JPS5822593Y2 - 木製抽斗の取付装置 - Google Patents
木製抽斗の取付装置Info
- Publication number
- JPS5822593Y2 JPS5822593Y2 JP1979123742U JP12374279U JPS5822593Y2 JP S5822593 Y2 JPS5822593 Y2 JP S5822593Y2 JP 1979123742 U JP1979123742 U JP 1979123742U JP 12374279 U JP12374279 U JP 12374279U JP S5822593 Y2 JPS5822593 Y2 JP S5822593Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- rail
- side plate
- suspension
- outer rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は木製抽斗の取付装置に関するもので、抽斗サス
ペンションのために抽斗側板外面と家具本体の側壁内面
との間に確保すべき隙間を、木製抽斗特有の側板の大き
な厚みを有効に活用することによって最小限に小さくで
き、これによって抽斗容積を拡大しつるようにせんとす
るものであり、その構成は次の通りである。
ペンションのために抽斗側板外面と家具本体の側壁内面
との間に確保すべき隙間を、木製抽斗特有の側板の大き
な厚みを有効に活用することによって最小限に小さくで
き、これによって抽斗容積を拡大しつるようにせんとす
るものであり、その構成は次の通りである。
本考案は、家具本体の側壁内面に取付けられるインナー
レールと、抽斗側板の外面に取付けられるアウターレー
ルと、該両レール間に介在させた転動体から戊るサスペ
ンションを介して木製抽斗を家具本体内に取付ける木製
抽斗の取付装置であって、上記抽斗側板の外面に、該側
板の厚み範囲内において前後方向に沿って、上記サスペ
ンションにおけるアウターレールを完全に収容しうる幅
および深さ寸法をもったレール嵌合溝を凹設し、アウタ
ーレールをこの嵌合溝に嵌合させた状態で抽斗側板に取
付けてなることを特徴とする木製抽斗の取付装置である
。
レールと、抽斗側板の外面に取付けられるアウターレー
ルと、該両レール間に介在させた転動体から戊るサスペ
ンションを介して木製抽斗を家具本体内に取付ける木製
抽斗の取付装置であって、上記抽斗側板の外面に、該側
板の厚み範囲内において前後方向に沿って、上記サスペ
ンションにおけるアウターレールを完全に収容しうる幅
および深さ寸法をもったレール嵌合溝を凹設し、アウタ
ーレールをこの嵌合溝に嵌合させた状態で抽斗側板に取
付けてなることを特徴とする木製抽斗の取付装置である
。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
1.1はタンス等の木製家具本体の側壁(以下、本体側
壁と略記する)、2は木製抽斗、21.21は該抽斗2
の側板、3は同抽斗2のサスペンションである。
壁と略記する)、2は木製抽斗、21.21は該抽斗2
の側板、3は同抽斗2のサスペンションである。
このサスペンション3は、アウターレール31と、これ
にスライド自在に嵌入させたインナーレール32と、こ
の両レール31.32間に介在させた転動体としての多
数のボール33・・・・・・とから成り、アウターレー
ル31が可動レールとして抽斗側板21に、インナーレ
ール32が固定レールとして本体側壁1にそれぞれ取付
けられる。
にスライド自在に嵌入させたインナーレール32と、こ
の両レール31.32間に介在させた転動体としての多
数のボール33・・・・・・とから成り、アウターレー
ル31が可動レールとして抽斗側板21に、インナーレ
ール32が固定レールとして本体側壁1にそれぞれ取付
けられる。
34はリテーナである。
アウターレール31が取付けられる抽斗側板21は、木
製抽斗に特有の、アウターレール31の厚み以上の大き
な厚み寸法を有しており、この抽斗側板21の外面にレ
ール嵌合溝4を前後方向全長に亙って凹設している。
製抽斗に特有の、アウターレール31の厚み以上の大き
な厚み寸法を有しており、この抽斗側板21の外面にレ
ール嵌合溝4を前後方向全長に亙って凹設している。
しかして、アウターレール31をこのレール嵌合溝4に
嵌入した状態で抽斗側板21にねし止めし、インナーレ
ール32を本体側壁1の内面にねし止めすることにより
、抽斗2をサスペンション3を介して家具本体内に出し
入れ自在に取付けている。
嵌入した状態で抽斗側板21にねし止めし、インナーレ
ール32を本体側壁1の内面にねし止めすることにより
、抽斗2をサスペンション3を介して家具本体内に出し
入れ自在に取付けている。
なお、この抽斗取付時には、通常、インナーレール32
を本体側壁1の内面に木ねじ5等によって止めつけた後
、抽斗側板21をアウターレール31に皿ねじ6によっ
て着脱可能に取付ける。
を本体側壁1の内面に木ねじ5等によって止めつけた後
、抽斗側板21をアウターレール31に皿ねじ6によっ
て着脱可能に取付ける。
そして、抽斗2を本体外に抜き出すときは、皿ねじ6を
ゆるめて抽斗側板21をアウターレール31から分離さ
せればよい。
ゆるめて抽斗側板21をアウターレール31から分離さ
せればよい。
但し、本考案においては、本体側壁1および抽斗側板2
1に対するサスペンション3の取付手段は上記以外に適
宜変更して差支えない。
1に対するサスペンション3の取付手段は上記以外に適
宜変更して差支えない。
抽斗側板21のレール嵌合溝4は、アウターレール31
の幅および厚みとほぼ等しい幅および深さ、すなわちア
ウタ−レール31全体を完全に収容しうるような幅およ
び深さ寸法をもって凹設している。
の幅および厚みとほぼ等しい幅および深さ、すなわちア
ウタ−レール31全体を完全に収容しうるような幅およ
び深さ寸法をもって凹設している。
従って、上記抽斗取付状態でサスペンション3は、アウ
ターレール31から厚み方向に若干突出したインナーレ
ール32の当該突出寸法骨だけが抽斗側板21と本体側
壁1との間に露われることとなる。
ターレール31から厚み方向に若干突出したインナーレ
ール32の当該突出寸法骨だけが抽斗側板21と本体側
壁1との間に露われることとなる。
このため、該抽斗側板21と本体側壁1との間に確保す
べきサスペンションのための隙間Sが非常に小さくなる
。
べきサスペンションのための隙間Sが非常に小さくなる
。
しかし、アウターレール31にインナーレール32を嵌
入させてなるこのサスペンション3の場合、固定、可動
側レールが左右に相対向して配置されるサスペンション
等と比較して、元々全体厚みが小さい。
入させてなるこのサスペンション3の場合、固定、可動
側レールが左右に相対向して配置されるサスペンション
等と比較して、元々全体厚みが小さい。
このため、上記隙間Sの寸法は、抽斗2の出し入れ運転
のために本来要すべきクリアランス程度となり、従って
サスペンション3のためだけに確保されるべき隙間は実
質的には零となる。
のために本来要すべきクリアランス程度となり、従って
サスペンション3のためだけに確保されるべき隙間は実
質的には零となる。
これにより、上記隙間の縮小分、抽斗2の幅寸法を大き
くして抽斗容積を拡大することが可能となる。
くして抽斗容積を拡大することが可能となる。
また、サスペンション3のアウターレール31はレール
嵌合溝4に嵌合されることによって上下方向に位置固定
されるため、該レール31は要は前後方向に確実に固定
できればよい。
嵌合溝4に嵌合されることによって上下方向に位置固定
されるため、該レール31は要は前後方向に確実に固定
できればよい。
従って、抽斗側板21に対するこのアウターレール31
の取付けに際して、たとえばその中央部分−個所のみを
ねじ止めするだけでも充分安定な取付状態が得られる。
の取付けに際して、たとえばその中央部分−個所のみを
ねじ止めするだけでも充分安定な取付状態が得られる。
このため、抽斗2に対するサスペンション3の取付作業
いいかえればサスペンション3を介した抽斗2の取付作
業が簡単となる。
いいかえればサスペンション3を介した抽斗2の取付作
業が簡単となる。
また、前記した抽斗2の抜き取りに際しても有利となる
。
。
上記のように本考案によれば、アウターレールを木製抽
斗の側板外面に凹設したレール嵌合溝に嵌合させた状態
で該側板に取付けることによって、サスペンションのた
めに確保すべき抽斗側板と家具本体側壁との間の隙間を
最小限、すなわち抽斗の出し入れ運動に元々要すべき隙
間寸法(従ってサスペンション専用隙間は実質的に零)
とすることができ、これにより抽斗の幅を大きくし得て
抽斗容積を拡大させることが可能となるものである。
斗の側板外面に凹設したレール嵌合溝に嵌合させた状態
で該側板に取付けることによって、サスペンションのた
めに確保すべき抽斗側板と家具本体側壁との間の隙間を
最小限、すなわち抽斗の出し入れ運動に元々要すべき隙
間寸法(従ってサスペンション専用隙間は実質的に零)
とすることができ、これにより抽斗の幅を大きくし得て
抽斗容積を拡大させることが可能となるものである。
いいかえれば、木製抽斗においては、該抽斗特有の厚い
側板によって抽斗容積が減殺されるという不利点があっ
たが、本考案はこの不利点を逆手に取り、側板の厚みを
サスペンションの設置空間として有効に活用することに
より、木製抽斗の特質を活かしながら、抽斗容積を金属
製抽斗のそれに近い大きさに拡大させることを可能とし
たものである。
側板によって抽斗容積が減殺されるという不利点があっ
たが、本考案はこの不利点を逆手に取り、側板の厚みを
サスペンションの設置空間として有効に活用することに
より、木製抽斗の特質を活かしながら、抽斗容積を金属
製抽斗のそれに近い大きさに拡大させることを可能とし
たものである。
また、アウターレールをレール嵌合溝に嵌合させること
によって該レールを上下方向に位置固定できるため、抽
斗に対するサスペンションの取付作業が簡単となる。
によって該レールを上下方向に位置固定できるため、抽
斗に対するサスペンションの取付作業が簡単となる。
図は本考案の実施例を示し、第1図は概略的縦断正面図
、第2図は一部拡大断面図、第3図は抽斗とサスペンシ
ョンの分解斜視図である。 1・・・・・・家具本体の側壁、2・・・・・・抽斗、
21・・・・・・抽斗側板、3・・・・・・サスペンシ
ョン、31・・・・・・アウターレール、32・・・・
・・インナーレール、33・・・・・・転動体としての
ボール、4・・・・・・レール嵌合溝。
、第2図は一部拡大断面図、第3図は抽斗とサスペンシ
ョンの分解斜視図である。 1・・・・・・家具本体の側壁、2・・・・・・抽斗、
21・・・・・・抽斗側板、3・・・・・・サスペンシ
ョン、31・・・・・・アウターレール、32・・・・
・・インナーレール、33・・・・・・転動体としての
ボール、4・・・・・・レール嵌合溝。
Claims (1)
- 家具本体の側壁内面に取付けられるインナーレールと、
抽斗側板の外面に取付けられるアウターレールと、該両
レール間に介在させた転動体とから戊るサスペンション
を介して木製抽斗を家具本体内に取付ける木製抽斗の取
付装置であって、上記抽斗側板の外面に、該側板の厚み
範囲内において前後方向に沿って、上記サスペンション
におけるアウターレールを完全に収容しうる幅および深
さ寸法をもったレール嵌合溝を凹設し、アウターレール
を該レール嵌合溝に嵌合させた状態で抽斗側板に取付け
てなることを特徴とする木製抽斗の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979123742U JPS5822593Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | 木製抽斗の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979123742U JPS5822593Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | 木製抽斗の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5642142U JPS5642142U (ja) | 1981-04-17 |
JPS5822593Y2 true JPS5822593Y2 (ja) | 1983-05-14 |
Family
ID=29355669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979123742U Expired JPS5822593Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 | 木製抽斗の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822593Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5939277U (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-13 | 株式会社明治ゴム化成 | 履帯パツド |
DE3245209C2 (de) * | 1982-12-07 | 1986-03-20 | Nixdorf Computer Ag, 4790 Paderborn | Teleskopschiene für Schubfächer und dgl. |
AT387895B (de) * | 1983-05-03 | 1989-03-28 | Blum Gmbh Julius | Ausziehfuehrungsgarnitur fuer schubladen od. dgl. |
JP5013936B2 (ja) * | 2007-04-17 | 2012-08-29 | 三菱電機株式会社 | グリルユニット及びこれを備えた加熱調理器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50132325U (ja) * | 1974-04-16 | 1975-10-30 | ||
JPS5248908Y2 (ja) * | 1975-04-11 | 1977-11-08 |
-
1979
- 1979-09-06 JP JP1979123742U patent/JPS5822593Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50132325U (ja) * | 1974-04-16 | 1975-10-30 | ||
JPS5248908Y2 (ja) * | 1975-04-11 | 1977-11-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5642142U (ja) | 1981-04-17 |
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