JPS5823230Y2 - 可撓性野菜栽培装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 従来の野菜栽培装置はたとえば長方形のような特定の形
状の槽を用いていた。

本考案はその槽をビニール管のような可撓性のものとし
て必要に応じて装置の形状を変化させることを目的とす
る。

以下、実施例について説明する。

第１図において１はビニール管のような可撓性容器であ
る。

２・３はその両端を閉じるためのひもであるこの容器１
内には土壌６をつめてその容器の表面の適所に孔４を設
け、ここに野菜苗５を定植する。

７は容器内に水などを供給する管で、Ｐはポンプである
。

なお実施例では可撓性容器をビニール管としたが、ゴム
管、ゴム袋のようなものでもよい。

本考案は以上のような構成であるので必要に応じて第２
図のような渦巻形、第８図のようなコ字形その他いろい
ろな形状の配置を随時随所において行うことができるの
で、たとえば苗の小さい時には密着した渦巻状として狭
い場所を効果的に利用し、苗が大きくなるにつれて段々
に広げて育成効果をはかるとか、また本装置の組合せに
より文字状、図形状に配列して商品の宣伝をはかるとか
、さらにとくに草花のような植物のときにはその配列を
ときどき変えて常に新鮮な観賞感覚を与える効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案実施例の正面図、第２図はその渦巻形配
置の平面図、第３図はそのコ字形配置の平面図である。 記号の説明、１・・・・・・ビニール管可撓性容器、６
・・・・・・土壌、５・・・・・・野菜、４・・・・・
・孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 容器端に給排水用管を結着したビニール管のような可撓
   性容器内に土壌をつめ、前記容器表面適所に野菜育成用
   孔を設けた栽培装置全体の形状が角形、円形のように自
   由に曲げて設定できる可撓性野菜栽培装置。