JPS5823377Y2 - ロ−ル式フイルタ装置 - Google Patents
ロ−ル式フイルタ装置Info
- Publication number
- JPS5823377Y2 JPS5823377Y2 JP1978114588U JP11458878U JPS5823377Y2 JP S5823377 Y2 JPS5823377 Y2 JP S5823377Y2 JP 1978114588 U JP1978114588 U JP 1978114588U JP 11458878 U JP11458878 U JP 11458878U JP S5823377 Y2 JPS5823377 Y2 JP S5823377Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- detection roller
- winding
- filter device
- contacted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は列車用冷房装置等に用いるロール式フィルタ
装置に関する。
装置に関する。
列車の天井に設置し車内の冷房を行なう冷房装置に用い
るフィルタ装置は、フィルタの汚染毎にそのフィルタを
交換するという面倒な作業を省くために長尺の帯状フィ
ルタを使用し、このフィルタをロール状にして一定期間
使用したらその汚染部分を他方のリールに巻き取らせて
いき、未使用のフィルタ部分を順次繰出すように構成し
である。
るフィルタ装置は、フィルタの汚染毎にそのフィルタを
交換するという面倒な作業を省くために長尺の帯状フィ
ルタを使用し、このフィルタをロール状にして一定期間
使用したらその汚染部分を他方のリールに巻き取らせて
いき、未使用のフィルタ部分を順次繰出すように構成し
である。
したがって、ロールフィルタを全長にわたって使用した
のちは新しいロールフィルタと交換する必要があるが、
従来においては繰出しリールと巻取リリールとの間に張
設されるフィルタに検知ローラを転接し、走行するフィ
ルタに伴って検知ローラを回転させその回転量を検知し
て1回の送り量の制御および交換時期を表示ランプなど
によって知らせるようになっている。
のちは新しいロールフィルタと交換する必要があるが、
従来においては繰出しリールと巻取リリールとの間に張
設されるフィルタに検知ローラを転接し、走行するフィ
ルタに伴って検知ローラを回転させその回転量を検知し
て1回の送り量の制御および交換時期を表示ランプなど
によって知らせるようになっている。
しかしながら、従来のフィルタは布あるいは合成繊維な
どによって形成され、耳の部分の腰が強く、それ以外の
部分は撓んで検知ローラとの摩擦が不充分になり、実際
にフィルタが走行しても検知ローラが回転しないという
誤動作が起る。
どによって形成され、耳の部分の腰が強く、それ以外の
部分は撓んで検知ローラとの摩擦が不充分になり、実際
にフィルタが走行しても検知ローラが回転しないという
誤動作が起る。
また、フィルタのメツシュを細かくすると、当然糸も細
くなるためフィルタの腰が弱く巻取り時に片寄りが生じ
ることもあり、フィルタのメツシュを細かくするには限
度があった。
くなるためフィルタの腰が弱く巻取り時に片寄りが生じ
ることもあり、フィルタのメツシュを細かくするには限
度があった。
この考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、検知ローラを接触するフィルタの被
接触部の強度を、被接触部のフィルタの目の大きさまた
は緯糸の太さをかえて他の部分より強くし、フィルタと
検知ローラとの接触を確実にして誤動作を防止するとと
もに、フィルタの腰を強くして巻取り時の片寄りも防止
することができるロール式フィルタ装置を提供しようと
するものである。
的とするところは、検知ローラを接触するフィルタの被
接触部の強度を、被接触部のフィルタの目の大きさまた
は緯糸の太さをかえて他の部分より強くし、フィルタと
検知ローラとの接触を確実にして誤動作を防止するとと
もに、フィルタの腰を強くして巻取り時の片寄りも防止
することができるロール式フィルタ装置を提供しようと
するものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
する。
図中1は列車の天井面であり、この一部には支持枠2を
介してフィルタマガジン3が装着されている。
介してフィルタマガジン3が装着されている。
このフィルタマガジン3内の一端側には繰出しリール4
を有した繰出し部5、他端側には巻取りリール6を有し
た巻取り部7が設けられている。
を有した繰出し部5、他端側には巻取りリール6を有し
た巻取り部7が設けられている。
そして、これら繰出し部5および巻取り部7の周囲には
これを囲繞するカバー8,9が設けられているとともに
上記繰出しリール4と巻取リリール6との間には長尺の
帯状フィルタ10が張設されている。
これを囲繞するカバー8,9が設けられているとともに
上記繰出しリール4と巻取リリール6との間には長尺の
帯状フィルタ10が張設されている。
また、上記巻取リリール6は図示しない駆動源と連動し
、゛必要に応じて回転駆動されるようになっている。
、゛必要に応じて回転駆動されるようになっている。
さらに、上記繰出し部5と巻取り部7との間に張設され
たフィルタ10の上面には同一回転軸11に一対の検知
ローラ12゜12が嵌着されている。
たフィルタ10の上面には同一回転軸11に一対の検知
ローラ12゜12が嵌着されている。
そして、これら検知ローラ12.12の外周面には摩擦
帯13.13が貼着され、これら摩擦帯13.13は上
記フィルタ10の上面に接触している。
帯13.13が貼着され、これら摩擦帯13.13は上
記フィルタ10の上面に接触している。
そして、巻取りリール6の回転に伴ってフィルタ10が
走行したとき摩擦帯13.13を介して検知ローラ12
,12は回転し、その回転量は回転軸11を介して駆動
源およびカウンタ(図示しない)に伝動し、計数される
ようになっている。
走行したとき摩擦帯13.13を介して検知ローラ12
,12は回転し、その回転量は回転軸11を介して駆動
源およびカウンタ(図示しない)に伝動し、計数される
ようになっている。
さらに、これら検知ローラ12,12と摩擦帯13.1
3を介して接触するフィルタ10の被接触部10 a
、10 aは他の部分より細かいメツシュ(たとえばフ
ィルタ10の被接触部10 a 、10 aを除く部分
が24メツシユに対して被接触部10 a 、10 a
は36〜48メツシユ)に形成されている。
3を介して接触するフィルタ10の被接触部10 a
、10 aは他の部分より細かいメツシュ(たとえばフ
ィルタ10の被接触部10 a 、10 aを除く部分
が24メツシユに対して被接触部10 a 、10 a
は36〜48メツシユ)に形成されている。
そして、これら被接触部10 a 、10 aはフィル
タ10の長手方向全長にわたって帯状でしかも平行に設
けられている。
タ10の長手方向全長にわたって帯状でしかも平行に設
けられている。
しかして、一定期間使用してフィルタ10の露出されて
いる部分が汚染されると、巻取リリール6は回転し、汚
染された使用済のフィルタ10を巻取り、未使用の新し
い部分が露出することになるが、このフィルタ10の走
行に伴って検知ローラ12゜12が回転してその巻取量
を制御し、しかもその回数をカウントすることになる。
いる部分が汚染されると、巻取リリール6は回転し、汚
染された使用済のフィルタ10を巻取り、未使用の新し
い部分が露出することになるが、このフィルタ10の走
行に伴って検知ローラ12゜12が回転してその巻取量
を制御し、しかもその回数をカウントすることになる。
そして、繰出しり−ル4からフィルタ10を繰出し終っ
たときを表示ランプなどによって報知することになる。
たときを表示ランプなどによって報知することになる。
なお、上記一実施例においては、フィルタ10の被接触
部10 a 、10 aを他の部分より強度を大とする
ために細かいメツシュにしたが、この考案は上記実施例
に限らず、第3図A−Dに示すように構成してもよい。
部10 a 、10 aを他の部分より強度を大とする
ために細かいメツシュにしたが、この考案は上記実施例
に限らず、第3図A−Dに示すように構成してもよい。
すなわちAは経糸a・・・・・・のピッチに対して緯糸
b・・・・・・のピッチを細がくして被接触部10aを
形成した。
b・・・・・・のピッチを細がくして被接触部10aを
形成した。
Bは被接触部10aの部分に位置する緯糸b・・・・・
・を太くした。
・を太くした。
Cは太い緯糸b1と細い緯糸b2とを交互に配して被接
触部10aとした。
触部10aとした。
Dは経糸a・・・・・・より細い緯糸b・・・・・・を
密集して配して被接触部10 aとした。
密集して配して被接触部10 aとした。
また、上記一実施例においては、フィルタに被接触部を
2列車行に設けたが、これは一実施例であって1列ある
いは3列でもよく、また検知ローラの個数も限定されな
い。
2列車行に設けたが、これは一実施例であって1列ある
いは3列でもよく、また検知ローラの個数も限定されな
い。
この考案は以上説明したように、検知ローラを接触する
フィルタの被接触部の強度をその被接触部のフィルタの
目の大きさ、緯糸の太さをかえて他の部分より強くした
から、フィルタが撓んで検知ローラと非接触状態になる
ことはなく、円滑がつ確実な検知ローラによる検知を行
なうことができるとともに、円滑なフィルタの巻取りを
行なうことができ、また巻取り時にフィルタが片寄りを
生じることもない。
フィルタの被接触部の強度をその被接触部のフィルタの
目の大きさ、緯糸の太さをかえて他の部分より強くした
から、フィルタが撓んで検知ローラと非接触状態になる
ことはなく、円滑がつ確実な検知ローラによる検知を行
なうことができるとともに、円滑なフィルタの巻取りを
行なうことができ、また巻取り時にフィルタが片寄りを
生じることもない。
しかも、メツシュの細かい腰の弱いフィルタ素材を選ぶ
ことも可能である。
ことも可能である。
そのうえ、フィルタの目の大きさ、緯糸の太さをかえて
強度を強くしたから、フィルタのろ過面積ならびにろ過
性能の減少はないといった効果を奏する。
強度を強くしたから、フィルタのろ過面積ならびにろ過
性能の減少はないといった効果を奏する。
第1図はこの考案の一実施例を示すフィルタ装置の縦断
側面図、第2図はフィルタの平面図、第3図A−Dは被
接触部の他の実施例を示す拡大した平面図である。 3・・・・・・フィルタマガジン、5・・・・・・繰出
し部、7・・・・・・巻取り部、10・・・・・・フィ
ルタ、10a・・・・・・被接触部、12・・・・・・
検知ローラ。
側面図、第2図はフィルタの平面図、第3図A−Dは被
接触部の他の実施例を示す拡大した平面図である。 3・・・・・・フィルタマガジン、5・・・・・・繰出
し部、7・・・・・・巻取り部、10・・・・・・フィ
ルタ、10a・・・・・・被接触部、12・・・・・・
検知ローラ。
Claims (1)
- フィルタマガジン内の一端にフィルタの繰出し部、他端
に使用済のフィルタを巻取る巻取り部を有したロール式
フィルタ装置において、上記フィルタに転接しその回転
量を検知して送り量を検知する検知ローラを設け、この
検知ローラと接触する上記フィルタの被接触部を形成す
るフィルタの目の大きさまたはフィルタの緯糸の太さを
かえてその被接触部の強度を他の部分より強くしたこと
を特徴とするロール式フィルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978114588U JPS5823377Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | ロ−ル式フイルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978114588U JPS5823377Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | ロ−ル式フイルタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5531455U JPS5531455U (ja) | 1980-02-29 |
JPS5823377Y2 true JPS5823377Y2 (ja) | 1983-05-19 |
Family
ID=29065460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978114588U Expired JPS5823377Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | ロ−ル式フイルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823377Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS424467Y1 (ja) * | 1964-07-16 | 1967-03-10 | ||
JPS5246373B2 (ja) * | 1972-05-22 | 1977-11-24 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5246373U (ja) * | 1975-09-29 | 1977-04-01 |
-
1978
- 1978-08-23 JP JP1978114588U patent/JPS5823377Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS424467Y1 (ja) * | 1964-07-16 | 1967-03-10 | ||
JPS5246373B2 (ja) * | 1972-05-22 | 1977-11-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5531455U (ja) | 1980-02-29 |
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