JPS5823549B2 - 乾燥機における穀類等の含水率自動測定制御装置 - Google Patents

乾燥機における穀類等の含水率自動測定制御装置

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JPS5823549B2
JPS5823549B2 JP1867376A JP1867376A JPS5823549B2 JP S5823549 B2 JPS5823549 B2 JP S5823549B2 JP 1867376 A JP1867376 A JP 1867376A JP 1867376 A JP1867376 A JP 1867376A JP S5823549 B2 JPS5823549 B2 JP S5823549B2
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dryer
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section
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暢也 長谷川
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、循環型の穀類乾燥機において乾燥中り穀類(
例えば籾)など被乾燥物の含水率を自動釣に測定し、こ
の測定値に基いて乾燥機の運転を制御する装置に関する
ものである。
一般に、乾燥中の穀類等の含水率を求める場合、手動操
作により穀類等の試料(サンプル)を採取(サンプリン
グ)し、この採取した試料を圧砕して一対の電極板間に
挾持し、電極板間の電気抵抗、眠気容量等を測定するこ
とで行なっている。
そして、測定の信頼度を高め、乾燥機の運転停止を適切
な時期に行ない、被乾燥物の乾燥精度を上げるため、数
多くのサンプルを採取し、含水率測定を繰り返してその
平均を採るようにしている。
このような試料採取(サンプリング)−含水率測定、乾
燥機の運転制御動作を入力で行なって9たのでは、長時
間にわたって作業員がほとんどつきっきりになる必要が
あり、その労力、手数を省くために、これらの動作を自
動化したものがある。
すなわち、特開昭50−121052号公報および特開
昭50−129359号公報記載のものは、含水率の測
定を乾燥の初籾から終期に亘ってほとんど連続的に、あ
るいは所定の一定間隔で間欠的に行なうようにしている
しかし、前者(特開昭50−121052号公報)では
、測定回数が多く、特に圧砕形測定器を使用した場合に
は、サンプルの圧砕回数が多くなって、圧砕する電極板
の摩耗が激しく、耐久性、寿命が短くなシ、また、多く
のサンプルが圧砕、放棄されるので、その損失も多くな
る欠陥があった。
まだ、後者(特開昭50−129359号公報)では、
測定間隔を、頻繁に測定する必要のない乾燥初期、乾燥
中期に適した値に設定すると、乾燥終期で必要とする測
定回数での測定が行なわれな(ハ)ため、乾燥機の停止
時期を逸することになる。
本発明は、このような従来の欠陥を排除すべくなされた
もので、乾燥機の運転を停止する被乾燥物の乾燥目標含
水率値と被乾燥物の測定含水率値との差が大きい乾燥初
期においては、サンプリング間隔を長くして、多少の誤
差があっても実質的に問題がなく、乾燥目標含水率値と
被乾燥物の測定含水率値との差が接近する乾燥終期には
、サンプリング間隔を短くして、精度の高い含水率値を
得ることが望ましい点に着目し、被乾燥物の含水率測定
−乾燥機の運転停止の=連動作を、上述のように行なわ
しめるように設定することによって、全体としてサンプ
リングの回数を必要最小限にし、従って電極板の摩網を
少くして耐久性を増大し、また、被乾燥物の損失を少く
し、さらに、精度の高い自動制御が可能となる乾燥機に
おける穀類等の含水率自動測定制御装置を提供すること
を主たる目的とする。
また、本発明においては、被乾燥物含水率の自動測定の
休止時間中に手動測定を可能にして、含水率測定装置の
使用範囲を拡大することも発明の目的としている。
上記の目的を達するために、本発明は、穀類を循環しな
がら乾燥する乾燥機に連繋され、乾燥中の被乾燥物の含
水率を測定して乾燥機の運転を制御する測定制御装置に
おいて、測定指示信号が与えられる毎に乾燥機内の被乾
燥物の試料を電極間に採取する機構部と、前記電極間の
電気量変化を検出し、試料の含水率に対応した電気信号
を出力する含水率測定部と、測定間隔設定部からの動作
指令を入力した際に、前記機構部に測定指示信号を出力
する測定制御部と、予め設定された被乾燥物の乾燥目標
含水率に対応し、電気信号を出力する設定部と、前記含
水率測定部の出力信号と前記設定部の出力信号とを比較
し、その差を検出して信号を出力する比較部と、この比
較部の差が少くなるに従って測定時間間隔を順次短縮す
るように設定し、この所定の測定時間間隔毎に前記測定
制御部へ動作指令信号を出力する測定間隔設定部と、前
記比較部の差が所定値になったとき、乾燥機の運転を停
止する信号を出力する乾燥機停止部とを具備したことを
特徴としている。
本発明の構成部分をブロック図で示すと、第1図のよう
になる。
ここで、符号Iは、後述する測定指示信号が与えられる
毎に、乾燥機内の被乾燥物の試料(サンプル)を電極間
に採取する機構部であ 、符号■は、前記電極間の電気
量変化を検出する含水率測定部であって、上記含水率測
定部Hの出力信号は、上記試料の含水率対応の信号であ
り、比較部■に供給される。
上記比較部■に対しては、予め設定された被乾燥物の乾
燥目標含水率に対応する電気信号を、設定部■から出力
し、比較部■では、上記設定部■からの出力信号と先述
の含水率測定部■の出力信号とを比較し、その差を検出
して出力する。
上記出力信号は、上記比較部■において、その差が所定
値になるまでは、測定間隔設定部■に出力し、所定値に
なると、乾燥機停止部■に出力するように、出力方向が
切換わる。
上記出力信号が乾燥機停止部■に人力されると、上記乾
燥機停止部■は乾燥機■の運転を停止する信号を出力す
る。
上記測定間隔設定部■では、比較部■の差信号の大きさ
に対応して出力間隔を変更し、上記比較部■の差が少く
なるに従って測定時間間隔を順次短縮するようになって
いて、その出力信号は、動作指令信号として測定制御部
■に出力される。
上記測定制御部■では、上記動作指令信号を入力した際
に、前記機構部Iへ測定指示信号を出力するのである。
この場合、含水率測定部■における出力信号はアナログ
のまま測定されてもよく、あるいはA/D変換器などを
介してデジタル化して比較部■へ供給してもよい。
なお、測定制御部■から機構部Iに与える測定指示信号
の回数と17では、実際上、測定精度と乾燥終了までの
試料採取総回数とを配慮して設定されるのが当然で、例
えば、後述する実施例では5− 回としているが、乾燥機の規模、被乾燥物の種類などに
よシ適宜に設定するとよい。
また、乾燥初期と乾燥終期とでは、単位時間当りの測定
回数を比較部■の差信号によって自動的に加え、例えば
、実施例では、頭初3回、終期7回になるようにするの
である。
これにより、乾燥終了までの測定回数を少なくし、しか
も、最終的には乾燥精度を上げられることになる。
乾燥機停止部■の働きで乾燥機■を停止する時期として
は、差信号が一定値以下に達した時点で直ちに行なうの
であるが、乾燥作業に正確さを持たすために、乾燥機停
止部Vへの入力を所定回数カウントしてから乾燥機■の
停止信号を出す方式%式% また、本発明の測定装置を、循環型乾燥機に適用する場
合には、乾燥機の試料採取口に位置する被乾燥物が、試
料としての平均的条件を嵩しているかどうかを確認する
ため、被乾燥物を循環するだめのバルブの回転数を検知
して、その状況下でサンプル採取するようにしてもよい
以下、本発明を図示の実施例を参照して具体的に説明す
る。
第2図ないし第6図は機構部Iの一実施例を示すもので
、自動的または手動操作によシ制御部から測定指示信号
が与えられる毎に乾燥機内もしくは乾燥機外部の試料を
採取し、この採取した試料を圧砕し、一対の電極板間に
挾持し、電極板間の電気抵抗、電気容量等の測定を可能
にしている。
図中1.2.3はいずれも取付板で、スペーサを備えた
複数の支柱4によって、上下3段に組み立てられており
、周囲は前記取付板1に着脱自在に設けたカバー5,5
′で覆われている。
6は上部電極、7は下部電極でご上下に相対向するよう
配設され、各対向面には多数の凹凸部6a、7aを備え
、上部電極6にはさらに凹凸部6aを囲んで穀粒の逃出
し防止用の環状突縁6bを備えている。
上部電極6は中間部外周に螺条8を備えたスクリュー軸
として構成してあって、取付板2に設けたナツト部材9
に螺合挿通され、下端部は下部電極7と対向し、上端部
は駆動ギヤ10の軸孔10a内を摺嵌し、その上端部に
設けた縦溝6cを上記軸孔10a内に設けたピン10b
に嵌合させである。
前記駆動ギヤ10は、カバー5′に設けたモータ11の
出力軸11aに一体に固定されて取付板1上に支持され
、隣接する従動ギ第12と噛合し、モータ11の動力を
従動ギヤ12に伝達するとともに、上部電極6にも伝達
し、上部電極6を回動しつつ昇降させるようになってい
る。
前記従動ギヤ12の上面には、第3図に示すようにその
周囲近傍に配設したリミットスイッチLSBW、LSF
W。
LSWT用の動作片13が配置されており、これらは共
に取付板1,2に枢支したギヤシャフト14の上端に固
定され、シャフト14の下端には第4図に示すように欠
歯ギヤ15およびカム板16が固定されていて、欠歯ギ
ヤ15は作動腕17に設けた扇形ギヤ18と噛合し、ま
た、カム板16は同じく作動腕1Tに設けたカム板19
と転接し、従動ギヤ12に伝達されたモータ11の動力
はシャフト14、欠歯ギヤ15を経て作動腕17に伝達
し、作動腕17を、これを枢嵌した軸20を中心に回動
させるようになっている。
カム板16.19は、欠歯ギヤ15の欠歯部15aが扇
形ギヤ18と対向し、両ギヤ15.18が相互に噛合し
なくなった時にも互いに転接していて、作動腕11の動
作を規制するようになっている。
一方、下部電極7は円板状に形成してあって、周囲に鍔
縁7bを備え、試料皿21に設けた透孔22にその上方
から摺嵌し、前記鍔縁7bを弾性材24を介在させて段
部22bに係止させである。
試材皿21は第4図、第5図で明らかなように、円弧状
に彎曲させてほぼ矩形に形成され、両側部に被測定物の
逃出し防止用の壁部21aを備え、前部および後部はそ
の厚みを薄くして少し下向きに傾斜させ、さらに後部に
は測定済の滓を落すだめの切欠部21bを備えている。
試料皿21の下部には弾性板材23の一端を固定してあ
って、該弾性板材23の他端は前記作動腕17の下面に
固定し作動腕1Tの回動により、下部電極7を上部電極
6に対向する位置イと、サンプリング位置口または八と
の間を、取付板3上において円弧を描いて往復移動させ
るようになっている。
取付板3には、第5図に示すように前記上部電極6と対
向する位置に透孔25が穿ってあり、との透孔25には
、下部を弾性板26で弾持された接点21を摺嵌し、下
部電極7が上部電極6と対向する位置イに達した時、前
記接点2Tは下部電極7の下面に接触するようになって
いる。
サンプリング位置口は、実施例では乾燥機の貯溜槽28
であり、第5図に示すようにこれにサンプリング口29
を開口し、試料皿21は上記サンプリング口29から貯
溜槽28内に進出しサンプルを採取するようになってい
る。
サンプリング位置ハは、サンプルを作業者が供給する場
合に使用するもので、第5,6図に示すように試料皿2
1の移動域上に面して取付板1゜2.3に孔を穿ち、こ
の孔にホッパ30を挿入しである。
ホッパ30にはシャッター31が設けてあり、このシャ
ッター31には連杆32を介して前記試料皿21の壁部
21aの移動域に臨むローラ33を設け、試料皿21が
ホッパ30下に達すると、壁部21aがローラ33を介
してシャッター31を押し上げてホッパ30を開放し、
サンプルを試料皿21上に落下しせ、また、試料皿21
が後退するとシャッター31が下カリ、ホッパ30は自
動的に閉鎖されるようになる。
符号35s36.37はいずれも清掃用ブラシで、ブラ
ン35は下部電極1の清掃用のもの、ブラシ36は上部
電極6の清掃用のもの、さらに、プラン31は前記下部
電極7の接点27の清掃用のものである。
第4図、第5図に示す54は均平ローラで、軸55を介
して両側を支持腕56の一端部に枢支さ。
れ、支持腕56の他端は同じく軸57を介してブラケッ
ト40に枢支されている。
均平ローラ54は貯溜槽28に開口させたサンプリング
口29に面して位置し、常時は前記口部を閉鎖するよう
に位置し、下部電極7の通過に際し、試料皿21の。
壁部21aに転接してサンプリング口29を開放するよ
う上向きに回向し、試料皿21がサンプリング口29か
ら後退する際には、試料皿21上の被測定物を均平する
ようになっている。
しかして、上部電極6および下部電極7は、測。
定を終えた場合、下部電極1が前記上部電極6に対向す
る位置イと、サンプリング位置口との中間において停止
するように構成され、さらに、サンプリング位置へをこ
の停止状態における下部電極7の位置と対向させている
次に上述までの機構部■の作動態様を説明する。
まず、両電極が停止している状態において、測定指示信
号が与えられモータ11が正転すると、この動力は駆動
ギヤ10を経て上部電極6に伝達され、上部電極6を回
動しつつ上昇させ、また、従動ギヤ12、ギヤシフト1
4、欠歯ギヤ15、扇形ギヤ18を経て作動腕17に伝
達され、この作動腕17を軸20を中心に回動させ、試
料皿21および下部電極Tを停止位置から被乾燥物のサ
ンプリング位置口に向は円弧状に前進させる。
試料皿21は前進により、その壁部21aで均平ローラ
54を押上げてサンプリング口29を開口させ、このサ
ンプリング口29を開口させ、このサンプリング口29
を通って被乾燥物のサンプリング位置口である乾燥機の
貯溜槽28内に突出し、被乾燥物である籾等を試料皿2
1および下部電極7上に採取する。
そして、下部電極7が前進限に達し、また、上部電極6
が上昇限に達した時点で、従動ギヤ12に設けられてい
る動作片13がフォワードリミットスイッチLSFWを
作動し、この作動によシ後に詳述する測定制御部■から
の信号でモータ11を停止し、第7図口に示す状態で停
止する。
この状態で試料採取に必要な所定時間経過した後、後に
詳述する測定制御部■からの信号でモータ11を逆転さ
せる。
モータ11の逆転で、前記した動作とは逆に上部電極6
は回転しつつ下降し、また、これと同期して作動腕17
が逆向きに回動し、下部電極Iはその上部に被乾燥物を
載せた状態で後退する。
そして、下部電極7がサンプリング口29を通って後退
する際、均平ローラ54がその試料皿表面に転接し、余
分の被乾燥物を貯溜槽28内に戻し、試料皿21が通過
するとともに均平ロー254が下向きに下降してサンプ
リング029を閉鎖する。
次いで、試料皿21および下部電極Iはそのままイ位置
に向けて後退し、イ位置に達すると同時に作動腕11が
ストッパを兼ねる支柱4に当接して下部電極用接点27
に接触した状態で停止し、また、欠歯ギヤ15の欠歯部
15aが扇形ギヤ18と対向し、ギャンヤフト14と作
動腕17とは互いにカム板16.19のみを介して連繋
することになって、ギャンヤフト14が空転する。
そして、この間に上部電極6に当接し、かつその間に挾
み込んだ被乾燥物の試料を押圧してゆく。
下部電極1が押圧されると、下部電極Iは弾性材24に
抗して下降し、またこれに応じて接点21も弾性板26
に抗して押し下げられ、この間下部電極7に対する接点
21の接触圧力はほぼ−定に保持される。
そして、上下両電極6,1間の圧力が高まると、その間
に挾持された被乾燥物の試料が圧砕され、かつこの圧砕
された試料が両電極6,7間において所定圧力で挾持さ
れることとなる。
この挾持圧力が一定に達した時点で動作板。13がバッ
クワードリミットスイッチL S BWを作動し、この
作動により測定制御部■からの信号でモータ11を停止
させる。
これからの電極の放冷に必要な所定時間経過後に含水率
測定部■で試料の含水率測定が行なわれるとともにその
値が表。
示される。
そして、測定された含水率の信号が比較部■を介して測
定間隔設定部■に与えられた後、測定制御部■から2回
目の測定指示信号(モータ11の正回転)が与えられ、
以後は上述までの動作を繰シ返し、所定回数連続的に試
料を採取し、この採取した試料を両電極間で圧砕、挾持
し、含水率測定部■で測定した含水率信号が比較部■な
どの制御系の中で順次転送されると共に含水率測定値が
表示される。
なお、手動測定において乾燥機外部の被乾燥物を測定対
象とするときは、サンプリング位置へを使用し、下部電
極7が上記サンプリング位置ハに停止しているとき、マ
ニアルバックワードスイッチPBBWを押せば、下部電
極7は、ホッパ30:から試料の供給を受け、所定時間
後モータ11が逆回転して下部電極7がイ位置に向かっ
て移動し、以下前述までの含水率測定のだめの一連動作
が行なわれる。
第8図は、制御装置の一実施例を示すブロック。
図であり、上述の機構部■に測定指示信号を所定回数(
この場合5回)連続的に与え、含水率測定部■から転送
される試料の含水率測定値の平均値を得る制御をこの平
均値に応じて定める間隔を以て行ない、この平均値が乾
燥目標値に達したとき。
に、乾燥機の運転を停止する制御、および自動測定の休
止期間中は手動測定指示によシ乾燥機内もしくは乾燥機
外部の被乾燥物の含水率測定と表示を1回行なえるよう
にした制御をする場合を示す。
なお、第8図中、101は前記機構部Iに対応1し、1
02,103は前記含水率測定部■のうち、含水率測定
回路、測定値の表示回路である。
また、104は比較部■における積分回路、105は、
測定間隔設定部■に含まれる測定間隔設定回路であシ、
上記測定間隔設定回路105はその一部が比較部■に含
まれている。
また、106は、乾燥機停止部Vに含まれる乾燥機停止
回路であり、107ないし111(後述する)は、測定
制御部■に含まれる各回路構成部分である。
なお、120は制御装置における動力供給源としての電
源である。
LSBW、LSFW、LSWTはリミットスイッチ、P
BFW、PBBWは手動操作による測定開始のプツンユ
ボタンスイッチである。
以下、上記ブロックを主にして詳細に説明する。
放冷・測定タイマ回路115は、上部電極と下部電極と
で試料を圧砕し、その挾持圧力が一定に達シた時点で動
作するバックワードリミットスイッチLSBWの作動で
タイマ動作を開始し、電極部の放熱に要する時間経過後
に所定幅の含水率測定値読込みのタイミング信号を送出
する。
オーバランタイマー回路116は、バックワードリミッ
トスイッチLSBWの作動時点からタイマ動作を開始し
、所定時間後にモータ逆転を停止するだめの信号を送出
するようにし、電極(特に上部電極6)の停止位置に精
度を持たすだめのものである。
。サンプリングタイマー回路111は、下部電極T
が前進限に達した時点で動作するフォワードリミットス
イッチLSFWの作動で夕・イマ動作を開始し、試料の
採取に要する時間(サンプリングタイム)経過後にモー
タ逆転の指示信号を送出する。
ワンパルス発生回路107は、放冷・測定タイマ回路1
15から測定値詰込みのタイミング信号が得られる毎に
1回の測定が行なわれたことを意味する1発のパルスを
発生する。
反復回数カウント回路108は、自動運転中においてワ
ンパルス発生回路107が送出するパルス数を計数し、
所定回数の測定を成したかどうかの判断をする。
積分回路104は放冷・測定値読込みのタイミング信号
が与えられたときに所定時間だけゲートを開き、含水率
測定回路102からの含水率測定値に対応した電圧を積
分入力として導入し、測定値の平均値に対応した出力電
圧を得る。
測定間隔設定回路105は、積分回路104から与えら
れる平均値信号と予め設定した値とを比較し、その差に
応じて次回に平均値を得るまでの測定間隔を計時タイマ
によシ設定する。
乾燥機停止回路106は、積分回路104から与えられ
る平均値が予め設定した乾燥目標値に達したときに乾燥
機の運転を停止する信号を送出する。
オートフラグ回路109は、測定間隔設定回路105か
ら測定時間であることの信号が与えられると自動測定中
の信号を送出して手動測定の禁止、待機リミットスイッ
チの作動を無効とし、反復回数カウント回路108から
所定回数の含水率測定が終了したことで休止期間である
ことの信号を受信して反復回数計数の禁止、乾燥機停止
制御入力の禁止および積分回路104の積分動作を禁止
する。
フォワードフラグ回路110は、含水率測定終了毎にモ
ータ正転指示の信号を送出し、フォワードリミットスイ
ッチLSFWのオンで上記信号の送出を停止する。
バンクワードフラグ回路111は、サンプリングタイマ
回路111からのモータ逆転の信号または後述するマニ
アルバックワードフラグ回路113からの信号でモータ
逆転の開始を指示し、オーバランタイマ回路116から
のモータ停止信号でその指示を停止する。
マニアルフォワードフラグ回路112は、自動測定が休
止期間であればマニアルフォワードスイッチPBSWの
操作が有効とされ、その操作で自動測定の開始を禁止す
ると共にモータの正転を指示し、乾燥機内の試料の含水
率測定開始の指示を行なう。
マニアルバックワードフラグ回路113は、自動測定が
休止期間であればマニアルバックワードスイッチPBB
Wの操作が有効とされ、その操作で自動測定の開始を禁
止すると共にモータの逆転を指示し、乾燥機外部の試料
の含水率測定開始の指示を行なう。
なお、マニアルスイッチPBSW、PBBW(7)操作
が同時に有効となることは両フラグ回路112゜113
で互いに禁止される。
また、両マニアルフラグ回路112,113による含水
率測定は1回で終了され、この終了はワンパルス発生回
路107からの1発のパルス出力によシ行なわれる。
待機ゲート回路114は、下部電極7が供給部サンプリ
ング位置ハと対向する位置にあるときに作動する待機リ
ミットスイッチLSWTの作動でマニアルバックワード
スイッチPBBWの操作を有効とし、さらに、マニアル
測定後の電極停止位置は下部電極がサンプリング位置へ
と対向する位置になるようモータの正転を規制する。
イニシャルセット回路118は、電源120の投入によ
シオートフラグ回路109とフォワードフラグ回路11
0のみプリセットし、他の回路はクリヤセットする。
クロック発振回路119は、各回路に所定周波数のクロ
ック信号を与える。
第9図は、上記実施例の具体的な回路図であり、同図に
沿って、および第10図イ、口のタイムチャートを参照
して含水率自動測定制御装置の一連動作を説明する。
まず、第9図における状態の記憶素子としてはD型フリ
ップフロップを主として使用し、その記憶動作は全てク
ロックパルスCLに同期させることで行ない、外部雑音
パルスによる誤動作を極力防止している。
■ 電源オンによりイニシャルセット回路118が動作
し、ワンパルス発生回路107、オートフラグ回路10
9とフォワードフラグ回路110がプリセットされ、バ
ックワードフラグ回路111、反復回数カウント回路1
08、測定間隔設定回路105、マニアルフォワードグ
ラフ回路112、マニアルバックワード回路l 13、
および乾燥機停止回路106はクリヤーセットされる。
このプリセット終了から直ちに測定間隔設定回路105
のn分繰返しく計時)タイマーD6は充電(計時)を始
め、その出力Qはローレベル(以下″L j?で示ス)
からバイレベル(以下″″Hnで示す)になる。
同時に、プリセットされたオートフラグ回路109、フ
ォワードフラグ回路110のフラグを受けて待機ゲート
回路114のアントゲ−)Ll−2の出力がL”→″H
ttに反転しモータリレーCR1がオンし、モータ↑1
を正転する測定指示信号を測定部■に与える。
また、オートフラグ回路109のセットにより電源オン
以後のフォワードマニアルスイッチPBFW、バックワ
ードマニアルスイッチPBBWが操作されても、その信
号はゲートE1−4.E2−4によって7リツプ70ツ
ブAl−1、Al−2のD入力信号となることが禁止さ
れ、手動測定が禁止される。
このようにモータ11の正転開始により、上部電極は上
昇、下部電極は試料採取のため前進を開始する。
(B) 上部電極が上昇端に、下部電極が前進端に達
する(試料皿が乾燥機の貯溜槽内に突出)と、上昇端に
セットされたフォワードリミットスイッチLSEWの作
動(図においては開放)によりフォワードフラグ回路1
10の7リツプフロツプA2−1はクリヤーされ、アン
ドゲート孔1−2出力がHtt→″L nになり、モー
タの正転は停止される。
なお、フォワードリミットスイッチLSFWのオン以前
に下部電極がサンプリング位置ハと対向する位置(待機
位置)にある度に待機リミットスイッチLSWTがオン
するが、オートフラグ回路109がセットされている期
間中は、ナンドゲー)Gl−3の出力が′″H”を保ち
、モータリレーCR1をオフすること、すなわち、待機
位置で停止することはない。
モータの停止と同時にサンプリングタイマ回路117の
タイマD2にトリガパルスが与えられてタイマ動作を開
始し、その出力Qは′″L tt→″′H”となる。
このように試料皿が乾燥機の貯溜槽内に突出することで
モータの正転は停止し、試料の採取を開始する。
(0乾燥機内の試料採取に十分な設定時間後、サンプリ
ングタイマ回路117のタイマD2の出力Qは”T(9
9→″″L”と再び反転し、バックワードフラグ回路1
11のフリップフロップA3−1のD端子が”L”→′
″H”に反転し、その出力QがL”→”H”となり、モ
ータリレーCR2のオンでモータが逆転を開始する。
なお、モータの逆転を開始する。
なお、モータの逆転で生ずるフォワードリミットスイッ
チLSFWの復帰によりD端子が”H”→”L”になる
が、その出力QによりクロックCL入力を禁止し、モー
タ逆転を維持する。
このように、モータ正転停止後に試料採取のためのす/
プリング時間を設けた後にモータ逆転を開始する。
(ハ)モータ逆転により上部電極が下降端(下部電極が
後退端)に達すると、バックワードリミットスイッチL
SBWがオンし、オーバランタイマ回路116、放冷・
測定タイマ回路115の各タイマD3.D4.D5のリ
セットが解除され、上部電極を十分に下部電極に押圧す
るだめのオーバランタイマD3および上部電極6と下部
電極7とで圧砕された試料の温度を周囲温度にほぼ等し
くするための放冷タイマD4のタイマ動作が開始される
(ト)オーバランタイマD3は、そのタイマ設定時間後
にバックワードフラグ回路111の7リツプフロツプA
3−1をリセットし、モータの逆転を停止する。
(ロ)放冷タイマD4は、そのタイマ設定時間後に測定
タイマD5をトリガし、測定タイマD5はトリガ時点か
らタイマ設定された時間幅のタイミング信号をワンパル
ス発生回路107、積分回路104に送出する。
上述の■、(ト)、■の動作により、モータが逆転して
採取した試料を両電極間で圧砕、挾持し、両電極間で十
分に挾持した後にモータの逆転を停止し、試料の放冷を
した後に測定した含水率の信号を積分回路104に積分
入力として導入させる。
(0ワンパルス発生回路107は、測定タイマD5の出
力から1発のクロックパルスCLを得てフォワードフラ
グ回路110を再びセットし、モータの正転(2回目の
測定指示)を開始する。
同時に、マニアルフォワードフラグ回路112、マニア
ルバックワードフラグ回路113をクリアし、さらに反
復回数カウント回路108のゲ−)Ml−1を通してカ
ウンタB1の内容を1カウント増す。
このように、試料の含水率を測定し、その測定値を積分
回路104に与えると同時に、1回測定したことを反復
回数カウント回路108に記憶させ、フォワードフラグ
回路110を再びセットして次の測定を開始させ、さら
には、手動測定中であれば、1回の測定で測定終了とす
るので、両マニアルフラグ回路112,113をクリア
ーする。
なお、ワンパルス発生回路107の出力は、試料の含水
率測定が所定回数行なわれたときに、オートフラグ回路
109のクリヤ用タイミング、および測定間隔設定回路
105のカウンタB2への入力データDA。
DB、DCのロード用タイミングに使用される。
■ フォワードフラグ回路110が再びセットされ、次
回の測定指示(モータの正転)が成されると、上述まで
の■〜(Oの手順が繰シ返される。
そして、オートフラグ回路109がセットされている間
は、電極の上昇(前進)→サンプリング→下降(後退)
→放冷→含水率測定、反復回数カウント→再び電極の上
昇(前進)、の自動運転動作を繰り返す。
また、試料の含水率測定値は、測定毎に積分回路104
において積分される。
このようにして、機構部Iに測定指示信号を所定回数連
続的に与え、試料含水率の平均値を積分出力として得る
つぎに、自動測定を5回縁シ返しだときに自動運転を一
時休止し、この休止期間に手動測定を可能とし、手動測
定中に自動測定時間がくれば、自動測定を待機の状態に
し、手動測定終了後、直ちに自動運転を開始する制御を
説明する。
(I) tず、自動運転を始めて5回目のワンパルス
は、反復回数カウント回路108のナンドゲー)Hl−
3を初めて通り、その出力信号π二ENDは、レベル反
転して、オートフラグ回路109の7リツプフロツプA
2−2のリセット信号および乾燥機停止回路106への
乾燥機停止の可否信号、測定間隔設定回路105のカウ
ンタB2へのロード(プリセット)信号とされる。
このとき、フォワードフラグ回路110は5回目のワン
パルスでセットされ、モータが正転を始めている。
5回目のワンパルスによるオ。−トフラグ回路109の
リセットにより、反復回数カウント回路108のカウン
タB1がクリヤーされると共にマニアルフォワードフラ
グ回路112、マニアルバックワードフラグ回路113
のインターロックが解かれる。
そして、。反復回数カウント回路108のクリヤ状態は
、オートフラグ回路109が再びセットされて自動運転
を再開するまで解除されない。
従って、この休止期間中にマニアル操作ッfPBSW。
PBBWの操作による手動測定では、バラクワ。
−トリミツトスイッチL S BWのオンにより発生す
るワンパルスでは反復回数カウント回路108によるカ
ウント動作を禁止し、乾燥機停止回路106、測定間隔
設定回路105に百−END信号が与えられることもな
い。
(I)’ 5回目のワンパルスでモータが正転を開始
し、上昇を始めた上部電極が待機位置まで移動すると、
待機リミットスイッチLSWTがオンする。
このとき、マニアル操作によりマニアルフラグ回路11
2,113のいずれもセットされていなければ、待機リ
ミットスイッチLSWTのオンによシアンドゲートL1
−2が′″H″−+″″L”となり、モータの正転が停
止され、両電極はスイッチLSWTの位置、すなわち、
待機位置で停止する。
このとき、フォワードリミットスイッチL S FWは
オンされないので、フォワードフラグ回路110はセッ
ト状態に維持される。
逆に、マニアルフラグ回路112,113のいずれかが
セットされていれば、手動測定に移る。
■)一方、5回目のワンパルスで乾燥機停止回路106
にR−END信号が与えられるが、このときコンパレー
タM3−2の出力がn L ttであればフリップ70
ツブA3−2の出力Qがw L tt状態を保ち、乾燥
機は停止制御されることなく乾燥作業を継続する。
逆に、コンパレータM3−2の出力が”H”であれば、
一連の乾燥機停止制御が開始されると共にゲー)G1−
2を介して測定間隔設定回路105をクリヤセットし、
このクリヤセットで、以後は手動測定操作のみを可能に
する。
このように、乾燥機の停止、運転続行を決めるコンパレ
ータM3−2の出カバ予め設定した乾燥目標値に対応す
る電圧(図においてはロータリスイッチR−3Wで設定
している)と積分回路104からの試料含水率の平均値
に対応する電圧との比較で決定される。
このように、平均値が乾燥目標値に達したときに乾燥機
の運転停止制御が成される。
■)I また5回目のワンパルスで測定間隔設定回路
105にR−END信号が与えられるが、このときカウ
ンタB2のデータインプット(プリセット)端子DA、
DB、DCの入力データによシ次回の自動測定開始まで
の時間(休止期間)が決定される。
入力データは、上述のコンパレータM3−2と同様な動
作をするコンパレータMl−1,M2−1によって与え
られ、各コンパレータの基準電圧Vm1 、Vm2 、
Vm3 (但しl Vml 1 < l Vm、t l
< l Vm31である)は被乾燥物の含水率m1
(%)、m2(係)、rn3 (% )の5回測定時
積分出力電圧に等しくなるように予め設定され、この基
準電圧と試料含水率の平均値に対応する積分回路104
の出力電圧との比較を行なっている。
いま、積分回路104の出力電圧■moがVml>Vm
2>VmO>Vm3であったとすると、カウンタB2
の入力データはDA−′L”、])n=″L”、])c
=″H”となり、入力データ端子DDがHレベルに固定
されているので、5回目のワンパルスカウンタB2が″
L n 、 w L n 、 e″H”、′″H”Cカ
ウント12)にプリセットされる。
つまり、試料の含水率平均値(被乾燥物の乾燥度合)K
応じてカウンタB2のプリセット値が変えられる。
■ カウンタB2はそのプリセット以後にn分繰返し、
タイマD6からのn分毎のパルス出力を計数し、プリセ
ット値が12であれば4パルスの計数(4×n分の時間
)でキャリ一端子Cへ″″H”→″′L”の桁上げ出力
を得る。
この出力は、オートフラグ回路109の7リツプフロツ
プA2−2をセットし、再び自動測定の開始が行なわれ
る。
このように、自動測定休止から次の自動測定開始までの
休止期間は試料の含水率平均値に応じて定められる。
なお、カウンタB2のプリセット値は上述の12および
15(″H”、″H”、″H”、″H”)、14(″L
”、′H”、″H”、″H”)、8(″L”、″L”、
″L”、″H”)の4段階となり、それぞれ休止期間を
IXn分、2Xn分、SXn分の内の1つに決められる
□(ト)測定間隔設定回路105のカウンタB
2にキャリー出力が得られる直前に、マニアルフォワー
ドスイッチPBFW、マニアルバックワードスイッチP
BBWの操作が行なわれて、手動測定中にある場合、キ
ャリー出力はその動作が終。
−了するのに十分な時間セットされるように、n分繰り
返しタイマD6は設定されるので、手動測定終了後直ち
に自動測定動作を開始することができる。
このように、手動測定中に自動測定開始の時間になった
ときは、自動測定を待機の。
状態にし、手動測定終了で自動測定を開始する。
つぎに、手動測定制御の場合を説明する。
オートフラッグ回路109の7リツプフロツプA2−2
がリセットされた状態で、その出力Qの1H”によるイ
ンターロックが解除され手動。
測定が可能になる。
M マニアルフォワードスイッチPBFWが操作された
とき、フリップフロップA1−2がセットされ、待機ゲ
ート回路114により待機リミットスイッチLSWTに
よる待機は解除され、フォワードフラグ回路110の出
力はゲートL1−2を通シ、モータの正転が開始される
これにより、待機位置に停止してした下部電極は、サン
プリング口に向って前進し、上部電極は上昇端に向かっ
て上昇する。
以下の動作は自動測定と同様に、停止→サンプリング→
電極下降→停止→放冷→測定→電極上昇を行々い、モー
タの正転時にオン、オフが有効な待機リミットスイッチ
LSWTの位置まで上部電極が上昇するとモータは正転
を停止し、待機位置で両電極が停止する。
このように、マニアルフォワードスイッチPBFWが操
作される毎に乾燥機内の試料を採取して、その含水率測
定が行なわれる。
N マニアルバックワードスイッチPBBWが操作され
たとき、フリップフロップA1−1がセットされ、待機
ゲート回路114のオアゲートF1−1に?H”を与え
ることでワンパルス与えられるまで待機リミットスイッ
チLSWTのオンによるモータ正転を禁止し、同時にバ
ックワードフラグ回路111にモータ逆転の指示を与え
る。
これにより、待機位置に停止していた下部電極は、ホッ
パー(乾燥機外部)から試料を採取して後退す4以下の
動作は自動測定と同様に、停止→測定→電極上昇→待機
位置で停止の動作を行なう。
々お、マニアルフォワードとマニアルバックワードとは
互いにインターロックされ、一方の手動測定中は、他方
の手動測定を禁止する。
まだ、手動測定の場合は、ワンパルスによりマニアルフ
ラグ回路112,113の7リツプフロツプAl−1,
Al−2がリセットされ、1回の含水率測定のみとされ
、その測定値も表示されるのみで、積分回路104の接
点CR4の閉で積分動作が停止され、さらに、反復回数
カウント回路108もクリヤされた状態で乾燥停止動作
に関与しなしものとされている。
以上の説明で明らかなように、本実施例においては、制
御装置は、自動運転時には乾燥機内の被乾燥物の試料を
採取し、この採取した試料の含水率測定の一連動作を所
定回数連続的に行なうことで試料含水率の平均値を得、
その平均値を得る制御を平均値に応じて定める間隔を以
て行ない、こ)の平均値が乾燥目標値に達した時点で直
ちに乾燥機の運転停止制御を行なね、さらに、自動測定
の休止期間中は乾燥機内または乾燥機外部の試料の測定
を可能とし、自動測定中は手動測定を禁止し、手動測定
中は自動測定を待機の状態にさせる制御を行なうのであ
る。
従って、上記実施例においては、乾燥機停止を乾燥目標
値までの乾燥検知で直ちに行なうが、乾燥作業に正確さ
を持たせるために、カウンタによシ乾燥検知を所定回数
カウントした後に乾燥作業を停止すること、あるいは、
タイマーと組合せ、乾燥検知から所定時間後に停止制御
することもできる。
例えば、タイマーとの組合せによる場合、乾燥機停止回
路のD−END出力でタイマーを起動し、所定時間後に
リレーCR3を駆動することで達成される。
また、上記実施例において、含水率測定の一連動作の回
数を乾燥度合に応じて定めることで操針の測定回数を減
少すること、もしくは、乾燥終期の測定精度を上げるこ
ともできる。
具体的には、反復回数カウンタ108のカウンタB1を
測定間隔設定回路105のカウンタB2の形式にし、コ
ンパレータM1−1 、M2−1 、Ml−2からプリ
セットデータを得ることで達成される。
さらに、上記実施例において、測定間隔設定回路105
のコンパレータの基準電圧を乾燥目標値に応じて定める
こともできる。
具体的には、乾燥機停止回路106のコンパレータの基
準電圧を、コンパレータy1−1 、M2−1 、Ml
−2の基準電圧と関連させることが達成される。
また、上記実施例にお^て、本装置の制御対象を循環型
乾燥機とする場合、被乾燥物のサンプリングをより確実
なものとするために、乾燥機内の被乾燥物が循環されて
しることを検知して行なうこともできる。
具体的には、サンプリングタイマ回路111を第11図
に示す構成し、バルブリミットスイッチLSVWによシ
乾燥機の被乾燥物循環を行なうだめのパルプの回転を検
知し、フォワードリミットスイッチL S FWによる
サンプリングタイマ動作の開始を許容する。
さらに、タイマー動作時間を縮減してしくとともでき、
かつタイマがなくても所期の目的を達することもでき、
その場合にはタイマD2を省略できる。
また、上記実施例におしては、積分回路104の積分、
測定間隔設定回路105および乾燥機停止回路106の
比較をアナログ的に行なう場合を示したが、これをデジ
タル的な積分、比較を行なうことによシその精度を上げ
、乾燥機の停止制御含水率表示回路103における測定
値表示をデジタル的に行なう場合には、そのデジタル値
を、測定値表示をアナログ的に行なう場合に、そのアナ
ログ値をアナログ・デジタル(A−D)変換器に加えて
得たデジタル値をデジタル的に積分(加算)。
比較することで行なえる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、目標含
水率値に対し測定含水率値が大きく離れている場合は測
定間隔を長くし、目標含水率値と測定含水率値が接近す
ると測定間隔を短くするようにしだので、全体としての
被乾燥物の含水率測定動作の回数が少くなシ、従って、
電極の摩網が少くなって耐久性が増大し、また、圧砕さ
れる試料も少ないので被乾燥物の損出が少〈なシ、さら
に、含水率測定装置の自動操作の休止時には手動操作に
よる含水率測定が可能となるので、含水率測定装置の活
用範囲、用途が増大するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による乾燥機における穀類等の含水率
自動測定制御装置の構成図、第2図な(ハ)し第6図は
、第1図における機構部Iの一実施例を示す構成図、第
1図は機構部Iの動作説明のための斜視図、第8図は、
第1図の制御装置の一実施例を示すブロック図、第9図
は、具体的実施例を示す回路図、第10図は動作説明の
ためのタイムチャート、第11図はす/プリングタイマ
回路117の他の実施例を示す回路図である。 ■・・・・・・機構部、■・・・・・・含水率測定部、
■・・・・−比較部、■・・・・・・設定部、■・・・
・−・乾燥機停止部、■・・・・・・乾燥機、■・・・
・・・測定間隔設定部、■・・・・・・測定制御部、1
01・・・・・・機構部、102・・・・・・含水率測
定回路、103・・・・−・表示回路、1,2.3・・
・・・・取付板、4・・・・・・支柱、5,5′・・・
・・・カバー、6・・・・・・上部電極、7・・・・・
・下部電極、6a、7a・・・・・・凹凸部、6b・・
・・・・環状突縁、7b・・・・・・鍔縁、8・・・・
・・螺条、9・・・・・・ナツト部材、10・・・・・
・駆動ギヤ、10a・・・・・・軸孔、10b・・・・
・−ピン、11・・・・・・モータ、11a・・・・・
・モータ出力軸、12・・・・・・従動ギヤ、13・・
・・−・動作片、14・・・・・・ギャンヤ7ト、15
・・・・・・欠歯ギヤ、16・・・・・・カム板、17
・・・・・・作動腕、18・・・・・・扇形ギヤ、19
・・・・・・カム板、20・・・・・・軸、21・・・
・・・・・・試料ff1l、 21 a・・・・・・壁
部、21b・・・・・・切欠部、22・・・・−・透孔
、23・・・・・・弾性板材、24・・・・・・弾性材
、25・・・・・・透孔、26・・・・・・弾性板、2
7・・・・・・接点、28・・・・・・貯溜槽、29・
・・・・・サンプリング口、30・・・・・・ホッパ、
31・・・・・・ンヤツタ、32・・・・・・連杆、3
3・・・・・・ローラ、35,36.37・・・・・・
清掃用プラン、40・・・・・・ブラケット、54・・
・・・・均平ローラ、55・・・・・・軸、56・・・
・・・支持腕、57・・・・・・軸、104・・・・・
・積分回路、105・・・・・−測定間隔設定回路、1
06・・・・・・乾燥機停止回路、101・・・・・・
ワンパルス発生回路、108・・・・・・反復回数カウ
ント回路、109・・・・・・オートフラグ回路、11
0・・・・・・フォワードフラグ回路、111・・・・
・・バックワードフラグ回路。 112・・・・・・マニアルフォワードフラグ回路、1
13・・・・・・マニアルバックワードフラグ回路、1
14・・・・・・待機ゲート回路、115・・・・・・
放冷・測定タイマ回路、116・・・・・・オーバラン
タイマ回路、117・・・・・・サンプリングタイマ回
路、118・・・・・・イニシャルセット回路、119
・・・・・・クロック発振回路、120・・・・・・電
源、L S BW・・・・・・バックワードリミットス
イッチ、LSFW・・・・・・フォワードリミットスイ
ッチ、LSWT・・・・・・待機リミットスイッチ、P
BFW・・・・・・マニアルフォワードスイッチ、LS
VW・・・・・・バルブリミットスイッチ、PBBW・
・・・・・マニアルバックワードスイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 穀類を循環しながら乾燥する乾燥機に連繋され、乾
    燥中の被乾燥物の含水率を測定して乾燥機の運転を制御
    する測定制御装置において、測定指示信号が与えられる
    毎に乾燥機内の被乾燥物の試料を電極間に採取する機構
    部と、前記電極間の電気量変化を検出し、試料の含水率
    に対応した電気信号を出力する含水率測定部と、測定間
    隔設定部からの動作指令信号を入力した際に、前記機構
    部に測定指示信号を出力する測定制御部と、予め設定さ
    れた被乾燥物の乾燥目標含水率に対応し、型底信号を出
    力する設定部と、前記含水率測定部のB力信号と前記設
    定部の出力信号とを比較し、そり差を検出して信号を出
    力する比較部と、との比佼部の差が少くなるに従って測
    定時間間隔を順次原綿するように設定し、この所定の測
    定時間間隔毎に前記測定制御部へ動作指令信号を出力す
    る測を間隔設定部と、前記比較部の差が所定値になつそ
    とき乾燥機の運転を停止する信号を出力する乾劾機停止
    部とを具備したことを特徴とする乾燥機でおける穀類等
    の含水率自動測定制御装置。 2 前記測定制御部は、前記測定時間間隔中に手助操作
    により出力される電気信号を入力したとき幾構部に測定
    指示信号を出力する機能を有してなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の乾燥機における穀類等の含
    水率自動測定制御装置。
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