JPS5822622Y2 - 大小二連枕 - Google Patents

大小二連枕

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JPS5822622Y2
JPS5822622Y2 JP1980046390U JP4639080U JPS5822622Y2 JP S5822622 Y2 JPS5822622 Y2 JP S5822622Y2 JP 1980046390 U JP1980046390 U JP 1980046390U JP 4639080 U JP4639080 U JP 4639080U JP S5822622 Y2 JPS5822622 Y2 JP S5822622Y2
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JP
Japan
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pillow
bodies
small
elastic
pillows
Prior art date
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JP1980046390U
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English (en)
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JPS56148269U (ja
Inventor
茂徳 久島
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大小二連枕に係り、特にその高さ、弾性、通気
、頭や首の当り具合いを幅広く所望の感覚に合わせて調
節使用でき、しかも枕体の蓄熱を冷す効果のよい多用型
の大小二連枕に関するものである。
従来、一般に用いられてきた枕は、その高さ、長さ等の
大きさ寸法は別として、精々中味を、例えば、そばから
、小豆、スポンジ等に変えてその硬軟に変化を持たせる
工夫位であって、眠る時、横になって身体を休める時、
人が頭や首をただ支えて載せる台としてのみ考えられ枕
自体を軽視していた欠陥があった。
しかもこれらの枕を布団の上にただ平面的に密着させて
いた型のものが多く、通気、冷却放熱、屈折性、柔軟性
、弾性、快適さの多様な変化を与えることを不可能にし
、又無視して来た。
さらに、昔から箱枕、水枕、氷枕、空気柱等もあったが
、何れも用途、すなわち使用態様が限定され、又決して
快適なものではなかった。
本考案は、以上の欠点を除去し、高低2段の扁平型のほ
か、合掌鞍型、二階建型等の所望の多用型にして、その
高さ、弾性、硬軟、通気、頭や首の当り具合いを幅広く
所望の感覚に合わせて調節使用でき、しかも枕体の蓄熱
を冷す効果のよい大小二連枕を提供しようとするもので
ある。
すなわち、本考案は、いわば、80年代に適した、考え
る、眠る、食う、働く、学ぶの五挙の変化を持つ、屈折
、柔軟、通気、冷却放熱、安眠、安全等の板厚の進歩を
計った大小二連枕又は蝶番型親子枕を得ることばある。
本考案は、その一実施例を第1〜3図でみるように、大
小2個の略々筒状の枕体3,4を並列に両者の側面に沿
って連結して成る大小二連枕において、全円周縁の一部
を残して周縁5に軸線に略々垂直方向に複数個の切込み
横溝1を設けた弾性管体2を、蝶番軸としてこの左右に
前記両枕体3,4を蝶番型に取付け、前記枕体3,4を
所望の扁平型、合掌鞍型、二階建型に回動形成し、これ
に頭を載せ当りに弾性を持たせて使用可能ならしめると
共に、前記枕体3,4の蓄熱を冷す効果を良好にしたこ
とを特徴とす。
しかして、本考案に係る前記弾性管体2としては、普通
には、水道用ゴムホースを用い、強度的にや・肉厚のも
のが好適である。
このゴムホース2の外壁5にその軸線に略々直角・方向
にかつ全円周縁の一部を”残して(すなわち−周してい
ない)所望め深さを有する切込み横溝1を所望の間隔を
おいて複数個設け、る(第2図参照)。
この切込み横溝1の深さは、管体2の周壁5め厚さtを
+位残すものが好ましい。
もつと深く切込み横溝1を設けて周壁5の厚さを残す部
分を少なくすると、管体2自体が剛性を失い、強度的に
弱まり、極端な場合切断されてしまうおそれも生ずるの
で、不可である。
又、逆に切込み溝の深さが浅いと柔軟性、通気性(放熱
器的な冷却効果)が劣る傾向になる(第3図a参照)。
又、前記水道用ホースよりもさらに厚肉のゴム管等を用
いた場合には、これらの切込み横溝1の深さが、中心部
の透通孔、すなわち管体2の内部6にまで一部達するよ
うにすることもできる。
この場合には通気性がさらによくなる。
勿論、管体2であるから、この中に強制通風させること
も可能である(第3図す参照)。
いずれにせよ、この弾性管体2は、恰もピアノの鍵の如
く頭を載せた場合の重みで押圧され次々とその部分が凹
むのが好ましい。
又冷却効果からも良い。
又、このような切込み横溝1をその外壁5に設けた弾性
管体2は、それ自体が弾性及び柔軟屈折性を保持しかつ
管内部6及び周壁5の切込み横溝1の空気の流通による
冷却効果を促すと共に、後述の大小枕体3,4を取付け
る蝶番軸の作用をなす。
なお、この場合の弾性管体2の冷却効果とは、次の如く
である。
(イ)弾性管体2内には常に空気が流動して、吸熱作用
があるから枕3,4を冷し温めない。
(ロ)弾性管体2が押圧されると切込み横溝1の部分か
ら空気が出入又は通過するので、枕体の受た頭熱を冷し
温めない。
(ハ)弾性管体2に圧縮回復力があるので頭をのせ左右
に動かしたり又寝返りの時など、恰かもピアノの鍵の如
く凹んだり、凸起して切込みから空気が出入りして代わ
るので、枕体の頭熱を冷し温めない。
(ニ)枕体3,4に弾性管三本2,8.9を組み入れる
と、(第4図、第5図参照)中心の一本2が蝶番軸で、
これを頂点として合掌鞍型にすると、両端の弾性管8,
9が両の脚となり、大と小の枕体3,4が対面して対立
するから、底辺えの対面面積が小さくなるので、枕体か
ら熱の発散が良くなり、弾性管体組み入れのために枕体
の熱を冷し温めない。
(ホ)対立した枕体3,4と、弾性管体8,9の脚の抵
抗で枕体の底辺部に空間が出来るので、頭をのせても隙
間を通して換気孔となり、空気が出入りして枕体3,4
に伝わる頭熱を冷し温めない効果となる。
次に、弾性管体2を蝶番軸として、これらの両側に枕体
3,4をそれぞれ取付けるには、これらの枕体3,4の
外皮7が布、ござ等の織編物や、通気性の皮等から作ら
れているため、前記の弾性管体2の切込み横溝1を取付
けに際しての掛合具として利用することができる。
例えば、紐でかがり付けて結ぶ、糸で縫い込んでしばる
、針金で布に孔をあけて前記の横溝1に留めること等に
よって適当に、がつ簡単に掛合してこれに取付けること
ができる(何れも図示せず)。
又、場合によっては、強力な適当な接着剤(図示せず)
によってそれぞれ互いに接着させることも可能である。
又、例えば、実際の例として、全長33cmのゴムホー
ス2に5mm間隔に、約1mm幅の切込み横溝1を55
個設けたものを用いることができる。
次に、前記ゴム管の両側に蝶番型に取付ける大小2個の
略々筒状の枕体3,4は、その外皮7として、通気性の
布製が好適で、中味は、そばから、小豆、大豆、はとむ
ぎ、硬質ウレタンフオーム片、軟質ウレタンフオーム片
、ゴムスポンジ等を充填し、所望の形状と硬さと弾性と
を保持させる。
又この枕体3,4全体に好みにより弾性を持たせること
もできるが、通常は、前記のそばから等を充填しておい
て、如何なる形にも外圧により変形できるようなものに
しておくと便利である。
この筒状の枕体3,4は、普通中実円筒体が好適である
が、米袋、土のうの形状のものでも用いることができる
前記のゴムホース2を、第4図及び第5図のように、そ
れぞれの枕体3,4に取付けるには外皮7の布に糸(図
示せず)でかがって簡単に縫い付ける。
ゴムホース8,9についても同様にする。又、布にて二
枚型にして(長さ47cm程度)、大の枕体3の部分(
幅約21cm程度)と、小の枕体4の部分(幅約15c
m程度)とに区分し、その間にミシン糸縫込み袋(幅約
4cm程度)を作り、前記ゴムホース2を押し込み、大
小枕体の両側にも同様に幅4cnn程度のミシン縫糸袋
をそれぞれ作り、同様にゴムホース8及び9をそれぞれ
押し込み糸でそれぞれ止めてこれらのゴムホースが抜は
出さないように固着する。
次に大、小二連枕3,4の大きさの比率は、例えば円筒
体の場合なら、大枚(又は親杭)3の直径を10とする
と、小枝(手枕)4の直径を5〜8とする。
−例として、大枚3の直径21cm、小枝4の直径15
crn、両柱の長さをそれぞれ47crnとして快適な
二連枕3,4が得られる。
なお、他の実施例として第4〜5図に見られるように、
大小枝3,4共、それぞれ取付けられている弾性管体2
の位置に略々対向した枕体3,4の位置に、前述のよう
に、それぞれ類似の弾性管体8,9を1本宛取付けこれ
をそれぞれ巻込み脚として用いることもできる。
すなわち、例えば、永い使用により枕体3,4の外皮7
にゆるみ等が生じた場合には、この管体8,9を巻込ん
で外皮7のゆるみをなくすこともできる。
又、大小枕体3,4にて合掌鞍型に形成し用いる場合に
は、これらの2本の管体8゜9は枕3,4の底部脚とな
る。
この場合の実際の製作方法の手順の一例を極く簡単にま
とめて述べると次の如くなる。
先ず、枕生地を折り返し、2枚合わせとして端から縦4
cm、横47cm幅の袋縫をした中に、長さ33cmの
55個所表面を切り込んだ水道用ホース(この場合ホー
ス周壁の約+の部分を残す。
以下同じ)を組み入れる。
次いで、縦21cm、横47cm幅の袋縫をした中に、
そばからを入れて大(親)の枕とする。
次いで、1m 4 cm、横47cm幅の袋縫をした中
に、長さ33cmの55個所表面を切り込んだ水道用ホ
ースを組み入れる。
次いで、縦15cm、横47cm幅の袋縫をした中に、
そばからを入れて小(子)の枕とする。
次いで、縦4cm、横47cm幅の袋縫をした中に、長
さ33cmの55個所表面を込り込んだ水道用ホースを
組み入れる。
又、本考案に係る大小二連枕の使い方は、種々変化に富
んだ多様なものであるが、簡単に述べれば次の如くであ
る。
(イ)平らに伸ばして使えば、小枝を使えば低く、大枚
を使えば高くして使える。
(ロ)大枚を下に、小枝を上に二階離型に積み上げた形
状にして使えば、さらに高くして使える。
この場合、弾性管体2の部分を首から後頭部に当てがい
、頭を左右又は前後に動かして指圧の効果を発揮させる
こともできる。
(ハ)任意の角度に大小二枕体を合掌鞍型にして快適に
使える。
(ニ)その他合掌鞍型にしたものを内側にかつ縦方向に
頭を載せて安定して使える。
以上述べた如く本考案によれば、所望の多用型にして、
その高さ、弾性、硬軟、通気、頭や首の当り具合いを幅
広く所望の感覚に合わせて調節使用できるほか、冷却放
熱効果も十分な枕を提供することができる。
上記の如く多用型に変えて使用できる条件を具えた楽し
い枕を用いることは80年代から90年代に向かう進歩
にかまえた考えにかなうものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は本考
案の一実施例に係る弾性管体すなわち表面に切込み横溝
を設けた水道用ゴムホースの一部を拡大して示す斜視図
、第3a、3b図はそれぞれ第2図のゴムホースの異な
る実施例の一部の拡大縦断面略図、第4図は本考案の他
の実施例の合掌鞍型に形成した大小連枕の頭を載せるべ
き外側を示す斜視図、第5図は同じくその内側を示す斜
視図である。 1・・・・・・切込み横溝、2・・・・・・弾性管体(
水道用ゴムホース)、3・・・・・・大きい方の枕体、
4・・・・・・小さい方の枕体、5・・・・・・管体2
の外壁すなわち周壁、6・・・・・・管体2の内部、7
・・・・・・枕体3,4の外皮、8,9・・・・・・弾
性管体(枕3,4の底部脚)、t・・・・・・管体2の
壁の厚み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大小2個の略々筒状の枕体3,4を並列に両者の側面に
    沿って連結して成る大小二連枕において、全円周縁の一
    部を残して周壁5に軸線に略々垂直方向に複数個の切込
    み横溝1を設けた弾性管体2を、蝶番軸としてこの左右
    に前記両枕体3,4を蝶番型に取付けてなる、ことを特
    徴とする大小二連枕。
JP1980046390U 1980-04-08 1980-04-08 大小二連枕 Expired JPS5822622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980046390U JPS5822622Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 大小二連枕

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980046390U JPS5822622Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 大小二連枕

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56148269U JPS56148269U (ja) 1981-11-07
JPS5822622Y2 true JPS5822622Y2 (ja) 1983-05-14

Family

ID=29641420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980046390U Expired JPS5822622Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 大小二連枕

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822622Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898414U (ja) * 1972-02-22 1973-11-21
JPS48108911U (ja) * 1972-03-16 1973-12-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56148269U (ja) 1981-11-07

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