JPS58223732A - 流力試験用回流水槽 - Google Patents
流力試験用回流水槽Info
- Publication number
- JPS58223732A JPS58223732A JP10785182A JP10785182A JPS58223732A JP S58223732 A JPS58223732 A JP S58223732A JP 10785182 A JP10785182 A JP 10785182A JP 10785182 A JP10785182 A JP 10785182A JP S58223732 A JPS58223732 A JP S58223732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circulation
- water tank
- circulating
- fluid
- inner circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M10/00—Hydrodynamic testing; Arrangements in or on ship-testing tanks or water tunnels
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、計測部を有する循環流路内に流体を循環させ
るための流速発生装置を設けてなり、船舶や海洋構造物
あるいは漁網等に関する種々の流体力学的現象を試験用
縮尺模型を用いて観測したり計測したりするのに供され
る流力試験用回流水槽に関する。
るための流速発生装置を設けてなり、船舶や海洋構造物
あるいは漁網等に関する種々の流体力学的現象を試験用
縮尺模型を用いて観測したり計測したりするのに供され
る流力試験用回流水槽に関する。
かかる流力試験用回流水槽においては、従来殆ど留意さ
れていなかったのであるが、次のような重大な問題があ
った。即ち、環状の循環流路内で流体を循環させるもの
であるから、どうしても循環流体に遠心力が作用するこ
とによって、第１図に示すように、循環流体ａの外周側
循環部分すの流速が内周側循環部分０の流速よりも相当
大となる傾向があり、殊に、循環流路ｄのコーナ一部ｅ
においては内周側循環部分０が循環流路ｄの壁面から剥
離することも相俊ってその傾向が顕著に現われる。従っ
て、計測部において均一な流速分布を得るために、コー
ナーベーンやパンチトメタル−あるいは、ハニカム板な
どの整流装置を循環流路ｄ内に介在させたり、隣り合う
コーナ一部間の距離を大きくとることによって、外周側
循環部分すと内周側循環部分０との間の流速の差を可及
的に縮めるように調整する手段が採られるのであるが、
その両側循ｇ４ｓ分す、ｏの流速差が大きければ大きい
程、その調整が開離になるとともに、数多くの整流装置
を必要とするために流速損失が大きくなり、また、コー
ナ一部間の距離を大きくせざるを得ないことから回流水
槽全体が大型化するという不都合が生じる。
れていなかったのであるが、次のような重大な問題があ
った。即ち、環状の循環流路内で流体を循環させるもの
であるから、どうしても循環流体に遠心力が作用するこ
とによって、第１図に示すように、循環流体ａの外周側
循環部分すの流速が内周側循環部分０の流速よりも相当
大となる傾向があり、殊に、循環流路ｄのコーナ一部ｅ
においては内周側循環部分０が循環流路ｄの壁面から剥
離することも相俊ってその傾向が顕著に現われる。従っ
て、計測部において均一な流速分布を得るために、コー
ナーベーンやパンチトメタル−あるいは、ハニカム板な
どの整流装置を循環流路ｄ内に介在させたり、隣り合う
コーナ一部間の距離を大きくとることによって、外周側
循環部分すと内周側循環部分０との間の流速の差を可及
的に縮めるように調整する手段が採られるのであるが、
その両側循ｇ４ｓ分す、ｏの流速差が大きければ大きい
程、その調整が開離になるとともに、数多くの整流装置
を必要とするために流速損失が大きくなり、また、コー
ナ一部間の距離を大きくせざるを得ないことから回流水
槽全体が大型化するという不都合が生じる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、循環流体の外周側循環部分と内周側循環部分
との流速差を可及的に縮め得るようにし、もって、循環
流体の流速分布調整を、水槽全体を大型化すること無く
、かつ、流速損失を少なくしながら、しかも、可及的に
容易に行なえるようにぜんとすることにある。
の目的は、循環流体の外周側循環部分と内周側循環部分
との流速差を可及的に縮め得るようにし、もって、循環
流体の流速分布調整を、水槽全体を大型化すること無く
、かつ、流速損失を少なくしながら、しかも、可及的に
容易に行なえるようにぜんとすることにある。
以下、本発明の実施の態様を例示図に基いて説明する。
第２図は、地面２に立設した基台３・・上に循環流路１
を上下方向に載置して成る言わゆる垂直循環型回流水槽
を示す。
を上下方向に載置して成る言わゆる垂直循環型回流水槽
を示す。
前記循環流路１の上部水平部分に自由水面５を有する計
測部４を配設してあり、この計測部４の側壁部及び底面
壁部には観測窓６・・を設けである。
測部４を配設してあり、この計測部４の側壁部及び底面
壁部には観測窓６・・を設けである。
一方、前記循環流路１の下部上流側には、流速発生装置
８としての左右一対のインペラ７．７を、夫々別個に構
成された比較的拡大率の小さいダクト９．９内に水平方
向に並設すると共に、夫々別個のモーター１０’、 １
０により駆動すべく構成しである。
８としての左右一対のインペラ７．７を、夫々別個に構
成された比較的拡大率の小さいダクト９．９内に水平方
向に並設すると共に、夫々別個のモーター１０’、 １
０により駆動すべく構成しである。
図中、２０１Ｅコーナーベーン、２１はバンチトメタル
、２２はハニカム、そして２３は表面流加速装置であり
、これら整流装置夫々の効果の共働により前記計測部４
における軸方向速度成分が均一となるように構成しであ
る。
、２２はハニカム、そして２３は表面流加速装置であり
、これら整流装置夫々の効果の共働により前記計測部４
における軸方向速度成分が均一となるように構成しであ
る。
Ａは、前記循環流路１内を循環する流体の内周側循環部
分を加速するための装置であって、第３図に示す構成を
有する。
分を加速するための装置であって、第３図に示す構成を
有する。
即ち、前記循環流路１のコーナ一部１ａの流路内周側の
壁の外側に、開口部１１を介して該流路１と連通ずる幅
方向水蜜空間１２を画定するケース１３を付設するとと
もに、このケース１３内に幅方向軸芯Ｐを中心にモータ
１４によって任意の回転数にて回転駆動される円柱状回
転体１５を架設し、もって、この回転体１５の回転に伴
って、その回転体１５の外周面によって前記開口部１１
近傍を通過する流体を摩擦力によってその流れ方向に加
速すべく構成しである。図中、１６は、ｕ転体１５の外
周面に付着する気泡を強制的に剥離させるための機構で
あって、該回転体１５の外周面に実質的に接当させる状
態で前記ケース１３内幅方向に架設しである横断面舅杉
の比較的細い棒状体から成る。これは針金あるいは棒状
スポンジにて構成してもよい。この気泡強制剥離機構１
６を設けたことによって、回転体１５の気泡の継続的な
付着に起因する加速機能低下を効果的に防止し得るとと
もに、循環流体中の気泡を除去するための装置としても
兼用できて極めて便利である。また、１７は、回転体１
５の外周面から自然剥離あるいは前記のように強制剥離
した気泡を装ＷＡ外へ排出するための機構であって、気
泡集収室１８および圧力調整弁１９から成る。
壁の外側に、開口部１１を介して該流路１と連通ずる幅
方向水蜜空間１２を画定するケース１３を付設するとと
もに、このケース１３内に幅方向軸芯Ｐを中心にモータ
１４によって任意の回転数にて回転駆動される円柱状回
転体１５を架設し、もって、この回転体１５の回転に伴
って、その回転体１５の外周面によって前記開口部１１
近傍を通過する流体を摩擦力によってその流れ方向に加
速すべく構成しである。図中、１６は、ｕ転体１５の外
周面に付着する気泡を強制的に剥離させるための機構で
あって、該回転体１５の外周面に実質的に接当させる状
態で前記ケース１３内幅方向に架設しである横断面舅杉
の比較的細い棒状体から成る。これは針金あるいは棒状
スポンジにて構成してもよい。この気泡強制剥離機構１
６を設けたことによって、回転体１５の気泡の継続的な
付着に起因する加速機能低下を効果的に防止し得るとと
もに、循環流体中の気泡を除去するための装置としても
兼用できて極めて便利である。また、１７は、回転体１
５の外周面から自然剥離あるいは前記のように強制剥離
した気泡を装ＷＡ外へ排出するための機構であって、気
泡集収室１８および圧力調整弁１９から成る。
なお、前記回転体１５の流体加速部としての外周面を粗
面に構成すれば、流体加速性能が大幅に向上するととも
に、循環流体中の気泡をより多く前記空間１２内へ取り
込み得るので気泡除去性能も向上する。また、回転体１
５の外周面にフィンを付設することも考えられる。
面に構成すれば、流体加速性能が大幅に向上するととも
に、循環流体中の気泡をより多く前記空間１２内へ取り
込み得るので気泡除去性能も向上する。また、回転体１
５の外周面にフィンを付設することも考えられる。
上記実施例においては、内周側軸、珈部分加速装置ｉｔ
Ａとして回転体１５を用いたものを示したが、これに限
らず、例えばジェット流発生装置、あるいは、特願１１
８５５−１２３６９７号により既に本発明者が提案して
いる型式の流体表面加速装置など、他の型式の加速装置
を用いてもよい。また、前、記内周側循環部分加速装置
Ａは、上記実施例におけるコーナ一部１ａ以外の何れの
コーナ一部にも設は得るものであり、あるいは、コーナ
一部以外の箇所に設けてもよい。例えは、円形の循環流
路を有する回流水槽の場合にはコーナ一部が無いから特
に然りである。また、本発明は、垂直循環型同流水槽に
限らず、水平循環型回流１水槽にも適用可能であること
は勿論である。
Ａとして回転体１５を用いたものを示したが、これに限
らず、例えばジェット流発生装置、あるいは、特願１１
８５５−１２３６９７号により既に本発明者が提案して
いる型式の流体表面加速装置など、他の型式の加速装置
を用いてもよい。また、前、記内周側循環部分加速装置
Ａは、上記実施例におけるコーナ一部１ａ以外の何れの
コーナ一部にも設は得るものであり、あるいは、コーナ
一部以外の箇所に設けてもよい。例えは、円形の循環流
路を有する回流水槽の場合にはコーナ一部が無いから特
に然りである。また、本発明は、垂直循環型同流水槽に
限らず、水平循環型回流１水槽にも適用可能であること
は勿論である。
以上要するに、本発明による流力試験用回流水槽は、冒
鎮に記載した構成のものにおいて、前記循環流路内の循
環流体の内周側循環部分を加速するための装置を設けで
あることを特徴とする。
鎮に記載した構成のものにおいて、前記循環流路内の循
環流体の内周側循環部分を加速するための装置を設けで
あることを特徴とする。
′” かかる特徴構成故に、下記のような神
々の優れた効果を発揮し得る。即ち、 （１）循環流体の内周側部分の流速を増大させることが
できるので、流路壁面からの流体剥離、ならびに、°内
周側部分と外周側部分との流速差を可及的に小さく抑え
られ、 （１） 従って、循環流体の流速分布調整が極めて容
易となり、 （１１）流速分布調整に際して用いるコーナーベーンや
パンチトメタル、あるいは、ハニカム板などの整流装置
を可及的に少なくできるので流速損失が少なくて済み、
これによって、流速発生装置およびその駆動装置の小型
化が可能となり、 （ＩＶ） 更に、流速分布調整のために隣り合うコー
ナ一部同士の間の距離を不本意に大きくとる必要が無く
なり、これによって回流水槽全体の大幅な小型化を図り
得るようになった、 のである。
々の優れた効果を発揮し得る。即ち、 （１）循環流体の内周側部分の流速を増大させることが
できるので、流路壁面からの流体剥離、ならびに、°内
周側部分と外周側部分との流速差を可及的に小さく抑え
られ、 （１） 従って、循環流体の流速分布調整が極めて容
易となり、 （１１）流速分布調整に際して用いるコーナーベーンや
パンチトメタル、あるいは、ハニカム板などの整流装置
を可及的に少なくできるので流速損失が少なくて済み、
これによって、流速発生装置およびその駆動装置の小型
化が可能となり、 （ＩＶ） 更に、流速分布調整のために隣り合うコー
ナ一部同士の間の距離を不本意に大きくとる必要が無く
なり、これによって回流水槽全体の大幅な小型化を図り
得るようになった、 のである。
図面は本発明に係る流力試験用回流水槽の実施の態様を
例示し、第１図は従来問題を説明するための図、第２図
は一部切欠側面図、第３図は要部の拡大側面断面図であ
る。 １・・・循環流路、４・・・計測部、８・・・流速発生
装置、１５・・・回転体、１６・・・気泡強制剥離機構
、１７・・・気泡排出機構、Ａ・・・内周側循環部分加
速装置。
例示し、第１図は従来問題を説明するための図、第２図
は一部切欠側面図、第３図は要部の拡大側面断面図であ
る。 １・・・循環流路、４・・・計測部、８・・・流速発生
装置、１５・・・回転体、１６・・・気泡強制剥離機構
、１７・・・気泡排出機構、Ａ・・・内周側循環部分加
速装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 計測部４を有する循環流路１内に流体を循環させる
ための流速発生装置８牽設けて成る流力試験ｆ用回流水
槽であって、前記循環流路１内の循環流体の内周側循環
部分を加速するための装置Ａを叛けであることを特徴と
する流力試験用回流水槽。 ■ 前記内周側循環部分加速装置Ａは、前記循環流路１
のコーナ一部１ａに設けられていることを特徴とする特
許請求の範囲第０項に記載の流力試験用回流水槽。 ■ 前記内周側循環部分加速装置Ａは、外周面を流体加
速部とする回転体１５を備えていることを特徴とする特
許請求の範囲第０項または第０項に記載の流力試験用回
流水槽。 ■ 前記内周側循環部分加速装置１Ａは、前記回転体１
５の外周面に付着する気泡をその外周面から強制的に剥
離させるための機構１６を備えていることを特徴とする
特許請求の範囲第０項に記載の流力試験用回流水１ａ。 ■ 前記内周側循環部分加速装置Ａは、前記回転体１５
の外周面から剥離した気泡を装置Ａ外へ排出するための
機構１７を備えていることを特徴とする特詐粕求の範囲
第０項または第０項に記載の流力試験用回流氷槽。 ■ 前記回転体１５の外周面を粗面に構成しであること
を特徴とする特許請求の範囲第０項ないし第■の何れか
に記載の流力試験用回流水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10785182A JPS58223732A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 流力試験用回流水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10785182A JPS58223732A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 流力試験用回流水槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58223732A true JPS58223732A (ja) | 1983-12-26 |
Family
ID=14469663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10785182A Pending JPS58223732A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 流力試験用回流水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58223732A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103630327A (zh) * | 2013-11-12 | 2014-03-12 | 西安交通大学 | 用于超临界水流化床两相流动及传热特性测试的装置 |
| CN104390762A (zh) * | 2014-11-24 | 2015-03-04 | 哈尔滨工业大学 | 用于流体机械流场精细化测量的实验装置 |
| CN104819826A (zh) * | 2015-04-10 | 2015-08-05 | 浙江海洋学院 | 一种船模性能试验水槽 |
| CN105444986A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-03-30 | 国家海洋技术中心 | 一种多功能垂直循环造流试验设施 |
| CN110186646A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-08-30 | 中国船舶工业集团公司第七0八研究所 | 一种用于循环水槽的自由面加速器及其自由液面的循环水槽水力系统 |
-
1982
- 1982-06-22 JP JP10785182A patent/JPS58223732A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103630327A (zh) * | 2013-11-12 | 2014-03-12 | 西安交通大学 | 用于超临界水流化床两相流动及传热特性测试的装置 |
| CN103630327B (zh) * | 2013-11-12 | 2015-10-28 | 西安交通大学 | 用于超临界水流化床两相流动及传热特性测试的装置 |
| CN104390762A (zh) * | 2014-11-24 | 2015-03-04 | 哈尔滨工业大学 | 用于流体机械流场精细化测量的实验装置 |
| CN104819826A (zh) * | 2015-04-10 | 2015-08-05 | 浙江海洋学院 | 一种船模性能试验水槽 |
| CN105444986A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-03-30 | 国家海洋技术中心 | 一种多功能垂直循环造流试验设施 |
| CN110186646A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-08-30 | 中国船舶工业集团公司第七0八研究所 | 一种用于循环水槽的自由面加速器及其自由液面的循环水槽水力系统 |
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