JPS5824692B2 - 密閉型ダンパ装置 - Google Patents

密閉型ダンパ装置

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Publication number
JPS5824692B2
JPS5824692B2 JP16591380A JP16591380A JPS5824692B2 JP S5824692 B2 JPS5824692 B2 JP S5824692B2 JP 16591380 A JP16591380 A JP 16591380A JP 16591380 A JP16591380 A JP 16591380A JP S5824692 B2 JPS5824692 B2 JP S5824692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifting
sealed
lower frame
bearing
damper device
Prior art date
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Expired
Application number
JP16591380A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5790539A (en
Inventor
江頭直之
長谷信二
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP16591380A priority Critical patent/JPS5824692B2/ja
Publication of JPS5790539A publication Critical patent/JPS5790539A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、煙風道彦と密閉された高温ガス通路内に位置
するダンパブレードを含む密閉型ダンパ装置に係り、特
に温度差を有する部材が結合され;ているにもかかわら
ず良好な稼動状態が得られる密閉型ダンパ装置に関する
第1図は、一般に使用される密閉型ダンパ装置の正面図
である。
第1図において、ダンパブレード2は高温排ガス通路を
形成する下部フレームト内に設置されている。
昇降ネジ5の上端は、前記高温排ガスの熱影響を実質的
に受けない上部フレーム1に回転自在に支持され、下端
は高温排ガスにより加熱される下部フレーム1の外側に
固着されたスラスト軸受6により回転自在に支持される
詳細図示しないが、昇降ネジ5は減速機付き電動機8に
より駆動され回転する。
詳細は後述するが前記昇降ネジ5の回転運動は、昇降フ
レーム4の上下往復運動に転換される。
昇降ロッド3は、上端において昇降フレーム4に取り付
けられダンパブレード2の方向にのび、下部フレーム1
の壁を貫通してダンパブレードに結合され、詳細図示し
ないが、前記昇降フレーム4の上下動によりダンパブレ
ード2の開閉を行なう。
従ってダンパブレード2、下部フレーム1および昇降ロ
ッド3は、設備(図示せず)が稼動中は常に高温排ガス
域にさらされており、矢印A、B方向に大きく熱膨張し
ているに反し、昇降フレーム4および昇降ネジは大気中
に設置され実質的に排ガスの熱の影響を受けることなく
熱膨張することがない。
従来技術による前記密閉型ダンパ装置のダンパブレード
2の駆動部分の一例を第2図に示した。
第2図において第1図に示した部材と同一部材は同一符
号で示し、詳細説明を省略する。
昇降ロッド3の上端は、固定ロッド11および固定ナツ
ト120手段により昇降フレーム4に固定され、ダンパ
ブレード(図示せず)方向にのびている。
昇降ロッド3が下部フレーム1を貫通する部分は、下部
フレーム1に固着する軸受9によりグランドパツキン1
0を介して軸方向に摺動自由に支持されている。
昇降ネジ5の下端は、下部フレーム1の外側壁面に固着
するスラスト軸受6により回転自在に支持され、また、
昇降ネジ5と昇降フレーム4との結合は、昇降フレーム
4に固着する昇降ネジ軸受13により行なわれ、詳細図
示しないが昇降ネジの回転は回転方向によって昇降フレ
ーム4の上下運動に転換される。
従って、前記従来技術の密閉型ダンパ装置においては、
昇降ロッド3の下端は高温のダンプブレード2に結合さ
れ、上端は比較的温度の低い昇降フレーム4に固着され
、さらに下部フレーム10貫通部は横方向に移動不可能
な軸受9により支持されている。
従って下部フレーム1やダンパブレード2は熱膨張差に
より外方向(矢印Aにて示す)へ移動するが、昇降ロッ
ド上部は前述のように固定されているだめ外灯ロッドが
曲がり、またグランドパツキン等の昇降ロッドの下部フ
レーム貫通部からの高温ガスリークが発生するなどの事
故が発生する。
また昇降ネジ5の下端は、高温の下部フレーム1に固着
するスラスト軸受6により回転自在に支持され、また昇
降フレーム4には昇降フレームに固着する昇降ネジ軸受
13により結合され、さらに昇降ネジ5の上端は前述の
とおり上部フレームに結合されているため、下部フレー
ム1が温度差による熱膨張差のため外方向に移動し、従
ってスラスト軸受6も同方向に移動するが、昇降ネジ軸
受は移動せず、前記下部フレーム1の外方向への移動に
追従できない。
従って昇降ネジが曲がり、昇降ネジの曲がりは回転トル
クの増大となり、ひいては減速機付き電動機8のトリッ
プ等の事故が発生する危険がある。
前記従来技術の欠点は、前述のとおり温度差にもとすく
伸び差の異なる部材間の結合手段が前述の伸び差による
悪影響を防止することC以下単に吸収という)なしに結
合していることに起因している。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し高温域で
動作するダンパブレードを操作する駆動部材の温度差に
よる伸び差が異なるために発生す。
る部材の曲がり、上記的がりにもとすく操作困難ガスも
れ、駆動電動機の過負荷等の欠点のない密閉型ダンパ装
置を提供することである。
本発明の密閉型ダンパ装置は、昇降ロッドを下部フレー
ムの温度差による伸び差を吸収する機構を有する回動軸
受にて支持し、昇降ロッドが下部フレームを質量する部
分も前記伸び差を吸収するエキスパンンヨンジョイント
によってシールし、さらに昇降ネジと前記昇降ロッドと
の結合手段である昇降フレームとの結合には同じく伸び
差を吸収する機能を有する移動昇降ネジ軸受により結合
してなることを特徴とする密閉型ダンパ装置である。
本発明の密閉型ダンパ装置の一実施例を、第3図を参照
して説明する。
本図は、ダンパブレードが最下端に下降した状態を示し
たものである。
第3図において、第1図および第2図に示した部材と同
一部材は同一符号で示し、詳細の説明を省略する。
第3図において、14は回動軸受で、図示してないアー
ムを介して後述の如く昇降フレーム4に固着されている
前記回動軸受14は球状体15が回動軸受ケースの内面
に設けた球状面により回動自在に支持され、球状体15
の中心点を通る鉛直線を軸心とする連結ネジ16が球状
体15に固着されている。
従って連結ネジ16は球状体15の中心点を中心として
自由に枢動する。
昇降ロッド3の上端は、連結ネジ16に固着され下部フ
レーム1を貫通してダンパブレー2(図示せず)までの
び、ダンパブレード2に連合される。
従って、ダンパブレード2、昇降ロッド3、連結ネジ1
6、球状体15、回動軸受14及び昇降フレーム4が一
体となって昇降する。
昇降ロッド3の下部ブレーム10貫通部はエキスパンン
ヨジョイン)17により下部フレームにシールされてい
る。
更に説明すると、エキスパンションジヨイント11の下
部は下部フレーム1に固着され、上部はパツキンブース
19及びケースサポート21を介して上部フレーム7に
固着されている。
一方、パツキンブース19に内設されたグランドパツキ
ン10は、グランド押え20によって押圧、固着されて
いる。
ところで回動軸受14とグランド押え20とは分割され
ており、昇降ロッド3が上昇すると回動軸受14はグラ
ンド押え20から離れて上昇する。
さらに昇降ネジ5の下端は、下部フレーム1に固着され
たスラスト軸受6により回転自在に支持される。
昇降ネジ5と昇降フレーム4との結合は、移動昇降ネジ
軸受18により行々う。
前記移動昇降ネジ軸受18は、昇降ネジ5の回転運動を
昇降フレーム4の上下運動に転換するとともに、詳細図
示した如く外面をはゾ球面状にした移動昇降ネジ軸受1
8が間隙を置いて昇降フレーム4に内蔵されているため
、昇降ネジの半径方向に移動可能な機構を有し、下記フ
レームの前記の熱膨張差による外方向の伸び差を吸収で
きる。
昇降ロッド3の下部フレーム1の貫通部におけるガスリ
ークに対しては、同様に下部フレームの外方向の伸び差
を吸収できるエキスパンンヨンジョイントに設けたグラ
ンドパツキン10により行なう。
従って、前記本発明の一実施例においては、前記ダンパ
ブレード2および下部フレームの熱膨張差による外方向
の移動は、回動軸受14により昇降ロッドが平常位置よ
り角度αだけ傾斜することにより吸収され、また前記昇
降ロッドの傾斜は、エキスパンンヨンジョイント11に
より吸収され、昇降ロッド3の曲がりは発生せず、ガス
リークもなく、円滑なダンパブレードの操作が可能であ
る。
また下部フレーム1の熱膨張差による外方向の移動にも
とすく昇降ネジ5の横フレは前記のとおり移動昇降ネジ
軸受により吸収され、昇降ネジ5の曲がりは発生せず円
滑な昇降フレームの上下運動が可能である。
前述のとおり、本発明の密閉型ダンパ装置によればダン
パブレードおよび下部フレームが熱膨張差により外方向
に移動した場合でも、昇降ロッドは回動軸受およびエキ
スパンンヨンジョイントにより、また昇降ネジは移動昇
降ネジ軸受により、前記ダンパブレードおよび下部フレ
ームの熱膨張差による伸び差を吸収して曲げは発生せず
、ガスリークもなく、円滑なダンパブレードの開閉操作
ができ、駆動電動機の過負荷も発生しない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般に使用される密閉型ダンパ装置を示す正面
図、第2図は従来技術による第1図のダンパブレードの
駆動部分の一例を示す説明図、第3図は本発明の密閉型
ダンパ装置のダンパブレードの駆動部分の一実施例を示
す説明図である。 符号の説明、1・・・・・・下部フレーム、2・・・・
・・ダンパブレード、3・・・・・・昇降ロッド、4・
・・・・・昇降フレーム、5・・・・・・昇降ネジ、6
・・・・・・スラスト軸受、T・・・・・・上部フレー
ム、8・・・・・・減速機付き電動機、9・・・・・・
軸受、10・・・・・・グランドパツキン、11・・・
・・・固定ロッド、12・・・・・・固定ナツト、13
・・・・・・昇降ネジ軸受、14・・・・・・回動軸受
、15・・・・・・球状体、16・・・・・・連結ネジ
、11・・・・・・エキスパンションジヨイント、18
・・・・・・移動昇降ネジ軸受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高温の密閉通路内に位置するダンパブレードに結合
    されてダンパブレードの開閉操作を行なう昇降ロッドお
    よび前記密閉通路外に位置し前記昇降ロッドの操作機構
    を有する昇降ネジを含む密閉型ダンパ装置において、前
    記密閉通路外に位置し密閉通路を構成する下部フレーム
    の熱膨張差を吸収して前記昇降ロッドを枢動自在に支持
    する頂部連結機構である回動軸受と、前記昇降ロッドが
    前記下部フレームを貫通する部分をンールするエキスバ
    /ンヨンジョイントと、前記下部フレームの熱膨張差を
    吸収して前記昇降ネジと昇降ロッド操作機構とを結合す
    る移動昇降ネジ軸受とを設けてなることを特徴とする密
    閉型ダンパ装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の密閉型ダンパ装置にお
    いて、前記昇降ネジと昇降ロッド操作機構との結合手段
    を前記昇降ネジ軸心に対して横方向に移動可能な移動昇
    降ネジ軸受から構成したことを特徴とする密閉型ダンパ
    装置。
JP16591380A 1980-11-27 1980-11-27 密閉型ダンパ装置 Expired JPS5824692B2 (ja)

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JPS5790539A JPS5790539A (en) 1982-06-05
JPS5824692B2 true JPS5824692B2 (ja) 1983-05-23

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