JPS5823071B2 - 食品残渣の飼料化装置 - Google Patents

食品残渣の飼料化装置

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JPS5823071B2
JPS5823071B2 JP8629076A JP8629076A JPS5823071B2 JP S5823071 B2 JPS5823071 B2 JP S5823071B2 JP 8629076 A JP8629076 A JP 8629076A JP 8629076 A JP8629076 A JP 8629076A JP S5823071 B2 JPS5823071 B2 JP S5823071B2
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JP
Japan
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residue
food
residues
food residue
sorting device
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JP8629076A
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JPS5311773A (en
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古賀実
田雑寅夫
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IHI Corp
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IHI Corp
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 現在、主な学校、工場等の集団給食施設から生ずる残飯
、残渣はその殆んどのものが焼却炉、埋立地等に廃棄さ
れているのが実情である。
そこで廃棄物の資源回収という立場から栄養価の高い食
品残渣を家畜飼料として再利用すべきであるという要求
があがっている。
本発明はこの要求に応えるべく食品残渣から有益な飼料
を作ることを実現させる目的でなされたものであり、か
かる目的を達成する本発明の食品残渣の飼料化装置は、
食品残渣を適度に攪拌させつつ乾燥させ飼料用の有効残
渣を微細化させる乾燥装置と、該乾燥装置から定量供給
装置により供給される上記食品残渣を微細化された有効
残渣と微細化されない無効残渣とに分離する篩選別装置
と、該篩選別装置から運搬装置により運搬される上記有
効残渣中にまじっている比較的重い夾雑物と比較的軽い
夾雑物とを分離して有効残渣を抽出する風力選別装置と
、該風力選別装置から運搬装置により運搬される上記有
効残渣中にまじっている磁性体を分離除去する磁気選別
装置とを有することを特徴とするものである。
上述の本発明において、「食品残渣」とは、特定のもの
を指すのではなく、一般に学校、工場等の集団給食施設
、飲食店等の調理施設、家庭の台所、その他の所から生
ずる(廃棄される)通常の食品残渣であり、該食品残渣
中には食品類以外の夾雑物例えばプラスチック類、びん
の口金類、食器類、鉄等の金属片類、ガラス類、砂・石
・土類、紙類、繊維類、その他の夾雑物、のように家畜
の飼料として不適当且つ有害な種々の物質がまじってい
る。
このような夾雑物を飼料として利用される食品残渣(米
飯類、麺類、野菜・果実類、魚肉類、その他種々の食品
類−これらは飼料用の有効残渣である)に対し無効残渣
である。
従って本発明では乾燥された食品残渣かも上述の無効残
渣である夾雑物を選別して除去する。
以下図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、同図に示され
た食品残渣の飼料化装置は廃棄物処理場に併設してあり
、該処理場の焼却炉で発生する加熱水蒸気を後述するよ
うに熱源として、利用するようになっており、且つ水を
使用しないで食品残渣から飼料を作るものである。
第1図において、1は食品残渣の水分を分離するための
水切用貯蔵ホッパー、2は定量供給装置、3は粗粉砕及
び脱水機、4は定量供給装置、5は脱水後の食品残渣を
貯蔵する貯蔵ホッパー、6は定量供給装置、7はバッチ
方式の乾燥機であり、貯蔵ホッパー5は、乾燥機7への
食品残渣投入時間の調整と同時に粗粉砕及び脱水機3の
処理能力を低減することと食品残渣が乾燥機7に入る前
にこれを前乾燥する役割をも有している。
9は1種の復水器である熱交換器であり、該熱交換器9
において、前述の廃棄物処理場の焼却炉で発生する加熱
水蒸気すを熱源として乾燥用空気は加熱され乾燥機7及
び貯蔵ホッパー5に吹込まれるようになっている。
8は乾燥機定量供給装置、10は運搬装置、11は乾燥
後の食品残渣を貯蔵する貯蔵ホッパーであり、該貯蔵ホ
ッパー11は、乾燥機7の食品残渣排出時間の短縮化を
図ると同時に後述する各種選別装置の処理能力の低減を
図るためのものである。
12は振動スクリーンであり、該振動スクリーン12は
、食品残渣を、前述の乾燥時適度の攪拌と水分の脱落で
微細化された有効残渣(米飯類、麺類、野菜・果実類、
魚肉類、その他)と、上記操作により微細化しない無効
残渣(例えばプラスチック、びんの口金、食器等の如き
夾雑物)とに分離するものである。
13は廃棄物ホッパー、14は運搬装置、15は風力選
別装置であり、該風力選別装置15は、前記有効残渣中
にまじった比較的重い夾雑物(例えば鉄片、ガラス、砂
等)と比較的軽い夾雑物(例えば小さなプラスチック、
紙、繊維等)とを分離して有効残渣を抽出するものであ
る。
16,17,19は前記風力選別装置15の掻出装置、
18,20は運搬装置、21は磁気選別装置であり、該
磁気選別装置21は前記風力選別装置15から抽出され
た有効残渣中にまじった磁性体を分離するものである。
22は廃棄物ホッパー、23は運搬装置、24は微粉砕
機であり、該微粉砕機24は、前述の振動スクリーン1
2、風力選別装置15で分離除去できなかった鋭利なガ
ラス破片等の如き夾雑物を微粉砕し無害化するものであ
る。
25は運搬装置、26は微粉砕後の食品残渣を貯蔵する
貯蔵ホッパー、27は運搬装置、28は包装装置である
第2図は上述の如き構成の食品残渣の飼料化装置におけ
る操作工程を示す系統図であり、以下この第2図及び第
1図を参照しつつ操作工程を詳述する。
例えば学校、工場等の集団給食施設から収集された食品
残渣Sは、水切用貯蔵ホッパー1に貯蔵され、この食品
残渣の表面に付着した水分を分離した後、定量供給装置
2及び運搬装置により粗粉砕及び脱水機3に供給され、
ここで食品残渣は粗粉砕されると同時に脱水され、しか
る後定量供給装置4及び運搬装置により貯蔵ホッパー5
に貯蔵されて前乾燥される。
脱水された食品残渣は定量供給装置6及び運搬装置によ
り乾燥機7に供給され、水分20%以下(12〜13%
程度が適当)に乾燥される。
この場合前述のように乾燥用空気は熱交換器9で加熱さ
れて乾燥機7及び貯蔵ホッパー5に吹込まれる。
該乾燥機7及び貯蔵ホッパー5の出口加熱空気はaの如
(脱臭のために前記廃棄物処理場の焼却炉の燃焼用空気
に使用され、一方熱交換器9の出口加熱蒸気は加熱空気
に熱を奪われCの如く凝縮水となって焼却炉へ送られる
以上のようにして乾燥された食品残渣は定量供給装置8
及び運搬装置10により貯蔵ホッパー11に供給され、
貯蔵後振動スクリーン12に供給される。
前述のように乾燥機7で乾燥処理を行うと比較的柔らか
い食品残渣(例えば米飯類、麺類、野菜・果実類、魚肉
類、その他)(有効残渣)は微細化してしまうが、該食
品残渣中にまじっている食品類以外の比較的硬い夾雑物
(例えばプラスチック、びんの口金、ガラス、骨、食器
、その他)は微細化しないので、後者は前記振動スクリ
ーン120目を通過せず廃棄物ホッパー13に分離除去
され前記焼却炉で処理される。
一方前者の微細化した食品残渣は振動スクリーン120
目を通過して運搬装置14により風力選別装置15に供
給される。
該供給された食品残渣中にまじっている比較的重い夾雑
物(例えばガラス、砂、鉄片、その他)と比較的軽い夾
雑物(例えば小さなプラスチック、紙、繊維、その他)
は掻出装置16゜17により風力選別装置15から排出
され、運搬装置18により廃棄物ホッパー13に貯蔵さ
れた後前記焼却炉で処理される。
一方風力選別装置15で選別された中程度の重量のもの
即ち食品残渣(有効残渣)は、掻出装置19により掻出
され運搬装置20により磁気選別装置21に供給され、
上記食品残渣中にまじっている磁性体(金属類、その他
)を廃棄物ホッパー22に分離除去後、運搬装置23に
より微粉砕機24に供給される。
ここでは振動スクリーン12、風力選別装置15により
分離除去できなかった鋭利なガラス破片の如き夾雑物を
所要粒度迄微粉砕し無害化する(前記ガラス破片等は、
食品残渣が家畜飼料に供された場合、家畜の消化器系統
を損傷するので微粉砕しなければならない)。
微粉枠抜前述の食品残渣は運搬装置25により貯蔵ホッ
パー26に供給され、定量の食品残渣が貯蔵されたら運
搬装置27を作動させ包装装置28により食品残渣を袋
詰めにしdの如く最終製品として出荷する。
尚飼料としてペレット形状を要求される場合には微粉砕
後第2図に鎖線で示すようにペレット装置(ペレタイザ
ー装置)に入れてペレット化する。
又上述の実施例では食品残渣を乾燥する場合加熱空気を
用いた一例を示したカー食品残渣に加熱蒸気及び空気を
吹込み殺菌行程を実施後乾燥機を真空状態にして乾燥を
行う方式も考えられる。
又各種選別装置の配置(順序)を適宜変更してもよい。
第3図は本発明の他の実施例を示すものである。
即ち本飼料化装置に併設する廃棄物処理場の焼却炉の蒸
気発生能が大きく、蒸気を大量に使用できる場合には、
第1図における粗粉砕及び脱水機3、貯蔵ホッパー(脱
水後使用するもの)5が不要となる。
そして篩選別、風力選別及び磁気選別が完全である場合
には第1図における微粉砕機24も不要となる。
更に水切用貯蔵ホッパー1には第2図の如(冷凍設備を
設は腐敗対策を考慮してもよい。
以上述べたような構成、作用により本発明の食品残渣の
飼料化装置は次のような優れた効果を発揮する。
(I) 廃棄された食品残渣を飼料化するため資源の
有効利用という面からメリットが非常に太きい。
吐 家畜の飼料として有害になるプラスチック、びんの
口金、ガラス、砂、鉄片等の如き夾雑物を篩選別、風力
選別、磁気選別を行って乾燥食品残渣から分離除去し、
更に選別された食品残渣中にまじり、家畜の内臓を損傷
するおそれのある鋭利なガラス破片等の如き夾雑物を微
粉砕、無害化するため、安全な飼料を作ることができる
罰 乾燥後選別を行うため、残渣の腐敗がなく選別もし
易く、未乾燥選別に比較して汚水処理装置は小規模で済
む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
その工程系統図、第3図は本発明の他の実施例を示す工
程系統図である。 7・・・・・・乾燥機、12・・・・・・振動スクリー
ン、15・・・・・・風力選別装置、21・・・・・・
磁気選別装置、24・・・・・・微粉砕機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 食品残渣を適度に攪拌させつつ乾燥させ飼料用の有
    効残渣を微細化させる乾燥装置と、該乾燥装置から定量
    供給装置により供給される上記食品残渣を微細化された
    有効残渣と微細化されな℃・無効残渣とに分離する篩選
    別装置と、該篩選別装置から運搬装置により運搬される
    上記有効残渣中にまじっている比較的重い夾雑物と比較
    的軽い夾雑物とを分離して有効残渣を抽出する風力選別
    装置と、該風力選別装置から運搬装置により運搬される
    上記有効残渣中にまじっている磁性体を分離除去する磁
    気選別装置とを有することを特徴とする食品残渣の飼料
    化装置。
JP8629076A 1976-07-20 1976-07-20 食品残渣の飼料化装置 Expired JPS5823071B2 (ja)

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JP8629076A JPS5823071B2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 食品残渣の飼料化装置

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JP8629076A JPS5823071B2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 食品残渣の飼料化装置

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Publication Number Publication Date
JPS5311773A JPS5311773A (en) 1978-02-02
JPS5823071B2 true JPS5823071B2 (ja) 1983-05-12

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JP8629076A Expired JPS5823071B2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 食品残渣の飼料化装置

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JPS6187017A (ja) * 1984-10-04 1986-05-02 Kajima Corp 水中コンクリ−トの施工法

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JPS5311773A (en) 1978-02-02

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