JPS58222225A

JPS58222225A - 土砂の真空排土装置

Info

Publication number: JPS58222225A
Application number: JP10452582A
Authority: JP
Inventors: Motoyuki Koga; 基之古賀
Original assignee: Hakko Co Ltd
Current assignee: Hakko Co Ltd
Priority date: 1982-06-17
Filing date: 1982-06-17
Publication date: 1983-12-23
Also published as: JPH0260814B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、１−として地下埋設管の設置あるいは補修な
どに際し、土砂を掘り取るのに使用される土砂の真空排
土装置に関するものである。

この種の真空（Ｊ［土装置としては、バキュームホース
を介して土砂を収集する収集室とフィルタ室とを具備し
、かつ画室を連通して、真空吸引用ブロアからの負圧吸
引力が上記フィルタ室のフィルタを介して上記収集室に
及ぶ構成とし、また、バキュームホースからの収集土砂
が収集室に入った時、動圧が低下して空気と土砂が分離
し、上記収集室内に土砂が堆積され、細塵のみが空気と
共にフィルタ室にもたらされて、フィルタににり細塵が
分離除去される構成とする必要がある。

このような構成では、収集室に３＃積される土砂の量は
人聞であるから、収集室容積を大きくして出来るだ（〕
収容能力を高めたいのであるが、収集室から定期的に土
砂を排出する際に、収集室内圧は大気圧まで低下するの
で、再びバキュームホースに対して所要の負圧吸引力を
及ぼすのに、相当の時間を要する。これは収集室の容積
が大きいほど長くなり、土砂の排上作業を中断させるこ
とになる。掘削作業は一般に連続的であるから、これに
対応させるには、収集室から土砂を排出した後できるだ
【ノ速かに土砂吸引ができるように、イの応答性が高め
られなければならない。

本発明は、上記の要望を満足さｔ！得る土砂の輿空排１
−装置を提供することを１１的とするしのである。

この目的のため本発明は、上記収集室内において、バキ
ュームホースを通して収集室に吸入された土砂が動圧低
下で降下する時、フィルタ室に向う空気流領域の下にホ
ッパを配置し、該ホッパの下に収集土砂を堆積するよう
にして、収集室下部に堆積した土砂を排出する際、ホッ
パに流れ落らる土砂で、収集室下部からその上方へど大
気が流入づるのを一時的に遮断する働きをさせ、実質的
に収集室内部を真空状態に維持したまま、土砂を収集室
外に排出でき、連続作業を轄持できるようにしたことを
特徴とするものである。

以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明による真空排土装置全体の縦断側面図で
、図中、符号１は牽１□引式の台車体であり、これには
ディーゼルエンジン２と、このエンジンで駆動される大
型の真空吸引用ブロア３とが、カップリング４を介して
動力接続された状態で搭載されている。、また台車体１
の後部には、内部に土砂の収集室５とフィルタ室６とを
備えた真空ｉ体７が搭載されている。上記収集室５およ
びフィルタ室６は通路８を介して前後に区分されており
、上記通路８は、収集室５側の隔壁９と、フィルタ室６
側の隔壁１０とで形成され、」：記収集室５に対しては
その頂部連絡口８ａで、また上記フィルタ室６に対して
はその底部連絡口８ｂで、それぞれ連通されている。

上記収集室５には、その後壁の上部にバキュームホース
の接続口１１が開口されており、該接続口１１にハキ１
−ムホース１２の一端が接続され、バキュームホース１
２の他端は掘削個所に延びてその先端に土砂の吸込ノズ
ル１２ａが設けられている。また収集室５の内部には、
上記ボース接続口１１の開［１部と、通路８の頂部連絡
口８ａとの間に位置して、ホース接続口１１と対向する
ようにコイルスプリング１３で斜めに張設された衝突板
１４が配置されている。そして上記衝突板１４には、上
記ホース接続口１１の開口部に対向する側にゴム板など
の衝撃緩衝体１５が貼着されている。

また、収集室５内の上下方向中間部には、中央に細幅の
土砂流下通路３１を有するホッパ３０が設けられ、この
ホッパ３０で収集室５の内部が」上下に区画されている
。さらに収集室５の底部には、排土口１６が開口してお
り、ここには油圧あるいは空気圧などで開閉動作される
開閉戸１１が、前後動自在に配置してあり、ゴム板など
のシール材１８が−Ｆ記開閉戸１１の周辺に対する気密
保持のため、上記排土口１６の周辺に装着しである。そ
して上記開閉戸１７には、側部にピストンロッド１９が
接続してあり、上記ピストンロッド１９は、油圧あるい
は空気圧によるピストン・シリンダ機構２０のピストン
〈図示せず）に連結されている。

一方、上記フィルタ室６には、その内部に多数の有底筒
状のフィルタ素子２１を配設しており、上記フィルタ素
子２１は、第２図に拡大しで示されるように、頂部に係
合用フランジ２１ａを有する口金２１ｂを具備し、これ
に布製の有底円筒状のバック５− ２１ｃの上部開口を固着したもので、上記バック２１Ｃ
にはその保形のため内側にコイル状の骨部材２１ｄが入
れられている。そして、上記フィルタ素子２１は、上記
フィルタ室６を吸引側と被吸引側とに仕切る仕切壁板２
２に設けた多数の装着孔２２ａから、被吸引側へ挿入さ
れ、フランジ２１ａで支持される。

上記フィルタ室６の下部には、スプリング２３で下方向
に牽引された状態で支持板２４が設けられており、これ
には前記フィルタ素子２１の底部が座金２５を介してボ
ルト・ナツト２６で固着されている。また上記支持板２
４には、フィルタ室６内での空気流通を妨げないために
多数の通孔２４ａが穿っである。

また、フィルタ室６の頂部には一定負圧以上を越えた時
、外部空気を流入して超真空になるのを防止するための
リリーフ弁２７が設けられている。

また前記仕切壁板２２の上側に形成された吸引側室には
、ダク１−２８を介して航記ブロア３のサクション側が
連通されている。またフィルタ室６の底部には、手動開
閉できるゲート２９が設けてあり、フィルタ室６内で落
下した細塵の除去が適宜行える−〇− ようにしである、。

このような構成では、エンジン２の始動によりブロア３
の働きでフィルタ室６．収集室５に真空負圧が作用し、
その真空吸引力がハキ１−ムホース１２に及ぶから、ホ
ース１２の先端のノズル１２ａを排土すべき個所に臨ま
せると、掘削さ杓た土砂は、周囲の空気と共にホース１
２内を通って収集室５内に引き込まれる。そして、衝突
板１４に当り、収集室５内での動圧低下で、比重の大き
な土砂、水滴などは下方のホッパ３０上に落下し、その
中央の土砂流Ｆ通路３１を通って収集室５内の底部にｉ
［する。

一方、細塵な含んだ空気は衝突板１４の周囲を迂回して
通路８の頂部連絡口８ａから、上記通路８を経由してそ
の底部連絡口８１）にいたり、更にフィルタ室６内でフ
ィルタ素子２１により細塵を分離した状態にして、ダク
１−２８を介してブロア３へと引かゎ、。、あ。０　　
　巳そして、適当な周期で手動あるいは適宜な手段により信
号を与えてピストン・シリンダ機構２０を動作し、ビス
１〜ン・ロッド１９を介して開閉戸１７を水平動作し、
排土口１６を開いて、収集室５内の底部に溜る堆積土を
下方に落下、排出する。

この時、収集室５の下部には排土口１６から大気が入る
が、ホッパ３０を介してその流下通路３１より流下し−
Ｃくる土砂が、一種の真空′ａ開閉体なって作用し、収
集室５の下部の真空は実質的に保たれ、ハキ−１−ムホ
ース１２による土砂の吸引排土作業は持続される。排土
後は、直ちに開閉戸１７が閉じられる。

本発明は以−に訂）ボしたように、バキュームホースを
介して土砂を収集する収集室とフィルタ室とを有し、画
室を連通して、負空吸引用ブ１」アからの負圧吸引力を
」−記フィルタ室のフィルタを介して上記収集室に及ば
づものにおいて、上記収集室は、−側」下部にバキュー
ムホースを接続するホース接続口を開口し、他側上部に
フィルタ室へ通じ：′：１．．．。

る連通路を開口してなり、収集室内において上記連通路
へ向う空気流領域の下に土砂流下通路を有するボツバを
設け、上記ホッパを介して収集室底部に土砂を収集堆積
するように構成したので、収集室の下部より土砂を排出
する時、ホッパの土砂流下通路を通る土砂で一時的な真
空遮閉効果が得られ、実質的にバキュームホースの吸引
力が低下されず、連続的に作業が持続できるから、連続
作業が可能で作業性の高い土砂の真空排土装置が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置全体の縦断側面図
、第２図はフィルタ素子を拡大して示した縦断側面図で
ある。１・・・台車体、２・・・エンジン、３・・・ブロア、
４・・・カップリング、５・・・収集室、６・・・フィ
ルタ室、ｌ・・・真空画体、８・・・通路、８ａ・・・
頂部連絡口、８ｂ・・・底部連絡口、９．１０・・・隔
壁、１１・・・ホース接続口、１２・・・バキュームホ
ース、１２ａ・・・吸込ノズル、１３・・・コイルスプ
リング、１４・・・衝突板、１５・・・衝撃緩衝体、１
６・・・排土口、１１・・・ｌＦｉ１ｍ戸、１Ｂ・・・
シール林、１９・・・ピストンロッド、２０・・・ピス
トン・シリンダ機構、２１・・・フィルタ素子、２１ａ
・・・係合用７ランジ、２１ｂ・・・９− 口金、２１ｃ・・・バック、２１ｄ・・・骨部材、２２
・・・仕切板、２２ａ・・・装着孔、２３・・・スプリ
ング、２４・・・支持板、２４ａ・・・通孔、２５・・
・座金、２６・・・ボルト・ナツト、２７・・・リリー
フ弁、２８・・・ダクト、２９・・・ゲート、３０・・
・ホッパ、３０ａ・・・流下通路。特許出願人　　株式会社　ハッコー代理人弁理士　小　橋　信　淳同　弁理士　村　井　　　進１０−

Claims

【特許請求の範囲】バキュームホースを介して土砂を収集する収集室とフィ
ルタ室とを有し、両室を連通して、真空吸引用ブロアか
らの負圧吸引力を上記フィルタ室のフィルタを介して上
記収集室に及ぼすものにおいて、」−記収集室は、−側
」一部にバキュームホースを接続するホース接続口を開
口し、他側上部にフィルタ室へ通じる連通路を開口して
なり、収集室内において上記連通路へ向う空気流領域の
下に土砂流下通路を有するホッパを設【プ、上記ホッパ
を介して収集室底部に土砂を収集Ｉｔ積するように構成
したことを特徴とする土砂の真空１１１土装置。