JPS5822086Y2 - 金属板の幅変位検出装置 - Google Patents

金属板の幅変位検出装置

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Publication number
JPS5822086Y2
JPS5822086Y2 JP1977109741U JP10974177U JPS5822086Y2 JP S5822086 Y2 JPS5822086 Y2 JP S5822086Y2 JP 1977109741 U JP1977109741 U JP 1977109741U JP 10974177 U JP10974177 U JP 10974177U JP S5822086 Y2 JPS5822086 Y2 JP S5822086Y2
Authority
JP
Japan
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metal plate
sensor
displacement detection
width displacement
width
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977109741U
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English (en)
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JPS5436450U (ja
Inventor
井上正
久保田昭
大西和雄
Original Assignee
三島光産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、金属板の両級の位置の変化、すなわち幅変
位を連続的に検出する装置に関するものである。
金属板(以下、鋼板とも称す)の製造もしくは加工工程
において、この金属板の幅変位を検出することが要求さ
れる場合は数多い。
たとえば鋼板の圧延工程では、正規のサイズの鋼板を得
るために、圧延ロールの間隔および平行度を制御するこ
とが要求され、このためには、圧延された鋼板の幅変位
を正確に検出し、基準値からの偏差をフィードバックす
ることが必要である。
この目的のために適用されている従来の幅変位検出装置
は1、所定の光路内における鋼板縁部位置を光学的な手
段で検出する形式のものであるが、この装置は、粉塵、
熱、蒸気などの環境条件に影響される要素が多く、また
保守も面倒である。
この考案の目的は、上記のような欠点のない幅変位検出
装置を提供することである。
つぎにこの考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図において符号1で示す鋼板は、多数のロールガン
グ2によって一方向に移送され、この移動過程でその両
側縁部に配置された2つの幅変位検出機構によって幅変
位の検出が行われる。
上記の幅変位検出機構は同ブ構成の第1および第2のセ
ンサー3および4と、この第1および第2のセンサーを
一方向に移動する金属板10幅方向に所定の距離だけず
らした位置に保持する支持体5と、上記第1と第2のセ
ンサーの出力の差値に応じて制御されるサーボモータ8
によって、上記差値が常に零になるように上記支持体を
上記金属板の幅方向に進退させて上記第1および第2の
センサーの位置を制御する位置制御手段と、上記第1お
よび第2のセンサーの位置を検出する位置検出手段とに
よって構成されている。
上記のセンサー3および4は、鋼板10幅方向に所定の
距離tだげ位置をずらして支持体5に保持されている。
この支持体5は、鋼板1の幅方向に延びる一対のガイド
ロンドロにその長さ方向にのみ移動可能に支持され、上
記ガイドロンドロと平行なねじ軸7が貫通してねじ込ま
れている。
したがってサーボモータ8から伝動機構9を介して伝達
される動力を受けて上記ねじ軸7が一方向または反対方
向に回転したときに、支持体5は鋼板1の幅方向に前進
または後退するように移動する。
そして支持体5の位置は、適当な位置検出手段たとえば
マグネスケール5aによって検出される。
そして、センサー3および4は夫々第3図に示すように
、相互に平行に配置された一対の励磁コイルL1および
L2と、この両者によって形成された磁界の強さが平衡
する位置に配置された検出コイルL3とで構成されてい
て、励磁コイルL1およびL2には第2図に示すように
発振器12から励振信号が供給される。
センサー3および4の各検出コイルL3には鋼板1の縁
部が最も接近した時点にピークを有する出力が現われ、
この出力はそれぞれ増幅器13および位相検波回路14
を経て差動増幅器150入力端に供給される。
第4図aはセンサー3又はセンサー4と鋼板1の縁部の
位置関係の長さXを横軸に、位相検波回路14の出力V
を縦軸にとって表わしたセンサー3の出力信号波形3a
とセンサー4の出力信号波形4aを示す。
同図すは上記の両出力信号波形3aおよび4aを入力と
する差動増幅器15の出力信号波形を示す。
との差動増幅器15の出力信号はゼロ点にスライスレベ
ルを持つスライサー16で同図Cに示す信号に変換され
る。
そこで、幅変位検出機構は第5図、第6図のように(鋼
板の右側のみ示す)センサー3および4の中間位置が鋼
板1の縁部に対応するように配置する。
この場合、センサー3と4の出力の差値は第4図aのP
点つまり零となって、スライサー16からは出力が得ら
れない。
したがって、サーボモータ8は作動せず、支持体5も停
止したままである。
上記の配置状態において、第5図2点鎖線示1aの如く
鋼板1の縁部がセンサー3側へ変位すると、センサー3
を含む系統の位相検波回路14の出力信号3 a7>+
フサ−4を含む系統の位相検波回路14の出力信号4a
より犬きぐtπ、スライサー16からはプラスの出力が
得られる。
このプラス出力によってサーボモータ8を駆動したとき
は伝動機構9およびねじ軸7を介して支持体5を後退さ
せ、センサー3と4の出力の差値が零となるように両セ
ンサーの中間位置を鋼板1の縁部に対応させる。
また、反対に第5図3点鎖線示1bの如く鋼板1の縁部
がセンサー4側へ変位すると、出力信号4aが出力信号
3aより大きくなってスライサー16からはマイナスの
出力が得られるようになる。
このマイナス出力はサーボモータ8を前記とは逆方向に
回転駆動するため、支持体5は前進してセンサー3およ
び4の中間位置と鋼板1の縁部の位置関係を第5図実線
状態に戻す。
したがって、支持体5は、鋼板10縁部の位置の変化に
追従することになり、この支持体5の位置がマグネスク
ール5aによって検出される。
上記の動作が鋼板10両縁部に配置された幅変位検出機
構において行われ、夫々の幅変位検出機構から鋼板1の
各線の位置を示す信号が得られるしたがってこの位置信
号を不図示の演算部に導入することにより、鋼板10幅
変位を容易に検出することができる。
以上のようにこの考案によれば、金属板の幅変位は、縁
部の位置の変化に対応した磁気的な信号にもとづくセン
サーの変位として検出されるので、粉塵、熱、蒸気など
の外的要因の影響はきわめて受げにくい。
また磁束平衡形センサーは、金属板の縁部の変位に対し
てきわめて良好な感度を有するので、著るしく正確で信
頼性crAい幅変位検出を行うことができる。
なお、第1図中、10,11は鋼板1の端部が所定の位
置に達したことを検出するために、鋼板の進行方向に適
当な距離をあげて配置した端部センサーで、前記センサ
ー3および4と同一構成のものを用いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による幅変位検出装置の配
置を示す斜視図、第2図はその装置に用いられた幅変位
検出機構の要部の構成を示すブロツク図、第3図はその
幅変位検出機構に用いられるセンサーの斜視図、第4図
a〜Cは第2図つ各部の信号波形図、第5図は鋼板の縁
部に対する上記センサーの配置関係を示す一部の平面図
、第6図はその横断面図である。 1・・・・・・鋼板、2・・・・・・ロールガング、3
,4・・・・・・センサー、5・・・・・・支持体、5
a・・・・・・マグネスケール、6・・・・・・ガイド
ロンド、7・・・・・・ねじ軸、8・・・・・・サーボ
モータ、9・・・・・・伝動機構、io、il・・・・
・・端部センサー、12・・・・・・発振器、13・・
・・・・増幅器、14・・・・・・位相検波回路、15
・・・・・・差動増幅器、16・・・・・・スライサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隔をあけて相互に平行に配置された一対の励磁コイル
    およびこれ等両励磁コイルによって形成された磁束の平
    衡位置におかれた検出コイルからなる第1のセンサーと
    、この第1のセンサーと同一の構成を有する第2のセン
    サーと、上記第1および第2のセンサーを一方向に移動
    する金属板の幅方向に所定の距離だけずらした位置に保
    持する支持体と、上記第1のセンサーと第2のセンサー
    の出力の差値に応じて制御されるサーボモータによって
    、上記差値が常に零になるように上記支持体を上記金属
    板の幅方向に進退させて上記第1および第2のセンサー
    の位置を制御する位置制御手段と、上記第1および第2
    のセンサーの位置を検出する位置検出手段とによって上
    記金属板の幅変位検出機構を構成じ、このように構成さ
    れた2つの幅変位検出機構を上記金属板の両側縁部にそ
    れぞれ配置するとともに、夫々の幅変位検出機構の出力
    信号に基いて上記金属板の幅変位を演算する演算部を設
    けた金属板の幅変位検出装置。
JP1977109741U 1977-08-17 1977-08-17 金属板の幅変位検出装置 Expired JPS5822086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977109741U JPS5822086Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 金属板の幅変位検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5436450U JPS5436450U (ja) 1979-03-09
JPS5822086Y2 true JPS5822086Y2 (ja) 1983-05-11

Family

ID=29055973

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JP1977109741U Expired JPS5822086Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 金属板の幅変位検出装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4784U (ja) * 1970-07-17 1972-02-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4784U (ja) * 1970-07-17 1972-02-23

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JPS5436450U (ja) 1979-03-09

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