若干大きい外
径を有する杭案内支柱に進入できるようにする。
次に、ラム装置の幾つかの実施例を、添付図面を参照し
ながらより詳細に説明する。
第1図に示したラム装置はハウジング1および打撃本体
3を有し、該打撃本体は、ノ・ウジング1内に位置する
気体充填の運行室内において慣用の手段(図示せず)に
よって上下に移動される。
打撃本体3の下方移動の際に排出された気体は、ハウジ
ング1の側壁に設けた溢流通路5を通って、打撃本体3
よりも上方に設けられた室内へ流れ込むことができる。
ラム装置は、ハウジング1の上端部に取付けた部材(図
示せず)を介して支持ケーブルなどに懸垂支持している
ので、被打撃体6(以下杭6と称す)の打ち込みにより
杭6が下方移動しても、ラム装置は追随することができ
る。
杭6と打撃本体3との間には打撃伝達部材7が設置され
、その上方部はハウジング1の円筒側壁で取り囲まれて
いる。
打撃伝達部材7は、その下端に形成した環状の接触面8
を介して杭6の上縁上に載置されている。
打撃伝達部材7は、いくつかの異なる直径を有した一体
の段付き円筒として構成され、環状の外方フランジ9を
備えている。
ハウジング10円筒側壁は、その内側において打撃本体
3の上下動経路と打撃伝達部材7の外方フランジ9との
間に半径方向内方に突き出た環状の内方7ランジ53を
有すると共に、環状肩部13で互いに分離した2つの円
筒面11,12を有しており、これら内筒面のうちの円
筒面12はより大きい直径を有する。
円筒面11.12に沿って上方に向いた環状肩部17を
備えた環状ピストン16が摺接案内されている。
該環状ピストン16は、・・フランジ1の内壁から突出
する下方止め突出部15と該ピストンの上端と共働する
べく内方7ランジ53に形成された上方止め突出部14
との間で限定的に移動自在に案内されている。
環状ピストン16と下方円筒面12との間には環状の中
空室20があり、その高さは環状肩部13と17の間隔
で定まる。
図示した実施態様の場合には、環状の中空室20はさら
に内方7ランジ53の内側まで上方に延びており、その
上端部において外方へ導きかつ逆止め弁30を含む圧力
手段用通路29を備えておシ、該通路29は切換え弁4
9を備えた連結管48を経て圧力手段用ポンプ50と連
結している。
中空室20内には、液体クッション部28とその上に位
置する気体クッション部27とを備えている。
中空室20内の圧力は、液体又は気体又はその両方を導
入又は排出することによって打ち込み作業にそのつど必
要な条件に適合した値に調節することができる。
密閉のために、円筒面11及び12とそれらと共働する
環状ヒストン16の外周面との間には環状パツキン18
及び19をそれぞれ設置している。
中空室20内に抑制している過圧力によって、環状ピス
トン16を打撃伝達部材7の外方フランジ9に向かって
下方へ押しつけている。
打ち込み作業時に、打撃本体3がその下側の衝突面4で
打撃伝達部材7の上側打撃面36に衝突すると、打撃エ
ネルギは、打撃伝達部材7の下側に設けた環状の接触面
8から直接杭6に伝達され該杭6の下方に移動させる。
特に杭6が極めて長い場合には、杭6が下方に移動した
後に非常に強いはね返り反動が杭6から接触面8を経て
打撃伝達部材7に伝達され、そして環状ピストン16の
下側と突き合わせの環状の外方7ランジ9によって中空
室20内の過圧力に。
逆らって環状ピストン16を持ち上げようとする。
中空室20に入れた液体クッション部28は実際上圧縮
できないので、環状ピストン16の持ち上げの際に生じ
た中空室20の容積減少は、気体クノンヨン部27の圧
縮という形で現れ、該気体り。
ツション部27の圧力が上昇することになる。
それ故に、環状ピストン16は、中空室20内の過圧力
で環状肩部17に作用する下方釦向いた圧縮力が反動エ
ネルギを吸収するまで、反動エネルギによって上方へ移
動することになる。
中7空室20内の過圧力を杭とラム装置の種類および寸
法ならびに地面状態に応じて見込むべき反梨力に対応さ
せて調節することによって、この反動力を気体クッショ
ン部27で受は止めて和らげるので、ハウジング1を激
しい反動衝撃に対して十分に保護しかつラム装置の耐用
年数の延長を図れると共に、該ハウジングの側壁の厚み
や直径を減らすことができ、結果として価格と重量をさ
らニ節減することになる。
環状ピストン16はわずかぞけの半径方向の厚みを必要
とするだけである。
また中空室26は、環状ピストン16の環状肩部17の
径方向厚みに対応する径方向幅(厚み)を有するだけで
よいので、内方7ランジ53を含む・・フランジ1の側
壁内部に配設でき、しかも、その高さは所望の効果を得
るべく充分とることができる。
この結果、ラム装置、すなわち・・フランジ1の横断面
寸法は打撃本体3を案内するのに必要な以上に大きくと
ることはない。
言い換えれば、円筒形に設計した・・フランジ1の直径
は、打撃本体3の直径に比べて少しだげ大きくとればよ
く、筒状の杭6の外径と一致させて有利なものとするこ
とが可能となる。
第2図に示したラム装置の変形実施態様は概略的には既
に説明した第1図のものに対応しているが、円筒面11
.12および環状ピストン160代りに、ハウジング1
0円筒側壁の内側に突き出た環状の内方フランジ51に
周方向に間隔をあげてラム装置の縦軸心と平行な複数の
孔21を形成し、該孔21の各々に1本のピストン23
を限定的に摺接案内させており、該ピストンの移動によ
によシ内方7ランジ51に形成された中空室26の体積
が変化するようにしである。
孔21は環状段部22を有し、該段部22はピストン2
3のT方移動を制限するために該ピストン230環状カ
ラー24と共働している。
ピストンセ3にはさらに、孔21の壁と突き合わせの環
状パツキン25を備えている。
各ピストン23の下端面は、打撃伝達部材7の外方フラ
ンジ9と突き合わせになっている。
また、ピストン23で密閉した中空室26内には、液体
クッション部28およびその上に位置する気体クッショ
ン部27を設けている。
中空室26はさらに、逆止め弁30を備えた圧力手段用
通路29を有する。
圧力手段用通路29を経て液体又は気体又はその両方を
導入又は排出することによって、中空室26は杭打ち込
み条件に適合させた過圧力下にすることができる。
ピストン23を受は入れる孔21は、周方向等間隔に分
けて配置しであるので、ピストン23の下端面は、それ
に応じて等層間隔で打撃伝達部材7の環状の7ランジ9
に押圧され、打ち込み打撃後に生じる杭6のはね返り反
動力は、全ピストン23を一様に上方移動させて、容積
減少と共に上昇する中空室26内の過圧力によって一様
に吸収される。
また、この実施態様の場合には、中空室26を連結管(
図示せず)によって相互に連通させて、該中空室内をど
こでも等圧に抑制することができる。
ピストン23用の孔21は、打撃本体3のT方で、かつ
ハウジング1が最大内径を有する位置にある打撃伝達部
材7の外方フランジ9よりも上方においてハウジング1
0円筒側壁の内方フランジ51に設けであるので、孔2
3を形成するためにノ・ウジング1の横断面を増大させ
ることがない。
従って、ハウジング1の外径は打撃本体3および打撃伝
達部材7の外径に比べてほんのわずかに太きいだけでよ
く、杭6の外径を上回ることはほとんどないので、杭打
ち込みに際しては、下方移動する杭に追随して杭案内支
柱の孔内′\と進入することが可能となる。
第3図に示した実施態様の場合には、杭8と、円筒形ハ
ウジング1内で移動自在に案内される打撃本体3との間
に設置した打撃伝達部材7は、その上側において環状段
部32を有する中央孔31を同心的に備えており、核化
31により、環付段部32と突き合わせとなる環状カラ
ーを備えた打撃ピストン33が限定的に移動自在に案内
されている。
打ち込み作業の際に、打撃本体3は、その下方移動によ
り下端の衝突面4が先ず打撃ピストン33の上側端面3
4に衝突し、次いで該上側端面34を取り囲む上側打撃
面36と衝突する。
打撃ピストン33と中央孔31との間には環状パツキン
35を設置している。
打撃伝達部材7内には中空室が形成され、該中空室は打
撃伝達部材7に同心的でかつ打撃ピストン33で密閉さ
れた中央部を有する。
該中央部は液体クッション部38およびその上に位置す
る気体クッション部37を含み、かつ外方へ導く圧力手
段用通路39を備えており、該通路39は逆止め弁40
によって閉鎖している。
打撃伝達部材7はまた、外方フランジ9を備えており、
該外方フランジ9にはその上部支持面から下方に延びる
と共に、周方向等間隔に配設された複数の孔41が形成
されている。
核化41はそれぞれ1個の環状段部42を有する。
孔41の中では、環状段部42と突き合わせとなる環状
カラー44を備えた実質的に円筒形のピストン43がお
のおの限定的に移動自在に案内されている。
このピストンと孔41との間には環状パツキン45を設
置している。
ピストン43により、連結通路47を経て前記中央部と
連通ずる中空室の周辺部46が密閉されており、これに
より、ピストン43が中空室の中央部にある気体クッシ
ョン部37に貯えられた過圧力を受けて上方に押しあげ
られる。
ノ・ウジフグ10円筒側壁は、打撃本体3と外方フラン
ジ9との間において半径方向内方へ突き出た内方フラン
ジ52を備え、該フランジ52はその下側に環状の支持
面10を持ち、該支持面に対してピストン43の上端面
が接している。
打撃ピストン33は、気体クッション部37の過圧力に
よってその環状カラーが環状段部32と突き合わせにな
る最上端位置へ押しあげられ、その位置において該ピス
トンの上側端面34はそれを取囲む上側打撃面36より
約3〜30mm上方へ突き出ている。
打ち込み打撃の際には、打撃本体3はまず打撃ピストン
33の上側端面34に衝突し、そして打撃本体3の衝突
面4が環状の上側打撃面36に突き当たりかつその際に
生じた激しい金属的打撃が打撃伝達部材7の下側に配置
した環状の接触面8を経て直接杭6に伝達されるまで、
打撃ピストン33を中央孔31の中に押し込み気体クッ
ション部37を容積減少させる。
この激しい打撃によって動かされた杭6はさらに、容積
減少により気体クッション部37に貯えられた付加的過
圧力によって、打撃ピストン33の環状カラーが中央孔
310環状段部32に再び突き合わせになるまで下方移
動を続行する。
接触面8を経て打撃伝達部材7に移行する杭6からのは
ね返り反動力は、該打撃伝達部材7を押し上げるため、
ピストン43はハウジング1の内方フランジ52に形成
された支持面10により相対的に押し下げられる。
これによって、中空室の周辺部46から液体が中空室の
中央部へ追い出され、気体クッション部37を容積減少
させ、それに対応する圧力上昇をひき起こす。
このようにしてハウジング1に対する悪い影響なしに反
動を緩衝している。
ピストン43の数および打撃ピストン33の断面積に対
するピストン43の断面積ならびに気体クッション部3
7の調節過圧力を適当に選定することによって、打撃本
体3が打撃伝達部材7の上側打撃面積36と衝突して生
ずる激しい金属的衝突後にも杭6が長い時間推進を持続
すると共に、はね返り反動力が隠やかに緩衝できるよう
にすることが可能である。
好適な実施態様に基づいて説明した前記ラム装置は、打
撃伝達部材に対するノ・ウジングの支持がピストンおよ
び気体クッション部で維持されている限り、当業者によ
って要求に応じて種々の方法でその都度の要件にあうよ
うに変形してもよい。
また、気体クッション部の圧力は、逆止め弁の対応制御
によって運転時でもその都度の打ち込み条件に適合させ
ることができる。
以上述べたように、本発明によれば、ハウジング側壁の
外径を増大させることなく、大きな反動力緩衝作用を小
規模な機構にて得られることができるので、杭の外径よ
りも若干大きな内径を有する杭案内支柱を使用する沖合
い杭打ち作業に適したラム装置を提供できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断面で図示した・・ウジングを有するラム装
置の下方部を示す部分切断側面図、第2図は縦断面で図
示した・・フランジを有する変形ラム装置の下方部を示
す部分切断側面図、第3図は縦断面で図示したハウジン
グおよび部分切断した打撃伝達部材を有する別の変形ラ
ム装置の下方部を示す部分切断側面図である。 1・・・・・・ハウジング、3・・・・・・打撃本体、
4・・・・・・衝突面、5・・・・・・溢流通路、6・
・・・・・被打撃体(杭)、7・・・・・・打撃伝達部
材、8・・・・・・接触面、9・・・・・・外方フラン
ジ、10・・・・・・支持面、11,12・・・・・・
円筒面、13・・・・・・環状段部、14,15・・・
・・・止め突出部、16・・・・・・環状ピストン、1
7・・・・・・環状肩部、20.26・・・・・・中空
室、46・・・・・・中空室の周辺部、2L 40・・
・・・・孔、22.42・・・・・・環状段部、23.
43・・・・・・ピストン、24,44・・・・・・環
状カラー、27,37・・・・・・気体クッション部、
29゜39・・・・・・圧力手段用通路、30,40・
・・・・・逆止め弁、31・・・・・・中央孔、32・
・・・・・環状段部、33・・・・・・打撃ピストン、
34・・・・・・打撃ピストンの上側端面、36・・・
・・・上側打撃面、47・・・・・・連結通路、48・
・・・・・連結管、49・・・・・・切換弁、50・・
・・・・ポンプ、5L 52,53・・・・・・内方フ
ランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に円筒状の側壁で成り、下端が開口した中空
    のハウジングと、該ハウジングの側壁によって軸方向上
    下動可能に摺接案内される打撃本体と、ハウジング内に
    おいて該打撃本体と被打撃体との間に配設され、打撃本
    体の衝撃を受ける打撃面を有すると共に、ハウジングの
    側壁によって摺接案内される径方向外方に突出する外方
    フランジを有する打撃伝達部材と、該打撃伝達部材の外
    方7ランジと打撃本体の上下動径路との間において・・
    フランジの側壁から径方向内方に突出する内方フランジ
    とを備えたラム装置において、 a) 前記両7ランジのいずれか一方に少なくとも一
    部が形成されると共に、内部に気体クッションを保持す
    ることができる少なくとも1つの中空室をハウジングの
    側壁又は打撃伝達部材に設け、 b)前記一方の7ランジにハウジングの軸心方向に移動
    可能な別体のピストンを設けて中空室を密閉することに
    より、該ピストンが気体クッションにより他方のフラン
    ジに対して付勢されるようにすると共に、前記ピストン
    の気体クッションによって付勢される方向へ移動を規制
    し、さらに C)前記中空室に気体又は液体、又はその両方を導入又
    は排出するための閉止自在な圧力手段用通路を設は気体
    クッションの圧力を所定値に調整できるようにし、 もって打撃本体による打撃の後に被打撃体から遅れを伴
    い返ってくる反動力を気体クッションにて緩衝するよう
    に構成したことを特徴とするラム装置。 2 前記一方のフランジは、環状段部によって分離され
    た直径の異なる同心状の2つの円筒面を備えており、同
    様に環状肩部によって分離された直径の異なる同心状の
    2つの円筒面を備えた環状ピストンを前記一方の7ラン
    ジの2つの円周面ニ密封状態で案内させることにより、
    環状ピストンと前記一方のフランジとの間に環状中空室
    を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のラム装置。 3 前記一方のフランジが・・ウジング側壁の内方フラ
    ンジの2つの円筒面に案内されると共に、打撃伝達部材
    の外方7ランジ上面に形成した支持面に対して付勢され
    ており、さらに環状ピストンの移動をその下方の・・ウ
    ジング側壁に形成した下方止め突出部で規制したことを
    特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のラム装置。 4 前記環状ピストンと内方フランジの間に形成された
    環状中空室が内方フランジ内まで延びていることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項に記載のラム装置。 5 前記一方のフランジの周方向複数個所に、・・ウジ
    ング軸心に平行でかつ前記中空室に連通ずる孔を設け、
    該孔に複数のピストンを密閉案内させると共に、孔に設
    けた環状段部とピストンを形成した環状カラーとが係合
    するようにしてピストンの気体クッションによって付勢
    される方向への動きを規制し、さらにピストンの一端を
    他方のフランジに形成した対向支持面に係合するように
    適合したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のラム装置。 6 前記一方のフランジ内に前記孔と連通ずる対応する
    数の中空室を形成し、各中空室を相互に連通させたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のラム装置。 7 前記孔をハウジング側壁の内方フランジに設け、こ
    れら孔に対応して複数の中空室を該内方フランジ内に連
    設し、さらにピストンの下端を打撃伝達部材の外方フラ
    ンジ上面に形成した対向支持面に係合するように適合し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第5項又は第6項に
    記載のラム装置38 前記孔は共通の中空室に連通して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のラ
    ム装置。 9 前記孔を打撃伝達部材の外方7ランジに設げ、前記
    中空室を、打撃伝達部材に同心的に配設した打撃ピスト
    ンを密閉案内する孔と連通ずる中央部と、該中央部と連
    結通路を介して連通し、前記外方フランジの孔に連通す
    べく外方フランジ内に設けた周辺部とで構成し、さらに
    外方フランジに設けたピストンの上端をハウジング側壁
    の内方フランジに形成した対向支持面に係合するように
    適合したことを特徴とする特許請求の範囲第5項又は第
    8項に記載のラム装置。 10 前記圧力手段用通路を介して液体又は気体又は
    その両方を押し込み又は排出することによって気体クッ
    ションの圧力を調節および制御するための圧力調整手段
    を備え付けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第9項のいずれかに記載のラム装置。 11 前記ハウジングの側壁の外径及び打撃伝達部材
    の最大外径を、被打撃体の外径の約100%ないし約1
    10係内にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第10項のいずれかに記載のラム装置。
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