JPS5823658A - 尿素合成法 - Google Patents
尿素合成法Info
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- JPS5823658A JPS5823658A JP56120703A JP12070381A JPS5823658A JP S5823658 A JPS5823658 A JP S5823658A JP 56120703 A JP56120703 A JP 56120703A JP 12070381 A JP12070381 A JP 12070381A JP S5823658 A JPS5823658 A JP S5823658A
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- JP
- Japan
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- ammonia
- carbon dioxide
- urea
- urea synthesis
- synthesis
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/141—Feedstock
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は尿素合成プロセスにおける組成コントロールに
関するものである。更に具体的に述べれば、本発明は尿
素合成管出口液以外の組成コントロールにも適用可能で
あるが、この出口液での適用において最も効果的である
ことがらこれを中心に述べれば、尿素合成管からの高温
高圧の流出液を自動的に適時サンプリングして全窒素お
よび全炭素を分析し、この原子ヰをもってアンモニア/
二酸化炭素モル比とし、これに応答して尿素合成の運転
を所望の状態に保つ方法に関するものである。
関するものである。更に具体的に述べれば、本発明は尿
素合成管出口液以外の組成コントロールにも適用可能で
あるが、この出口液での適用において最も効果的である
ことがらこれを中心に述べれば、尿素合成管からの高温
高圧の流出液を自動的に適時サンプリングして全窒素お
よび全炭素を分析し、この原子ヰをもってアンモニア/
二酸化炭素モル比とし、これに応答して尿素合成の運転
を所望の状態に保つ方法に関するものである。
尿素合成は、工業的にはアンモニア、
素から高温高圧下に行なわれ、合成管に送入されるアン
モニア、二酸化炭素の比率はそれぞれがアンモニウムカ
ーバメート、尿素などの化合物態であれ、それ自身であ
れ、いずれもアンモニア、二酸化炭素に換算してモル比
で2.3−75. 、を位となっている。すなわちアン
モニアは二酸化炭素に対して当量(モル比−2)以上合
成管に送入されている。しかもこのモル比は尿素の合成
率を決める最も重要な因子の−っで、この比率の高低ニ
よってそれぞれ異なった特長を有するプロセスが生まれ
ている。さて、この重要なアンモニア、−素のモル比の
検出は、従来プロセスによってまちまちのようであった
。例えば比較的低いアンモニア/二酸化炭素モル比のス
トリッピングプロセスでは、特公昭l1ql味−s3に
記載されて、いるように高圧カーバメートコンデンサー
でのガス側のアンモニア、二酸化炭素比をガスクロによ
り検出し、それに基いてガス側に対する液側での比率を
推定し、さらに合成管中での比率を間接的に推定する方
法である。また、モル比が約qであるような高いモル比
のプロセスでは、合成管への循環液の量と分析された組
成、それにメイクアップされるアンモニア、二酸化炭素
の量とから合成管でのアンモニア/二酸化炭素モル比を
推定する方法が採用されている。以上のようにいずれも
間接的方法であるため、(1)サンプリングから結果が
得られる迄に時間を要する、(2)得られる結果は必ず
しも所望の値が得られない、(3)これらのため所望値
に向けてのきめ細い応答操作が出来ず、従って所望値に
一致しなくても近い値であれば満足せざるを得なかった
。しかしながら、プロセスの改良に伴い要求される精度
が次第に高まると、迅速な分析と応答操作によって上述
の問題を解決する必要が生7じた。
モニア、二酸化炭素の比率はそれぞれがアンモニウムカ
ーバメート、尿素などの化合物態であれ、それ自身であ
れ、いずれもアンモニア、二酸化炭素に換算してモル比
で2.3−75. 、を位となっている。すなわちアン
モニアは二酸化炭素に対して当量(モル比−2)以上合
成管に送入されている。しかもこのモル比は尿素の合成
率を決める最も重要な因子の−っで、この比率の高低ニ
よってそれぞれ異なった特長を有するプロセスが生まれ
ている。さて、この重要なアンモニア、−素のモル比の
検出は、従来プロセスによってまちまちのようであった
。例えば比較的低いアンモニア/二酸化炭素モル比のス
トリッピングプロセスでは、特公昭l1ql味−s3に
記載されて、いるように高圧カーバメートコンデンサー
でのガス側のアンモニア、二酸化炭素比をガスクロによ
り検出し、それに基いてガス側に対する液側での比率を
推定し、さらに合成管中での比率を間接的に推定する方
法である。また、モル比が約qであるような高いモル比
のプロセスでは、合成管への循環液の量と分析された組
成、それにメイクアップされるアンモニア、二酸化炭素
の量とから合成管でのアンモニア/二酸化炭素モル比を
推定する方法が採用されている。以上のようにいずれも
間接的方法であるため、(1)サンプリングから結果が
得られる迄に時間を要する、(2)得られる結果は必ず
しも所望の値が得られない、(3)これらのため所望値
に向けてのきめ細い応答操作が出来ず、従って所望値に
一致しなくても近い値であれば満足せざるを得なかった
。しかしながら、プロセスの改良に伴い要求される精度
が次第に高まると、迅速な分析と応答操作によって上述
の問題を解決する必要が生7じた。
本発明は尿素合成の特性に機器分析の自動化を巧みに結
合させてプロセス上の重要部分、例えば尿素合成管出口
液の全窒素:全炭素を検出しそれに応答して合成および
/又はその周辺の操作を管理することにより、該溶液中
のアンモニア、二酸化炭素モル比を所望の値゛に調節す
るものである。
合させてプロセス上の重要部分、例えば尿素合成管出口
液の全窒素:全炭素を検出しそれに応答して合成および
/又はその周辺の操作を管理することにより、該溶液中
のアンモニア、二酸化炭素モル比を所望の値゛に調節す
るものである。
本発萌をさらに具体的に説明する。
尿素の合成率は、合成管の操作諸条件で決められるが、
従来からの経験で、温度は775〜203℃、合成管に
入る水/二酸化炭素モル比は約03〜07と範囲がはg
定まって居り、この温度範囲では合成率は、他の条件を
同じとすれば大きな差はない。水/二酸化炭素モル比も
重要であるが、それにもまして重要なのはアンモニア/
二酸化炭素モル比で、前者はこの比で副次的に決まり、
圧力は温度とアンモニア/二酸化炭素モル比ではy決ま
る。したがって合成管出口液の組成は、アンモニア/二
酸化炭素モル比ではソ決まると云って゛よい。
従来からの経験で、温度は775〜203℃、合成管に
入る水/二酸化炭素モル比は約03〜07と範囲がはg
定まって居り、この温度範囲では合成率は、他の条件を
同じとすれば大きな差はない。水/二酸化炭素モル比も
重要であるが、それにもまして重要なのはアンモニア/
二酸化炭素モル比で、前者はこの比で副次的に決まり、
圧力は温度とアンモニア/二酸化炭素モル比ではy決ま
る。したがって合成管出口液の組成は、アンモニア/二
酸化炭素モル比ではソ決まると云って゛よい。
従来、尿素およびビウレットを含むアンモニア−アンモ
ニウムカーバメート−水系の溶液の分析は、尿素および
ビウレットはそれぞれの分析法で、アンモニアおよびア
ンモニウムカーバメート態の窒素はアンモニアとして分
析し、アンモニウムカーバメート態の炭素は二酸化炭素
として分析し、これらの値から全アンモニア/全二酸化
炭素モル比を求めていた。殊に合成管出口液については
サンプリング自体が危険を伴うため、日常的には行なわ
れず、他のス) IJ−ムの流量、分析値などから間接
的に推定していた。このため上述したような不満足を余
儀なくされていたのである。
ニウムカーバメート−水系の溶液の分析は、尿素および
ビウレットはそれぞれの分析法で、アンモニアおよびア
ンモニウムカーバメート態の窒素はアンモニアとして分
析し、アンモニウムカーバメート態の炭素は二酸化炭素
として分析し、これらの値から全アンモニア/全二酸化
炭素モル比を求めていた。殊に合成管出口液については
サンプリング自体が危険を伴うため、日常的には行なわ
れず、他のス) IJ−ムの流量、分析値などから間接
的に推定していた。このため上述したような不満足を余
儀なくされていたのである。
本発明においては合成系の操作には、各態別の分析値よ
りも全アンモニア/全二酸化炭素モル比が最も重要であ
りかつ充分であることからサンプリングを含む自動分析
計を利用することによって迅速な応答操作を可能にした
。
りも全アンモニア/全二酸化炭素モル比が最も重要であ
りかつ充分であることからサンプリングを含む自動分析
計を利用することによって迅速な応答操作を可能にした
。
“ すなわち、具体的には次のようにして目的が達−
セラれる。コントロールの対象とする工程流(合成管で
は出口液)の極く一部をサンプリング用に分岐する。そ
の量は勿論分析用には充分であり、かつ分岐によるトラ
ブルが起きない程度の少ない量である。例えば、合成管
出口液の場合は分析用には充分であっても分岐後放冷に
よる閉塞があってはならなし・。分岐流に直ちに稀釈用
の純水を注入する。その量は、分析精度を低下させない
程度に充分で通常/ニア0ρ〜2000の範囲である。
セラれる。コントロールの対象とする工程流(合成管で
は出口液)の極く一部をサンプリング用に分岐する。そ
の量は勿論分析用には充分であり、かつ分岐によるトラ
ブルが起きない程度の少ない量である。例えば、合成管
出口液の場合は分析用には充分であっても分岐後放冷に
よる閉塞があってはならなし・。分岐流に直ちに稀釈用
の純水を注入する。その量は、分析精度を低下させない
程度に充分で通常/ニア0ρ〜2000の範囲である。
稀釈された分岐サンプル流は約0〜/ kmffl (
ゲージ)に減圧してよく混合される。必要なら気化しな
いように冷却する。混合後の稀釈液のうち分析に不要な
殆んどの量はプラントの適当な箇所へ返される。分析に
必要な20〜700μlが自動分析計に導入される。こ
の分析計は例えば次のようにして分析を実施する。すな
わち、分析計の中ではキャリアーガスにより、高温加熱
触媒上を通る間にサンプル液中の全炭素はすべて炭酸ガ
スへと分解または酸化され、窒素化合物はすべて窒素ガ
スへと分解される。水分を完全に除去して後、炭酸ガス
と窒素ガスがガスクロマトグラフィーにより分析定量さ
れる。結果は、換算されて全アンモニア/全二酸化炭素
モル比としての値が得られる。
ゲージ)に減圧してよく混合される。必要なら気化しな
いように冷却する。混合後の稀釈液のうち分析に不要な
殆んどの量はプラントの適当な箇所へ返される。分析に
必要な20〜700μlが自動分析計に導入される。こ
の分析計は例えば次のようにして分析を実施する。すな
わち、分析計の中ではキャリアーガスにより、高温加熱
触媒上を通る間にサンプル液中の全炭素はすべて炭酸ガ
スへと分解または酸化され、窒素化合物はすべて窒素ガ
スへと分解される。水分を完全に除去して後、炭酸ガス
と窒素ガスがガスクロマトグラフィーにより分析定量さ
れる。結果は、換算されて全アンモニア/全二酸化炭素
モル比としての値が得られる。
また尿素およびビウレット態以外の炭素は別に無機態炭
素−とじて分析もできるので前者の全炭素からこの無機
態の炭素を差引けば尿素およびビウレットの値も同時に
得られるようにした分析計も使用されうる。したがって
残りは水としての分析値が得られる。これらの分析計に
よれば7回の分析はほぼ3−70分で実施できる。しか
し分析計としては上記のものに限定されないのはいうま
でもないことである。
素−とじて分析もできるので前者の全炭素からこの無機
態の炭素を差引けば尿素およびビウレットの値も同時に
得られるようにした分析計も使用されうる。したがって
残りは水としての分析値が得られる。これらの分析計に
よれば7回の分析はほぼ3−70分で実施できる。しか
し分析計としては上記のものに限定されないのはいうま
でもないことである。
以上から対象工程流の組成かはy連続的に判るのでこれ
に応答して必要な操作を変化させれば所望の組成が早く
安定した状態で得られることになる。も−ちろん自動分
析計から得られる組成を制御器への入力とし、必要な操
作変化量を出力とさせる自動制御方法も可能である。
・以上に本発明の適用箇所として、合
成管を例にあげ−たが同様に他の箇所、例えば分解系、
回収系または精製系のいずれの系においても実施可能で
ある。例えば75〜4 !; Wcd (ゲージ)で操
作さ・れる高圧分解塔からの流出液の組成、ことに残留
するアンモニア、二酸化炭素の含有率は一統する工程に
大きな影響を与える。したがって、従来の温度を変えて
組成を見る方法から、直接自動分析計で組成を見ながら
温度を変えて所望の組成を得ることが可能になる。ある
いは、/〜5 kl?/i (ゲージ)で操作される吸
収器での吸収後の溶液組成のコントロールは非常に重要
で、なるべく少ない吸収媒体でより多くのアンモニア、
二酸化炭素および随伴する水蒸気ガスを吸収することが
必要である。このためには、吸収温度を下げたりあるい
は二酸化炭素ガスを追加的に吹き込んで吸収溶液の平衡
圧力を下げることで目的を達成する。この際も直接組成
を自動分析計でほぼ連続的に見ながら温度なり、吹き込
み二酸化炭素ガス量を変えれば所望の組成に早く達する
。
に応答して必要な操作を変化させれば所望の組成が早く
安定した状態で得られることになる。も−ちろん自動分
析計から得られる組成を制御器への入力とし、必要な操
作変化量を出力とさせる自動制御方法も可能である。
・以上に本発明の適用箇所として、合
成管を例にあげ−たが同様に他の箇所、例えば分解系、
回収系または精製系のいずれの系においても実施可能で
ある。例えば75〜4 !; Wcd (ゲージ)で操
作さ・れる高圧分解塔からの流出液の組成、ことに残留
するアンモニア、二酸化炭素の含有率は一統する工程に
大きな影響を与える。したがって、従来の温度を変えて
組成を見る方法から、直接自動分析計で組成を見ながら
温度を変えて所望の組成を得ることが可能になる。ある
いは、/〜5 kl?/i (ゲージ)で操作される吸
収器での吸収後の溶液組成のコントロールは非常に重要
で、なるべく少ない吸収媒体でより多くのアンモニア、
二酸化炭素および随伴する水蒸気ガスを吸収することが
必要である。このためには、吸収温度を下げたりあるい
は二酸化炭素ガスを追加的に吹き込んで吸収溶液の平衡
圧力を下げることで目的を達成する。この際も直接組成
を自動分析計でほぼ連続的に見ながら温度なり、吹き込
み二酸化炭素ガス量を変えれば所望の組成に早く達する
。
本発明の方法は、なかでもストリッピングプロセスに特
に適している。すなわち、ストリッピングプロセスでは
、過剰アンモニアは、直接計量可能な状態では循環して
いないので、特公昭49−25 J jt’3にも記載
されているように間接的な方法が従来採られて来たが、
本発明を適用すれば直接的になるため、これから得られ
る利益は大きい。
に適している。すなわち、ストリッピングプロセスでは
、過剰アンモニアは、直接計量可能な状態では循環して
いないので、特公昭49−25 J jt’3にも記載
されているように間接的な方法が従来採られて来たが、
本発明を適用すれば直接的になるため、これから得られ
る利益は大きい。
本発明の方法により、例えば所望のアンモニア/二酸化
炭素モル比がグに対して、分析結果が3.3と算出され
た場合は、差θコに応じた量でアンモニア供給量を増す
か、二酸化炭素の供給量を減らすことにより分析値と操
作量を直ちに対応させて所望のアンモニア/二酸化炭素
モル比に早い時間で収束させることが出来る。また本発
明は、その迅速性から、プラントのスタート時には特に
有効であり従来よりも短い時間に所望組成の合成管出口
液を得ることが出来る。
炭素モル比がグに対して、分析結果が3.3と算出され
た場合は、差θコに応じた量でアンモニア供給量を増す
か、二酸化炭素の供給量を減らすことにより分析値と操
作量を直ちに対応させて所望のアンモニア/二酸化炭素
モル比に早い時間で収束させることが出来る。また本発
明は、その迅速性から、プラントのスタート時には特に
有効であり従来よりも短い時間に所望組成の合成管出口
液を得ることが出来る。
実施例
尿素生産量/ 00 t/日規模:
合成管/にはライン//より予熱された液体アンモニア
が、ライン2/よりは高圧カーバメートコンデンサー3
からのアンモニウムカーバメート溶液、お、よびアンモ
ニア、二酸化炭素、水の混合ガスが(ガス液混相で)−
緒に循環された。合成管ではそのトップが790℃に保
たれ、トップでの合成液の所望組成値は全アンモニア/
全二酸化ガス(防蝕空気を含む)が合成液から、合成圧
力/ g OkVd(ゲージ)の状態で分離されてライ
ン、25を経て中圧系へ減圧、排出された。不活性ガス
から分離された尿素合成液は下降管/3を通り合成管/
からほぼ同圧のストリッパー−〇頂部へ供給された。
が、ライン2/よりは高圧カーバメートコンデンサー3
からのアンモニウムカーバメート溶液、お、よびアンモ
ニア、二酸化炭素、水の混合ガスが(ガス液混相で)−
緒に循環された。合成管ではそのトップが790℃に保
たれ、トップでの合成液の所望組成値は全アンモニア/
全二酸化ガス(防蝕空気を含む)が合成液から、合成圧
力/ g OkVd(ゲージ)の状態で分離されてライ
ン、25を経て中圧系へ減圧、排出された。不活性ガス
から分離された尿素合成液は下降管/3を通り合成管/
からほぼ同圧のストリッパー−〇頂部へ供給された。
合成液は、合成管と実質同一圧で操作されるストリッパ
ーのチューブ内を薄膜となって流下する間に下から上昇
する原料用二酸化炭素ガスと、高圧(20kmm (ゲ
ージ)〕水蒸気23の加熱により過剰アンモニアの97
%と未反応アンモニウームカーバメートの50%とがス
トリップされストリッパー底部からは790℃の、残留
アンモニウームカーバメートと残留過剰アンモニアを含
む尿素合成液がライン/グより、/ 7 kVcIIt
(ゲージ)で操作される中圧゛分解系(図示されていな
い)へ排出された。以降は通常の処理を受けて製品尿素
が得られた。中圧段階以降の各段階から回収された未反
応物によって形成1された水溶液はライン22より、合
成管と実質同一圧力で操作される高圧カーバメートコン
デンサー3に供給され、ストリッパーから分離された混
合ガス(ラインコ0)を吸収した。その発熱は合成管の
トップの温度が790℃に保てる゛ように水蒸気の発生
(ライン2’l)によりコントロールされた、高圧カー
バメートコンデンサーの底部からは溶液および未吸収混
合ガスの二相流が(ライン、2/)合成管/の底部へ循
環された。
ーのチューブ内を薄膜となって流下する間に下から上昇
する原料用二酸化炭素ガスと、高圧(20kmm (ゲ
ージ)〕水蒸気23の加熱により過剰アンモニアの97
%と未反応アンモニウームカーバメートの50%とがス
トリップされストリッパー底部からは790℃の、残留
アンモニウームカーバメートと残留過剰アンモニアを含
む尿素合成液がライン/グより、/ 7 kVcIIt
(ゲージ)で操作される中圧゛分解系(図示されていな
い)へ排出された。以降は通常の処理を受けて製品尿素
が得られた。中圧段階以降の各段階から回収された未反
応物によって形成1された水溶液はライン22より、合
成管と実質同一圧力で操作される高圧カーバメートコン
デンサー3に供給され、ストリッパーから分離された混
合ガス(ラインコ0)を吸収した。その発熱は合成管の
トップの温度が790℃に保てる゛ように水蒸気の発生
(ライン2’l)によりコントロールされた、高圧カー
バメートコンデンサーの底部からは溶液および未吸収混
合ガスの二相流が(ライン、2/)合成管/の底部へ循
環された。
合成管底部とストリッパ−人口の間のA点から、放熱に
よる閉塞を起さない程度の速度で、尿素合成液の少量が
絶えず分岐され、そこに分析計の感度および精度が充分
保てる程度の量の純水がライン/乙より稀釈用に絶えず
注入された。この分岐合成液量/に対する稀釈水量の比
は通常/:/θ0〜2000程度である、約/ kv’
d (ゲージ)に減圧後稀釈された合成溶液時ケの混合
槽でよく攪拌されてその極(一部外θμ)が、窒素/炭
素全自動分析計に間けつ的に、例えば70分間かくで供
給された他の殆゛んどの部分は大気圧以下の圧力で操作
される濃縮器(図示されてな℃・)へ減圧導入された。
よる閉塞を起さない程度の速度で、尿素合成液の少量が
絶えず分岐され、そこに分析計の感度および精度が充分
保てる程度の量の純水がライン/乙より稀釈用に絶えず
注入された。この分岐合成液量/に対する稀釈水量の比
は通常/:/θ0〜2000程度である、約/ kv’
d (ゲージ)に減圧後稀釈された合成溶液時ケの混合
槽でよく攪拌されてその極(一部外θμ)が、窒素/炭
素全自動分析計に間けつ的に、例えば70分間かくで供
給された他の殆゛んどの部分は大気圧以下の圧力で操作
される濃縮器(図示されてな℃・)へ減圧導入された。
用いられた分析計は島津製作所製の0CT−/2Nであ
る。分析計では、水溶液サンプル中の炭素化合物はすべ
て炭酸ガスに酸化またレマ分解され、窒素化合物はすべ
て窒素ガスへと分解される。
る。分析計では、水溶液サンプル中の炭素化合物はすべ
て炭酸ガスに酸化またレマ分解され、窒素化合物はすべ
て窒素ガスへと分解される。
水分を完全に除去した後、炭酸ガス、窒素ガス(まガス
クロマトグラフィーにかけられた。結果番よ、全アンモ
ニア/全二酸化炭素モル比トシテ?昇うレその値はある
時31g5であった。所望イ直より0,15低イので直
ちに液体アンモニアの供給′量を2.q’1t/hr
増した。50分後の分析、値しまtt ’y殊望イ直の
qを示したので、アンモニアの供給量を少しずつ減らし
て様子を見た0go時間後にも分析値Q家ケを示したの
で、定常値に達したと判断された。
クロマトグラフィーにかけられた。結果番よ、全アンモ
ニア/全二酸化炭素モル比トシテ?昇うレその値はある
時31g5であった。所望イ直より0,15低イので直
ちに液体アンモニアの供給′量を2.q’1t/hr
増した。50分後の分析、値しまtt ’y殊望イ直の
qを示したので、アンモニアの供給量を少しずつ減らし
て様子を見た0go時間後にも分析値Q家ケを示したの
で、定常値に達したと判断された。
(この実施例では過剰アンモニア(′!、すべてスト1
ノツパーから高圧コンデンサーを経由して合成管に循環
するので定常時にアンモニアボンブカ・ら供給されるの
はメイクアップのアンモニアだけである。)なお、定常
に達してから、同じ分析計で無機態(アンモニ′ウー入
カー・(メート態)炭素も二酸化炭素として、時々分析
し、全炭素とのこの炭素との差から尿素合成率を算出し
、合成管の操作状態の管理に役立てた。
ノツパーから高圧コンデンサーを経由して合成管に循環
するので定常時にアンモニアボンブカ・ら供給されるの
はメイクアップのアンモニアだけである。)なお、定常
に達してから、同じ分析計で無機態(アンモニ′ウー入
カー・(メート態)炭素も二酸化炭素として、時々分析
し、全炭素とのこの炭素との差から尿素合成率を算出し
、合成管の操作状態の管理に役立てた。
図面は本発明の方法の実施に好適なシステムの一例を示
すものである。 / 尿素合成管 ユ ストリッパー 3、 カーバメートコンデンサー ケ 混合槽 S、 自動分析計 特許出願人 三井東圧化学株式会社 東洋エンジニアリング株式会社
すものである。 / 尿素合成管 ユ ストリッパー 3、 カーバメートコンデンサー ケ 混合槽 S、 自動分析計 特許出願人 三井東圧化学株式会社 東洋エンジニアリング株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 / 二酸化炭素と化学量論的に等しいかまたは過剰のア
ンモニアとを尿素合成圧力および尿素合成温度において
反応せしめて未反応の二酸化炭素およびアンモニアを含
有する尿素合成液を生成させ、該尿素合成液からの該未
反応二酸化炭素およびアンモニアを一段以上の圧力段階
にて加熱およヴまたは二酸化炭素または不活性ガスを用
いたストリッピングにより分離して該尿素合成液を尿素
水溶液となし、一方各圧力段階での未反応分離ガスの少
くとも一部をその前段よりの吸収用液で順次吸収して最
終的には尿素合成管に循環し、場合により過剰のアンモ
ニアを液体アンモニアとして回収して尿素合成に循環再
使用する循環式尿素合成法において任意の単位操作工程
の操作管理の指標となる工程流の一部を定常的に取り出
し、その中に含有される全窒素および全炭素を定量し、
かくして得られる値を該単位操作工程を所望の状態に維
持するような操作の変更に関係づけることを特徴とする
尿素合成法。 ユ、尿素合成工程の操作管理の指標となる合成管出口液
の一部を定常的に取出し、その中に含有される成分を間
けつ的に全窒素および全炭素として定量しこれより換算
される全アンモニア/全二酸化炭素モル比に応答させて
所望の値を維持するように尿素プロセスに供給されるア
ンモニアおよび二酸化炭素の量を調節する特許請求の範
囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56120703A JPS5823658A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 尿素合成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56120703A JPS5823658A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 尿素合成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823658A true JPS5823658A (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=14792889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56120703A Pending JPS5823658A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 尿素合成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823658A (ja) |
-
1981
- 1981-08-03 JP JP56120703A patent/JPS5823658A/ja active Pending
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