JPS5823920A - 湿式紡績法 - Google Patents

湿式紡績法

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JPS5823920A
JPS5823920A JP11898381A JP11898381A JPS5823920A JP S5823920 A JPS5823920 A JP S5823920A JP 11898381 A JP11898381 A JP 11898381A JP 11898381 A JP11898381 A JP 11898381A JP S5823920 A JPS5823920 A JP S5823920A
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JP
Japan
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fiber bundle
bundle
drafting
fiber
surfactant
Prior art date
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Pending
Application number
JP11898381A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Tabata
田端 俊一
Itsuo Tanaka
逸雄 田中
Osamu Sekiya
関谷 理
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5823920A publication Critical patent/JPS5823920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/30Moistening, sizing, oiling, waxing, colouring, or drying yarns or the like as incidental measures during spinning or twisting
    • D01H13/302Moistening, e.g. for wet spinning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スライバーや粗糸(以下「繊維束」という。
)を湿潤させて、ドラフトする湿式紡績法に関するもの
である。
従来より、湿式紡績法については1種々の提案がされて
おり、特に高速紡績を可能とする無撚糸紡績法に湿式紡
績法を採用する、多くの試みがされている。しかしなが
ら、湿潤状頗でドラフトする場合、ドラフトゾーン内の
繊維束は、その含有する水分量により繊維間摩擦力すな
わち繊維のドラフト力が大きく変化するので、均一なド
ラフトな行うためには、ドラフトゾーン内にある繊維束
の含有する水分が適正量でかつ該繊維車内で均一になっ
ていることが必要である。しかるに、繊維束がたとえば
木綿の場合、繊維表面にはコツトンワックス(綿ロウ)
があるので、該繊維表面の爲れが非常に悪くなり、この
ため綿の繊維束を水に浸漬したり、鋏繊維束に水を付与
したりしても、その中心部にまで水分を均一に湿潤させ
ることは非常に困難である。特に高速紡績な特徴として
いる湿式無撚紡績法においては、繊維束のえty i1
4が速いために、該繊維束に水が付与されてから、該繊
維束がドラフトされるまでの時間が短く、そのために繊
維束の内部にまで水分を均一に8!潤させることがより
一層困難となる。
そこで、使用する水に界面活性剤を添加して。
該使用水の表面張力を下げ、繊維束の内部への水の浸透
をさせやすくするという方法が考えられる。
たとえば、木綿繊維と潜在性バインダーとしての熱水可
溶性ポリビニルアルコール繊維とを混紡したスライバー
に、界面活性剤として、たとえば。
ジオクチルヌルホサクシネートソーダ樵を使用した場合
、該スフィバー内部への水の浸透は非常に良好となり、
均一に湿潤させることができる。しかしながら、繊維の
ドラフト力が急激に低下してドラフトゾーンでのドラフ
トの際に、スフィバーの素抜は現象を起こして、均一に
ドラフトするこができなくなる。また、水のみで湿潤さ
せたスフイバーと比較すると、界面活性剤水溶液を使用
したヌフイバーの場合には、フロントローフ−への繊維
の巻き付きが多発して、*質的に紡績が不可能となる。
以上の現象は界面活性剤の種類やその使用濃度を種々変
廻してみても程度の差こそあれ同一傾向を示す。ちなみ
に、繊維に素抜けを起こさず、ローラー巻き付きを多発
させない低度の低濃度の#iL面活性剤水溶液を当初か
ら繊維束に付与することが考えられるが、そのような低
濃度の界面活性剤水溶液では、繊維束への水の浸透を十
分に図ることはできない。すなわち、繊維束への水の浸
透を均一かつ急速に図ることができるような種類又は濃
度の界面活性剤を、単に繊維束に付与することは、ドラ
フトの不均一とローフ−巻き付きの◆発現象を招来する
こととなり、かえって均一ドラフト実施のための障害と
なる。
本発明は1以上の障害の解決を目的とするもので、すな
わち繊維束を湿式紡績するにあたって。
まず該繊維束に界面活性剤水溶液を付与し1次いで該繊
維束をエラグ等して該水溶液を搾成することにより、該
水溶液を繊維束の中心部まで浸透させて、急速に該繊維
束を均一な濡れ状態にし7.もって均一ドラフト要件で
ある繊維束内の水分の均一化を図り9次いで他の均一ド
ラフト要件である適切な繊維のドラフト力、すなわちド
ラフト中に繊維に素抜は現象を生じさせないようにする
ために必要なドラフト力を繊維に持たせ、かつ巻き付き
の多発化防止を図るために、繊維束に純水な付与し、て
、先に該繊維束に含ませた界面活性剤水溶液の濃度を低
下させ、もって高速で均一なドラフトの実施を可能とす
る方法を確立したものである。
すなわち本発明は、1種又は2種以上の繊維で構成され
た繊維束な、湿潤させた状顔でドラフトする湿式紡績工
程において、該繊維束に界面活性剤水溶液を付与し、搾
成し″た後゛純水を付与し、ドラフトすることを特徴と
する湿式紡績法である。
以下に本発明の構成を実施例に基づいて詳細に説明する
。第1図は本発明を実施する装置の簡略側面図で、繊維
束(1)をプレドラフトゾーン・(2)のパックローラ
ー(4)、 (4’)の間に供給し1次いでそのフロン
トローラー+5)、 (41の開音こ送り込み1両者の
間の表面速度の差によってプレドラフト(予備牽伸)す
る。
次に、フロントローフ−ts+、<55より送り出され
た繊維束(1)に、第1給水ノズ/I/(6)より界面
活性剤水溶液を付与し9次いで絞りローラー+7)i 
l?)により、繊維束(1)に付与された界面活性剤水
溶液を搾成する。次に界面活性剤水溶液を搾成した繊維
束(1)に渦流ノズル方式の第2給水ノズA/+8)よ
り純水を付与して、界面活性剤水溶液の濃度を低下させ
る。次いで、該繊維束(1)をメインドラフトゾーン(
3)のバックローフ−t9)、 (9>の間に供給し、
さらにそのフロントローラーGO,叫の間に送り込み1
両者の間の表面速度の差によってメインドラフトする。
次にフロントローフ−<10.αqより送り出された繊
維束(1)に、仮撚ノズルα塾により仮撚な掛けて糸条
(わとし、引出しり一フー帽−によって該糸条(1′)
を引き出し、連続的に乾燥し、又は乾燥しないで巻き取
る。
以上の場合、繊維束(1)にはあらゆる種類の繊維を使
用することができるが、湿式紡績法の特徴を発揮しやす
い無撚糸紡績法の場合には、該繊維束(1) ICは該
繊維束(1)を構成するステー1ルフアイノく−を接着
して通常の製編織等の加工に耐え得る糸質を形成させる
ための潜在的接着剤となる繊維。
たとえば熱水可溶性ポリビニルアルコール繊Imなを含
ませることが好ましい。この場合、含有させた潜在的接
着剤を活性化する時点は、繊維束(1) tc仮撚を掛
けたときとか、乾燥せずに巻き取られた後とか、適当な
時点が選択される。
また、繊維束(1)に界面活性剤を付与する方法として
は、前記の第1給水ノズpv (e)によるもののIt
か、特開昭48−44555号に示されているような界
面活性剤水溶液中に繊維束(1)を通過させる方法や、
渦流状に界面活性剤水溶液を噴出させることができるよ
うに設定されたノズμから、該水溶液を加圧装置によっ
て渦流状に噴出させることにより、繊維束+1)に仮撚
な掛けながら、界面活性剤を付与する方法がある。使用
する界面活性剤としては、アニオン系、カチオン系、ノ
ニオン系9両性等のいずれのタイプでもよいが、好まし
くは水溶液とした場合に、低粘度で発泡性が低く、また
使用スる繊維束(1)を構成するステーブルファイバー
や潜在的接着剤となる繊維に吸着されにくいものがよい
。たとえば木綿を主体とする繊維束(IHCはスルホサ
クンネート等のスルホン酸塩、アルキルフェニールエー
テル、グリセリン脂肪酸エステル等が適している。また
ここにいう界面活性剤とは水の表面張力を低下させるも
のであればよく、たとえばアルコール類、ポリエチレン
グリコール等でもよ(、一般的な界面活性剤という定義
になんら限定されるものではない。
また、界面活性剤の使用濃度は、該界面活性剤の種類及
び繊維束を構成する繊維の種類によって定まるが、普通
L1.l]1 *から196の範囲である。すなわち0
.01%より低濃度の場合には、繊111J1[(すへ
の浸透性が不良となり、また196以上の場合には次工
程での界面活性剤の除去率が低くなり、したがって界面
活性剤水溶液の濃度低下が不十分となって、繊維束(1
)に適切なドラフト力を付与することができなくなる。
また繊維束(1)に付与された界面活性剤水溶液を搾成
する方法としては、前記の絞りローブ−17)。
(nの間に繊維束(1)をニップする方法のほか、J1
m!繍車(1)の太さに応じた細孔もしくはスリット、
又はエプロンロール等で搾成する方法がある。
また界面活性剤水溶液を搾成した繊維束(1)に純水を
付与する方式としては、特に限定はないが。
前記の第2給水ノズル(8)の渦流ノズル方式で給水す
るもののほか、チューブ状の導水管からの注水方式等が
あるが、界面活性剤の除去を効率よく行うためには、渦
流ノズルで加圧水を噴出させるか又は繊維束(1)を細
孔に通し、該細孔内に設けた注水孔から繊維束(1)の
進行方向に直角に加圧水を吐出させる方法等がすぐれて
いる。なお、この純水の付与については、l@水付与後
再び搾液し、再度水分を付与してもよく、さらにこれを
数回繰り返してもよい。ただし、その程度は9次工程で
ドラフトをするに際して、使用繊維束の種類、界面活性
剤の種類とその濃度、界面活性剤水溶液付与後の搾成率
等に応じて、ドラフトに必要な適正なドラフト力を繊維
に与え得る界面活性剤水溶液の濃度と適正水分量とを繊
維束に付与するものであることを必要とする。
また仮撚ノズル(ロ)による繊維束(1)への仮撚掛け
は、エアー又はスチームの渦流によるのが好ましい。
次に第1図の装置を使用して9本発明法を実施した場合
の具体例を掲げるが9本発明の技術的範囲は、これに限
定されるものではない。
具体例 1.4d、 621111の熱水可溶性ポリビニルアル
コール繊維10%と木綿9096を混紡したスライバー
500 K/6 、yd (1)をプレドラフトゾーン
(2)のバックローラー(41,(めとフロントローラ
ー(6)、(t)の間で5倍にプレドラフトした後、第
1給水ノズル(6)からジオクチルスルホサクシネート
ソーダ塩の0.1俗界面活性剤水溶液を付与し、絞りロ
ーフ−(7)、(?)でニップして、スライバー中に該
水溶液を191透させると同時に搾成L7た。続いて第
2給水ノズtv fil)より、純水を渦流状に噴出さ
せて、スフイt<−(1)中のジオクチルスルホサクシ
ネートソーダ塩濃度を低下させ、該スライバー(1)を
メインドラフトゾーン(3)に供給スる。スライバー(
1)はバックローラー+9)、19)でさらに搾成され
て500%水分率となる。
メインドラフトゾーン(3)で、スライバー(l)を2
4倍ドフフトし、仮撚ノズA/(ロ)でスチーム圧1.
5kl/iのスチームにより仮撚すると同時に熱水可溶
性ポリビニルアルコール繊維を活性化させ、引き出しロ
ーブ−〇a、 Uにより300m/m1nで引#出して
20′S無撚紡績糸(わを紡出した。紡績糸(15は、
続いて乾燥ドラム(図示せず。)により表面温度200
℃で乾燥、糊化し、ワイングー(図示せず。)で巻き上
げた。以上の場合、連続的に紡調良好な状1で紡出する
ことができ、また得られた無撚糸は非常に糸斑の少ない
良好な品質のものであった。
以上のごとく9本発明は湿式紡績法において。
繊維束の均一な高速ドラフトを可能としたもので。
すなわち、まず繊維束への水分の浸透を急速にすること
ができ得る程度の濃度の界面活性剤水溶液を繊維束に付
与し、そしてこれを搾成して短時間で該繊維車内の水分
の均一湿潤化を図る。しかし搾成後も該繊維束内には乾
燥繊維束に対して50%〜400%程度の界面活性剤水
溶液が含有されているから、そのままの状態では、ドラ
フトした場合、繊維のドラフト力が低すぎて、素抜けや
ローフ−巻き付きの多発を生じるので、該繊維束に純水
を付与して界面活性剤水溶液の濃度を低下させ素抜けや
ローラー巻き付きの多発を生じさせない程度の濃度にす
る。この場合付与された純水は。
繊維束内部がすでに界面活性剤水溶液で均一に温調させ
られているので、きわめて容易に急速に繊維車内部へと
浸透し、該繊維車内全体の界面活性剤水溶液の濃度を急
速に低下させる。そして、その後に該繊維束をメインド
ラフトゾーンへと送り込むので9通常のローラードラフ
ト装置で高速ドラフトをしても、ドラフト斑や巻き付き
を生じないもので、湿式紡績法における高速ドラフトな
可能にした。特に100m/ min以上の高速で繊維
束をドラフトする場合、紡出糸の均整度、繊度斑を良好
なものとする。
かくのどとくに5本発明は生産性と品質の向上に寄与す
るところきわめて大なる有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明な実施する装置の簡略側面図である。 (1)・・・繊維束、(0・・・紡出糸条り2)・・・
プレドラフトゾーン、(3)・・・メインドラフトゾー
ン、 (4)l (d・・・プレドラフトゾーンのパッ
クローラー、 +′5)、 (8)・・・プレドラフト
ゾーンのフロントローラー、 (6)・・・第111水
)XI’+7)、 175・・・紋りローブ−9(8)
・・・箒2給水ノズル t9)、 L95・・・メインドラフトゾーンのバック
ローラー、 GO,(II・・・メインドラフトゾーン
のフロントローラー、(ロ)・・・仮撚ノズル0邊、Q
jF・・・引出しローラー 特許出願人 ユニチカ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1種又は2種以上の繊維で構成された繊維束を湿潤させ
    た状態でドラフトする湿式紡績工程において、該繊維束
    に界面活性剤水溶液を付与し、搾液した後、純水を付与
    してドラフトすることを特徴とする湿式紡績法。
JP11898381A 1981-07-28 1981-07-28 湿式紡績法 Pending JPS5823920A (ja)

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JP11898381A JPS5823920A (ja) 1981-07-28 1981-07-28 湿式紡績法

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Cited By (5)

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KR100963986B1 (ko) 2008-02-12 2010-06-15 성안합섬주식회사 직접 방사 연신 공정에 의한 폴리에스테르 태세사의제조방법, 상기 방법에 의해 제조된 폴리에스테르 태세사및 유제 부착 장치
US9777407B2 (en) 2009-03-27 2017-10-03 3M Innovative Properties Company Hydrophilic polyproylene melt additives

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