JPS5822120Y2 - 材料試験装置 - Google Patents

材料試験装置

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Publication number
JPS5822120Y2
JPS5822120Y2 JP1978014397U JP1439778U JPS5822120Y2 JP S5822120 Y2 JPS5822120 Y2 JP S5822120Y2 JP 1978014397 U JP1978014397 U JP 1978014397U JP 1439778 U JP1439778 U JP 1439778U JP S5822120 Y2 JPS5822120 Y2 JP S5822120Y2
Authority
JP
Japan
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test piece
measuring
elongation
tank
tensile stress
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978014397U
Other languages
English (en)
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JPS53127581U (ja
Inventor
花木道夫
吉田又男
石塚英三
柳町孝治
陸川拡
Original Assignee
日本鉱業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本鉱業株式会社 filed Critical 日本鉱業株式会社
Priority to JP1978014397U priority Critical patent/JPS5822120Y2/ja
Publication of JPS53127581U publication Critical patent/JPS53127581U/ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として、JIS規格及びそれに準する柱
形金属試験片により、該金属の、腐食槽内における引張
応力に対する伸びを計測する装置に関するものである。
上記柱形試験片によって上述した腐食環境内における金
属の引張応力に対する伸びを計測させるためには、該試
験片の平行部すなわち標点間距離を計測させる必要があ
り、且つ計測装置は試験区域外に引き出されている必要
がある。
ところで従来の試験方式として、実公昭40−4.07
7号公報に記載されるものが提案されているカベ この
形式のものは、試験片の上下標点と対応する外周部に計
測棒の上端部を固定させ、この計測棒の下端部に伸びの
読み取り装置を垂設させる構造となっているため、上述
したような腐食槽液体タンク内における試験片の伸びの
測定装置としては全く使用出来ず、また上記読取装置の
重力が試験片に直接加重される難点があり、さらに試験
片の標点間以外の部分の破損等についてはその検知がき
わめて困難である等の欠点がある。
この考案は以上のような点に鑑みてなしたもので、試験
片の腐食槽等液体タンク内における伸びを正確に測定す
ることが出来る試験装置を提供することを目的としたも
のである。
次にこの考案を図の一実施例によって説明すると、1は
、この考案に係る試験装置の腐食槽で、その開口上面は
、冷却槽2により密画されている。
3.4は夫々冷却槽2の外壁に開口連設される冷媒の導
入管と導出管である。
5,6は、腐食槽1中央部の腐食環境7内に、垂直方向
に同軸線上として装備される上下部プルロンドで、その
対向端面に設けられるチャック8,9により、JIS規
格及びそれに準する柱形金属試験片10の上下大径挾持
部10a 、 10aが挟着されている。
上記上部プルロッド5は、冷却槽2の中心部に貫設され
た通挿孔11より延出され、別途引上装置により所定力
で引き上げ得るようになっており、下部プルロッド6は
装置本体に固定されている。
然して、上記挟着状態とした試験片10の、平行部間の
上下における上下標点10b、10bと対応する試験片
10の上下対称外壁面には、試験片10と同じ材質とし
た、棒若しくは線状をなす一対の計測材12,130基
端部が金属用接着剤で固着さね両計測材12,13の先
端部かわば、冷却槽2の左右に貫設される案内孔14,
14より垂直上方に延出され、左右一対の差動トランス
15゜15内に挿入される。
との差動トランスとは、機械的直線変位を電圧の差によ
って読みとる装置であって、1次コイル16及び2次コ
イル1Tを記録計18の一部を構成する電圧計に結線し
、該コイル16.17の中間部にコア棒(計測材の先端
部)を設置させる。
差動トランスの動作原理は、1ず1次コイル16に電圧
を加えておくと、機械的変位に従うコア棒によって2次
コイル17に2次電圧が誘起され、この1次コイルがわ
と2次コイルがわの電圧の差を電圧計で読みとり直線変
位に換算させるようにしたものである。
18は、上記計測材12.13の直線変位を記録する記
録計で、左右計測材12.13の直線変位の差から、試
験片の標点間距離の伸びが検出される。
19は、計測材12.13が非磁性の場合、該計測材の
頭部に被着される磁性スリーブである。
上記の装置において、今所定力で、上記プルロッド5を
引き上げれば、試験片10には、腐食環境T内において
、所定の引張力が加えられる。
この引張力による試験片10の標点10b、10b間の
伸びは、との標点部に追従して上方に変位する左右計測
材12.13の位置を差動トランス15゜15を介して
記録計18により読み取ることにより、左右計測材12
.13の直線変位の差から知ることが出来る。
次に上記装置による具体的実験例を説明する。
実験例 1 厚さ、1−のチタン板から第3図に示すような試験片1
0t−作成した。
試験片10の標点10b。10b間距離は25mm、平
行部の幅は5mである。
この試験片平行部の標点と対応する左右外壁に、1閣ψ
のチタン線より成る計測材12,130基端部を、金属
接着剤を用いて固定した。
実験によれば、上記計測材の径は1trIInφ〜2m
mφくらいにした方が良い。
また計測材の径を試験片の厚さよりも大径とした場合に
は、試験片100表面がわに固定する。
上記両計測材12.13の先端部を、第1図に示される
ように、案内孔14.14を通して左右差動トランス1
5.15内に挿入した。
この場合チタン線は非磁性であるので、差動トランス内
では感応しない。
このため第2図に示すように、鉄のスリーブ19を被着
させるようにした。
このような状態において、試験片10を3%NaCム容
液の沸騰状態7内におき、18−8−7KNの一定応力
をかけて伸びを測定し九その結果を第4図に示す。
標点間の伸びは、標点間上部の伸びと、下部の伸びの差
から求めた。
この考案装置は以上説明したように、試験片10の上下
標点と夫々と対応する外壁面に基端が固着される棒状計
測材12,13の夫々の先端部を垂直上方に延出させ、
この計測材12,13の上端部の位置を、計測材とは全
く分離された読取装置によって読み取るようにしたので
、上記試験片10が液体中に位置する場合において、計
測材12゜130位置を液面の上方位置において支障な
く読み取ることが出来、腐食槽等液体タンク内における
試験片の伸びを支障なく正確に測定させることが出来る
効果がある。
またこの考案装置においては上述したように、棒状計測
材12,13の上端と読取装置とは分離されているから
、計測材12.13及び試験片10に、読取装置の重力
が加わることがなく、従って測定を正確になし得る効果
がある。
さらにこの考案においては、1対の棒状計測材12.1
3は各別に突出されて、これとは分離された上記読取装
置によって両計測材の上下位置の差を読み取り得るよう
になっているから、上記計測材の位置を各別に検知させ
ることが可能となり、従って標点間以外の試験片の部分
の破断等による試験の不能についても容易に検知し得る
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る材料試験装置の概略を示す断面
図、第2図は同差動トランス部の拡大断面図、第3図は
試験片の正面図、第4図は試験片の伸びを示すグラフで
ある。 12.13・・・・・・計測材、10・・・・−・試験
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 腐食槽等有底液体槽内における試験片の引張応力による
    伸びを計測させるための材料試験装置であって、上記槽
    内に垂直方向に設定されると共に上下両端部によって引
    張応力が与えられるようにした試験片の、上下一対の標
    点の夫々と対応する外壁面に、棒若しくは線状をなす一
    対の計測材の夫々の基端部が固着さぁこの両計測材の先
    端部側は垂直上方向に延出されると共に夫々の延出先端
    部の上下位置は、この計測材とは分離された装置の不動
    部に設定される読取装置によって読み取られることによ
    り、該試験片の上記引張応力による上記標点間距離の伸
    びが計測されるようにした材料試験装置。
JP1978014397U 1978-02-09 1978-02-09 材料試験装置 Expired JPS5822120Y2 (ja)

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JP1978014397U JPS5822120Y2 (ja) 1978-02-09 1978-02-09 材料試験装置

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JPS53127581U JPS53127581U (ja) 1978-10-11
JPS5822120Y2 true JPS5822120Y2 (ja) 1983-05-11

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ID=28834231

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6036151B2 (ja) * 2012-10-17 2016-11-30 新日鐵住金株式会社 引張試験装置及び引張試験方法
JP6048059B2 (ja) * 2012-10-17 2016-12-21 新日鐵住金株式会社 成形温度評価方法及び成形温度評価システム

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JPS53127581U (ja) 1978-10-11

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