JPS58225096A - 4′−デメチル−エピポドフイロトキシン−β−D−エチリデングルコシドの新規製造法 - Google Patents

4′−デメチル−エピポドフイロトキシン−β−D−エチリデングルコシドの新規製造法

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JPS58225096A
JPS58225096A JP10852782A JP10852782A JPS58225096A JP S58225096 A JPS58225096 A JP S58225096A JP 10852782 A JP10852782 A JP 10852782A JP 10852782 A JP10852782 A JP 10852782A JP S58225096 A JPS58225096 A JP S58225096A
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halogenoethoxycarbonyl
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epipodophyllotoxin
demethyl
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加藤 国基
Masanobu Suzuki
政信 鈴木
Katsuhiko Kurabayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は4′−ハロゲンエトキシカルボニル−4′−デ
メテルーエビポドフイロトキシンーβ−D−。
2.3−ジー0−ハロゲノエトキシカルボニル−4゜6
−エチリデングルコシド(1)のハロゲノエトキシカル
ボニル基を還元により除去することを特徴とする4′−
デメチルエピポドフィロトキシン−β−D−エチリデン
グルコシド(■)の製造法に関する。
(1)                 (1)C式
中Xはハロゲンを示し、m ld O−2の整数、n 
ii l −3の整数であり、かつm + n : 3
である)で表わ°サワるハロゲノエトキシカルボニル基
ヲ示す〕 上記式(1)で示これる化合物は抗M瘍活性を有する植
物成分ポドフィロトキシンから誘導される新規物質であ
り、又、−上記式(■)で示さjする化合物はVP−1
6と呼ばわ、抗腫瘍活性を有し、制癌剤として有用な物
質である。
化合物(m)の製造法としては次の工程によるものが既
に知られている。(特公昭46−3’7B3’i’号公
報診照) (Ill) (式中Rはホルミル又はアセチル、mθは前記と同じ、
φはフェニル基を示す。) しかしながらこの方法はRの除去に長時間を要し、20
−30時間反応させてもその除去は完全になしえないた
め、収率が悪く、又、Rの除去お、1’ U 4’ −
位のカルボベンゾキシ基の除去という2王程を必要とし
、ざらにカルボベンゾキシ基ヲ除去するに当り、パラジ
ウム−木炭を触媒に用いる為に、大biの合成の場合反
応が完結しにくかったり、又触媒除去の際発火等の危険
性がある等の欠点を崩しでおり、T条約製法としては好
ましくない。
−そこで本発明者らは上記欠点のない化合物(If)の
製法について種々検討した結果、式(1)で示さJ]る
化合物を原料とすると、2位、3位および4′−位の水
酸基の保護基であるノ・ロゲノエI・キシカルボニル基
Aの除去を〇−室温程度の温和な条件で15分−2時間
という短時間で1.−挙にしかも安全に行うことができ
、収率よく肖純度で化合物(11)が製J告できること
を見い出した。
本発明はl:6ピ知見に基づいて兇成されたものである
本発明において2−位、3−位および4′−位のハロゲ
ンエトキシカルボニル基Aは同一であってもよく、又、
異なっていてもよい。Xとしては塩素、臭素、ヨウ素な
どがあげられる。・・ロゲノエトキシカルポニル基とし
てはそのβ−位に塩素、臭素、ヨウ素を1−3個有する
ものが好ましく、例えばβ−アイオドエトキシカルボニ
ル基、β、β−ジクロロエトキシカルボニル基、β、β
、β−トリクロロエトキシカルボニル基、β、β、β−
トリブロモエトキシカルボニル基などがあげられるが、
β。
β、β−トリクロロエトキシカルボニル基が好ましい0 本発明において還元は例えば電解還元法により、又は亜
鉛系の触媒を用いる方法などにより行なわれる。亜鉛系
の触媒としては例えば亜鉛末、亜鉛−銅、亜鉛−銀、亜
鉛−水銀などをあげることができる。その使用部は化合
物(1)に対し、5〇−150W/W %程度で充分で
ある。又、溶媒としては酢酸、メタノール、エタノール
等の有機酸又はアルコール類が使用され、場合により補
助賠媒として水、ジオキサン、テトラヒドロフランなど
を用いてもよい。反応温度は特に限定されないが酢酸の
場合はO℃〜室温、アルコールの場合は還流温度で行な
われる。反応に要する時間は用いる溶媒、温度により異
なるが15分〜2時間が適当である。
本発明方法によるとハロゲノエトキシカルボニルノ、l
の除去が極めて容易におこなわれるので、目的物(11
)を高純度で得ることができる。そのため、反Lj、、
終r後の精製も極めて容易であり、例えば単に水で6;
浄し、必要ならば簡単な再結晶をするだけで充分である
本発明において出発原料として使用する式日)の化合物
は植物Podophyllum emodi Wall
  が生産する抗11+lIm活「1物質ポドフイロト
キシンから得ら7する4′−デメチル−エピポドフィロ
トキシン(IN)(牛5公昭4.3−6469号公報参
照)を原料とし、例えば次の反応経路を経て合成される
−−−−−−一−−−−−→ (1) 〔式中A、msは前記と同じ〕 即ち、4′−デメテルーエビボドフィロトキシン(N)
に不活性溶媒中でハロゲノエトキシカルボニルクロリド
を反応させてイqられる4′−ハロゲノエトキシカルボ
ニル−4′−デメテルーエビボドフィロトキシン(V)
を三弗化硼素エチルエーテレートの存在下、不活性な有
機溶媒中、0℃より低い温度で4.6−0−エチリデン
−2,3−ジー0−ハロゲノエトキシカルボニル−β−
D−グルコビラノース(■)と縮合させることにより(
1)を合成した。
ここで、化合物(Vl)は新規化合物であり、4,6−
〇−エテリテンー1−0−ベンジルオキシカルボニル−
β−D−グルコビラノース(■])を原料トし、例えば
次の反応経路を軒で合成される。
(Vll)              (■)A (Vl) 〔式中A、φt41前記と同じ〕 即ち、4.6−0−エチリデン−1−0−ペンジルレオ
キン力ルボニルーβ−D−グルコビラノースを小話t7
1.溶媒中、例えばノ・ロゲノエトキシカルポニルクロ
リドと反応させて4. 6 − 0−エチ1ノデンー1
−0−ベンジルオキシカルボニル−2.3−シ0−ハロ
ゲノエトキシカルボニル−β−11−グルコビラノース
(X引とし、次いで接触還元すればよい。
以下に実施例、1シびに参考例を掌げて本発明を具体的
に説明する。
実施例 4′−デメテルーエピボドフイロトキシンーβ−り一エ
テリデングルコシド(n)の製法4′−β,β,βート
リクロロエトキシカルボニル−4′−デメチル−エピポ
ドフィロトキシン−βーDー2,3ージー0ーβ,β,
β−トリクロロエトキンカルボニル−4,’6ー0ーエ
チリテングルコント(1)(100y)を酢酸−ジオキ
vン( 2mel二] )に溶解させ、その溶液に亜鉛
末( 100■)を加えて室温で1時間攪拌する。反応
終了後クロロホルム(lOmg>を加えてろ過する。ク
ロロホルム層を水(3+11/X2)で洗い、無水硫酸
す) IJウムで乾燥する。乾燥後溶媒を減圧下留去す
ると結晶を得る。収址4 4 wq (収率85%)こ
こで得られた結晶のTLCのRf値(シリカゲル、展開
溶媒  クロロホルム:メタノール−20=1)、■.
R,NMRは特公昭4 6−3 7 8 3 ’7の方
法により得られた物質のそわと同一であった。
m.p.245−249℃  Rf=0.21参考例 4′−β、β、β−トリクロロエトキシカルボニル−4
′−デメチルーエビボドフイロトキシ/−β−D−2,
3−ンー0−β、β、β−トリクロロエトキシカルボニ
ル−4,6−0〜エチリデン グルコシド(1)の製法 (]、)  ]4.6−0−エチリデンー1−0ペンジ
ルオキン力ルボニル−2,3−ジー0−β、β、β−ト
リクロロエトキシカルボニル−β−D−/l’ルコビラ
ノース(νm)の製法 4.6.−0−エチリデン−1−0−ペンジルオキン力
ルボニルーβ−D−グルコビラノース(■)(lf)の
無水ピリジン(1,59)と無水塩化メチレン(loa
d)の溶液に水冷下β、β、β−トリクロロエトキシカ
ルボニルクロIJ )’ (1,4r、1. r’ 当
lfi: )の無水塩化メチレン(3tne)の溶液を
滴下し、反応液を徐々に室温にもどし1.室温で16時
間反応させる。反応終了後反応液を水’(5#Iex2
)で洗い、塩化メチレン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
する。乾燥後溶媒を減圧下で留去して得られるすると目
的物(■)を白い泡状物質として得る。
収量1・77g(収率87%) ■、 R−9cHC”’ 17 B 0.1510.1
2 B 0.1100.825on−’ax − N、M、R(CDC:13)  δ:  1.30(3
H,d J=5Hz)CH旦−CH<。−4,70(2
H,s ) −0−C−0−CH21’:C13ハ  
− 4、’75 (’ 2 H,θ) −0−C−OCH2
CC13− 5,15(2H−s )−〇−C0CH2φ− ’7.33(5H,θ) −o−ルーOCHCH21」 (2)  4.6−0−エチリデン−2,3−ジー0−
β。
β、β−) +7 クロロエ、トキシカルボニルーβ−
D−グルコビラノース(Vl)の製法 水(5/R&’)に塩化パラジウム(50wq)を溶解
し、メタノール(10ml>添加後病液を室温かつ常圧
で水素添加する。次いで上澄液を、沈澱したパラジウム
金属から傾潟して分離し、パラジウムをθミ意深くメタ
ノール(lowex3)で洗滌し、ついでアセI・ン(
j5a+ex3)で洗滌する。得られlこパラジウム触
媒を乾燥アセトン(lO#Ig)に懸濁略せ、次いで(
1)で得られた4、 6−0−エチリデン−1−0−−
<ンジルオキシカルボニルー2,3−.)−0−β、β
、β−トリクロロエトキシカルボニル−β−I)−グル
コビラノース(■)(’Too■)を加えて水素添加を
行なう。反応終了後触媒をろ別、乾燥アセト7 (10
ml )で洗滌し、減圧上濃縮すると目的物(Vl)を
白い泡状物質として得る。
収1.i: 560〜(11に率約100係)X、R,
)”HCl3 3600.3300. l’i’70.
12B0.1250゜aX 815c、n−1 〇− N、M、R,(CDCl2)δ: 1.31 (3H,
d、 J=4H2)CH旦−CH(o−4、’7 B 
(4H,s )−0−C−0−0M2CCI3x2ハ 
 − このものは精製することなく次の反応に使用する。
(3)  4’−β、β、β−トリクロルエトキシカル
ボニル−41−テメテルーエビボドフイロトキシンーβ
D−2,3−ジーO−β、β、β−トリクロルエトキシ
カルボニル−4,6−エチリテングルコシト(+)の製
法 前dピ(2)の方法で得られた4′−トリクロロエトキ
シカルボニル−4′−デメデルーエビボドフイロトキシ
ン(■)(288mg )を無水塩化エチレン(3at
 )に溶解し、次いで4.6−0−エチリデン−2゜3
− シー o−β、β、β−トリクロロエトキンカルボ
ニル−β−D−グルコビラノース(VIM306■。
1.1当量)を加え、−20℃に冷却する。次いで三弗
化ホウ素ニーテレ−) CO,l l’me、 48 
% BF3)を滴下し一20℃で1時間攪拌する。反応
終了後無水ピリジン(αl ’7 d )の塩化エチレ
ン(2at)の溶液を攪拌、冷却しながら滴下する。反
応液に塩化エチレン(IQs/)を加え、水(1,oI
R1x3.)で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。
乾燥後溶媒を減圧下で留去し、得られる物質をシリカゲ
ルクロマトグラフィーにより精製すると目的物が白い泡
状物質として得られる。収量520■(収率92チ) 更に精製するKI′iメタノールより再結晶すればよい
m、p、163−165°C x、p、  )、>0H01317B0.16xa、 
1490. xz−9o、 1260゜ax ”25CTn−1 N、M乱(CDCl2) J : 1.33(3H,d
、J=4H2)CH3−CH(0−−〇− 3,69(6H,s )−0CH3X 24.61(2
H,s ) −0−Co −0−CH,CCl34.7
5 (2H,s ) −0−Co −0−CH2CCI
34.81(2H,s ) −0−CO−0−C1,C
Cl3特許出願人  日本化薬株式会社 手続補!ト書 昭和57年7月5 ■ 特許庁長官 若 杉 和 夫殿 1事件の表示 昭和57年6月25日提出の特許願(1、発明の名称 41−デメチル−エピポドフィロトキシン−β−り一エ
チリデ/グルコシド3袖正をする者         
の新規製造法事件との関係  特許出願人 東京都f代田区丸の内−丁112番1号(408)日本
化薬株式会社1 代表者 取締役社長 坂 野 兎 和 4代 理 人 東京都千代田区丸の内−Tl12番1号。
0 油止tこより増加する発明の数 なし 7補止の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 8補正の内容 補  正  の  内  容 1、明all IJ、13ページ、末行の次に次の文章
を追加する。
(3)  4’−β、β、β−トリクロルエトキシカル
ボニル−41−デメチル−エピポドフィロトキシン(V
)の製法 4′−デメチルーエビポドフイロ(・キシン(2v)を
無水塩化エチレン(33m/)K、懸濁させ、ついで無
水ピリジン(440my ) ヲ加えだ後−20℃に冷
やす。この液にβ、β、β−トリクロルエトキシカルポ
ニルクロリト(1,179’)の無水塩化エチレン(3
ml)の溶液を30分間を要して滴下し、更に30分間
攪拌反応させる。反応終了後、反応溶液を水(20m/
x2)で洗い有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥する。
乾燥後減圧下に溶媒を留去して得られる粗製生成物をア
セトン/エーテルから再結晶すると目的物(V)が得ら
れる。収量2.64y(収率92チ)。
更に精製するにはメタノールから再結晶する。
m、p、  141−142℃と219−220℃も の二重融点をたつ 1760.1610c+n−1 N、MP (CDCl2)63.73(6H,e) −
0CH3x22、同、14ページ、靭性のr(3)Jを
1− (4) Jに訂正する。
3、同、同ページ、6行目の1前記(2)」を「前iピ
(3)」に訂正する。
4、同、同ページ、8行目の「(■)」をr (V) 
Jに訂正する。
5、同、同ページ、9行目の「次いで」を1次いで前記
(2)の方法で得られた」に訂正する。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 J・式 (式中Xはハ「コゲンを示し、mはO−2の整数、nは
    l−3の整数であり、かつm +n = 3である)で
    表わされるハロゲンエトキシカルボニル基を示す〕で表
    わされる4′−ハロゲンエトキシカルボニルと番′−デ
    メテルーエピボドフイロトキシンーβ−D−2,3−ジ
    ー0−ハロゲノエトキシカルボニル−4,6−エチリデ
    ングルコシドのハロゲノエトキシカルボニル基を還元に
    より除去することを特徴とする式 〔式中msは前記と同じ〕で衣わされる4′−デメテノ
    Vエピポドフィロトキシン−β−り一エテリデングルコ
    シドの製造法。
JP10852782A 1982-06-25 1982-06-25 4′−デメチル−エピポドフイロトキシン−β−D−エチリデングルコシドの新規製造法 Granted JPS58225096A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0162701A2 (en) * 1984-05-22 1985-11-27 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Process for producing etoposide and intermediate for use therein
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US6420377B1 (en) 1997-03-12 2002-07-16 The University Of North Carolina At Chapel Hill Covalent conjugates of topoisomerase I and topoisomerase II inhibitors

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