JPS5822211B2 - 真空掃除機用フイルタ - Google Patents

真空掃除機用フイルタ

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Publication number
JPS5822211B2
JPS5822211B2 JP51120091A JP12009176A JPS5822211B2 JP S5822211 B2 JPS5822211 B2 JP S5822211B2 JP 51120091 A JP51120091 A JP 51120091A JP 12009176 A JP12009176 A JP 12009176A JP S5822211 B2 JPS5822211 B2 JP S5822211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
filter
dust
vacuum cleaner
fiber layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP51120091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5345057A (en
Inventor
森国人
竹村清二
鳥越正夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP51120091A priority Critical patent/JPS5822211B2/ja
Publication of JPS5345057A publication Critical patent/JPS5345057A/ja
Publication of JPS5822211B2 publication Critical patent/JPS5822211B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空掃除機用フィルタの改良に係わり、ちり離
れのよいフィルタを得ることを目的とする。
一般に家庭、ホテル、あるいは工場等における屋内の清
掃に用いられる真空掃除機の集じん用フィルタとしては
、従来よりF紙、不織布、布、ポリウレタン樹脂などの
発泡性プラスチック素材等か用いられてきた。
しかしながら上記列記した従来の炉材はそれぞれフィル
タとしての必須要件を部分的には満足しながら、他に欠
点をもっているため、真空掃除機用としての十分なフィ
ルタ機能をはたし得なかった。
すなわち、真空掃除機のフィルタに重要な要素としては
次のものがある。
■ 集じん効率: 掃除機に投入した全じん埃重量に対するフィルタで捕獲
したしん埃重量で表示し、これにより捕塵能力の程度が
判断される。
■ 圧力損失: 気流がフィルタを通過する過程で損失するエネルギー前
後の圧力ヘッドの差で表示する。
この値が高いと吸引装置の吸引力を太きいものにしなけ
ればならない。
■ 風量回復率: 同一条件において、使用前のフィルタを通過する風量に
対する、一定量のしん埃を捕集させたのち、塵落しを行
なったフィルタを通過する風量の割合で表示し、付着し
ん埃を除去できる割合、すなわち使用前の状態に回復す
る割合を表わす。
上記三つの要素が真空掃除機用フィルタの性能を左右す
る基本要素であるが、特に■の風量回復率は、従来のフ
ィルタではフィルタのちり落しによるフィルタ付着しん
埃のちり離れ性がよくないために悪いものとなっていた
本発明は合成樹脂繊維涙材の改良を行なうことにより、
上記欠点を解消するもので、以下にその一実施例を図面
とともに説明する。
すなわち、本発明のフィルタは第1図に示すように、繊
維径15〜30μ、繊維目付100〜300g/m”、
繊維充てん密度(繊維層中に占める繊維の体積比、すな
わち繊維目付を繊維層厚さと繊維比重で割ったもの)0
.2〜0.4の範囲で構成された第1の合成樹脂繊維層
1の集じん面側に繊維径5〜15μ、繊維目付30〜1
00g/m、繊維充てん密度0.2〜0.4の範囲で構
成された第2の合成樹脂繊維層2を接合して構成されて
いる。
すなわち、第2の合成樹脂繊維層2は濾過面として、第
1の合成樹脂繊維層1はちり落しの機械力を上記第2の
合成樹脂繊維層2に伝達するもので、ある程度の剛性を
有するものとなっている。
上記構成からなる本実施例のフィルタは集じん面側か細
かい繊維で、微細な層からなる繊維層2で構成されてい
るため、じん埃のほとんどがフィルタ表面で捕獲され、
フィルタ内部で集じんされるしん埃の量が少ない。
すなわち、表面集じんされているために、ちり落しによ
るフィルタ付着しん埃のちり離れ性が非常によくなって
いる。
又、集じん効率においても非常によいものとなっている
又、本発明のフィルタの集じん面側繊維層2と基材とな
る繊維層1の繊維径、繊維目付、繊維充てん密度と集じ
ん効率、ちり離れ性の関係を説明すると、集じん面側繊
維層2においては、繊維径を非常に小さく、繊維目付を
増して、繊維充てん密度を大きくすれば、フィルタ自身
の圧力損失が高くなり、じん埃吸込量が増すにしたがい
、フィ 。
ルタの圧力損失の上昇が大きくなり、じん埃の吹きぬけ
を生じる。
このため、集じん効率は悪くなり、又、フィルタ内部の
しん埃蓄積量は増すため、ちり落しによるフィルタ付着
しん埃のちり離れ性は悪いものとなってくる。
半面、繊維径を大きく、繊維目付を少なくして、繊維充
てん密度を少なくすると、フィルタを構成している繊維
と繊維間のすきまが大きくなるため、じん埃は、このす
きまからフィルタ内面に通過したり、あるいは、フィル
タ内部で集じんされるため、集じん効率、ちり落しによ
るフィルタ付着しん埃のちり離れ性は悪いものとなって
いる。
繊維層1においては、繊維径を小さく、繊維目付を増し
て、繊維充てん密度を大きくすると、集じん面側繊維層
2と同様に、集じん効率、ちり落しによるフィルタ付着
しん埃のちり離れ姓は悪いものとなり、又、フィルタ強
度も弱いものとなる。
反面、繊維層1の繊維径を大きく、繊維目付を少なくし
て、繊維充てん密度を少なくすると、集じん面側繊維層
2を通過したしん埃が繊維層1を通過あるいは、内部で
集じんされるため、集じん効率は悪いものとなる。
次表は繊維層1,2の繊維径、繊維目付、繊維充てん密
度と、集じん効率、圧力損失、風量回復率(ちり離れ性
)とを実験により求めたものである。
なお、繊維層1,2ともにポリエステルallを用いた
またナイロン繊維、アクリル繊維の繊維層1,2を用い
た場合も上記ポリエステル繊維と略同−の実験結果か得
られた。
○・・・・・・良 △・・・・・・普通 ×・・・・・
・不良以上から、集じん面側繊維層2と、基材となる繊
維層1との繊維径、繊維目付、繊維充てん密度は、上記
表からも次の値が真空掃除機用フィルタとして最適であ
ることか判明した。
ちなみに第2図は繊維層1として繊維径23μ、繊維目
付250g/m、繊維充てん密度0.3のものを、繊維
層2として繊維径12μ、繊維目付649/m、掃維充
てん密度0.3のもの(いずれもポリエステル繊維)を
使用した本発明フィルタAと、コツトンリンターとレー
ヨンステーブルを抄紙し、アクリル系樹脂を含浸させて
得た従来フィルタBとの圧力損失、風量回復率を比較し
たものである。
なお条件として、流量は40011/m i n、p過
速度20crfL/s、濾過面積314iを設定し、ま
た実験方法としては5gのセメント粉を流量中に投入た
後、ちり落しを行う作業を5回繰返した。
これから明らかなように本発明フィルタAは従来フィル
タBに比し圧力損失が小さく、また風量回復率、すなわ
ち、ちり落しによるちり離れ性(第3図におけるa、b
線)も非常にすぐれているものである。
また5回の平均集じん効率は本発明フィルタAが997
9%、従来フィルタBが99.1%であった。
このように本発明によれば、一定範囲の条件を満足した
フィルムを積層することにより、真空掃除機用フィルタ
としてきわめて性能の高いものを提供することができ、
その工業的価値はきわめて犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるフィルタの断面図、
第2図は従来のフィルタを使用した掃除機と本発明のフ
ィルタを使用した掃除機との性能比較図である。 1・・・・・・第1の繊維層、2・・・・・・第2の繊
維層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 繊維径15〜30μ、繊維目付100〜300g/
    m、繊維充てん密度0.2〜0.4の範囲で構成され
    た第1の合成樹脂繊維層の集じん面側に、繊維径5〜1
    5μ、繊維目付30〜100g/m”、繊維充てん密度
    0.2〜0.4の範囲で構成された第2の合成樹脂繊維
    層を積層して形成した真空掃除機用フィルタ。
JP51120091A 1976-10-05 1976-10-05 真空掃除機用フイルタ Expired JPS5822211B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51120091A JPS5822211B2 (ja) 1976-10-05 1976-10-05 真空掃除機用フイルタ

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JP51120091A JPS5822211B2 (ja) 1976-10-05 1976-10-05 真空掃除機用フイルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5345057A JPS5345057A (en) 1978-04-22
JPS5822211B2 true JPS5822211B2 (ja) 1983-05-07

Family

ID=14777673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51120091A Expired JPS5822211B2 (ja) 1976-10-05 1976-10-05 真空掃除機用フイルタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265911A (ja) * 1988-08-30 1990-03-06 Sumitomo Electric Ind Ltd スローアウェイ式ボールエンドミル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5013972A (ja) * 1973-06-08 1975-02-13
JPS5126569A (en) * 1974-08-23 1976-03-04 Textron Inc Tokeibandono endoatatsuchimento

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5444303Y2 (ja) * 1974-08-19 1979-12-19

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JPH0265911A (ja) * 1988-08-30 1990-03-06 Sumitomo Electric Ind Ltd スローアウェイ式ボールエンドミル

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Publication number Publication date
JPS5345057A (en) 1978-04-22

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