JPS5824353B2 - 複合容器 - Google Patents
複合容器Info
- Publication number
- JPS5824353B2 JPS5824353B2 JP4383077A JP4383077A JPS5824353B2 JP S5824353 B2 JPS5824353 B2 JP S5824353B2 JP 4383077 A JP4383077 A JP 4383077A JP 4383077 A JP4383077 A JP 4383077A JP S5824353 B2 JPS5824353 B2 JP S5824353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- tube
- outer container
- take
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は外容器に、取出し管を有する合成樹脂製内容器
を収納した複合容器に関するものである。
を収納した複合容器に関するものである。
液体を内容物とする複合容器に於ては、内容物を取出す
際の作業性の見地から取出し管は外容器表面よりも外方
に突出していることが好ましいが、常時突出している構
造にせしめた場合は輸送・保管時の取扱いに不便な為、
従来は、取出し管を外容器内に収納しておき、内容物を
取出す際に予め切れ目を設けておいた外容器の適宜の位
置に設けられた引出し口を破って、内容器の取出し管を
引出すようにした構造のものが汎用されてきた。
際の作業性の見地から取出し管は外容器表面よりも外方
に突出していることが好ましいが、常時突出している構
造にせしめた場合は輸送・保管時の取扱いに不便な為、
従来は、取出し管を外容器内に収納しておき、内容物を
取出す際に予め切れ目を設けておいた外容器の適宜の位
置に設けられた引出し口を破って、内容器の取出し管を
引出すようにした構造のものが汎用されてきた。
しかしながら、かNる構造のものは殆んど取出し管の引
出し口が外容器の側壁上部に設けられており、内容器の
上部に取り付けられた取出し管に可撓性を具備せしめて
細長形状となし、側方に屈曲して使用しなければならな
かった。
出し口が外容器の側壁上部に設けられており、内容器の
上部に取り付けられた取出し管に可撓性を具備せしめて
細長形状となし、側方に屈曲して使用しなければならな
かった。
その理由は引出し口を外容器の側壁に設けるにしても或
いは先端に設けるにしてもミ該引出し口には補強並びに
取出し管を突出した際あ該取出し管を保持する為に環状
の固定筒を使用するのであるが、外容器の天板に予め固
定筒を設けたのでは内容器を外容器に収納した後外容器
の天板を形成するフラップを閉じるとき、内容器の上部
に直立した取出し口に対してフラップに固定された固定
筒は円弧運動をなし取出し口の先端が固定筒にうまく嵌
入しないという難点があった。
いは先端に設けるにしてもミ該引出し口には補強並びに
取出し管を突出した際あ該取出し管を保持する為に環状
の固定筒を使用するのであるが、外容器の天板に予め固
定筒を設けたのでは内容器を外容器に収納した後外容器
の天板を形成するフラップを閉じるとき、内容器の上部
に直立した取出し口に対してフラップに固定された固定
筒は円弧運動をなし取出し口の先端が固定筒にうまく嵌
入しないという難点があった。
本発明は斜上の如き欠点を解消し、取出し管の引出し口
が外容器の天板に設けられた場合に於て、固定筒と取出
し管との嵌合が容易であり且つ取出し管の引出し口から
の引出しも容易な複合容器を提供せんが為になされたも
のである。
が外容器の天板に設けられた場合に於て、固定筒と取出
し管との嵌合が容易であり且つ取出し管の引出し口から
の引出しも容易な複合容器を提供せんが為になされたも
のである。
次に本発明容器の実施例を図面により説明するに、第1
図は本発明容器の実施例を示す縦断面図、第2図及び第
3図は同上要部拡大図、第4図は同上内容器の取出し部
の先端部を外方へ引出した図、第5図は他の実施例を示
す図である。
図は本発明容器の実施例を示す縦断面図、第2図及び第
3図は同上要部拡大図、第4図は同上内容器の取出し部
の先端部を外方へ引出した図、第5図は他の実施例を示
す図である。
四側壁を有する外容器1の天板2には円形のシール材3
と、非使用時には該シール材3により貼着されて塞がれ
ている引出し口4が設けられ、四側壁には中央部に孔が
穿設され両側が下方に屈折された内蓋5の該屈折部が貼
着されており、孔周辺の内蓋の下面には、円筒部61と
該円筒部の上端外周より外側方に突出した鍔62と上端
より更に上方に延設された突起部63とからなる固定筒
6の試鍔62の上面が貼着され、突起部63は内蓋5の
孔より上方に突出すると共に側方にも環状に突出してお
り、該突起部63にはスナップリング14が装着されて
固定筒6の内蓋5からの離脱を防いでいる。
と、非使用時には該シール材3により貼着されて塞がれ
ている引出し口4が設けられ、四側壁には中央部に孔が
穿設され両側が下方に屈折された内蓋5の該屈折部が貼
着されており、孔周辺の内蓋の下面には、円筒部61と
該円筒部の上端外周より外側方に突出した鍔62と上端
より更に上方に延設された突起部63とからなる固定筒
6の試鍔62の上面が貼着され、突起部63は内蓋5の
孔より上方に突出すると共に側方にも環状に突出してお
り、該突起部63にはスナップリング14が装着されて
固定筒6の内蓋5からの離脱を防いでいる。
固定筒6の円筒部61の内周面上には該内周面の周方向
に後述する内容器7の取出し管10を係止する為の凹部
9が不連続的に設けられている。
に後述する内容器7の取出し管10を係止する為の凹部
9が不連続的に設けられている。
可撓性合成樹脂製内容器7は上部に円筒状の取出し管1
0を有し、該取出し管10の頭部には雄ネジが設けられ
、これに雌ネジの設けられたキャップ16が螺着され取
出し管10の先端部即ち、キャップ16が螺着された近
辺は、固定筒6を介して、外容器1の定位置に固定され
ておりキャップ16とシール材3とは紙15にて連結さ
れた形となっている。
0を有し、該取出し管10の頭部には雄ネジが設けられ
、これに雌ネジの設けられたキャップ16が螺着され取
出し管10の先端部即ち、キャップ16が螺着された近
辺は、固定筒6を介して、外容器1の定位置に固定され
ておりキャップ16とシール材3とは紙15にて連結さ
れた形となっている。
取出し管10の下部には前記固定筒6の凹部9に嵌合係
止し得る環状突起18が取出し管10の外周上に不連続
的に一本設けられている。
止し得る環状突起18が取出し管10の外周上に不連続
的に一本設けられている。
シール材3を天板2より剥し更に引張ると内容器7は可
撓性故、取出し管10の根元近辺が第4図の如く隆起し
た形状となり、取出し管10全体も上昇し先端部は外容
器1の引出し口4より外方に突出する。
撓性故、取出し管10の根元近辺が第4図の如く隆起し
た形状となり、取出し管10全体も上昇し先端部は外容
器1の引出し口4より外方に突出する。
この時取出し管10に設けられた環状突起18は固定筒
6に設けられた凹部9に嵌合するが、凹部9及び突起1
8は不連続的に設けられているので一旦突起18が嵌合
係止されると取出し管10は上下方向に対しては勿論円
周方向に対しても固定されることになる。
6に設けられた凹部9に嵌合するが、凹部9及び突起1
8は不連続的に設けられているので一旦突起18が嵌合
係止されると取出し管10は上下方向に対しては勿論円
周方向に対しても固定されることになる。
但し本実施例では突起18及び凹部9の角度を適宜にな
し、取出し管10の先端を引出し口4より外方に引出し
た後再び押し戻して容器内に保存することも可能になさ
れている。
し、取出し管10の先端を引出し口4より外方に引出し
た後再び押し戻して容器内に保存することも可能になさ
れている。
伺、本実施例では固定筒6に凹部9を設は取出し管10
の下部に環状突起18を設けたが、固定筒に突起を設は
取出し管に凹部を設けても差支えない。
の下部に環状突起18を設けたが、固定筒に突起を設は
取出し管に凹部を設けても差支えない。
又、17は固定筒6の凹部9に於いて不連続部分の中間
に設けられたスリットで、取出し管10の下部に設けら
れた環状突起18が固定筒6の内部に挿入され易いよう
になし、又内容器7の第4図の如き撓みによる変形が生
じ易いようにするものである、 本考案複合容器に於ける内容器の材質は耐蝕性、耐水性
、成形性、軽量化の点で各種の合成樹脂が用G)られ、
就中、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチロール
、ポリエステル等が好適である。
に設けられたスリットで、取出し管10の下部に設けら
れた環状突起18が固定筒6の内部に挿入され易いよう
になし、又内容器7の第4図の如き撓みによる変形が生
じ易いようにするものである、 本考案複合容器に於ける内容器の材質は耐蝕性、耐水性
、成形性、軽量化の点で各種の合成樹脂が用G)られ、
就中、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチロール
、ポリエステル等が好適である。
そして通気性を防止するためサランコーティング等の公
知の技術が適宜採用される。
知の技術が適宜採用される。
第1図乃至第4図では、取出し管に蛇腹を有しない一体
成形された内容器の例を示したが、取出し管の根元部分
から先端までの一部又は全部が蛇腹で構成されていても
よく、又第5図の如く内容器7′が取出し管10′と容
器本体8とからなる構成になされていても差支えなく、
尚11は容器の口部に嵌合させる為のアダプター、12
は蛇腹、13は蛇腹の一端より引出し口4′に向って延
設された案内管である。
成形された内容器の例を示したが、取出し管の根元部分
から先端までの一部又は全部が蛇腹で構成されていても
よく、又第5図の如く内容器7′が取出し管10′と容
器本体8とからなる構成になされていても差支えなく、
尚11は容器の口部に嵌合させる為のアダプター、12
は蛇腹、13は蛇腹の一端より引出し口4′に向って延
設された案内管である。
又内容器7の取出し管10の先端部を固定筒6に固定す
るには必ずしも凹部突部を必要とせず、第5図に示す如
く取出し管10′の長手方向の途中から先細りとなすテ
ーパー面20′を設は固定筒6′には取出し管10′の
テーパー面20に対応するテーパー面20′を設け、取
出し管10′の先端部を外容器1の外方に引き出した際
に双方のテーパー面20,20’が互いに緊密に押接す
るようになしても差支えない。
るには必ずしも凹部突部を必要とせず、第5図に示す如
く取出し管10′の長手方向の途中から先細りとなすテ
ーパー面20′を設は固定筒6′には取出し管10′の
テーパー面20に対応するテーパー面20′を設け、取
出し管10′の先端部を外容器1の外方に引き出した際
に双方のテーパー面20,20’が互いに緊密に押接す
るようになしても差支えない。
本発明容器の使用方法を第1図〜第4図に示した例に基
づいて説明すると、先ず内容物の充填された内容器7の
取出し管10の先端に紐15のついたキャップ16を螺
着密栓し、次いでこれを外容器1内に収納し、更に内蓋
5を装入し、外容器1の内壁面に接着固定して該内蓋5
の固定筒6に取出し管10の先端を保持せしめ、然る後
外容器の天板2を閉じ引出し口から紐を引き出すと共に
その先端をシール材3の裏面に接着せしめ、再度紐を外
容器内に収納して最後にシール材3にて引出し口4を封
緘すればよい。
づいて説明すると、先ず内容物の充填された内容器7の
取出し管10の先端に紐15のついたキャップ16を螺
着密栓し、次いでこれを外容器1内に収納し、更に内蓋
5を装入し、外容器1の内壁面に接着固定して該内蓋5
の固定筒6に取出し管10の先端を保持せしめ、然る後
外容器の天板2を閉じ引出し口から紐を引き出すと共に
その先端をシール材3の裏面に接着せしめ、再度紐を外
容器内に収納して最後にシール材3にて引出し口4を封
緘すればよい。
次に内容物の取出しに際してはシール材3を剥離して紐
15を引張り、取出し管10を固定筒6内を摺動せしめ
て、引出し口4より外容器1の外方に突出せしめればよ
い。
15を引張り、取出し管10を固定筒6内を摺動せしめ
て、引出し口4より外容器1の外方に突出せしめればよ
い。
本発明複合容器は、外容器の天板と内容器との間に内蓋
が介在され、内容器の取出し管が外容器の天板に穿設さ
れた引出し口下方の内蓋に鍔部を貼着した固定筒に摺動
可能に嵌挿され保持された構造となされているから、内
容物の充填された内容器を外容器に収納した後外容器の
天板を閉じるに際して、何等の支障もなく容易に包装作
業をなすことができ自動包装機の採用が可能であり、又
取出し管の先端に他端部を引出し口を封緘するシール材
裏面に接着した紐のついたキャップを螺着したので、取
出し管の引出しが極めて容易であり、特に内容物の重量
大なる場合に用いて効果の著しいものである。
が介在され、内容器の取出し管が外容器の天板に穿設さ
れた引出し口下方の内蓋に鍔部を貼着した固定筒に摺動
可能に嵌挿され保持された構造となされているから、内
容物の充填された内容器を外容器に収納した後外容器の
天板を閉じるに際して、何等の支障もなく容易に包装作
業をなすことができ自動包装機の採用が可能であり、又
取出し管の先端に他端部を引出し口を封緘するシール材
裏面に接着した紐のついたキャップを螺着したので、取
出し管の引出しが極めて容易であり、特に内容物の重量
大なる場合に用いて効果の著しいものである。
第1図は本発明容器の実施例を示す縦断面図、第2図、
第3図は同上要部拡大断面図、第4図は同上内容器の取
出し管の先端部を外方へ引出した図、第5図は他の実施
例の要部のみを示す図である。 符号の説明、1:外容器、2:天板、4:引出し口、5
:内蓋、6:固定筒、7:内容器、10:取出し管。
第3図は同上要部拡大断面図、第4図は同上内容器の取
出し管の先端部を外方へ引出した図、第5図は他の実施
例の要部のみを示す図である。 符号の説明、1:外容器、2:天板、4:引出し口、5
:内蓋、6:固定筒、7:内容器、10:取出し管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外容器に、取出し管を有する合成樹脂製内容器が収
納された複合容器に於て、外容器の天板と内容器との間
に内蓋が介在され、内容器の取出し管が外容器の天板に
穿設された引出し口下方の内蓋に鍔部を貼着した固定筒
内に摺動可能に嵌挿保持され、取出し管の先端には、他
端部を引出し口を封緘するシール材裏面に接着した紐の
着いたキャップが螺着されていることを特徴とする複合
容器。 2 取出し管が伸縮可能となされている特許請求の範囲
第1項に記載の複合容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4383077A JPS5824353B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 複合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4383077A JPS5824353B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 複合容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53128486A JPS53128486A (en) | 1978-11-09 |
JPS5824353B2 true JPS5824353B2 (ja) | 1983-05-20 |
Family
ID=12674661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4383077A Expired JPS5824353B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 複合容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824353B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240857A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | Sekisui Seikei Ltd | 容器のリサイクル方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58136468U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-13 | 東洋製罐株式会社 | 複合容器 |
-
1977
- 1977-04-16 JP JP4383077A patent/JPS5824353B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240857A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | Sekisui Seikei Ltd | 容器のリサイクル方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53128486A (en) | 1978-11-09 |
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