JPS58222727A - 時限装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電源を投入してから所定時間の後、電源の供給
を停止するようにした時限装置に関する。

第１図は従来の時限装置の構成を示す図で、１はＰＮＰ
　）ランジスタ、２はそのコレクタ抵抗で、このコレク
タ抵抗２とＰＮＰ　トランジスタ１のコレクタとの接続
点に負荷（図示せず）が接続されている。ＰＮＰ　トラ
ンジスタ１はエミッタを抵抗３を介して＋Ｂ２電源端子
に接続している。４はＰＮＰ　）ランジスタ１のベース
抵抗１．．５　、６は充電回路を構成する抵抗、コンデ
ンサで前記直流電圧子Ｂ２　　より高い直流電圧子Ｂ１
　　が加わる電源端子とベース抵抗４との間に挿入され
ている。

上記構成において、直流電圧子Ｂ１．　＋　Ｂ２　　を
投入すると、十Ｂ２電源端子から抵抗３、トランジスタ
１のエミッタを通して電流が流れトランジスタ１は導通
する。この結果、負荷に電源電圧が供給される・その一
方、十Ｂ１　　電源端子から抵抗６を通してコンデンサ
６が、これら抵抗５およびコンデンサ６の値により決す
る時定数により次第に充電される。このとき電源電圧子
Ｂ１が十Ｂ２より高いため、コンデンサ６への充電に伴
い、トランジスタ１のベース電圧が次第に高くなり、ト
ランジスタ１のエミッタ電流は減りはじめ、所定の時間
が経過するとエミッタ電流は流れなくなりトランジスタ
１は非導通となる。このトランジスタ１が非導通となる
までの時間は前記充電回路により決定される。ところで
１．従来のこの種装置ではトランジスタ１のエミッタと
ベース間に逆電圧が加わってトランジスタ１が破壊する
のを防止するために、トランジスタ１のベース・エミッ
タ間に保護用のダイオード７を挿入している。

しかるにこの回路では上記ダイオード７のために、トラ
ンジスタ１の非導通時に抵抗４、ダイオード７を通して
電流が流れ電力損失が生じるという欠点があった。

本発明は上記従来の欠点を除去するもので、トランジス
タのベースと充電回路との間にダイオードを挿入して電
力損失の発生をなくすものである。

以下その一実施例を第２図を用いて説明する〇第２図に
おいて、ＰＮＰトランジスタ１がエミッタ抵抗３を介し
て十Ｂ２電源端子に接続され、コレクタが負荷抵抗２を
介してアースされている点、ベース抵抗４を有する点、
十Ｂ１　　電源端子に抵抗６およびコンデンサ６よりな
る充電回路が接続されている点は第１図と同様である。

第２図では、さらにベース抵抗４と充電回路との間に、
直流電圧子Ｂ１　　に対して逆方向にダイオード８を挿
入しており、この点が第１図と異なる。

本構成により、コンデンサ６への充電時、ベース抵抗４
には電流が流れないため、第１図のように抵抗４に電流
が流れて充電時間が遅れるといっだことがなく、また電
力損失も生じないものである。まだ所定時間が経過する
と、トランジスタ１０ペース電位が上昇するためトラン
ジスタ１は非導通となり、負荷への電源供給は停止され
る。またこのダイオード８によりトランジスタ１をベー
ス・エミッタ逆電圧よシ保護することができ、従来の保
護用ダイオード了は不要となる。

このように本発明によれば、トランジスタのベースと充
電回路との間にダイオードを挿入することにより、充電
の遅延を防止することができ電力損失をなくすことがで
きるとともに、トランジスタのベース・エミッタ間逆電
圧よりトランジスタを保護することができるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例における時限装置の回路図、第２図は本
発明の一実施例における時限装置の回路図である。 １・・・・・・トランジスタ、２・・・・・・コレクタ
負荷抵抗、３・・・・・・エミッタ抵抗、４・・・・・
・ベース抵抗、５，６・・・・・・充電回路を構成する
抵抗、コンデンサ、８・・・・・・ダイオード。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＰＮＰ　）ランジスタのエミッタを第１の電源電圧が加
   わる第１の電源端子に接続し、コレクタに負荷抵抗を接
   続するとともに、第１の電源電圧より高い第２の電源電
   圧が加わる第２の電源端子に充電回路を接続し、この充
   電回路を前記第２の電源電圧に対して逆方向のダイオー
   ドを介して前記ＰＮＰ　）ランジスタのベースに接続し
   た時限装置。