JPS5824031Y2 - シリンダピストンの空気制御弁 - Google Patents

シリンダピストンの空気制御弁

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JPS5824031Y2
JPS5824031Y2 JP1978055487U JP5548778U JPS5824031Y2 JP S5824031 Y2 JPS5824031 Y2 JP S5824031Y2 JP 1978055487 U JP1978055487 U JP 1978055487U JP 5548778 U JP5548778 U JP 5548778U JP S5824031 Y2 JPS5824031 Y2 JP S5824031Y2
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JP
Japan
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cylinder
piston
control valve
air
thin plate
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Expired
Application number
JP1978055487U
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English (en)
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JPS54158191U (ja
Inventor
敏正 塩見
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はたとえばテープレコーダのカセット蓋体もしくは
カセットホルダーをゆっくりと押し上げるための制御装
置として使用されるシリンダピストンの空気制御弁に関
し、とくに簡単な弁構造によりピストンの移動速度を調
整できるようにすることを目的とするものである。
一般にシリンダピストンの構造において、ピストンの速
度をダンプさせるにはシリンダ内の空気容積に対して排
出孔を非常に小さいものにせねばならず、小型化するこ
とが難しいものであり、また、非常に小さい排出孔を設
けたとしても復帰時の速度まで制御されてしまい、実用
的でないという欠点があった。
本案はこのような従来装置の欠点を解消するものであり
、以下、本案について実施例の図面と共に説明する。
第1図、第2図は本案のシリンダピストンの一構成例を
示し、図中、1は有底筒状のシリンダであり、その底面
には小孔2が形成されている。
3は上記シリンダ1の内部に摺動往復するように挿入さ
れたピストンであり、その外周には弾性を有するゴム製
の気密リング4が装着されており、上記シリンダ1との
間の気密性を保つようになっている。
5は上記シリンダ1内に挿入されたスプリングであり、
上記ピストン3の図示矢印A方向への摺動時に圧縮され
、その圧縮力によって上記ピストン3を図示矢印B方向
へ摺動復帰させるようになっている。
6は上記シリンダ1の底面に配置されて上記スピリング
5にて押えられた薄板であり、その中央にはスリット7
が設けられている。
この薄板6はその周囲が上記スピリング5にて押えられ
て上記シリンダ1の底面に密接されるものであり、その
スリット7は上言賀Jh孔2の外径より太き目に形成さ
れている。
たとえば、上記薄板6として板厚0.05〜Q、lim
程度の成形シートを使用し、0.0211程度の細い切
り込み(スリット7)を巾4〜12111程度に形成し
、1〜311程度の小孔2を有するシリンダ1の底面に
密接する。
このような構成のシリンダピストンにおいては、ピスト
ン3を図示矢印A方向へ移動すると、第3図に示すよう
にシリンダ1内の空気が図示矢印り方向へ圧縮されて薄
板6のスリット7より排出される。
この時、薄板6のスリット7はシリンダ1の小孔2に押
しつけられるため、わずかしか隙間が開かず、少量の空
気しか排出することができない。
したがって、上記ピストン3の図示矢印A方向への移動
速度は上記スリット7と小孔2との関係において制御す
ることができる。
一方、ピストン3を図示矢印B方向へ移動すると、第4
図に示すようにシリンダ1内に図示矢印i方向へ空気が
薄板6のスリット7より流入される。
この時、薄板6はスプリング5にてシリンダ1の内部に
押しつけられるため、この部分より折曲されてシリンダ
1内部の空気を排出する時よりもスリットTが大きく開
く。
したがって、上記シリンダ1内部への流入空気量が多く
なり、ピストン3は空気抵抗をあまり受けず、早い速度
で図示矢印B方向へ移動することができる。
すなわち、上記薄板6には小孔2よりも太き目のスリッ
ト7を形成し、上記シリンダ1の小孔2が設けられた底
面に上記小孔2の径よりも太き目のところで取付けるこ
とにより、上記ピストン3の押し込み時と復帰時の移動
速度が異なるように任意に制御することができるもので
ある。
以上のように本案によれば、中央にスリットを設けた薄
板を小孔を有するシリンダの底面内部に配し、上記スリ
ットを上iDJ\孔より太き目にして上記小孔の径より
太き目のところで支持したので、上記シリンダ内のピス
トンの押し込み時には小量の空気を排出するも上記ピス
トンの復帰時には多量の空気が流入するようにして上記
ピストンの移動速度を制御することができる。
また、成形シート1枚という簡単な構成でピストンの往
復の速度を制御することができ、しかもスリットにて空
気流出量を少なくし得て全体を小型化することができる
等、その実用的価値は極めて犬なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案のシリンダピストンの一構成例を示す断面
図、第2図はその薄板の構成図、第3図、第4図はその
動作説明図である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・小孔、3・・
・・・・ピストン、4・・・・・・気密リング、5・・
・・・・スプリング、6・・・・・・薄板、7・・・・
・・スリット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)有底筒状のシリンダと、このシリンダ内を摺動往
    復するピストンと、上記シリンダの底面に設けた小孔を
    閉塞するように該シリンダ内に配置された薄板とを備え
    、上記薄板には上記ピストンの押し込み時に小量の空気
    を排出し、上記ピストンの復帰時に多量の空気が流入す
    るように上記シリンダに設けた小孔を横切りかつ上方小
    孔の径より大きいスリットを設けたことを特徴とするシ
    リンダピストンの空気制御弁。
  2. (2)溝板はシリンダ内に配置されるスプリングにてシ
    リンダ内面に保持したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のシリンダピストンの空気制御弁。
JP1978055487U 1978-04-25 1978-04-25 シリンダピストンの空気制御弁 Expired JPS5824031Y2 (ja)

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JPS54158191U JPS54158191U (ja) 1979-11-05
JPS5824031Y2 true JPS5824031Y2 (ja) 1983-05-23

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ID=28951383

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4995090A (ja) * 1972-11-09 1974-09-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4995090A (ja) * 1972-11-09 1974-09-10

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JPS54158191U (ja) 1979-11-05

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