JPS5823046B2 - みみず養殖床 - Google Patents
みみず養殖床Info
- Publication number
- JPS5823046B2 JPS5823046B2 JP55131462A JP13146280A JPS5823046B2 JP S5823046 B2 JPS5823046 B2 JP S5823046B2 JP 55131462 A JP55131462 A JP 55131462A JP 13146280 A JP13146280 A JP 13146280A JP S5823046 B2 JPS5823046 B2 JP S5823046B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sawdust
- water
- fine particles
- fish meat
- soluble proteins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は大鋸屑と水産加工汚水とを利用したみみず養殖
床に関する。
床に関する。
水産加工汚水は、肉片、支片、骨片等からなる粗固形物
及び微細粒を多量に含有し２、また水溶性蛋白質が多量
に溶存していて、その粗固形物は脱水型分離機あるいは
フィルターにより容易に分離でき、カリ飼料、肥料の原
料となり経済的価値が高いが、その分離処理後の汚水に
は未だ魚肉等微細粒及び水溶性蛋白質が多量に溶存して
いてこれを曝気槽、エアーレータ−あるいは砕石濾床で
浄化処理するのに多量の動力と広い場所を必要とし効率
が低く、処理コストが増大して不経済であった。
及び微細粒を多量に含有し２、また水溶性蛋白質が多量
に溶存していて、その粗固形物は脱水型分離機あるいは
フィルターにより容易に分離でき、カリ飼料、肥料の原
料となり経済的価値が高いが、その分離処理後の汚水に
は未だ魚肉等微細粒及び水溶性蛋白質が多量に溶存して
いてこれを曝気槽、エアーレータ−あるいは砕石濾床で
浄化処理するのに多量の動力と広い場所を必要とし効率
が低く、処理コストが増大して不経済であった。
本発明はアルカリ溶液で樹脂を抽出して微細な空隙を形
成した大鋸屑に、魚肉等微細粒及び水溶性蛋白質の溶存
している汚水を散布して濾過しバクテリヤ等微生物を繁
殖させてなるもので、その目的は、産業廃棄物である大
鋸屑と水産加工汚水とを利用して木質繊維、魚肉等微細
粒、水溶性蛋白質及びバクテリヤ等微生物を含有し栄養
価の高い養殖床を提供するとともに、バクテリヤ等微生
物の繁殖により汚水中から魚肉等微細粒及び水溶性蛋白
質を除去して汚水を効率よく処理できるようにし、ひい
ては汚水処理コストの低減に寄与することにある。
成した大鋸屑に、魚肉等微細粒及び水溶性蛋白質の溶存
している汚水を散布して濾過しバクテリヤ等微生物を繁
殖させてなるもので、その目的は、産業廃棄物である大
鋸屑と水産加工汚水とを利用して木質繊維、魚肉等微細
粒、水溶性蛋白質及びバクテリヤ等微生物を含有し栄養
価の高い養殖床を提供するとともに、バクテリヤ等微生
物の繁殖により汚水中から魚肉等微細粒及び水溶性蛋白
質を除去して汚水を効率よく処理できるようにし、ひい
ては汚水処理コストの低減に寄与することにある。
以下には図示の実施例について説明する。
１は水産加工により発生する汚水ｗ１を貯溜しておくタ
ンク、２は比較的大きな粗固形物を分離する回転脱水型
の分離機で、これらはポンプ３を接続したパイプ４で連
繋されている。
ンク、２は比較的大きな粗固形物を分離する回転脱水型
の分離機で、これらはポンプ３を接続したパイプ４で連
繋されている。
５は上記分離機２を経た汚水ｗ２を貯溜しておくタンク
、６は散水器で、これらはポンプγを接続したパイプ８
で連繋されている。
、６は散水器で、これらはポンプγを接続したパイプ８
で連繋されている。
９は容器で、それは深さ４０〜５０ｃｍ、平面矩形のフ
レーム１０の底部に細かなメツシュ１１を張設してなり
、これに大鋸屑１２を厚さ３０〜４０ｃｍに敷き詰めて
いる。
レーム１０の底部に細かなメツシュ１１を張設してなり
、これに大鋸屑１２を厚さ３０〜４０ｃｍに敷き詰めて
いる。
上記大鋸屑１２はアルカリ溶液で樹脂を抽出したのち水
洗し乾燥処理して、抽出された樹脂の跡に極めて微細な
空隙及び繊維間隙を形成することにより空隙率を高めた
ものである。
洗し乾燥処理して、抽出された樹脂の跡に極めて微細な
空隙及び繊維間隙を形成することにより空隙率を高めた
ものである。
水産加工における魚体の洗浄、煮沸調理、調理機器の清
掃等により発生する汚水は、肉片、支片、骨片等からな
る粗固形物及び微細粒を大量に含有し、また水溶性蛋白
質が多量に溶存している。
掃等により発生する汚水は、肉片、支片、骨片等からな
る粗固形物及び微細粒を大量に含有し、また水溶性蛋白
質が多量に溶存している。
このような水産加工により発生した汚水ｗ１は、タンク
１に一旦貯溜し土砂等の重質物を沈澱させたのちポンプ
３により分離機２に送給して含有する魚肉片等の粗固形
物を分離してタンク５に貯溜する。
１に一旦貯溜し土砂等の重質物を沈澱させたのちポンプ
３により分離機２に送給して含有する魚肉片等の粗固形
物を分離してタンク５に貯溜する。
上記魚肉片等の粗固形物はみみずの栄養源になり得るが
、飼料あるいは肥料の原料として利用する方が経済的価
値が高いために分離するものであり、従って、経済的価
値において有利なときにはみみずの栄養源として利用し
てもよい。
、飼料あるいは肥料の原料として利用する方が経済的価
値が高いために分離するものであり、従って、経済的価
値において有利なときにはみみずの栄養源として利用し
てもよい。
しかして、タンク５に貯溜された汚水ｗ２には、魚肉等
微細粒及び水溶性蛋白質が多量に溶存していて、これを
ポンプ７により散水器６に送給して、容器９に敷き詰め
た大鋸屑１２にその粒子間隙の通気性を害なわないよう
にして散布し、そこを通過する汚水に残存する魚肉等微
細粒及び溶存している水溶性蛋白質の大部分は、大鋸屑
１２０粒子間隙、樹脂の抽出跡の空隙及び繊維間隙を汚
水が通過するとき該間隙、空隙及び大鋸屑１２０表面に
繁殖しているバクテリヤ等の好気性微生物により除去さ
れるもので、この大鋸屑１２を、容器９に入れたままあ
るいは適量の土と混合して地中に設置したコンクリート
製の槽等に収容してみみずの養殖床として使用する。
微細粒及び水溶性蛋白質が多量に溶存していて、これを
ポンプ７により散水器６に送給して、容器９に敷き詰め
た大鋸屑１２にその粒子間隙の通気性を害なわないよう
にして散布し、そこを通過する汚水に残存する魚肉等微
細粒及び溶存している水溶性蛋白質の大部分は、大鋸屑
１２０粒子間隙、樹脂の抽出跡の空隙及び繊維間隙を汚
水が通過するとき該間隙、空隙及び大鋸屑１２０表面に
繁殖しているバクテリヤ等の好気性微生物により除去さ
れるもので、この大鋸屑１２を、容器９に入れたままあ
るいは適量の土と混合して地中に設置したコンクリート
製の槽等に収容してみみずの養殖床として使用する。
かくして得られた上記養殖床は、木質繊維、バクテリヤ
等微生物、残存する魚肉等微細粒及び水溶性蛋白質等を
多量に含有しているので栄養価が高く養殖効果が良く、
実験では上記大鋸屑１２を２４ｍ３、みみずの自然棲息
する地面に山積して３月間放置しておいたところ、その
１ｍ’当り約６００尾、総計約１４０００〜１５０００
尾のみみずを収穫できた。
等微生物、残存する魚肉等微細粒及び水溶性蛋白質等を
多量に含有しているので栄養価が高く養殖効果が良く、
実験では上記大鋸屑１２を２４ｍ３、みみずの自然棲息
する地面に山積して３月間放置しておいたところ、その
１ｍ’当り約６００尾、総計約１４０００〜１５０００
尾のみみずを収穫できた。
以上述べたところから明らかなように本発明によれば、
アルカリ溶液で樹脂を抽出して微細空隙化した大鋸屑に
水産加工汚水を散布する簡単な操作で製造できて大量生
産に適し、かつ産業廃棄物の大鋸屑と水産加工汚水の処
理とその再資源化を図ることができ、ひいては汚水処理
のコスト低減に寄与し得て経済的効果が極めて高い。
アルカリ溶液で樹脂を抽出して微細空隙化した大鋸屑に
水産加工汚水を散布する簡単な操作で製造できて大量生
産に適し、かつ産業廃棄物の大鋸屑と水産加工汚水の処
理とその再資源化を図ることができ、ひいては汚水処理
のコスト低減に寄与し得て経済的効果が極めて高い。
また、上記大鋸屑は、木質繊維、魚肉等微細粒、水溶性
蛋白質及びバクテリヤ等微生物を多量に含んでいるから
栄養価が高く、みみずの成育効果が良好である。
蛋白質及びバクテリヤ等微生物を多量に含んでいるから
栄養価が高く、みみずの成育効果が良好である。
さらに、使用済の床は、大鋸屑が有機質であるのに加え
、魚肉等微細粒、水溶性蛋白質、バクテリヤ等微生物が
残存し、かつみみずの糞が混入しているので肥料として
利用できる。
、魚肉等微細粒、水溶性蛋白質、バクテリヤ等微生物が
残存し、かつみみずの糞が混入しているので肥料として
利用できる。
図面は本発明の実施例を示す説明図である。
Claims (1)
- １ アルカリ溶液で樹脂を抽出することにより微細空隙
を形成した大鋸屑に、魚肉等微細粒及び水溶性蛋白質の
溶存している汚水を散布してバクテリア等微生物を繁殖
させてなることを特徴とするみみず養殖床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55131462A JPS5823046B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | みみず養殖床 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55131462A JPS5823046B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | みみず養殖床 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5758836A JPS5758836A (en) | 1982-04-08 |
| JPS5823046B2 true JPS5823046B2 (ja) | 1983-05-12 |
Family
ID=15058519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55131462A Expired JPS5823046B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | みみず養殖床 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823046B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3382105A1 (en) | 2017-03-29 | 2018-10-03 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine with calibration controller |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013183722A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Waki Pharmaceutical Co Ltd | ミミズ養殖用床材の製造方法、及び、ミミズ養殖方法、並びに、ミミズ乾燥粉末の製造方法 |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP55131462A patent/JPS5823046B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3382105A1 (en) | 2017-03-29 | 2018-10-03 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine with calibration controller |
| US10378186B2 (en) | 2017-03-29 | 2019-08-13 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5758836A (en) | 1982-04-08 |
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