JPS5822063B2 - X線強化スクリ−ン用燐光体 - Google Patents

X線強化スクリ−ン用燐光体

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JPS5822063B2
JPS5822063B2 JP54101818A JP10181879A JPS5822063B2 JP S5822063 B2 JPS5822063 B2 JP S5822063B2 JP 54101818 A JP54101818 A JP 54101818A JP 10181879 A JP10181879 A JP 10181879A JP S5822063 B2 JPS5822063 B2 JP S5822063B2
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phosphor
ray
yttrium
lutetium
gadolinium
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JP54101818A
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JPS5528095A (en
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ロタール・ハインリツヒ・ブリツクスナー
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、発光物質の製造およびX線強化スクリーン中
におけるこの物質の使用に関する。
X線強化スクリーンは一般に写真フィルムと組合せて使
用されそしてフィルムの上に形成される像の強化作用を
なす。
かかるスクリーンの活性成分である燐光体(螢光体、p
hosphor に同じ)は透明な無色の、単相物質
であるべきであり、充分に規制された性質の多面体形状
に結晶化してX線により生成されるすべての光の散乱を
最小化させるべきものである。
一般にその燐光体の粒子サイズは約3〜10μmである
べきであり、そしてその表面積は約0.075〜0.3
00rn:/?であるべきである。
更に、燐光体は使用されるエネルギーのX線放射の良好
な吸収体であるべきであり、それらはフィルムが感受性
のスペクトル領域で強く光を発生すべきであり、そして
それらは鮮明な歪みのないフィルム像を仔えるべきであ
る。
発光性を示す多くの既知の物質が存在するけれどもほと
んどのものはそれらをX線強化スクリーン中で有用なも
のとするに必要な性質の組合せを有していない。
例えば長年の間X線強化スクリーンに対して最も広く使
用されている燐光体はタングステン酸カルシウムであつ
島それは他の燐光体の判定のための基準物質である。
近年X線強化スクリーン中での可能性ある使用に対して
いくつかのその他の燐光体が提案されている。
しかしながらその数は発見された燐光体の総数に比べて
小さい。
プラスおよびプリル両氏〔「J、of Lum 1nescence J 第3巻第109頁
(1970)参照〕は、そのタンタルのいくらかがニオ
ビウムにより置換されているかあるいはイットリウ18
のいくらかが希土類置換体により置換されているものを
も含めて種々のYTaO4、GdTa04およびLuT
a04燐光体のカソードおよび光発光性を記載している
これら物質のすべてはファーガソナイト(fergus
onite ) M−タイプ構造を有している。
これらの物質は二つのポリモルフ、すなわち低温での単
斜(I2空間群)構造M、および高温での正方晶系(I
4./a空間群を有するシーライトタイプ構造)を有し
ていることが認められている。
二つの形態の間の遷移は瞬間的でありかつ可逆的である
ジー・エム・ウオルトンおよびエイ・ビー・チェイズ両
氏(r The AmericanMineralog
ist j第52巻第1536頁(1967)参照〕は
この遷移がYTaO4では1325℃で生ずると報告し
ている。
それらはまたタンタル酸イツトリウムおよび関連するメ
ンタル酸希土類塩の新しいポリモルフを開示している。
その物質を遷移温度以下で結晶化させた場合には異った
単斜構造(M’相と呼ばれ、P 2 / a空間群を有
する)が生ずる。
このM’+1は、1400℃以上に加熱しそして次いで
1325°C以下に冷却することによってM相に変換さ
せることができる。
紫外線またはX線励起下でのM@物質の発光性に関して
は従来技術は存在しない。
第1aおよび1b図はそれぞれ本明細書に開示されたよ
うにして製造された本発明のM′−タイプYNB0.0
5 Ta0−95 O4、および例えばプラスおよびグ
リル両氏(上掲文献参照)により開示された通常のセラ
ミック技術により製造されたM−タイプYNbo、(,
5’I’a0.9!5 O4の走査電子顕微鏡写真を示
している。
第2図はM−タイプのYTaO4およびM′−タイプの
YTaO4に対するX線粉末パターンのディフラクトメ
ータースキャンを示しているっ第3aおよび3b図は、
それぞれM−タイプYTaO4およびM′−タイプYT
aO4のラマンスペクトルを示している。
第4図はM′−タイプYTaO4、GdTaO4および
LuTa0.、および、CaWO4の185μ層の計算
されたX線吸収を示している。
第5図はM’−タイプ。YNb□、05 T’aO,9
5O4およびCaWO4に対するX線励起下の発光スペ
クトルの比較を示している。
第6図は典型的X線強化スクリーンの断面を示している
第7図は本発明のX線スクリーン対(ペア)および同様
にしてCaWO4から製造されたX線スクリーン対に対
する解像と全燐光体コーティング重量とのプロットを示
す。
第8図は本発明のスクリーン対およびCaWO4のそれ
に対して計算されたX線吸収を示し、その際スクリーン
厚さは同一の解像を与えるように選ばれている。
第9図は本発明のX線スクリーン対および同様にして製
造されたCaWO4のスクリーン対に対する相対速度と
解像とのプロットを示す。
単斜M′構造で結晶化するある種の置換イツトリウム、
ガドリニウムおよびルテチウムのタンタル酸塩は、ホス
トに比して、同一の式の単斜M構造組成物に比して、そ
して一般に使用されている市販の燐光体CaWO4に比
して改善されたX線−光変換効率を示すことが発見され
た。
更に、適当量のニオビウムをタンタルに対して置換する
とM′構造のYTaO4およびLuTaO4の青色螢光
を有意に強化させること、イツトリウムに対して適当量
のツリウムを置換すると有意にYT a 04の青色螢
光を強化させること、そしてM′構造のYTaO4、L
uTa04およびGdTa04のイツトリウム、ルテチ
ウムおよびガドリニウムに対する適当量のテルビウムの
置換は強い緑色螢光を与えることが発見された。
本発明に使用される青色または緑色螢光発光性置換燐光
体は単斜M′構造を有しており、そして次記すなわち (a)YNbTal−XO4(式中Xは0〜約0.15
である)、 (b)LuNbXTa1−X04 (式中Xは0〜約0
.2である)、 (c)Yl−yTmyTa04 (式中yはO〜約0
.03である)、 (d) (a)および(b)の固溶体、(e) (
a)および(C)の固溶体、げ)y、 、TbyTa
04 (式中yは約0.001〜約0.15である)
、 (g)Lu、 、TbyTa04 (式中yは約0.
001〜約0.15である)、 (h) G d 1yT b y T a O4,(
式中yは約0.001〜約0.15である)、および (i) 前駆f)、(g)および(h)の少くとも2
種の固溶体よりなる群から選ばれる。
この発光作用燐光体はX線強化スクリーン中で有用であ
る。
本発明に使用される青色螢光燐光体は、 (a) 式 YNbXTal−X04(式中Xは0〜
約0.15、好ましくは約0.001〜約0,15、よ
り好ましくは約0.02〜約0.10、最も好ましくは
約0.05である)のNb含有タンタル酸イツトリウム
、 (b) 式 LuNbXTa1 X04(式中Xは
O〜約0.2、好ましくは約0.005〜約0.2、よ
り好ましくは約0.02〜約0.05である)のNb含
有タンタル酸ルテチウム、 (c)式 Y 1− y Tm yT a 04 (
式中Yは0〜約0.03、好ましくは約0.001〜約
0.03、より好ましくは約0.002〜約0.01、
最も好ましくは0.005である)のTm含有タンタル
酸イツトリウム、 (d) (a)および(句の固溶体、および(e)
(a)および(C)の固溶体 を包含する。
本発明に使用される緑色螢光燐光体は、 (a) 式 Yl−yTbyTa04 (式中yは
約0.001〜約0.15、好ましくは約0.005で
ある)のTb含有タンタル酸イツトリウム、 (b) 式 Lu 1−yT b y T a 04
(式中yは約0.001〜約0.15、好ましくは約
0.005である)のTb含有タンタル酸ルテチウム、 (C) 式 Gd1−yTbyTa04(式中yは約
0.001〜約0.15、好ましくは約0.03〜約0
.035である)のTb含有タンタル酸ガドリニウム、
および (d) (a)、(b)および(e)の少くとも2種
の固溶体を包含する。
本発明に使用されている燐光体は、P 2 / a空間
群対称性を有する単斜M′構造を有しており、■2空間
群対称を有する単斜M構造を有する関連物質よりも犬な
る発光性を示す。
M相およびM’l’ll結晶の物理的特性の差は二つの
物質を容易に区別させる。
先述した既知の固相(ソリッドステー1−)操作により
製造されたM和結晶は不規則な形状の片に成長し、一方
本発明の方法により製造されるM′相の結晶は狭いサイ
ズ分布の規則正しい多面体に近い粒子に生長する。
この差は二つのタイプの物質の走査電子顕微鏡写真でみ
ることができる(第1aおよび1b図参照)。
M物質(第1b図)は1.3 m/flの表面積および
0.5μmの粒子サイズを有している。
M′物質(第1a図)は0.19m /?の表面積およ
び4.2μmの粒子サイズを有している。
ここに報告されている表面積は、[ミクロミュレテイツ
クス(Micromuratics ) J表面孔体積
解析装置中でのクリプトンまたは窒素ガス吸収により測
定された。
特に記載されていない限りは粒子サイズは式 を使用して表面積測定値から計算された。
単結晶X線ディフラクトメータでの測定から得られたユ
ニットセルパラメーターは、M′相のb軸およびユニッ
トセルがM相のそれらの大体半分であることを示す。
X線粉末回折パターンは、第2図においてM−タイプの
YTaO4およびM′−タイプのYT a 04に対し
て示されているパターンの比較かられかるように、顕著
な差異を示している。
この2相の結晶構造の差はまた、M−タイプのYTaO
4およびM′−タイプのYTaO4に対してそれぞれ第
3aおよび3b図に示されるように、ラマンスペクトル
にも影響を与えている。
本発明の方法は、前記定義のM′タイプの発光物質を約
0.075〜0.300m2/グの表面積および約3〜
10μmの粒子サイズを有する均一の無色単相粒子とし
て提供する。
この物質は追加の処理なしにX線強化スクリーン中に直
接混入することができる。
本発明の方法はまずTa205、Y2O2、Gd2O3
、Lu2O3、Nb2O5、Tm2O3、Tb2O3お
よびTb40□の群からの適当な酸化物の化学量論量ヲ
「スペックス(5pex ) Jオツシレータータイプ
振盪機中で約10〜20分間ブレンドすることよりなる
この操作条件においてそれらの成分に不活性な容器中で
次いでこの混合物を約り000℃〜約1200℃で約1
0〜14時間予備焼成させる。
容器は貴金属のものでありうるがしかし低コストの故に
アルミナが好ましい。
次いでこの予備焼成物質をLi2SO4、純LiC1ま
たはBaC1゜/LiC1共融物〔例えば[Gazz。
chim、1ta1.J第441巻第383頁(191
,4参照]を包含するフラックスと混合する。
このフラックスの重量は混合物の全重量の115〜1/
2に等しい。
次いで得られた混合物を少くとも約3時間ないし約24
時間またはそれ以上約1100℃から約1450℃以下
の温度、例えば約1100°C〜約1300℃で焼成す
る。
発光生成物を水浸出、沢過および洗浄により回収しそし
て次いで乾燥させる。
本発明の方法により製造される燐光体の粒子サイズおよ
び均一性は第1a図に記載の走査電子顕微鏡写真に示さ
れている。
前記の別法として、特にLi2SO4がフラックスとし
て使用される場合には予備焼成段階を除外させることが
できる。
フラックスと直接ブレンドしそして混合した適当な酸化
物を前記のようにして焼成することができる。
予備焼成なしの場合には、例えば少くとも約4時間〜約
14時間またはそれ以上のより長い焼成時間が好ましく
、かつ有利である。
この発光生成物は約1450℃以下で混合物を結晶化さ
せることによってM湘で形成される。
従って混合物をこの温度以下で焼成するように注意しな
くてはならない。
前述したように、約り100℃〜約1300℃の焼成温
度が使用される。
約1200℃の温度が好ましい。
本発明は、その燐光体が前記定義のものであるようなX
線強化スクリーンを提供するものである。
特に予期せざることは、X線強化スクリーン中に使用さ
れた場合のM′構造を有する燐光体の性能である。
それは、M一槽構造ある以外は同一式の組成物よりも優
れた発光効率を示す。
それはまた、CaWO4よりも優れている。
X線強化スクリーン中で使用された場合、燐光体はX線
放射をホトン(光子)に変換させる。
ホトンは写真乳剤によってきわめて容易に補集されて永
久的記録を与える。
この変換過程の第1段階は燐光体によるX線の吸収であ
る。
第4図は放射写真に一般に使用されるX線エネルギー範
囲にわたってM′タイプのTaO4、GdTa04およ
びLLITaOイそしてCaWO4(後者は比較のため
の標準品として使用される)の185μmの層により吸
収されるX線の計算された割合を示している。
一般に使用されるスクリーン対の典型的燐光体含量であ
るこの厚さに対しては、本発明のタンタル酸塩スクリー
ンは改善されたX線吸収を与える。
この変換過程の第2段階は光発光(螢光)である。
多くの応用において、放射写真を形成するに必要なX線
露光を減少させるためにはCaWO4により示されるよ
りも一層高い発光効率を有することが望ましい。
光発光の効率は、例えば第5図に示されているような曲
線の下の面積により示される。
第5図ではX線励起下の好ましい組成物YNbO・05
TaO19504の発光スペクトル(A)が比較のため
に同一励起条件そして同一測定条件下での市販のCaW
O4X線燐光体の発光スペク) /14B)と共に示さ
れている。
本発明に使用されている燐光体はより強い発光パターン
を示す。
発生した光はフィルム上で捕集されなくてはならない。
医療用X線用途にもつとも一般的に使用されている写真
乳剤番ζ 350〜400nm範囲の放射には一般に均
一な応答性を示す。
400nm以上では感度は漸進的に減少し、そして約4
70nm以上では実質的に消失する。
本明細書のYTaOい およびNbおよびTm含有組成
物は400nm付近に強い青色バンド発光およびピーク
を示し、そしてこれは通常のフィルムと共に使用された
場合にはCaWO4よりも一層有効である。
LuTa04およびNb含有組成物もまた強い青色バン
ド発光を示す。
YTaO4、GdTa04.LuTa04およびそれら
の固溶体のTb含有組成物は、500nyn付近に強い
緑色発光を示し、従ってそのような放射に感受性のX線
フィルムと共に使用した場合にそれらを有効なものとす
る。
典型的X線強化スクリーンにおいては、粉末燐光体組成
物を、可撓性支持体例えば厚紙またはオリエステルフィ
ルム上に、重合体結合剤によって薄層として接着させる
この燐光体−結合剤複合付は約85〜約96重通%の燐
光体を含有しうる。
この燐光体層は、典型的には、支持体上に約0.005
インチ(0,0127CrrL)〜約0.050インチ
(0,127cIrL)の湿潤時厚さにコーティングさ
れる。
この燐光体層組成物は一般分散技術を使用して任意の通
常の結合剤中で調製することができる。
これは通常、燐光体、結合剤、溶媒およびその他の添加
剤を適当−な時間ボールミル処理することにより達成さ
れる。
この操作および有用な結合剤は、従来技術例えば米国特
許第2648013号、同第2819183号、同第2
907882号、同第3043710号および同第 389515757号各明細書全に記載されている。
場合により、清浄化を可能ならしめるためにこの燐光体
層に薄い透明な保護層をオーバーコーテイングすること
が屡々望ましい。
有用な保護層もまた従来技術例えば前記米国特許中に記
載されている。
最初に可撓性支持体を光反射性層例えば白色顔料でコー
ティング(すなわち燐光体の下側)してスクリーンの光
出力を更に強化させることもまた時としては望ましい。
反射層はX線スクリーン技術では周知である。
米国特許第3043710号および同第38951.5
7号各明細書に記載のようなものが特に有用である。
実際の使用においては、燐光体コーティングしたシート
を、通常各側に乳剤を有する写真フィルムの両側に押圧
する。
写真乳剤コーティングに隣接して燐光体コーティングを
有するそのようなパックをX線露光用のフィルムカセッ
ト中に保持させる。
本発明のX線強化スクリーンの断面である第6図は、支
持体1、反応層2、燐光体層3および保護コーティング
4を示している。
使用しうる通常の支持体としては、例えばバライタで適
当にサイス処理またはコーティングしたボール紙、セル
ロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテー
ト、セルロースプロピオネート、セルロースアセテート
ブチレーI・、ポリ(ビニルクロリドまたはビニルアセ
テート)、ポリアミド、金属シート状物例えばアルミニ
ウムおよびポリ(エチレンテレフタレー1− )があげ
られ、後者がより好ましい支持体である。
X線強化スクリーン中で使用するためには、支持体はX
線に透過性でなくてはならない。
例えば支持体は約0.00025インチ(0,0006
4cIrL) 〜約0.30インチ(0,76cIIL
)の厚さを有しうる。
約0.02インチ(0,05crn)までの厚さを有す
るフィルムが好ましい。
スクリーン厚さの選択は、一般に例えば解像力および像
ノイズのような変数間の調整を包含する。
薄いスクリーンは解像力が高いという利点を有す)るが
、しかし一部はそれらが関係するX線の小部分しか吸収
しないという事実に由来する高い像ノイズを受ける。
第7図は80KVp および2mAで操作される通常の
X線ユニットで一対のスクリーンを使用して青色感受性
[クロネクス (Cronex ) J JX線フィルムに像形成さ
せた場合のCaWO4およびYNbo、o5Tao、、
704 に対する解像と全燐光体コーティングとの間の
関係を示す。
予期せざることに、YNbo、。3Tao、9□o4ス
クリーン対は優れた結果を与える。
何故ならば、同一解像に対しては実質的により高いコー
ティング重量を使用しうるからである。
これは結果としてはるかにより犬なるX線吸収を生じそ
して従って同一解像に対してより低い画像ノイズを生ず
る。
例えばCaWO4を使用して製造された1対の「クロネ
クス・パル(Cronex Par ) J強化スクリ
ーンは約84μmの厚さを有する純CaWO4に等しい
燐光体含量を有している。
YNb、)、、)5 Ta□、9504を使用して製造
されそして同一解像力を有する市販のタイプのスクリー
ンは約124μmの厚さを有する燐光体等何物を含有し
ている。
第8図は、両物質に対する計算されたX線吸収を示して
おり、後者は図面上ではYTaO4: Nb として
示されている。
最も汎用の放射写真において重要な40−100キロ電
子ボルト(KEY)範囲にわたっては、このYTaO4
:Nbスクリーンは相当する厚さのCaWO4のほとん
ど2倍のX線吸収を有しており、像ノイズ上昇なしにX
線露光をほとんど半分に減少させる可能性を与える。
X線強化スクリーンの性質の一つの尺度は速度(写真感
光速度と同様)、すなわちスクリーンに密着させたフィ
ルムのX線露光後に達成される光学濃度である。
これは以下に記載のように実施される操作によって、ス
クリーンに密着した状態のそのようなフィルムを露光さ
せた後のX線フィルムの黒色化濃度の測定により決定さ
れる。
A、試料製造 燐光体を400メツシユふるい(米国ふるい系列)を通
してふるいかけしそして次の成分を8個の4mm直径の
ガラスピーズを含有する15ccバイヤル中に導入する
(米国特許第 3043710号明細書参照)。
得られる混合物を15分間「スペックス (Spex)Jオフシレータータイプシェーカー上で振
盪させ、次いで直ちにグツドナー (Goodner )機械的塗布装置およびIOミル(
254μm)のドローダウンナイフを使用して顔料板上
にコーティングする。
得られたコーティングを少くとも15分間風乾させて厚
さ5±1ミル(130μm±25μm)の乾燥コーティ
ングを生成させる。
1インチX 1 ’ / 2インチ(2,54X3.8
1 )試料をコーティングした板から切り出し、そして
他の試料および標準物と共に顔料板上に露光試験のため
に載置する。
B、試料試験 スクリーン試料を取付けた顔料板を高感度医療用X線フ
ィルム(この場合にはデュポン社製クロネクス4フィル
ム)のシートを含有する8インチ×10インチ(20,
3CIrLX 25.4CrIL)カセット中に挿入す
る。
1X4インチ(6,35mm;厚さのアルミニウムフィ
ルターを通してタングステン光源から25インチ(63
,51)の距離で1.0mA(80KVp) のX線
露光を行う。
次いでフィルムを取外しそして33℃で操作されその標
準的なP−N−メチルアミンヒドロサルフェート/ヒド
ロキノン現像剤を含有する自動高速プロセサー中で90
秒の全処理時間で(現像、定着、洗浄および乾燥)処理
する。
露光および現像したフィルムの光学濃度をマクベスディ
ジタルデンシトメーターを使用して測定し、速度として
記録されそしてこれは、 CaWO4を使用して製造された市販の「クロネクス・
パル」強化スクリーンを使用して行った同一の露光の濃
度と相対的に示される。
改善されたX線−光変換効率の結果として、前記M′構
造燐光体を使用して製造されたX線強化スクリーンの速
度は同一の式および同一のコーティング厚さを有するM
構造燐光体を使用して製造されたものより高い。
賦活剤または補力剤たるNb、TmまたはTbの適当量
を含有するM′構造燐光体を使用して製造されたスクリ
ーンはその賦活剤または補力剤を含有していない同様の
燐光体コーティングを使用して製造されたものより速く
そしてそれらは一般に使用されているCaWO4よりも
速い。
この上昇した速度は低X線露光が所望されている用途に
おいては重要である。
特定のフィルムの感度により良好に対応させそして特定
の放射線学目的を達成するためには、時にはスクリーン
の速度を調整することが望ましい。
燐光体例えばCaWO4の速度を調整することは困難な
のであるから、スクリーンの調節例えばより遅い速度は
スクリーンに染料を加えることにより達成される。
しかしながら、これは像ノイズを生成する結果となりう
る。
従って、燐光体の速度を調整することがはるかにより望
ましい。
本発明の燐光体の速度は、賦活剤または補力剤の濃度の
変化によるかまたはある種の希土類元素の適当な添加を
行なうことによって、本発明の燐光体に対して測定され
そしてここに報告されている最高速度とCaWO4の速
度またはそれ以下の速度との間の中間の速度範囲にわた
って調整させることができる。
賦活剤濃度への速度の保存性はかなり強い。
そしてこの方法による速度の制御は賦活剤濃度の注意深
い制御を必要とする。
ある種の他の希土類元素の濃度への速度依存性はかなり
一層弱いものである。
そのような元素の使用は実質的に連続した速度範囲の燐
光体の製造のための便利な方法を提供する。
本発明の感光体の速度は約15モル%までのイツトリウ
ム、ルテチウムまたはガドリニウムをイッテルビウムで
置換することにより遅くすることができる。
例えば好ましいNb含有タンタル酸イツトリウムへのY
bの添加は、Yl−yYbyNbo、。
、Tao、9504 (式中yは0〜約0.15である
)の組成の燐光体を与える。
この式でyが0の場合すなわちYbが存在しない場合に
は、得られる化合物は前に記載のYNbXTal−XO
4の具体例を表わすということを知ることができる。
yを大きくさせた場合燐光体の速度はyが約0.1であ
る場合の、その速度がCaWO4スクリーンの速度と大
組等しくなる点まで減少する。
更にyを増大させると速度は更に減少する。
本発明の燐光体の速度はランタンで約45モル%までの
イツトリウム、ルテチウムまたはガドリニウムを置換さ
せることによって遅くすることができる。
例えば、好ましいNb含有タンタル酸イツトリウムへの
Laの添加はYlLa Nb□、。
5TaO,g504 (式中yはO〜約0.45であ
る)の組成の燐光体を与える。
この式においてyが00場合すなわちLaが存在しない
場合には、得られる化合物は前記YNbXTa1−XO
4の態様を表わすということを知ることができる。
yを上昇させた場合燐光体の速度は減少しそしてyが約
0.4に達した際にはその速度はCaWO4スクリーン
のものと大組等しくなる。
更にyを上昇させると速度は更に減少する結果となる。
この青色発光性燐光体の速度はイツトリウムまたはルテ
チウムの約15モル%までをガドリニウムで置換するこ
とによって遅くすることができる。
例えば好ましいNb含有タンタル酸イツトリウムにGd
を加えると、 Yl−yGdyNbo、。
5Tao、95o4 (式中yは0〜約0.15である
)の組成の燐光体を生ずる。
この式においてyがOの場合すなわちGdが存在しない
場合には、得られる化合物は前記YN b X T a
1− X 04 の態様を表わすことを知ることが
できる。
yが上昇した場合、燐光体の速度は減少する。
yが約0,08の場合には、その速度はCaWO4スク
リーンのものと大体等しい。
更にyを上昇させると速度は更に減少する結果となる。
若干の発光物質は望ましくない遅延螢光(時には「アフ
タグロー」、「燐光」または「ラグ」と呼ばれる)を示
す。
これは説明されていないがしかしはるかに一層遅い二次
発光の結果である。
遅延螢光は、螢光スクリーンが数個のフィルムのために
迅速に連続的に使用される場合にのみ問題となる。
フィルム交換に要する時間より長い時間持続するアフタ
グローはそれに続くフィルム上にその前の像をゴースト
として重ねる。
正味ラグ(すなわちラグからバックグラウンドを差引い
たもの)はより好ましい YNbXTal−XO4(式中Xは約0.05である)
を使用して製造されたスクリーン中では存在しない。
ラグは、スクリーン試料をアルミニウムフイ(ルターを
有しない以外は前記と同一のタングステン光源からの4
00mA(80KVp)X線に露光させそして次いで1
5秒後にこのスクリーン試料に新しいフィルム片を10
分間接触させることにより測定される。
次いでフィルムを前記のようにして現像しそして光学濃
度を測定する。
そのように記録された光学濃度がラグである。
バックグラウンドはラグの測定に使用されたと同一のX
線フィルム片を試験スクリーンなしでラグ露光に露出さ
せることにより測定される。
バックグラウンドとラグとの間の差が正味ラグとして記
録される。
青色光を発光する好ましい燐光体は YNb□、。
5 ’rao、95o4である。化学量論量のTa20
5、Nb2O5およびY2O3をよくブレンドしそして
次いでアルミナ容器中で空気中で約り000℃〜約12
00℃で約10〜14時間予備焼成させる。
この物質を次いで等重量のフラックスと混合する。
この組成の次の実施例においてはLiC1がフラックス
として使用された。
しかしながらLi2SO4が好ましいフラックス物質で
ある。
得られる混合物を4〜14時間1200℃で焼成する。
白色な均一粉末の形態のYNbo、。
5Tao、9504M′構造生成物が、水浸出、濾過お
よび洗浄により回収されそして次いで乾燥される。
次の実施例および実験例においては、部は特に記載され
ていない限りは重量基準である。
X線励起速度(感度)は前記の操作により測定されそし
てこれはCaWO4を使用してつ(られた「クロネクス
・パル」強化スクリーンの速度に相対的に報告されてお
りそして後者は相対基準では1.0である。
相対強度は測定時間により変動しうるのであるから、次
の表のすべてにおいてはその中で比較されている組成物
に対しては報告されている相対強度は実質的に同一の時
間で測定されたものである。
実施例 I (YNbo、o5TaO,9504) A、10001’のTa205.0.311’のNb2
O5および5.38iのY2O3を最近似の〜まで秤量
しそして30分間スペックスオツシレーター型式のシェ
ーカー中でブレンドした。
この混合物をAl2O3容器中で1000℃で14時間
予備焼成した。
次いで予備焼成物質をLiClフラックス(予備焼成物
質1部二フシックス1部)快混合しそして4時間120
0℃で焼成した。
生成物を水浸出、r過および洗浄により回収し、次いで
乾燥させた。
生成物(第1a図は電子走査顕微鏡写真を記載している
)は白色均一粉末として回収された。
これは紫外線またはX線励起下には明るい青色の螢光を
有し、4.2μmの平均粒子サイズ(フィッシャーサブ
シーブサイザーにより測定)および0.197y1″/
り(ガス吸着により測定)の表面積を有していた。
X線回折測定はそれがMW造および次の格子定数すなわ
ち a=5.2975A b=5.4486A c=5.1.103A β−96,453゜ ρ(X線密度)−7,46グ/Tl1l を有する単−相として結晶化していることを示した。
X線励起スペクトルはCaWo 4のものと同様である
がしかしピークはより高エネルギーレベルにある(40
9nmに対して428nm、第5図参照)。
X線励起速度はCaWO4でつくられた「クロネクス・
パル」強化スクリーンのそれの1.86倍である。
B、4時間の焼成を1600℃すなわち遷移温度以上で
行なう以外は前記Aに対して使用されたと同一の操作で
YNb(、、、)、 TaO,9,04を製造した。
粒子状生成物がX線回折により測定してM構造を有し、
そして5.3μmの粒子サイズおよび0.15 ml
′?の表面を有する無色単−相YNbo、。
5Tao、5904として回収された。その格子パラメ
ーターは次のとおりであった。
a=5.3271.A b = 1.0.933 A c=5.054A β−95,52゜ ρ(X線) −7,56fl/m−1! そのX線励起速度は、「クロネクス・パル」強化スクリ
ーン(CaWO4)に相対的に0.84であった。
これは前記Aに記載の同一式のM′構造物質に対して測
定された1、86に比較されるべきである。
この値はM構造物質に相対的なM′構造物質の優れた性
能を示すものである。
MおよびM′物質のX線回折およびラマンスペクトルの
差は第2図および第3図に示されている。
このBの操作をくりかえすがただしAのフラックスは省
略しそして焼成温度は1500℃とした。
そのような操作は既知の固相操作の代表的なものである
得られた生成物の走査電子顕微鏡写真は第1b図に示さ
れている。
C1前記Aに記載の操作で製造されたM′構造を有する
YNbo、。
5Tao、9504を2時間1600℃の温度に加熱す
ることによってM構造物質に変換した。
この変換物質に対するX線励起速度は0.96であり、
これまたM構造物質に比較した場合のM′構造の優れた
性能を示す。
実施例 2〜6 (YNbXTal−XO4) 種々の量のNbを有する組成物を実施例1に使用された
操作により製造した。
各実施例に使用されている酸化物の量は表Iに示されて
いる。
すべての生成物はM′構造を有する単−相であった。
燐光体粒子の粒子サイズおよび表面積がX線励起速度と
共に示されている。
これらの実施例は本発明の方法が約3μと10μとの間
の粒子サイズおよび約0.075 rri”/?〜約0
.3m’/Pの表面積の燐光体を生成させることを示す
実施例 7 更にM物質に比較した場合のM′構造物質のより高い速
度を示すために、M′の試料YTaO4を実施例1の操
作に従って製造しそして次いでMへの変換温度を測定す
るために空気中で4時間表■に記載の温度で加熱した。
冷却後、各試料の構造をX線回折により測定し、そして
X線燐光体としてのその速度を測定した。
表■に示されているように、速度は燐光体がM構造に変
換すると顕著に低下する。
実施された追加の実験はM′のM変換の遷移温度が14
55±5℃であることを示した。
実施例8〜11および比較例AおよびB (Yl−y Tmy T a04 ) 実施例1に使用されたと同一の操作でM′構造を有する
組成物を製造した。
各製造に使用された酸化物の量は表■に示されている。
すべての生成物はM′構造を有する単−相であった。
X線励起速度もまた表■に示されている。
比較のための実施例AおよびBはYが約0.02よりも
有意に上昇した場合(例えば約0.03となった場合)
にはその速度は顕著に低下することを示している。
比較例AおよびBの燐光体は本発明には有用ではない。
実施例 12〜16 (LuNbXTa1−XO4) 実施例1に使用された操作によって種々の量のNb含有
組成物を製造した。
各側に使用された酸化物の量は表■に示されている。
すべての生成物はM′構造を有する単−相であった。
X線励起速度もまた示されている。
実施例17〜21および比較例C−D (Yl、TbyTa04 ) 実施例1に使用されたと同一の操作でM′構造を有する
組成物を製造した。
各製造に使用された酸化物の量は表■に示されている。
すべての生成物はM′構造を有する単−相であった。
これら組成物に対して厚い1 / :?’(i、 27
cm )直径の燐光体ペレットを20−KVpMo放射
に露光させ、そしてEMI−ゲネオム社製9635Qホ
トマルチプライヤ−を使用して燐光体から発生する光を
検出することによってそのX線性能を測定した。
発光の強度をCaWO4を使用して製造されたデュポン
社製「クロネックスJ (Lo −Dose / 2
) 77モグラフイースクリーンの等面積からのそれ
に比較した(表には相対強度として報告されている)。
緑色光対青色光に対するホトマルチプライヤ−の減少し
た感度および80KVp のX線ビームを使用して実現
されるCaWO4に相対的に上昇したX線吸収を考慮し
て、その有効速度はここに測定された相対強度よりも高
いと予想される。
適正に緑色光に対して増感させた「クロネクス4.JX
線フィルムについては、「クロネクス・ハル」/「クロ
ネクス4」スクリーン/フィルム組合せに相対的な有効
速度はその相対強度の約2倍と予想される。
有効速度は他の結果と共に表■に包含されている。
比較のための実験例Cは、yが約0.15以上に上昇し
た場合発光が減少することを示し、そして比較例りは発
光がy構造がM構造に移行するにつれて減少することを
示す。
M構造は、4時間1600℃にM′構造物質(実施例1
8と同一の操作で製造されたY。
、995 ’rbo、。。5Tag4を加熱することに
より製造された。
比較例CおよびDの燐光体は本発明に有用ではない。
実施例22〜30および比較例E (G d+ yTbyTa()4 ) M′構造を有する組成物を実施例1に対して使用された
ものと同様の操作で製造した。
各製造に使用された酸化物の量は表■に示されている。
すべての生成物はM′構造を有する単−相であった。
こシれら組成物に関してはX線性能は実施例17〜21
に対して使用された操作により測定された。
その結果は表■に示されている。
比較例Eはyが約0.15以上に上昇した場合には発光
が減少することを示している。
比較例Eの燐光体は本発明には有用ではない。
実施例 31 (GdO,97TbO,03Ta04 )54.97の
Ta205.43.71’のGd2O3,1,407の
Tb40□および100.001のLi2SO4の混合
物をアルミナ容器に入れ、そして1.200℃で4時間
焼成した。
生成物を浸出および洗浄により回収しそして次いで乾燥
させた。
白色生成物についてのX線回折測定はそれが単−相であ
りそしてM′構造を有していることを示した。
実施例17〜21に対して使用された操作により測定さ
れた発光の相対強度は1.36であった。
この結果は実施例1の操作により実施されそして予備焼
成段階および焼成段階の両方を使用した実施例26のも
のと比較することができる。
実施例 32 (Gd0−97 TbO,03Ta04 )実施例31
におけると同一の成分および操作を使用するがただし混
合物を24時間焼成させて燐光体を製造した。
単−相M件放物は実施例17〜21に対して使用された
操作により測定した場合1.59の発光相対強度を与え
た。
実施例 33〜36 (Yo、5Gdo、5.TbyTa04 )実施例1に
対して使用されたと同一の操作でM′構造を有する固溶
体組成物を製造した。
各組成物に対して使用された酸化物の量は表■に示され
ている。
すべての生成物はM′構造を有する単−相であった。
これら組成物に対して実施例17〜21で使用された操
作を使用してX線性能を測定した。
その結果は表■に示されている。
実施例 37 (Lu0.995 Tb0.005 ’rao4)本組
成物はio、oooyのTa206.8.9631のL
u2O3および0.04iのTb2O3を使用する以外
は実施例1に対して使用されたと同一の操作で製造され
た。
この生成物はM′構造を有する単−相であった。
X線性能すなわち実施例17〜21に対して使用された
方法により測定された発光弓鍍は1.0であった。
実施例38〜40および比較例F (Yl −yYb yNb o、。
5 T a o 、 g504 )燐光体の固有速度を
適当な元素置換によって調整することができることを示
すために、前記YNbXTa1−XO4の一態様である
、ここに測定されそして報告されている最高速度を有す
る燐光体すなわちYNbo、 o5 T’aO−950
4のYに対して種種のYb量を置換使用した。
M′構造を有する組成物を実施例1に使用されたと同様
にして製造した。
各製造に使用された酸化物の量は表■に示されている。
すべての生成物はM′構造の単−相であった。これら組
成物に対して実施例17〜21に使用された方法によっ
てX線性能を測定した。
その結果は比較のための実施例1のYNb□、 05
T’aO−Q5 o4に対するものと共に表■に示され
ている。
表中のすべての組成物の相対強度は実質的に同時に測定
された。
比較例Fの燐光体は本発明に有用ではない。
実施例41〜43および比較例G (Yl−yG’dyNbo−os TaO,95O4)
燐光体速度調整のために組成物中のGdを置換させるこ
とができる。
このことを示すために種々の量のGdをここに測定され
記録されている最高速度を有する燐光体すなわち前に記
載されているYNbXTal−XO4の態様タル YNbo、。
5Tao、、504中のYに対して置換使用した。
M′構造を有する組成物は実施例1に対して使用された
と同様にして製造された。
各製造に対して使用された酸化物の量は表■に示されて
いる。
すべての生成物は単−相でありそしてM′構造を有して
いた。
これら組成物に対して実施例17〜21に対して使用さ
れた方法によってX線性能を測定した。
その結果は比較のための実施例1のYNbo、o5Ta
O−9504に対する結果と共に表■に示されている。
表中のすべての組成物の相対強度は実質的に同一時間に
測定された。
比較例Gの燐光体は本発明では有用でない。
実施例44〜47および比較例H〜■ (Yl−yIayNbo−o5Tao−O50,>)燐
光体中にIaを混入させることによってもまた燐光体の
速度を調整することができる。
このことを示すために種々の量のIaをここに測定され
そして記録されている最高速度を有する燐光体すなわち
前記のYNbXTal−XO4の態様であるYNbo、
o5Tao、0,04中のYに対して置換使用した。
実施例1に対して使用されたと同様にしてM′構造を有
する組成物を製造した。
各製造に対して*使用された酸化物の量は表Xに示され
ている。
すべての生成物はM′構造を有する単−相であった。
これら組成物に対して実施例17〜21に対して使用さ
れた方法によってX線性能を測定した。
その結果は比較のための実施例1の YNbo、。
5Tao、9504に対するものと共に表Xに示されて
いる。
表中のすべての組成物の相対強度は実質的に同時に測定
された。
比較例Hおよび■の燐光体は本発明には有用ではない。
実施例 48 A、約20時間の間ボールミル中で次の成分をミル処理
することによって反射層形成用懸濁液を製造した。
ミル処理した懸濁液を沢過し、0.010インチ(0,
0254Crr1.)厚さの二軸配向ポリエチレンテレ
フタレートシート上に0.010インチ(0,0254
CTL)湿潤時厚さにコーティングしそして乾燥させた
このコーティング操作を数回くりかえした。
B、 ホールミル中で約10時間次の成分をミル処理
することによって燐光体懸濁液を製造した。
次いでこの燐光体懸濁液を前記Aに記載のようにして製
造された反射性エンメント上にコーティングした。
この燐光体層コーティング重量は0.01〜0.03イ
ンチ(0,0254〜0.0762cIrL)厚さに変
動させた。
この方法で製造されたスクリーンはX線スクリーンとし
て使用するに適当であった。
これらスクリーンの各々を通常のX線フィルムの一部と
組合せて2mmアルミニウムフィルターを通して80K
Vp2mAのX線単位に露光させることにより試験した
階段くさびおよび解像力ターゲットもまたX線光源とフ
ィルム/スクリーンとの間に(そして密着させて)置か
れた。
次いで各フィルムを通常のX線現像系中で現像し、定着
および洗浄した。
各試料に対してその速度および解像力を測定した。
これら測定はまた通常のタングステン酸カルシウム燐光
体を使用した対照試料に関しても実施された。
対照試料は同様のコーティング重量で同様の反射層上に
製造コーティングされていた。
比較したすべての試料に対してはYNbXTal−XO
4タイプの燐光体スクリーンはCaWO4スクリーンに
比較して改善された性能を示した。
これは解像力を燐光体コーティング重量に対してプロッ
トした第1図、およびパルcawo4=1.0に相対的
なスクリーン速度値を解像力に対してプロットした第9
図においてみることができる。
実施例 49 ボールミル中で約6時間次の成分をミル処理することに
よって燐光体懸濁液を製造した。
次いでこの燐光体懸濁液を実施例48Aに記載のように
して調製されそしてそれぞれのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム支持体上にコーティングされている反射層
上にコーティングした。
燐光体の湿潤時厚さを約0.02〜0.045インチ(
0,0508〜0.1143CIrL)に変動させて数
種の個々のコーティングを製造した。
乾燥波谷燐光体層上にセルロースエステル重合体の薄い
保護層をオーバーコーテイングし、そして次いでスクリ
ーンを約70℃で一晩焼成(ベーキング)した。
このようにして製造された最終的スクリーンはX線スク
リーンとしての使用に対して非常に適当であった。
これらは実施例48に記載のようにして試験された通常
のCaWO4スクリーンに比べた場合、それらは速度お
よび像尖鋭度において優れていた。
【図面の簡単な説明】
添付図面において、第1a図および第1b図はそれぞれ
本明細書に開示されたようにして製造された本発明のM
′−タイプYNbo、。 5Tao、9504および通常のセラミック技術により
製造されたM−タイプYNbO,05Tag−95O4
の走査電子顕微鏡写真を示し、第2図はM−タイプのY
TaO4およびM′−タイプのYTaO4に対するX線
粉末パターンのディフラクトメータースキャンを示し、
第3a図および第3b図はそれぞれM−タイプYTaO
4およびM′〜タイプYTaO4のラマンスペクトルを
示し、第4図はM′−タイプYTaO4、GdTaO4
およびLuTaO4、およびCaWO4の185μ層の
計算されたX線吸収を示し、第5図はM′−タイプのY
NbO−05Ta0.9504およびCaWO4に対す
るX線励起下の発光スペクトルの比較を示し、第6図は
典型的X線強化スクリーンの断面を示し、第7図は本発
明のX線スクリーン対(ペア)および同様にしてCaW
O4から製造されたX線スクリーン対に対する解像と全
燐光体コーティング重量とのプロットを示し、第8図は
本発明のスクリーン対およびCaWO4のそれに対して
計算されたX線吸収を示しそして第9図は本発明のX線
スクリーン対および同様にして製造されたCaWO4の
スクリーン対に対する相対速度と解像とのプロットを示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単斜M′構造を有しそして (a)YNbxTal−XO4(式中Xは0〜約0.1
    5である)、 (b) LuNbXTa、−XO4(式中Xは0〜約
    0.2である)、 (c) Yl−yTrnyTa04 (式中yは0
    〜約0.03である)、 (d) (a)および(b)の固溶体、(e) (
    a)および(C)の固溶体、(f)Y、 、TbyT
    ag4 (式中yは約0.001〜約0.15である)
    、 (g) Lu Tb Ta04(式中yは約0.
    001〜i −y y 約0.15である)、 (h)Gd1−yTbyTaO4(式中yは約00OO
    J〜約0.15である)、 (i) 曲論f)、(g)および(h)の少(とも2
    種の固溶体、(j) イツトリウム、ルテチウムまた
    はガドリニウムの45モル%までをランタンで置換した
    前記(a)〜(f)のいずれか、 (k) イツトリウム、ルテチウムまたはガドリニウ
    ムの15モル%までをイッテルビウムで置換した前aα
    a)〜(旬のいずれか、および (1)イツトリウムまたはルテチウムの15モル%まで
    をガドリニウムで置換した前記(a)、(b)、(e)
    、(d)および(e)のいずれか よりなる群から選ばれたX線強化スクリーン用燐光体。 2 YNbxTal−XO4(式中Xは約0.02〜約
    0.10である)である、特許請求の範囲第1項記載の
    X線強化スクリーン用燐光体。 3 YNbo、。 5Tao、9504である、特許請求の範囲第1項記載
    のX線強化スクリーン用燐光体。 4 約3〜10μmのサイズおよび約0.075〜0、
    300 tri:/ ?の表面積を有する粒子から構成
    されている、特許請求の範囲第1項記載のX線強化スク
    リーン用燐光体。 5(a)化学量論的量の適当な前駆体酸化物を緊密に混
    合すること、 (b) この得られる混合物を約10〜約14時間の
    間、約り000℃〜約1200℃で不活性容器中におい
    て空気中で予備焼成すること、 (e) 得られる予備焼成混合物をLi2 SO4、
    LiC1およびBaCl2/LiC1共融混合物よりな
    る群から選ばれた、混合物の全重量の115〜1/2の
    重量のフラックスと混合すること、(d) フラック
    ス含有混合物を不活性容器中で約1100℃から約14
    50℃以下で少(とも約3時間焼成すること、そして (e) 燐光体を回収すること の各段階を包含する、単斜M′構造を有しそして(a)
    YNbXTa、 −X04.(式中Xは0〜約0.15
    である)、 (b) LuNbXTa1−Xo、l(式中Xは0〜
    約0.2である)、 (C)Yl−yTmyTaO4(式中yは0〜約0.0
    3である)、 (d) (a)および(b)の固溶体、(e) (
    a)および(C)の固溶体、(f) ylrb T
    a04 (式中yは約0.001〜約0.15である
    )、 (g)Lu1 yTbyTao4 (式中yは約0.0
    01〜約0.15である)、 (h) Gd、 −yTby’rag4 (式中yは
    約0.001〜約0.15である)、 (i) 前記げ)、(g)およ店h)の少くとも2種
    の固溶体、(j) イツトリウム、ルテチウムまたは
    ガドリニウムの45モル%までをランタンで置換した前
    記(a)〜(i)のいずれか、 (k) イツトリウム、ルテチウムまたはガドリニウ
    ムの15モル%までをイッテルビウムで置換した前記(
    a)〜(i)のいずれか、および(1)イツトリウムま
    たはルテチウムの15モル%までをガドリニウムで置換
    した前記(a)、(b)、(C)、(d)および(e)
    のいずれか よりなる群から選ばれたX線強化スクリーン用燐光体を
    製造する方法。 6 フラックス含有混合物の焼成が約り100℃〜約1
    300℃で実施される、特許請求の範囲第5項記載の方
    法。 7(a)化学量論的量の適当な前駆体酸化物、およびL
    i2SO4、LiC1およびBaCl2/LiC1共融
    混合物よりなる群から選ばれたフラックスを緊密に混合
    すること、 (b) 得られた混合物を少(とも約4時間不活性容
    ・器中で約1100℃から約1450℃以下で焼成させ
    ること、そして (c) 燐光体を回収すること を包含する、単斜M′構造を有しそして (a) YNb x T a 1x 04 (式中
    Xは0〜約0.15である)、 (b)LuNbXTa1−XO4(式中Xは0〜約0.
    2である)、 (c)Yl−yTmyTa04 (式中yはO〜約0
    .03である)、 (d) (a)および(b)の固溶体、(e) (
    a)および(C)の固溶体、(f)Yl−yTbyTa
    O4(式中yは約o、ooi〜約0.15である)、 (g) Lu1−yTbyTa04 (式中yは約
    0.001〜約0.15である)、 (h)Gd1−yTbyTaO4(式中yは約0.00
    1〜約0.15である)、 (i) 前記げ)、(g)および(h)の少くとも2
    種の固溶体、(j) イツトリウム、ルテチウムまた
    はガドリニウムの45モル%までをランタンで置換した
    前記(a)〜(i)のいずれか、 (k) イツトリウム、ルテチウムまたはガドリニウ
    ムの15モル%までをイッテルビウムで置換しり前筒a
    )〜(i)のいずれか、および (1)イツトリウムまたはルテチウムの15モル%まで
    をガドリニウムで置換した前1Qa)、(b)、(C)
    、(d)および(e)のいずれか よりなる群から選ばれたX線強化スクリーン用燐光体を
    製造する方法。 8 フラックスがLi2SO4である、特許請求の範囲
    第7項記載の方法。 9 焼成が約り100℃〜約1300℃で実施される、
    特許請求の範囲第8項記載の方法。
JP54101818A 1978-08-11 1979-08-11 X線強化スクリ−ン用燐光体 Expired JPS5822063B2 (ja)

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