JPS5822745B2 - カンコウザイリヨウノ ジゾクセイコウドウドウデンキオクシヨウキヨホウホウ - Google Patents

カンコウザイリヨウノ ジゾクセイコウドウドウデンキオクシヨウキヨホウホウ

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JPS5822745B2
JPS5822745B2 JP50101897A JP10189775A JPS5822745B2 JP S5822745 B2 JPS5822745 B2 JP S5822745B2 JP 50101897 A JP50101897 A JP 50101897A JP 10189775 A JP10189775 A JP 10189775A JP S5822745 B2 JPS5822745 B2 JP S5822745B2
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JP
Japan
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corona discharge
photosensitive material
seconds
memory
electrostatic printing
Prior art date
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JP50101897A
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JPS5226225A (en
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井上英一
大田勝一
中山隆男
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料を用い一度の画
像露光により多数枚の複写物を得る新規な静電印刷方法
に関する。
従来から酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料はカールソン法
で代表される電子写真法に使用されているが、その場合
、感光材料の帯電性および光感度等の点から一般に負コ
ロナ放電が使用されている。
一般の電子写真法においては感光材料の持続性光導電記
憶は光導電層の帯電をさせ難くするため欠点とされてい
たが、この欠点を逆に利用して一度の画像露光から多数
枚の静電印刷を行なう方法がいくつか提案されている。
これらの印刷方法においては一度、感光材料に記憶され
た持続性光導電性が不要になった際消去することが必要
である。
本発明者等は本出願前に酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料
に画像露光により一度、持続性光導電記憶を生じさせた
後、帯電、現像、転写、必要によりクリーニングを繰返
す同一画像での多数枚静電印刷方法においては、持続性
光導電記憶のための光感度、前記記憶の減衰を考慮する
と、前記の帯電として負コロナ帯電を使用するよりも正
コロナ帯電を使用した方が感光材料の持続性光導電記憶
に有効であることを見出し、特願昭50−43113号
(特開昭51−1.17635号公報)で新規な静電印
刷方法を提案した。
本発明はこの静電印刷方法をさらに発展させたものであ
る。
すなわち酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料をマスターとし
て、1枚のマスターにより複数回の印刷に供しうる静電
印刷方法を提供するものである。
即ち本発明は下記の通りである。
(1)酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料に a)画像露光後、正コロナ放電工程、現像工程及び転写
工程を繰り返すことにより所望枚数の静電印刷を行ない
、次いで b)前記感光材料に負コロナ放電または交流コロナ放電
を行なった後、上記a)の静電印刷を再び行なう ことを特徴とする静電印刷方法。
(2)酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料に、a)画像露光
後、正コロナ放電工程、現像工程及び転写工程を繰り返
すことにより所望枚数の静電印刷を行ない、次いで b)前記感光材料に加熱と負コロナ放電または加熱と交
流コロナ放電を行なった後、上記a)の静電印刷を再び
行なう ことを特徴とする静電印刷方法。
以下図に基づいて本発明を説明する。
第1図は酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料に生じせしめて
持続性光導電記憶を負コロナ放電によって消去できるこ
とを説明する曲線図である。
第2ゴ図は前記感光材料の負コロナ放電による持続性光
導電記憶の消去を第1図の場合と比較して説明する曲線
図である。
第1図において曲線aは、酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材
料の光導電層の表面に対して感光体表面:上、約1.5
CIrLの距離から+6KVの高電圧を印加したタング
ステン線電極よりコロナ放電を60秒間行ない帯電させ
たときの感光体表面電位の変化を表わしており、曲線す
は感光体にまず約201uxのタングステンランプの光
を約5秒間照射・しだ後(持続性光導電記憶の形成)、
上記と同様の条件の正コロナ放電を行ったときの表面電
位の変化を表わしたものである。
曲線c、dは約201ux、 5秒間タングステンラ
ンプで光を照射し、ついで−6KVのコロナ放電をそれ
ぞれ10秒間・及び30秒間行なった(記憶の消去)後
、更に+6KVのコロナ放電を行なったときの表面電位
の変化を表わしたものである。
曲線eは201ux、5秒間のタングステンランプで光
を照射して後の感光体を80℃で5秒間加熱し、ついで
−6KVのコロナ放電を10秒間行なった(記憶の消去
)後、更に+6KVで60秒間コロナ放電を行なったと
きの表面電位の変化を表わしたものである(なおa =
bの曲線で60秒後の部分は暗減衰を表わす)。
第2図において曲線Aは酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料
の光導電層の表面に対して感光体表面上、約1.5 c
mの距離から一6KVの高電圧を印加したタングステン
線電極よりコロナ放電を行ない帯電させた感光体表面電
位を表わしており、曲線Bは曲線Aで帯電させた感光体
に約501uxのタングステンランプの光を約20秒間
照射した後(記憶の形成)、上記と同様の条件の負コロ
ナ放電により帯電させた表面電位の変化を表わしたもの
である。
曲線C,DおよびEは曲線Bの露光後(記憶の形成)−
6KVのコロナ放電をそれぞれ10秒間、30秒、25
0秒間行なった後(記憶の消去)、更に一6KVで60
秒間コロナ放電を行なったときの表面電位の変化を表わ
したものである。
第1図の曲線すではいったん露光した場合、正コロナ放
電に対して消去されない持続性光導電記憶が生じている
ため、その後、正コロナ放電をい(ら行なっても感光材
料は全く帯電されない。
しかし曲線c、dより明らかなように上記持続性光導電
記憶のある感光材料に負コロナ放電を行なうことにより
前記記憶を消去することができ、再び正コロナ放電によ
り再度帯電することができるようになることが理解でき
る。
なお感光材料の持続性光導電記憶は負コロナ放電と加熱
を併用すると放電時間が短縮されることが曲線eによっ
て説明できる。
一方第2図のような負コロナ放電を印刷に用いた場合、
持続性光導電記憶はすぐに消去されてしまうため静電印
刷し得ないことが理解される。
以上のことから感光材料に画像状の持続性光導電記憶を
付与し、正コロナ放電を用いて静電印刷を行ない、その
後肢記憶を負コロナ放電により消去して、再度静電印刷
に供しうることか明らかである。
更に放電印刷後の残留持続性光導電記憶パターンの消去
に加熱と負コロナ放電を併用するとより有効である。
なお交流コロナ放電も負コロナ放電と同様有効□であっ
た。
本発明の加熱方法は熱板、熱風、赤外線照射、電熱等倒
れの方法でもよい。
加熱は光導電層を約40℃以上で10秒間以上行なえば
よいが、加熱時間の輝線および実用性を考慮すると60
〜250℃で2〜3秒間であればよい。
なお静電印刷後の持続性光導電記憶の消去方法における
加熱とコロナ放電は以下のいずれの方法で行なっても良
い結果が得られた。
(a) 負コロナ放電または交流コロナ放電と加熱を
同時に行なう方法。
(b) 負コロナ放電または交流コロナ放電と加熱を
交互に行なう方法。
この場合加熱を先にコロナ放電を後に行なうようにする
(c) 加熱を行なった後、負コロナ放電または交流
コロナ放電を行なう方法。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1 酸化亜鉛(正量化学■製5X−8N)101、(スチレ
ン−ブチルアクリレート〜エチルアクリレート〜ヒドロ
キシエチルメタアクリレート〜アクリル酸共重合体)溶
液(日本ライヒホールド社製固形分50係)100.!
ii’、トルエン150gをホールミルで24日間混合
分散後、この分散液ICB9にローダミ7B 6m9、
メタノール2g、安息香酸200■を添加し超音波分散
機で30秒間分散させた後、アルミ蒸着ポリエステルフ
ィルム上に塗布乾燥し、膜厚約16μの光導電層を有す
る電子写真感光材料を作成した。
次にこの感光材料に+6KVの放電電位でコロ・す放電
を行なったところ、+30ovの帯電電位が得られた。
なおこの感光材料の30秒後の電荷保持率(暗減衰)は
80チであった。
更にこの感光体の約501uX−8ecのタングステン
光による照射を行なった後、+6に■のコロナ放電をA
t、・たところ、帯電は行なわれず光導電層に光導電記
憶が形成されていることが判った。
一方、露光した感光材料に一6KVの放電電位で30秒
間コロナ放電を行なった後、+6Kvの放電電位でコロ
ナ放電させると再び+300Vの・帯電が行なわれ持続
性光導電記憶の消去が行なわれた。
感光材料の電荷保持率、持続導電性効果の記憶および光
感度等には変化がみられなかった。
実施例 2 実施例1で作成した感光材料に501uX−8ec・の
光照射後、暗所で70°Cの熱板に5秒間接触させ、つ
いでこの温度で50サイクル6KVの交流のコロナ放電
を10秒間行ない、引続き+6KVのコロナ放電を行な
ったところ、元の帯電電位300■を示し、電荷保持率
、光減衰ともに初期の静電特性に回復した。
実施例 3 実施例1の感光材料の作成法においてローダミンBの代
りにアシッドバイオレット107%を用いた他は同様に
して電子写真感光材料を作成した。
この感光材料にタングステンランプで1001ux・s
ecで画像露光を施した後、+6Kvの放電電位で帯電
せしめ、トナー現像、転写、クリーニングの繰返しで5
0枚の静電印刷を行なった。
次いで感光材料の光導電層表面をクリーニングし、暗所
で100°Cの熱板と5秒間接触させ、この温度で一6
KVの放電電位でコロナ放電を行って前の持続性光導電
記憶を消去した。
再び、別の原稿を用いて画像露光を行なった後、+6K
Vのコロナ放電による帯電、トナー、現像、転写、クリ
ーニングの繰返しで静電印刷を行なったところ、前記別
の原稿画像に忠実な鮮明印刷物が得られた。
実施例 4 実施例1で作成した感光材料に+6KVの放電電位でコ
ロナ放電を行なったところ、+3oovの帯電電位が得
られた。
更にこの感光体に約5゜1uX−8ecのタングステン
光による照射を行なった後、50サイクル6KVの交流
コロナ放電を30秒間施して感光材料の持続性光導電記
憶を消去した。
ついで+6KVで更にコロナ放電を行なったところ+3
00vの帯電電位が得られた。
実施例 5 実施例1で作成した感光材料に+6KVの放電電位でコ
ロナ放電を行ない、ついでこの感光体を約501uX−
8ecのタングステン光により照射を行なった後、80
°Cで5秒間加熱を行なった後、50サイクル6KVの
交流コロナ放電を10秒間施して感光材料の持続性光導
電記憶を消去した。
ついで+6に■で更にコロナ放電を行なったところ+3
00■の帯電電位が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料に正コロナ放電
を行なうことにより生じた持続性光導電記憶を負コロナ
放電によって消去できることを示す曲線図、第2図は前
記感光材料の負コロナ放電による持続性光導電記憶の消
去を示す曲線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料に a)画像露光後、正コロナ放電工程、現像工程及び転写
    工程を繰り返すことにより所望枚数の静電印刷を行ない
    、次いで b)前記感光材料に負コロナ放電または交流コロナ放電
    を行なった後、上記a)の静電印刷を再び行なう ことを特徴とする静電印刷方法。 2 酸化亜鉛〜樹脂分散系感光材料に、 a)画像露光後、正コロナ放電工程、現像工程及び転写
    工程を繰り返すことにより所望枚数の静電印刷を行ない
    、次いで b)前記感光材料に加熱と負コロナ放電または加熱と交
    流コロナ放電を行なった後、上記a)の静電印刷を再び
    行なう ことを特徴とする静電印刷方法。
JP50101897A 1975-08-22 1975-08-22 カンコウザイリヨウノ ジゾクセイコウドウドウデンキオクシヨウキヨホウホウ Expired JPS5822745B2 (ja)

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