JPS5823564B2 - トロリ−線摺面幅計測方式 - Google Patents

トロリ−線摺面幅計測方式

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JPS5823564B2
JPS5823564B2 JP4529778A JP4529778A JPS5823564B2 JP S5823564 B2 JPS5823564 B2 JP S5823564B2 JP 4529778 A JP4529778 A JP 4529778A JP 4529778 A JP4529778 A JP 4529778A JP S5823564 B2 JPS5823564 B2 JP S5823564B2
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rectangular wave
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トロリー線摺面からの反射光を走査して得ら
れる電気信号よりトロリー線摺面の幅を計測する方式に
係り、特に計測精度の向上と、上記電気信号に凹凸があ
るときに該凹部による計測誤差の除去とを図ったトロリ
ー線摺面幅計測方式電車線路を構成するトロリー線は、
車両のパンタグラフとの接触摺動によって漸次摩耗する
現象がある。
この摩耗量を測定するために電気検測車に光学式トロリ
ー線摩耗測定装置を塔載してトロリー線の摺面幅を測定
することが従来より行なわれている。
この光学式の測定方式には、2,3の方式があるが、こ
のうちでもトロリー線の摺面からの反射光を利用する方
式は、種々の点で利点を有しているので、これが専ら実
用化されているのが現状である。
この反射光を利用する方式は、適当な光源を用いてトロ
リー線の摺面を照射し、トロリー線摺面からの反射光を
捉えて反射面である摺面の幅を測定することにより、摺
面の摩耗を定量的に求めるものであるが、この方式にし
ても全く問題がないノわけではない。
第1図、第2図は、従来の光学式測定方式を説明するだ
めのものである。
この方式は、第1図aにそのブロック図を示すように、
通常の照明用電灯を光源とした投光器2よp)ロリー線
1の摺面ノ1′に対して投光し、その摺面1′からの反
射光を光学レンズ系、光電面、電子走査回路、増幅回路
よシなる撮像管3で受け、その光電面に結ばれた光学像
を電子走査して電気信号とするものである。
この電気信号は一般に摺面1′の表面に凸凹部が存工す
ることから時間tとともにその振幅が様々に変化するが
、第1図す、イは理想に近い波形を示したものである。
この図による波形は勿論摺面1′の幅の映像に相当する
部分のもので実際にある幅で摺面1′が存するときはそ
の振幅が増大する模様を1示す。
この場合、電気信号の波形は、その立上り、立下りの時
間かや\大きくその部分では傾斜した曲線となるが、こ
れは、撮像管3の電気的特性によるものである。
時間幅計測回路4においてはその傾斜曲線を考慮して、
電気信号の波高値の1/2;のレベルSで波形をスライ
スして時刻t1.t2を求め、第1図す口に示す如き矩
形波を出力する。
この矩形波はT−V変換回路5でそのパルス幅1211
に比例する電圧値に変換された後、データ処理装置6
で処理されるのである。
しかし、このような方。式は理想に近い電気信号が得ら
れる場合は有効であるが、しかし一般的ではない。
これは、トロリー線1の摺面1′における反射率の変化
や凸凹部などによって電気信号の波形レベルが様々に変
化するものであることを考慮していないからである。
・上述した従来の計測方式における第1の問題点として
は、先ずスライスレベルSの設定に難点があることであ
る。
ある走査における電気信号のスライスレベルSとしては
、その波形の波高値を実測してその実測値の1/2をス
ライスレベルとすることが理想であるが、しかし光電面
での電子走査は極めて高速度で行なわれ、しだがってそ
の走査周期は短かいので、この方式は処理上時間的に無
理があるとされ、理に適うものではあるが現在のところ
実施はされていない。
この方式に代わるものとして近似的な方法ではあるが、
前回の走査で得られた電気信号の波高値の1/2を、今
回の走査で得られた電気信号の波形・に対するスライス
レベルとして用いることが考えられる。
実際にこの方法によりある程度の効果が得られているに
しても、これはあくまで次善の方法に過ぎない。
その理由は処理されるべき波形に対するスライスレベル
が常にその波形の波高値に、対して1/2のレベルにあ
るとは保証できないからである。
即ち、この方法は、あくまでも予測されたスライスレベ
ルを用いて波形を処理するものであるが、処理されるべ
き電気信号自体の波高値の1/2の値をスライスレベル
として処理することが;望ましい。
第2の問題点としては、電気信号の波形の振幅が様々に
変化し、スライスレベル以下に波形の極小点が1つ以上
存在することがあ勺うるからである。
振幅が変化する原因としては、先に述べた原1因の他、
投光器の配列状態、撮像管の光軸に対する配置状態など
を挙げることができる。
このように波形の振幅が第1図す、へのように変化する
場合は、波形をスライスレベルSでスライスすると、時
刻11,1./間、時刻t2′、t2間にそれぞれ対応
すンる矩形波が第1図す、二のようにして得られ、これ
らの矩形波をT−V変換回路5で処理すれば、時刻t1
′、t2′間は全く無視されるので、実際のトロリー線
の摺面幅の値よりも小さく計測されてしまうことは明ら
かである。
i この計測誤差を避ける方法としては、スライスレベ
ルSよシも小さいスライスレベルS′を用いることが考
えられるが、これによる場合は別にまた波形の立上り、
立下りの部分での誤差を除去する必要があり、実際的で
はない。
スライスレベルをフ正確に電気信号波形の波高値の1/
2にすることによって計測摺面幅に誤差が含まれないよ
うにすることが必要である。
第2図は、従来の光学式計測方式の他の例を示す。
この例は光源にレーザ光線を用い、自然光下でも使用で
きるようにしたもので、実用上価値が高いものであるが
、この計測方式によっても先の例と同様な欠点が存して
いる。
この例による場合、レーザ光源γからのレーザ光は、ハ
ーフミラ−8、レーザ光走査機構9を介jしてトロリー
線1の長手方向に対して直角方向に必要な範囲走査され
、垂直方向に投射されたレーザ光が摺面1′で反射され
てから再びレーザ光走査機構9、ハーフミラ−8を介し
て光電変換器10に入射させるようにしたものである。
光電変換器10からの電気信号が以後時間幅計測回路1
1等で処理されることは第1図の場合と同様である。
この測定方式においては、測定精度を良好にするために
はレーザ光の直径を可及的に小さくすることが必要であ
る。
しかし、摺面1′が粗面であるときはその直径が小さい
程反射光の輝度変化が大きくなるので、電気信号の波形
の振幅が変化し易いという欠点がある。
この欠点は先の例よりも顕著であるので(波形の振幅変
化に対する対策は、先の例よりもその必要性が高いもの
である。
本発明の目的は、振幅が変化している電気信号の波形を
、その波形の波高値の1/2のレベルで正確にスライス
し、しかも振幅変化に対しては適当な処理を施こすこと
により正確にトロリー線摺面幅を計測することができる
計測方式を得ることにある。
この目的のだめ、本発明は、トロリー線摺面からの反射
光を走査して得られる電気信号波形のピーク値をホール
ドし、この電気信号がある時間遅延されている間にホー
ルドしたピーク値に対する1/2(7)レベルのスライ
スレベルを得、このスライスレベルで遅延された電気信
号波形をスライスして得られた1つまたは2つ以上の矩
形波の各立上り、各立下りにて一定時間持続するパルス
出力を得るようにし、これらパルス出力と各矩形波とを
論理和して得られるパルス信号のパルス幅より一定時間
持続して出力されるパルス出力のパルス幅を差し引くこ
とにより、トロリー線摺面幅に対応したパルス幅のパル
ス信号を得る構成を特徴とするものである。
即ち、本発明では、スライスレベルは処理される電気信
号波形が遅延されている間にその波高値(ピーク値)か
ら得られ、また、振幅変化に対する処理は、そのスライ
スレベルによって得た1以上の矩形波の立上り、立下り
にもとづいてこれらの矩形波に対して適当な処理を施こ
すことにより、時間的に最も早い矩形波の立上りから時
間的に最も遅い矩形波の立下りまでの時間をパルス幅と
するパルス信号が得られるようにしているので、従来方
式が有していた欠点は解消されるものである。
以下、本発明を第3図から第4図により説明する。
先ず第3図aは、本発明の1実施例でのブロック図を示
す。
このブロック図において、入力端子12には第1図aの
撮像管等からなる回路3、または第2図の光電変換器1
0からの電気信号が加えられる。
第3図す、イは、入力端子12に加えられる最も一般的
な電気信号の波形図である。
ここで、第3図す、イに示す電気信号が入力端子12に
加えられると、スライスレベル検出回路13においては
アナログピークホールド方式によりその波形の最初の立
上りの頂点を検出し、頂点のレベルの1/2をホールド
することにより第3図す2口に示す電圧波形を出力する
一方、電気信号は遅延回路14によりある時間Δを遅延
されて第3図す、ハのようになるが、時間Δtは少なく
とも電気信号の立上シ時間よシは大きいことが必要であ
る。
その理由は立上9時間後にはじめて、スライスレベル検
出回路13から正しいスライスレベルが出力されるから
である。
時間Δtは、電気信号によって異なり、撮像管の特性、
またはレーザ光のビーム直径などによっても異なるが、
この時間Δtが大きいと電気信号が遅延回路14を介す
る際にその波形に歪が生じるおそれがあるので、時間Δ
tは可能な限り小さいものであることが望ましい。
寸だ、遅延回路14には、歪の極めて小さいものが使用
されるべきである。
時間Δtは、実用上2〜3μSであるが、この遅延時間
を有する遅延回路は現在のところ容易に得られるもので
ある。
、このようにして得られた第3図す5口のスライスレベ
ルと、第3図す、ハの遅延された電気信号とはコンパレ
ータ15でレベルが比較される。
コンパレータ15は、電気信号の波形レベルがスライス
レベル以上であるときのみ、第3図す、二に示すような
矩形波を出力するもので、この例では、時刻jul、t
d1間、時刻tu2.tdZ間、時刻tu3 。
td3間にそれぞれ矩形波を生じるものである。
これらの矩形波の出力時点は、全体に従来よりもΔtだ
け遅延されているが、この遅延時間Δt、およびこの後
の処理上必要に応じて設定されている各種の遅延時間は
、計測上何等問題とならないものである。
コンパレータ15から得られた矩形波は近接信号除去回
路16(これについては、後述するところであり、この
回路では遅延がないものとして以下説明する)を介し、
第3図す、ホ(この場合、第3図す、二の同一波形であ
る)の波形となってワンショット回路(再トリガ可能な
単安定マルチバイブレータ)17,19、遅延回路20
に入力される。
このうち、ワンショット回路17は、入力される矩形波
の各立上シ時刻tul 、 tu2. tu3でトリガ
され、トリガ時点から1定時間Th持続する出力を出力
し、まだ、一方のワンショット回路19は、矩形波がイ
ンバータ18を介されることから矩形波の各立下り時刻
tdl 、 td2. td3でトリガされ、ト、リガ
時点から1定時間Th持続する出力を出力するためのも
のである。
但し、これらワンショット回路17,19の出力はトリ
ガ時よりも全体として時間Δ1だけ遅延され、それぞれ
第3図す、へ、トに示す如き波形となる。
この場合1定時間Thは、原理上はトロリー線摺面の最
大幅に対する走査時間をとる。
このようにして1定時間Thを選べば、電気信号の波形
に大きな振幅変化があって複数の矩形波が生じる場合で
も最後の矩形波の立上りから一定時間Th経過後に立下
る出力をワンショット回路17から得ろことができる。
また、ワンショット回路19からは、最後の矩形波の立
下りから一定時間Th経過後に立下る出力が得られるこ
とは明らかである。
とれらワンショット回路17,19からの出力は、遅延
回路20を介して時間Δ1だけ遅延された第3図す、チ
の電気信号とともにオア回路21を介して論理和か採ら
れ、第3図す、りの論理和出力を得るが、こ\で注意す
べきは、遅延された電気信号もオア回路21の入力とな
っていることである。
1見して論理和出力はワンショット回路17.19から
の出力のみを論理和することにより得られそうであるが
、これは、電気信号波形に振幅変化がなくはソ理想に近
いものまでもこのように処理すると、第3図へ、トの出
力のみを論理和した出力には割れが生じ、2個のパルス
出力となって後の処理に不都合であるからである。
この理由を更に詳細に説明する。
既に述べたようにワンショット回路17,190出力持
続時間Thは原理上トロリー線摺面の最大幅に対する走
査時間ではあるが、実際上この持続時間Thは測定誤差
に大きく影響するので精度のよいものが必要である。
このだめ、持続時間Thがなるべく小さいことが望まし
いので、実際は電気信号波形の振幅変化状態を調べて可
能な限り小さくとることが行なわれる。
例えば、トロリー線の摺面幅が15mmのものに対して
最大8朋程度の凹部が電気信号波形の中央に1つあると
してこれをカバーするためには、持続時間Thを高々1
2mmに相当する走査時間とすることが実際的であると
される。
しかし、このように持続時間Thをとった場合、電気信
号の波形に振幅変化がないときは、ワンショット回路1
7,190出力のみを論理和すると、論理和出力に割れ
が生じてしまい、1個のパルス出力状態を維持すること
が不可能となってしまう。
第3図Cは、この状態を説明するだめのものである。
この図において、第3図C7シ′の電気信号波形は摺面
幅が最大(15mmとする)で、走査時間をTm、電気
信号波形の中央部での凹みの幅が8、朋、その波形の両
側に位置する凸部は対称であるとすると、第3図C7シ
′の矩形波の立上り、立下りに対してはワンショット回
路17,19からはそれぞれ第3図C2へ′、ト′のパ
ルスが出力される必要があるから、持続時間Thはtu
2−tulまたは、tdl−td2よりも大きくする必
要がある。
この場合の持続時間Thは、12mmに相当する走査時
間□を選んでおけば十分である。
このようにして得られた第3図C2へ′、ト′の出力を
論理和すれば、第3図C7シ′の論理和出力が得られる
ことは明らかで、特に問題はない。
しかしながら、持続時間Thをこのように設定していた
場合に振幅変化の・ない電気信号波形が入力されれば、
スライスして得られる矩形波は第3図C7シ′の如く、
1つだけしか得られなく、更にこの矩形波の立上シ、立
下りに対してワンショット回路17,19からはそれぞ
れ第3図へ汽ト〃のパルス幅Thの出力しか得)られな
いので、これらの出力を論理和しても第3図C2す〃の
出力の中間に割れgが存在することは明らかである。
この割れgは、持続時間Thを走査時間Tmよりも大き
くすることによって除去できるが、再三説明したように
測定誤差との関係上、そのようにすることはできないわ
けである。
この割れgを除去する方法として、第3図C2へ〃、ト
〃の出力と\もに、第3図c、7t−//の矩形波の遅
延(遅延時間Δ1)されたものを併わせて論理和すれば
、遅延された矩形波の後部で割れgの部分をカバーする
ことができ、所望の論理和出力とすることができる。
さて、説明を再び第3図a、bに戻すと、第3図す、り
の論理和出力は、ワンショット回路22をその立上りで
トリガし、ワンショット回路22からは1定時間Δ2遅
延された持続時間Thの出力が得られる一方、論理和出
力は遅延回路23で時間Δ2だけ遅延される。
ワンショット回路22からの第3図す、ヌの出力はイン
バータ24を介してアンド回路25に入力されることに
より、同じくアンド回路25に人力される遅延回路23
からの第3図す、ルの出力から、そのパルス幅Th分差
し引くように作用する。
即ち、第3図す、ルの出力のパルス幅はこれまでの説明
からも明らかなようにT+Thであシ、これより第3図
す、ヌ。
の出力のパルス幅を差し引くとTとなる。
これは、求めているトロリー線摺面幅に対応する時間で
ある。
アンド回路25からの第3図す、ヲの出力は出力端子2
6を介し、この後、既に述べたT−■変換回路、データ
処理装置で順次処理される。
最後に、近接信号除去回路16について説明する。
第4図a、bは、近接信号除去回路16のブロック図と
その要部入出力波形とを示す。
一般に電車線路においては、トロリー線が単線の場合と
複数条が並列にされている場合とがある1 単線の場合でも、トロリー線のセクションなどにおいて
は、2条のトロリー線が漸次接近して構成されているが
、2条のトロリー線が極めて接近して存在する場合、本
発明による電気信号波形の振幅変化を補正する機能をそ
の才\適用すると、2゜条のトロリー線の間隙をその波
形の振幅変化と着像してみまい、2条のトロリー線をあ
たかも1条のトロリー線として計測するという不合理が
生じる。
この不合理を除去するために設けたのが、この近接信号
除去回路である。
この近接信号除去回4路の機能は、現に計測中のトロリ
ー線に対し、他のトロリー線がその1部でもある限度の
間隔以内に接近して存するときは、走査の順序から見て
第2番目に計測される他のトロリー線摺面からの信号を
無視することにある。
勿論、その間隔以上に2つのトロリー線が離れていれば
、特に問題とはならなく、他のトロリー線が計測されて
も差し支えないのである。
第4図aにおいて、トロリー線の2条が接近して存在す
るとき、スライスして得られる矩形波が例えば第4図す
、イのように、走査順に従って第1番目のトロリー線に
ついては3個の矩形波a。
b、cが、また第2番目のトロリー線については2個の
矩形波d > eを出力端子35に出力されないように
したものである。
入力端子27を介する矩形波a ”’−eは、遅延回路
31を介されて時間Δ3だけ遅延された第4図す、ハの
出力となってアンド回路3401人力となる。
アンド回路34の他の2人力には第4図す。口、二の出
力が用いられる。
このうち、第4図す。口の出力は、矩形波a、dのみが
アンド回路28を介してワンショット回路29をトリガ
することにより得られる出力である。
その出力の持続時間Twは、1条のトロリー線摺面幅の
最大値に対応する時間よりもや\大きくしておく。
このようにすると、矩形波a、dの立上シから矩形波c
、eの立下り後に立下る持続時間Twの出力を、矩形波
a=C,およびd、eについて得ることができる。
但し、持続時間Twの出力は、ワンショット回路29の
有する遅延時間Δ3だけ遅れて出力される。
また、第4図す、二の出力は、ワンショット回路29の
出力がインバータ30を介してワンショット回路32を
トリガすることにより、出力されるもので、ワンショッ
ト回路32はワンショット回路29の出力の立下りでト
リガされ、一定時間Th’持続する出力を出すが、この
出力がインバータ33を介されて第4図す、二となるも
のである。
かくして、第4図す2口、ハ、二をアンド回路34に入
力させると、出力端子35には矩形波d 、eが除去さ
れた第4図す、ホの出力が得られる。
こ\で、ワンショット回路32の出力持続時間Th’は
、第2番目のトロリー線に対する除去限界を定める上で
重要である。
時間帯(tw−ts)の範囲にある矩形波を除去する第
4図す、二の出力を大きくとることは、第2番目のトロ
リー線が無視される範囲が必要以上に大きくなる危険が
あり、またこれに反し、これを小さくとるときは第1番
目のトロリー線と第2番目のトロリー線との間が電気信
号波形の凹みと着像され、第2番目のトロリー線の1部
が第1番目のトロリー線に加わるという不都合があるか
らである。
これらを考慮して持続時間Th’の値は、既に説明した
第3図aにおけるワンショット回路17,19,22の
出力の持続時間よシも僅かに大きくすることが適当であ
る。
このようにすれば持続時間Th’に相当する距離以上に
第1.第2のトロリー線が離れていれば、第2のトロリ
ー線に対する実際の計測は可能であり、まだ、この間隔
は持続時間Th以上であるので、電気信号波形の凹みと
誤まられるおそれもなくなる。
本発明は以上説明したようなものであるが、説明中に表
われたワンショット回路17,19゜22.29,32
の持続時間Th、Th’、Twはそれぞれトロリー線の
実態(直径、摺面による反射光の輝度変化、2条のトロ
リー線の接近距離など)に応じて実験的に定めることが
必要である。
説明中に表われた具体的な諸数値は単にその1例にすき
′ないからである。
実験的に持続時間Th、Th’。Twを適当に定めると
きは、トロリー線摺面幅に対応する電気信号波形に含ま
れる振幅変化あるいは凹みによる計測誤差は補正され、
精度の高い計測が可能となるのである。
以上詳細に説明したように本発明においてはトロリー線
摺面からの反射光を走査して得られる電気信号は、この
信号自体の波高値の1/2のレベルでスライスされるた
め、摺面幅計測における精度の向上が図れる。
まだ、その電気信号の波形に振幅変化による凸凹が存し
ていても、電気信号が適当に処理されることによりその
凸凹による誤差は除去されるので、従来に比して一層計
測精度の向上が図れるので、トロリー線摩耗管理に寄与
するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、従来の電灯光源によるトロリー線摩耗測定
方式のブロック図、第1図すは、第1図aの動作説明の
だめの要部入出力波形図、第2図は、従来のレーザ光に
よるトロリー線摩耗測定方式のブロック図、第3図aは
、本発明によるトロリー線摺面幅計測方六のブロック図
、第3図す。 Cは、第3図aの動作説明のだめの要部入出力波形図、
第4図aは、第3図aにおける近接信号除去回路のブロ
ック図、第4図すは、第4図aの動作説明のだめの要部
入出力波形図である。 13・・・スライスレベル検出回路、14,20゜23
・・・遅延回路、15・・・コンパレータ、16・・・
近接信号除去回路、17,19,22・・・ワンショッ
ト回路、18,24・・・インバータ、21・・・オア
回路、25・・・アンド回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記(1)〜(5)のステップを経てトロリー線摺
    面幅に相当する時間幅のパルス信号を得ることを特徴と
    するトロリー線摺面幅計測方式。 (1)トロリー線摺面からの反射光を走査して得られる
    電気信号を2系統に分け、その一系統の電気信号を遅延
    させる一方、他系統の電気信号の波高値をホールドして
    その波高値の1/2をレベルとするスライスレベルを得
    る。 (2)遅延された上記電気信号を上記スライスレベルで
    スライスして1つ又は2つ以上の矩形波を得る。 (3)再トリが可能な単安定マルチバイブレータを用い
    て上記矩形波の立上り及び立下りからそれぞれ一定時間
    持続する持続パルスを得ると共に、上記矩形波を遅延さ
    せる。 (4)上記持続パルスと遅延された矩形波との論理和を
    とる。 (5)上記論理和により得たパルス信号から前記一定時
    間幅を除去した時間幅のパルス信号を得る。 22条のトロリー線が近接し、測定すべきトロリー線の
    摺面からの反射光に対応した先行の電気信号の後に近接
    した別のトロリー線摺面からの反射光に対応した後続の
    電気信号が得られる場合、上記(2)のステップにより
    得られる上記先行の電気信号に対応した矩形波の先頭の
    ものの立上りから所定時間幅の第1の制御パルスを得る
    と共に、該第1の制御パルスの立下りから所定時間幅オ
    フとなる第2の制御パルスを得て、上記(2)のステッ
    プで得られる矩形波と上記第1、第2の制御パルスをつ
    き合わせることにより、後続の電気信号に対応した矩形
    波を除去することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のトロリー線摺面幅計測方式。
JP4529778A 1978-04-19 1978-04-19 トロリ−線摺面幅計測方式 Expired JPS5823564B2 (ja)

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