JPS5824519Y2 - ワイヤレス・マイクロホン - Google Patents

ワイヤレス・マイクロホン

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Publication number
JPS5824519Y2
JPS5824519Y2 JP2090379U JP2090379U JPS5824519Y2 JP S5824519 Y2 JPS5824519 Y2 JP S5824519Y2 JP 2090379 U JP2090379 U JP 2090379U JP 2090379 U JP2090379 U JP 2090379U JP S5824519 Y2 JPS5824519 Y2 JP S5824519Y2
Authority
JP
Japan
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antenna
circuit
resistor
coil
resonant circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP2090379U
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English (en)
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JPS55121541U (ja
Inventor
満 中島
Original Assignee
東亜特殊電機株式会社
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Publication date
Application filed by 東亜特殊電機株式会社 filed Critical 東亜特殊電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フェライト・バー・アンテナを送信アンテ
ナとして使用したワイヤレス・マイクロホンに関するも
ので、特にアンテナ特性の補償用としてバー・アンテナ
に抵抗器を巻付けることにより安定した送信特性の得ら
れるワイヤレス・マイクロホンに関するものである。
送信アンテナとしてフェライト・バー・アンテナな使用
した従来のワイヤレス・マイクロホンにあっては、アン
テナの近くに特性補償用の金属板な平行に設置し、この
状態でアンテナ回路の定数を調整することにより、ワイ
ヤレス・マイクロホンの送信アンテナが金属は物体に近
づいたりこれから遠ざかったりしたときのアンテナの電
波放射特性の変動が最少になるようにしていた。
ところがこの補償方法によると、補償用金属板やその取
付部品が必要で、その取付けも面倒であり、また金属板
によってアンテナからの放射電波がさえぎられ、アンテ
ナ効率が著しく低下する欠点があった。
この考案は、フェライト・バー・アンテナに補償用抵抗
器な巻くという簡単な方法で上記のような従来のワイヤ
レス・マイクロホンに見られた欠陥な解消することを目
的としたものである。
第1図示の実施例において、1は送信機で、そのケース
2内には電源用電池3、送信回路が構成されたプリント
基板4が収容されている。
またこのケース2には電源スィッチ5、表示ランプ6゜
マイクロホン(図示せず)に接続されたマイクコード7
が設けられている。
基板4には送信アンテナとして働くフェライト・バー・
アンテナ8.駆動トランジスタ9.共振用トリマコンデ
ンサ10゜その他の回路素子11が組込まれている。
バー・アンテナ8には駆動コイル12.共振コイル13
が巻付けられており、第3図の等価回路に示すように、
駆動コイル12は電源端子14と送信機の出力トランジ
スタとの間に接続され、共振コイル13はトリマコンデ
ンサ10と接続されて共振回路を構成している。
バー・アンテナ8にはさらに補償用抵抗器15が設けら
れており、該抵抗器15のリード線は第2図に示すよう
にバー・アンテナ8を挾持するように基板4の取付孔を
貫通し、裏面において銅箔パターン16によって短絡さ
れている。
従って、抵抗器15は第3図の等価回路に示すようにバ
ー・アンテナ8なとり巻く1つの閉回路を構成するよう
に取付けられている。
この補償用抵抗器15を取付けた状態で共振回路の定数
が最適になるようにトリマコンデンサ10を調整する。
この共振回路の特性曲線な第4図に符号20で示す。
同図に符号22で示したのは補償用抵抗器15を設けな
い場合の特性曲線である。
これら両回線20.22から判るように補償用抵抗器1
5を設けたことにより特性曲線をなだらかにすることが
でき、そのなだらかさは補償用抵抗器15の値によって
選択できる。
上記のワイヤレス・マイクロホンは、送信機1を着衣の
ポケットに収容し、マイクロホンを手に持つか着衣の襟
などに取付けて使用される。
共振コイル13とトリマコンデンサ10とからなる共振
回路は出力トランジスタ9と駆動コイル12とによって
駆動され、アンテナ8から送信電波が発射される。
このとき、使用者が金属性物体の近くを行来してアンテ
ナ8が金属性物体に近づいたりこれから遠ざかったりし
たことにより、金物性物体との間の静電容量が変化して
同調周波数がf。
からflに変化しても、補償抵抗器15を設けたことに
より特性曲線をなだらかにしているので送信出力の変動
は最小限に押えられ、安定した送信特性が得られる。
これは第4図からも明らかである。
すなわち、補償抵抗器15を設けていない場合、同調周
波数がfOからflに変化すると、送信出力はPlも変
化するのに対し、補償抵抗器15な設けるとわずかP2
しか変動しないのである。
補償用抵抗器15をフェライト・バー・アンテナ8に巻
付けるようにしてプリント基板に取付けると、アンテナ
共振回路のQが低下してアンテナの電波発射能率は若干
低下するが、その低下の犬きさは従来の補償用金属板を
アンテナの近くに平行して配置した場合に比較すると小
さく、従来のワイヤレス・マイクロホンよりもかえって
発射能率が高く安定した特性のワイヤレス・マイクロホ
ンな実現することができる。
また補償用抵抗器15を実施例のように基板に取付ける
方法を採ると、これによってフェライト・バー・アンテ
ナ8を機械的に基板に固定することができるという効果
もある。
さらに、補償用抵抗器15は、同形、同寸法のもので各
種の値のものを選択することができるから、補償量な調
整する場合に従来のように金属板の太きさや取付位置な
変更するような面倒な作業を伴なうことなく最適状態に
設定することができ、限られたスペースの部品の変更、
設計変更は容易で、設計の自由度は高く、小さな寸法の
ワイヤレス・マイクロホンのアンテナ特性補償用として
最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるワイヤレス・マイクロホンの主
要部の構造を概略的に示した図、第2図はフェライト・
バー・アンテナに補償用抵抗器を取付けた状態を概略的
に示した図、第3図はアンテナを含む送信機出力部の等
他回路図、第4図はバー・アンテナに補償抵抗器を取付
けた場合と取付けない場合との特性曲線図である。 8・・・・・・バー・アンテナ、12・・・・・・1駆
動コイル。 13・・・・・・共振回路用コイル 15・・・・・・
補償用抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信用バー・アンテナと、このアンテナにそれぞれ巻付
    けたアンテナ駆動コイル及び共振回路用コイルと、この
    共振回路用コイルに接続した共振回路用トリマコンデン
    サと、上記送信用バー・アンテナにこれを巻くように取
    付けられると共に独立した1つの閉回路を構成する補償
    用抵抗器とな有し、上記補償用抵抗器の値な、上記共振
    回路のQ特性曲線がなだらかになるように選択してなる
    ワイヤレス・マイクロホン。
JP2090379U 1979-02-19 1979-02-19 ワイヤレス・マイクロホン Expired JPS5824519Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2090379U JPS5824519Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 ワイヤレス・マイクロホン

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JP2090379U JPS5824519Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 ワイヤレス・マイクロホン

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Publication Number Publication Date
JPS55121541U JPS55121541U (ja) 1980-08-28
JPS5824519Y2 true JPS5824519Y2 (ja) 1983-05-26

Family

ID=28852766

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JP2090379U Expired JPS5824519Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 ワイヤレス・マイクロホン

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JPS55121541U (ja) 1980-08-28

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