JPS5823851B2 - パラジクロルベンゼンの固結を防止する方法 - Google Patents
パラジクロルベンゼンの固結を防止する方法Info
- Publication number
- JPS5823851B2 JPS5823851B2 JP14633877A JP14633877A JPS5823851B2 JP S5823851 B2 JPS5823851 B2 JP S5823851B2 JP 14633877 A JP14633877 A JP 14633877A JP 14633877 A JP14633877 A JP 14633877A JP S5823851 B2 JPS5823851 B2 JP S5823851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dcb
- caking
- paradichlorobenzene
- prevent
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はバラジクロルベンゼン(以下p−DCBりと略
称する)に対して一般式が R10CH2CH20CH2CH20R2(ここでR4
、R2はHまたはCnH2n+1で表わ;される脂肪族
アルキル基でn=1〜30の範囲のまたはCmH2m+
1CO−で表わされる脂肪族アシル基でm=1〜20の
範囲のもの、またはから選ばれる)で表わされる物質(
以下DEC誘導体と略称する)の少なくとも1種類を0
.01〜0.3重量%添加することを特徴とするp −
DCBの固結を防止する方法に関する。
称する)に対して一般式が R10CH2CH20CH2CH20R2(ここでR4
、R2はHまたはCnH2n+1で表わ;される脂肪族
アルキル基でn=1〜30の範囲のまたはCmH2m+
1CO−で表わされる脂肪族アシル基でm=1〜20の
範囲のもの、またはから選ばれる)で表わされる物質(
以下DEC誘導体と略称する)の少なくとも1種類を0
.01〜0.3重量%添加することを特徴とするp −
DCBの固結を防止する方法に関する。
p−DCBは錠剤や球形に成型されて防虫剤や防臭剤と
して広く用いられているが、p−DCBの特性である固
結し易さのために滞貨中に袋内で固結して固まってしま
うとか、または成型に供するために粉砕したp−DCH
の粉砕品がホッパー内でブリッジングを起して粉砕品の
流動性を著しく阻害する等の問題を持っている。
して広く用いられているが、p−DCBの特性である固
結し易さのために滞貨中に袋内で固結して固まってしま
うとか、または成型に供するために粉砕したp−DCH
の粉砕品がホッパー内でブリッジングを起して粉砕品の
流動性を著しく阻害する等の問題を持っている。
このような諸現象はp−DCB の成型の作業性を高め
る上で著し℃・障害となるものである。
る上で著し℃・障害となるものである。
本発明者等はこのような作業性の障害となるp−DCB
の固結を防止する方法について種々検討した結果、本
発明に至ったものである。
の固結を防止する方法について種々検討した結果、本
発明に至ったものである。
即ち本発明の特徴とするところ夕ま、p−DCBの固結
を防止するためにp−DCB に対して、DEC誘導体
の少なくとも1種類を0.01〜0.3重量%添加する
ことにある。
を防止するためにp−DCB に対して、DEC誘導体
の少なくとも1種類を0.01〜0.3重量%添加する
ことにある。
添加量が0.01重量%より少ない時には充分な固結防
止効果を示さない。
止効果を示さない。
また添加量が0.3重量%を越える場合には成型品から
添加剤が滲み出たり、更には成型品の安定性を損なう等
の不都合を生ずる。
添加剤が滲み出たり、更には成型品の安定性を損なう等
の不都合を生ずる。
添加量が0.01〜0.3重量%の範囲内にある時には
充分なp−DCBの固結防止効果を持つことによって滞
貨中における袋内での固結や粉砕品のシ1ホッパー内に
おけるブリッジングを抑え、p−DCB の成型の作業
性を著しく向上させると同時に製品品質を損なうことな
く成型品の安定性を向上させる。
充分なp−DCBの固結防止効果を持つことによって滞
貨中における袋内での固結や粉砕品のシ1ホッパー内に
おけるブリッジングを抑え、p−DCB の成型の作業
性を著しく向上させると同時に製品品質を損なうことな
く成型品の安定性を向上させる。
p−DCBに対するDEC誘導体の添加方法については
特に限定はない。
特に限定はない。
融解せるp−DCB にDEC誘導体を加えておいて、
これをフレーク状のp−DCB にしてもよいし、ある
いは添加剤を含まないp−DCHのフレークを作ってか
らこれにDEC誘導体を吹き付けてもよい。
これをフレーク状のp−DCB にしてもよいし、ある
いは添加剤を含まないp−DCHのフレークを作ってか
らこれにDEC誘導体を吹き付けてもよい。
次に本発明の詳細な説明するが、ここで固結力とはp−
DCBの粉砕品を内径5CrIlの上下に切断されてい
る円筒に入れ、これに5001の荷重を加えて所定時間
放置後、該円筒の下部を固定して上部円筒を水平に引っ
ばり、上部円筒が動き出す時の力(?)で表わすことに
する。
DCBの粉砕品を内径5CrIlの上下に切断されてい
る円筒に入れ、これに5001の荷重を加えて所定時間
放置後、該円筒の下部を固定して上部円筒を水平に引っ
ばり、上部円筒が動き出す時の力(?)で表わすことに
する。
実施例 1
第1表は種々の添加剤を0.1重量%になるよう添加し
た場合のp−DCB の固結力の経時変化である。
た場合のp−DCB の固結力の経時変化である。
表には添加剤の一般式をR10CH2CH20CH2C
H20R2として表わした時のR1、R2を示しである
。
H20R2として表わした時のR1、R2を示しである
。
比較例
比較のために添加剤を含まないp−DCB について固
結力の経時変化を下記する。
結力の経時変化を下記する。
実施例 2
第2表は添加剤の種々の濃度における固結力である。
表には添加剤の一般式をR10CH2CH20CH2C
H20R2として表わした時のR1、R2を示しである
。
H20R2として表わした時のR1、R2を示しである
。
Claims (1)
- 1 バラジクロルベンゼンに対して一般式がR10CH
2CH20CH2CH20R2(ここでR3、R2はH
またはCnH2n+1で表わされろ脂肪族アルキル基で
n=1〜30の範囲のれる脂肪族アシル基でm=1〜2
0の範囲のもの、から選ばれる)で表わされる物質の少
なくとも1種類を0.01〜0.3重量%添加すること
を特徴とするバラジクロルベンゼンの固結を防止する方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633877A JPS5823851B2 (ja) | 1977-12-06 | 1977-12-06 | パラジクロルベンゼンの固結を防止する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633877A JPS5823851B2 (ja) | 1977-12-06 | 1977-12-06 | パラジクロルベンゼンの固結を防止する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5479236A JPS5479236A (en) | 1979-06-25 |
JPS5823851B2 true JPS5823851B2 (ja) | 1983-05-18 |
Family
ID=15405425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14633877A Expired JPS5823851B2 (ja) | 1977-12-06 | 1977-12-06 | パラジクロルベンゼンの固結を防止する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823851B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60180261U (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-29 | ミノルタ株式会社 | 排紙トレイ |
-
1977
- 1977-12-06 JP JP14633877A patent/JPS5823851B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60180261U (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-29 | ミノルタ株式会社 | 排紙トレイ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5479236A (en) | 1979-06-25 |
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