JPS58223190A - 破裂音識別装置 - Google Patents

破裂音識別装置

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JPS58223190A
JPS58223190A JP10541982A JP10541982A JPS58223190A JP S58223190 A JPS58223190 A JP S58223190A JP 10541982 A JP10541982 A JP 10541982A JP 10541982 A JP10541982 A JP 10541982A JP S58223190 A JPS58223190 A JP S58223190A
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JP
Japan
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airflow
plosive
oral airflow
oral
phoneme
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JP10541982A
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JPS6260719B2 (ja
Inventor
義則 山田
門脇 伸壽
村田 程夫
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は破裂音を音韻別に識別する破裂音識別装置に関
するものである。
従来、破裂音の識別はマイクロホンにより検出した音声
波より破裂音に特徴的な周波数成分を周波数フィルター
等で検出することにより行っているが、破裂音の持続時
間は約10〜20mBと短く破裂音の各音韻を確実に識
別する方法は知られていない。
本発明の目的は破裂音の各音韻を簡便、確実、かつリア
ルタイムで識別する破裂音識別装置を提供することであ
る。
実験によれば、破裂音発話時の口気流の流速波形は各音
韻によって空間的に特有なパターンを示す。一般的に破
裂音は舌又は唇によって形作られる日中の閉鎖によって
口内圧が上昇し、それが−気に開放される時に生ずる音
であるから、日中の閉鎖点の形成される位置により破裂
時の口気流の方向が異なる現象が見られる。例えば、/
p/の有声音である/b/は唇によって閉鎖が形成され
るので、開放に伴う口気流はほぼ正面の方向に流出する
。同様に/に/と/q/は日中の奥の方で閉鎖を形成し
、/1/と/d/は舌と歯茎で閉鎖を比較的前方で形成
するため、それぞれ口気流の方向が前方やや下方、前方
下方に向いている。第1図dは実験による結果例を示す
もので、特定の発話者により破裂音/pa/l/la/
+/ka/とそれぞれの有声音である/b a/j /
d a/。
/qa/を発話した場合の口気流の分布パターンを測定
したものである。0は口の位置を示すが、破裂音/p/
、/b/は水平線。Iに対して、はぼ0°〜2o0の位
置に口気流の方向が分布している。破裂音/ k/ +
 / q /の口気流はこれに対して200〜50°の
位置に分布しており、破裂音/l/j/cl/は46°
〜7o0の位置に口気流の方向が分布している。したが
ってこれらの口気流の検出は、第1図すに示すように複
数個の口気流検出器1a〜1wを口を中心に一定の角度
を持って配置するととにより可能となり、各音韻に特有
な口気流パターンを標準パターンとして記憶しておけば
、未知の口気流パターン入力に対しては、口気流標準パ
ターンとの一致度を見ることにより、各音韻(pb、t
d、kq)に分離することができる。しかしながら、破
裂音発話時の口気流の方向は音韻によりてほぼ前記のよ
うに分離できるが、発話者が異なったり、同一発話者で
も発声の仕方によっては口気流の方向が少しずつ異なり
、特に/kS q/と/l+d/の境界かはつきシせず
、分離が困難な場合がある。これに対して本発明による
破裂音識別装置では、複数の口気流検出器からの出力信
号を隣接した口気流検出器からの出力信号により側抑制
をかけ、口気流パターンの境界を強調し、各音韻の口気
流標準パターンとの一致度による破裂音音韻識別を容易
にしている。
以下、本発明の実施例について図面とともに説明する。
第2図は、本発明の破裂音識別装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
図におい”1(1a、1b、1c”’1’v、IWは発
話時の口気流の流速および流速の変化(加速度)を検出
する複数個の口気流検出器であり、たとえば、熱線式風
速検出器や風防を除去したマイクロホンなどで構成され
る。これらの口気流検出器1a。
1b、1c・1v、1wは第1図すに示されるように発
話者の口の前方で発話にともなう口気流が検出できる距
離に、口を中心にしてそれぞれ異なる角度をなすように
分散して配置される。2a。
2b 、 2c 、・2v、2wはそれぞれ口気流検出
器1a、1b、1cm1v、1wの出力信号を隣接する
口気流検出器の出力信号の大きさにより抑制する側抑1
ti11回路である。この側抑制回路2a。
・・・2wは一種の空間的な微分を行い、信号が変化す
るところを強調し、特徴を際立たせる効果がある。3は
口気流標準パターン記憶回路で、破裂音の各音韻に特徴
的な口気流パターンを記憶しているメモリである。4は
口気流パターン識別回路で、側抑制回路2a ・2wの
出力信号のパターンと口気流標準パターン記憶回路3に
記憶されている破裂音の口気流標準パターンを比較し両
者の一致度により各音韻を識別する。
第3図に側抑制回路2a、2b・・2v、2wの詳細を
示しさらに説明する。
図において、21bは口気流検出器1aの出力と口気流
検出器1cの出力とを加算する加算回路、22bは加算
回路21bの出力を捧に減衰する捧減衰回路、23bは
口気流検出器1bの出力から捧減衰回路22bの出力を
減算する減算回路、24bは減算回路23bの出力によ
り利得が変化する可変利得増巾器である。21Cは口気
流検出器1bの出力とさらに隣接するもう一方(ch4
)の口気流検出器の出力を加算する加算回路、22(+
は加算回路21cの出力を凭に減衰する凭減衰回路、2
3cは口気流検出器1Cの出力から捧減衰回路22cの
出力を減算する減算回路、24cは減算回路230の出
力により利得が変化する可変利得増巾器である。23a
は口気流検出器1aの出力から口気流検出器1bの出力
を減算する減算回路、24&は減算回路23aの出力に
より利得が変化する可変利得増巾器である。
以上のように側抑制回路2a、2b、2cは構成される
。他の側抑制回路についても同様に構成される。
第4図は側抑制回路の機能を示す信号波形図で、以下、
第3図、第4図を用いて本発明の実施例の動作を説明す
る。
発話者により破裂音が発話された時、n気流検出器1a
・・1w(本実施例では23個のn気流検出器を備えて
いるものとする)にはその時の破裂音のn気流の速度又
は加速度に比例した信号が出力される。この出力信号は
空間的に破裂音の各音韻(P+ tlklbld19)
毎に特徴的な・(ターンを示す。第4図に破線で示した
パターンはその一例である。
このn気流検出器1a、・・・1Wからの出力信号のパ
ターンは、側抑制回路2a、・・・2Wにより第4図に
実線で示すパターンに変形されるが、その信号処理につ
いてn気流検出器1bの出力信号の一処理に注目して説
明する。
n気流検出器1aの出力信号をA1同様にn気流検出器
1bの出力信号をB、n気流検出器1Cからの出力信号
をCとすると、側抑制回路2bにおける可変利得増巾器
24bの利得は次の様に表わされる。
利得(dB)=k・(B−V2(A+C)l・・・・・
・(1)(ただしに;定数) 従って、A=B=cの場合(隣接するn気流検出器の出
力が同一の大きさの時)、利得はodBとなり、n気流
検出器1bの出力信号が増幅されることなくそのまま出
力される。B >h (A −1−C)の場合には、利
得は正となり、入力信号を増幅して出力する。B<’/
z(A+C)の場合には、利得は負となり、入力信号を
減衰させて出力する。
n気流検出器1Cの出力信号については、隣接するn気
流検出器1b、1dの出力信号により、側抑制回路2C
において前記と同様な処理が行われる。
以下、n気流検出器1d、・・・1vの出力信号につい
て、それぞれ側抑制回路2d、・・2vにおいて同様の
処理が行われる。
なおn気流検出器1aはn気流検出器1bとのみ隣接し
ているので、n気流検出器1aの出力信号についてn気
流検出器1bの出力信号のみによって側抑制がかけられ
る。
このように側抑制回路2a、・・・2Wは、隣接するn
気流検出器の出力の和の■を当該口気流検出器の出力が
超すと、当該口気流検出器の出力信号を増幅して出力し
、逆の場合には減衰して出力し、空間的に配置された各
n気流検出器の出力に対し、一種の空間的な微分を行い
、空間的に信号が変化しているところを強調する。
n気流パターン識別回路4では、側抑制回路2a・・・
2wからの出力と、n気流標準パターン記憶回路3にあ
らかじめ登録されている各音韻別のn気流標準パターン
を比較し、その一致度より破裂音をpb、ta、kgの
音韻群に識別する。
以上のように本発明は複数個のn気流検出器と各n気流
検出器の出力信号を互いに隣接するn気流検出器の出力
信号によりコントロールする側抑制回路に通し特徴抽出
を行った後、あらかじめ登録しておいた破裂音の各音韻
のn気流標準パターンとの比較を行い両者の一致度より
破裂音の各音韻を識別するように構成したので、各音韻
の識別を簡便、1illi実かつリアルタイムで行うこ
とができ、その実用効果は犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による破裂音識別装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図は同実施例における側抑制回路の詳
細なブロック図である。第3図aは第1図におけるn気
流検出器の配置を示す図、第3図すは破裂音の分布を示
す図である。第4図は本発明の一実施例の動作を説明す
る信号波形図である。 1a、1b、1v、Iw・・・・・・n気流検出器、2
a 、2b 、2v 、2w・・・・・・側抑制回路、
3・・・・・・n気流標準パターン記憶回路、4・・・
・・・n気流パターン識別回路。 ’it i”t 七μm1人   工業王灸イ行戸宏f
を   ス3 】4と 吉べ 〜手続補正書(方式) 
    6 昭和67年/θ月72日 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和67年特許願第105419号 2発明の名称 破裂音識別装置 3補正をする者 6補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 637− 1補正の内容 明細書第10頁第3行目〜第7行目の「第1図は・・・
・・・示す図である。」を以下の文に補正いたします。 [第1図(a)は破裂音の分布を示す図、第1図(bl
は口気流検出器の配置を示す図である0第2図は本発明
による破裂音識別装置の一実施例を示すブロック図、第
3図は同実施例における側抑制回路の詳細なブロック図
である。]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 口の前方に、口から異なる角度をなす位置に配置された
    複数個の口気流検出器と、前記複数個の口気流検出器の
    各出力信号を互いに隣接する口気流検出器の出力信号に
    より制御する複数個の側抑制回路と、破裂音の各音韻の
    標準的な口気流パターンを記憶する口気流標準パターン
    記憶回路と、前記複数個の側抑制回路の出力と前記口気
    流標準パターン記憶回路内の口気流標準パターンとの一
    致度より破裂音の各音韻を識別する口気流パターン識別
    回路から構成され、破裂音発話時の口気流パターンの特
    徴から破裂音を検出することを特徴とする破裂音識別装
    置。
JP10541982A 1982-06-21 1982-06-21 破裂音識別装置 Granted JPS58223190A (ja)

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JP10541982A JPS58223190A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 破裂音識別装置

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JPS58223190A true JPS58223190A (ja) 1983-12-24
JPS6260719B2 JPS6260719B2 (ja) 1987-12-17

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