JPS5824737B2 - 締結具の緩みの検出方法 - Google Patents
締結具の緩みの検出方法Info
- Publication number
- JPS5824737B2 JPS5824737B2 JP50156987A JP15698775A JPS5824737B2 JP S5824737 B2 JPS5824737 B2 JP S5824737B2 JP 50156987 A JP50156987 A JP 50156987A JP 15698775 A JP15698775 A JP 15698775A JP S5824737 B2 JPS5824737 B2 JP S5824737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- fasteners
- present
- loosening
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は結締具の緩みの検出方法に関するものである。
従来一般に締結具の緩みを防止する方法は知られている
のが締結具の緩みの監視又は封緘用ナツトの異常の有無
を検出するのに有効な方法は無かった。
のが締結具の緩みの監視又は封緘用ナツトの異常の有無
を検出するのに有効な方法は無かった。
本発明は斜上の観点に立って為されたものであって、そ
の目的とするところはボルトやビ゛ス、ナツト類の締結
具の緩み、及びこれら締結具による封緘部の異常等を有
効に検出できる検出方法を提供することにある。
の目的とするところはボルトやビ゛ス、ナツト類の締結
具の緩み、及びこれら締結具による封緘部の異常等を有
効に検出できる検出方法を提供することにある。
而して、本発明の要旨とするところは、多量の金属粉末
を含んだ接着剤又は塗料をボルトとナツト、或いはナツ
トと固定される部材との間に跨るように塗布して導電性
塗膜を形成せしめ、その直流抵抗又はインピーダンスを
測定することによって、斜上の締結具の緩みの監視又は
封緘用ナツトの異常の有無を検出することにある。
を含んだ接着剤又は塗料をボルトとナツト、或いはナツ
トと固定される部材との間に跨るように塗布して導電性
塗膜を形成せしめ、その直流抵抗又はインピーダンスを
測定することによって、斜上の締結具の緩みの監視又は
封緘用ナツトの異常の有無を検出することにある。
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明にかかる締結具の緩みの検出方法の一実
施例を示す説明図、第２図は他の一実施例を示す説明図
、第３図は第２図中■−■線に沿った切断図である。
施例を示す説明図、第２図は他の一実施例を示す説明図
、第３図は第２図中■−■線に沿った切断図である。
□ 而して、第１図中、部材１に植え込まれたスタッド
ボルト２及びナツト３により部材１に固定される部材４
とナツト３の側面とに跨るように、導電性被膜５を接着
すると共に、該被膜５を利用して小型の電極６を接着し
、さらに部材４と電極６との間の抵抗変化を直流電源７
及び電流計８で検出するように構成したものである。
ボルト２及びナツト３により部材１に固定される部材４
とナツト３の側面とに跨るように、導電性被膜５を接着
すると共に、該被膜５を利用して小型の電極６を接着し
、さらに部材４と電極６との間の抵抗変化を直流電源７
及び電流計８で検出するように構成したものである。
スタットボルト２又はナツト３が緩まない間は上記両者
間の抵抗は小さいが、これらが一定の許容値以上に緩む
と接着された被覆５は部材４又はナツト３から剥れるの
で両者間の抵抗が増大する。
間の抵抗は小さいが、これらが一定の許容値以上に緩む
と接着された被覆５は部材４又はナツト３から剥れるの
で両者間の抵抗が増大する。
また、このこれらの緩みが許容値以内であっても両者間
の抵抗が異常となるので、これらの緩みは早期に発見で
きるものである。
の抵抗が異常となるので、これらの緩みは早期に発見で
きるものである。
また、このボルト、ナツトが機器の筐体等の封緘のため
設けられているときは、伺人かが封緘を解除した後、窃
かにこれを復旧しようとしても、この導電性被膜５の外
形並びに抵抗値を正確に復旧することは至難であるから
、このような不正行為は直ちに発覚するものである。
設けられているときは、伺人かが封緘を解除した後、窃
かにこれを復旧しようとしても、この導電性被膜５の外
形並びに抵抗値を正確に復旧することは至難であるから
、このような不正行為は直ちに発覚するものである。
第２図及び第３図に於て、９は容器１０の蓋体、１１は
ガスケット、１２はボルト、１３は絶縁性塗膜、１４は
緩み検出用の導電性塗膜、１５は温度等補正用の導電性
塗膜、１６，１７，１８゜１９は電極、２０は上記の導
電性塗膜１４及び１５の抵抗監視用のホイーストンブリ
ッジであり、抵抗２１及び２２、検流計２３及び電源２
４から成る。
ガスケット、１２はボルト、１３は絶縁性塗膜、１４は
緩み検出用の導電性塗膜、１５は温度等補正用の導電性
塗膜、１６，１７，１８゜１９は電極、２０は上記の導
電性塗膜１４及び１５の抵抗監視用のホイーストンブリ
ッジであり、抵抗２１及び２２、検流計２３及び電源２
４から成る。
本実施例に於て、ボルト１２に緩みが生じると、導電性
塗膜１４にストレスが掛り、抵抗が変化するので、直ち
に異常を検出し得るものである。
塗膜１４にストレスが掛り、抵抗が変化するので、直ち
に異常を検出し得るものである。
尚、導電性塗膜１５は温度補正用のものであり、これを
用いると温度変化の大きい所に使用しても誤動作の恐れ
が無い。
用いると温度変化の大きい所に使用しても誤動作の恐れ
が無い。
本発明は斜上の如く構成されるから、本発明方法による
ときは、締結具の緩み、及び締結具による封緘部の異常
を確実に検出することができるものである。
ときは、締結具の緩み、及び締結具による封緘部の異常
を確実に検出することができるものである。
尚、本発明の構成は斜上の実施例に限定されるものでは
なく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更できるも
のであり、本発明はこれらすべてを包摂するものである
。
なく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更できるも
のであり、本発明はこれらすべてを包摂するものである
。
第１図は本発明にかかる締結具の緩みの検出方法の一実
施例を示す説明図、第２図は他の一実施例を示す説明図
、第３図は第２図中ｌｌｌ−１１１線に沿った切断図で
ある。 ２．１２・・・ボルト、３・・・ナツト、５，１４゜１
５・・・導電性被膜、６，１６〜１９・・・電極、７゜
２４・・・直流電源、８・・・電流計、２０・・・ホイ
ーストンブリッジ。
施例を示す説明図、第２図は他の一実施例を示す説明図
、第３図は第２図中ｌｌｌ−１１１線に沿った切断図で
ある。 ２．１２・・・ボルト、３・・・ナツト、５，１４゜１
５・・・導電性被膜、６，１６〜１９・・・電極、７゜
２４・・・直流電源、８・・・電流計、２０・・・ホイ
ーストンブリッジ。
Claims (1)
- １ 見掛は容積比で５係以上５０チ未満の金属粒子を含
んだ接着剤又は塗料を、締結具のみまたは締結具と固定
部材にまたがるように塗布し、これを乾燥若しくは硬化
せしめた後、その塗膜の抵抗若しくはインピーダンスを
監視し、固定具の緩みを検出することを特徴とする、締
結具の緩みの検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50156987A JPS5824737B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | 締結具の緩みの検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50156987A JPS5824737B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | 締結具の緩みの検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5282261A JPS5282261A (en) | 1977-07-09 |
| JPS5824737B2 true JPS5824737B2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=15639687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50156987A Expired JPS5824737B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | 締結具の緩みの検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824737B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6455249U (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-05 | ||
| JPWO2020240765A1 (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61205805A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-12 | Taisei Corp | 接着剤が利かない膜材の伸び検出装置 |
| JP2019078611A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 川崎重工業株式会社 | 締結部材緩み検知タグ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3603142A (en) * | 1970-05-07 | 1971-09-07 | Donald Saylak | Method of detecting cracks and measuring strain in polymeric structures |
-
1975
- 1975-12-27 JP JP50156987A patent/JPS5824737B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3603142A (en) * | 1970-05-07 | 1971-09-07 | Donald Saylak | Method of detecting cracks and measuring strain in polymeric structures |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6455249U (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-05 | ||
| JPWO2020240765A1 (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | ||
| WO2020240765A1 (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 日本電信電話株式会社 | 緩み検出構造及びその構造を用いた緩み検出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5282261A (en) | 1977-07-09 |
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