JPS5822969Y2 - 農業用エンジン - Google Patents
農業用エンジンInfo
- Publication number
- JPS5822969Y2 JPS5822969Y2 JP1977093927U JP9392777U JPS5822969Y2 JP S5822969 Y2 JPS5822969 Y2 JP S5822969Y2 JP 1977093927 U JP1977093927 U JP 1977093927U JP 9392777 U JP9392777 U JP 9392777U JP S5822969 Y2 JPS5822969 Y2 JP S5822969Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- pulley
- radiator fan
- free rotation
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はラジエタフィンに付着した塵埃等を除去する装
置を設けた農業用エンジンに関する。
置を設けた農業用エンジンに関する。
水冷エンジンを搭載した農業機械、たとえばコンバイン
では、刈取時に排藁、塵埃などがラジエタファンに吸わ
れてラジエタフィンに付着するものである。
では、刈取時に排藁、塵埃などがラジエタファンに吸わ
れてラジエタフィンに付着するものである。
そうすると当然エンジンの帝却能力が低’ｌ’ ｌ、、
エンジンがオーバヒートを起こすものである。
エンジンがオーバヒートを起こすものである。
そこで従来、人手によってそれらを取り除いているが、
自動的にラジエタフィン付着塵を除去することができる
装置の出現が待たれている。
自動的にラジエタフィン付着塵を除去することができる
装置の出現が待たれている。
本考案はかかる要望にこたえることを目的とするもので
ある。
ある。
このため本考案は、原動軸、ラジエタファンの支軸およ
び原動軸に平行な自由回転軸上にそれぞれ一対のプーリ
を設け、原動軸上の一方のプーリと自由回転軸上の一方
のプーリとの間にクロスベルトを掛は渡し、原動軸上の
他方のプーリとラジエタファンの支軸上の一方のプーリ
との間、および自由回転軸上の他方のプーリとラジエタ
ファンの支軸上の他方のプーリとの間に、それぞれオー
プンベルトをゆるく掛は渡し、両オーフッベルトに択一
的に圧接して、原動軸の回転を周方向あるいは自由回転
軸を介した逆方向に択一的にラジエタファンの支軸に伝
達するテンションローラを設けたものである。
び原動軸に平行な自由回転軸上にそれぞれ一対のプーリ
を設け、原動軸上の一方のプーリと自由回転軸上の一方
のプーリとの間にクロスベルトを掛は渡し、原動軸上の
他方のプーリとラジエタファンの支軸上の一方のプーリ
との間、および自由回転軸上の他方のプーリとラジエタ
ファンの支軸上の他方のプーリとの間に、それぞれオー
プンベルトをゆるく掛は渡し、両オーフッベルトに択一
的に圧接して、原動軸の回転を周方向あるいは自由回転
軸を介した逆方向に択一的にラジエタファンの支軸に伝
達するテンションローラを設けたものである。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
すなわち原動軸１に平行して自由回転軸２を設け、該回
転軸２、原動軸１およびラジエタファン４の支軸３上に
それぞれ一対のブー’Ｊ５ａ、５ｂ。
転軸２、原動軸１およびラジエタファン４の支軸３上に
それぞれ一対のブー’Ｊ５ａ、５ｂ。
６ａ、６ｂ、７ａ、７ｂ’ｆ固着し、原動軸１上の一方
のプーリ５ａと自由回転２上の一方のプーリ６ａとにク
ロスベルト８を掛は渡し、原動軸１上の他方のプーリ５
ｂとラジエタファン４の支軸３上の一方のプーリ７ａに
、およびラジエタファン４の支軸３上の他方のグーＩＪ
７ ｂと自由回転軸２上の他方のプーリ６ｂとにそれ
ぞれオープンベルト９，１０をゆるく掛は渡し、両オー
プンベルト９．１００うち、いずれか一方に圧接して原
動軸１０回転を直接あるいは自由回転軸２を介してラジ
エタファン４の支軸３に伝達するテンションローラ１１
を設けてなる。
のプーリ５ａと自由回転２上の一方のプーリ６ａとにク
ロスベルト８を掛は渡し、原動軸１上の他方のプーリ５
ｂとラジエタファン４の支軸３上の一方のプーリ７ａに
、およびラジエタファン４の支軸３上の他方のグーＩＪ
７ ｂと自由回転軸２上の他方のプーリ６ｂとにそれ
ぞれオープンベルト９，１０をゆるく掛は渡し、両オー
プンベルト９．１００うち、いずれか一方に圧接して原
動軸１０回転を直接あるいは自由回転軸２を介してラジ
エタファン４の支軸３に伝達するテンションローラ１１
を設けてなる。
１２はラジエタである。上記テンションローラ１１はレ
バー１３先端の二股状に分れたアーム１３ａに回転自在
に支持されており、上記レバー１３は中央部を貫通する
貫通軸１４回わりに回動自在である。
バー１３先端の二股状に分れたアーム１３ａに回転自在
に支持されており、上記レバー１３は中央部を貫通する
貫通軸１４回わりに回動自在である。
１５は上記アーム１３ａに突設されたピン１６とレバー
１３の手元部１７近傍に設けられた固定ピン１８との間
に張設されたばねであって、とのばね１５によりテンシ
ョンローラ１１は両オープンベルト９，１０のうち、一
方に圧接される。
１３の手元部１７近傍に設けられた固定ピン１８との間
に張設されたばねであって、とのばね１５によりテンシ
ョンローラ１１は両オープンベルト９，１０のうち、一
方に圧接される。
上記構成の作用を説明する。
まず通常運転時には、レバー１３の手元部１Ｔを持って
このレバー１３を矢印Ａ方向に回動させる。
このレバー１３を矢印Ａ方向に回動させる。
するとばね１５によりテンションローラ１１が第２図実
線で示すごとく一方のオープンベルト９に圧接し、これ
によってこのベルト９が張られて原動軸１０回転がベル
ト９を介して直接ラジエタファン４の支軸３に伝達され
、ラジエタファン４は原動軸１と同一の方向（矢印Ｃ方
向）に回転せしめられて冷気を矢印Ｃ方向に吸い込み冷
却水を冷却する。
線で示すごとく一方のオープンベルト９に圧接し、これ
によってこのベルト９が張られて原動軸１０回転がベル
ト９を介して直接ラジエタファン４の支軸３に伝達され
、ラジエタファン４は原動軸１と同一の方向（矢印Ｃ方
向）に回転せしめられて冷気を矢印Ｃ方向に吸い込み冷
却水を冷却する。
そしてこの場合、他方のオープンベルト１０はゆるく掛
かつているだけであるから、自由回転軸２０回転はラジ
エタファン４の支軸３に伝わっていない。
かつているだけであるから、自由回転軸２０回転はラジ
エタファン４の支軸３に伝わっていない。
次に排藁、塵埃などがラジエタフイン１２ａに付着して
エンジンの冷却能力が低下した場合には、第２図仮想線
で示すごとくレバー１３を矢印Ｂ方向に回動させてテン
ションローラ１１をばね１５により他方のオープンベル
ト１０に圧接させる。
エンジンの冷却能力が低下した場合には、第２図仮想線
で示すごとくレバー１３を矢印Ｂ方向に回動させてテン
ションローラ１１をばね１５により他方のオープンベル
ト１０に圧接させる。
するとこのベルト１０は張られて原動軸１０回転がクロ
スベルト８、自由回転軸２および上記他方のオープンベ
ルト１０を介してラジエタファン４の支軸３に伝達され
ることになる。
スベルト８、自由回転軸２および上記他方のオープンベ
ルト１０を介してラジエタファン４の支軸３に伝達され
ることになる。
ところで上記原動軸１と自由回転軸２とにはクロスベル
ト８が掛けられているから、自由回転軸２は原動軸１の
回転方向（Ｃ方向）とは逆方向（Ｄ方向）に回転せしめ
られ、結局、ラジエタファン４は矢印り方向に回転して
空気をラジエタ１２に向けて矢印Ｆ方向に吹き出すこと
になる。
ト８が掛けられているから、自由回転軸２は原動軸１の
回転方向（Ｃ方向）とは逆方向（Ｄ方向）に回転せしめ
られ、結局、ラジエタファン４は矢印り方向に回転して
空気をラジエタ１２に向けて矢印Ｆ方向に吹き出すこと
になる。
したがってラジエタフイン１２ａに付着している排藁、
塵埃などはラジエタフイン１２ａから吹き飛ばされるこ
とになる。
塵埃などはラジエタフイン１２ａから吹き飛ばされるこ
とになる。
以上述べたごとく本考案の農業用エンジンによれば、原
動軸とラジエタファンの支軸との間に設けた２系統の伝
動経路を適当に選択してラジエタファンの支軸を正転あ
るいは逆転せしめることができるものであるから、ラジ
エタファンに吸引された排藁、塵埃などがラジエタフィ
ンに付着してエンジンの冷却能力が低下したときには、
２系統の伝動経路の作動状態を切替えてラジエタファン
を逆回転せしめ、これによってラジエタフィンに付着し
ている排藁、塵埃などを吹き飛ばすことができるもので
あり、この作業を完全自動でおこなうことができるもの
であるのみならず、ラジエタファンの支軸上の両プーリ
にはそれぞれオープンベルトが掛けられているため、正
逆いずれの回転の際においても確実に動力を伝達するこ
とができる。
動軸とラジエタファンの支軸との間に設けた２系統の伝
動経路を適当に選択してラジエタファンの支軸を正転あ
るいは逆転せしめることができるものであるから、ラジ
エタファンに吸引された排藁、塵埃などがラジエタフィ
ンに付着してエンジンの冷却能力が低下したときには、
２系統の伝動経路の作動状態を切替えてラジエタファン
を逆回転せしめ、これによってラジエタフィンに付着し
ている排藁、塵埃などを吹き飛ばすことができるもので
あり、この作業を完全自動でおこなうことができるもの
であるのみならず、ラジエタファンの支軸上の両プーリ
にはそれぞれオープンベルトが掛けられているため、正
逆いずれの回転の際においても確実に動力を伝達するこ
とができる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は分解斜視図、第
２図はベルトの掛は方を説明する概略図、第３図は要部
の斜視図である。 １・・・原動軸、２・・・自由回転軸１，３・・・支軸
、４・・・ラジエタファン、５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ、
７ａ。 ７ｂ・・・プーリ、８・・・クロスベルト、９，１０・
・・オーフンヘルド、（伝動経路）、１１・・・テンシ
ョン０−ラ、１２・・・ラジエタ、１３・・・レバー。
２図はベルトの掛は方を説明する概略図、第３図は要部
の斜視図である。 １・・・原動軸、２・・・自由回転軸１，３・・・支軸
、４・・・ラジエタファン、５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ、
７ａ。 ７ｂ・・・プーリ、８・・・クロスベルト、９，１０・
・・オーフンヘルド、（伝動経路）、１１・・・テンシ
ョン０−ラ、１２・・・ラジエタ、１３・・・レバー。
Claims (1)
- 原動軸、ラジエタファンの支軸および原動軸に平行な自
由回転軸上にそれぞれ一対のプーリを設け、原動軸上の
一方のプーリと自由回転軸上の一方のプーリとの間にク
ロスベルトを掛は渡し、原動軸上の他方のプーリとラジ
エタファンの支軸上の一方のプーリとの間、および自由
回転軸上の他方のプーリとラジエタファンの支軸上の他
方のプーリとの間に、それぞれオープンベルトをゆるく
掛は渡し、両オープンベルトに択一的に圧接して、原動
軸の回転を周方向あるいは自由回転軸を介した逆方向に
択一的にラジエタファンの支軸に伝達するテンションロ
ーラを設けたことを特徴とする農業用エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977093927U JPS5822969Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 農業用エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977093927U JPS5822969Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 農業用エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5421727U JPS5421727U (ja) | 1979-02-13 |
| JPS5822969Y2 true JPS5822969Y2 (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=29025470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977093927U Expired JPS5822969Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 農業用エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822969Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018033336A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 井関農機株式会社 | 作業車両の原動部構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS622205U (ja) * | 1985-06-20 | 1987-01-08 | ||
| JP6399052B2 (ja) * | 2016-07-25 | 2018-10-03 | 井関農機株式会社 | 作業車両の原動部構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5079832U (ja) * | 1973-11-29 | 1975-07-10 |
-
1977
- 1977-07-13 JP JP1977093927U patent/JPS5822969Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018033336A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 井関農機株式会社 | 作業車両の原動部構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5421727U (ja) | 1979-02-13 |
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