JPS58220343A - 陰極線管装置 - Google Patents
陰極線管装置Info
- Publication number
- JPS58220343A JPS58220343A JP10322082A JP10322082A JPS58220343A JP S58220343 A JPS58220343 A JP S58220343A JP 10322082 A JP10322082 A JP 10322082A JP 10322082 A JP10322082 A JP 10322082A JP S58220343 A JPS58220343 A JP S58220343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- insulator
- cathode ray
- deflection yoke
- deflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンピュータの端末表示装置のような高解像
度の陰極線管表示装置に用いて最適な陰極線管装置に関
し、水平走査周波数の増加等に起因する偏向ヨークの発
熱を低減することのできる装置を提供しようとするもの
である。
度の陰極線管表示装置に用いて最適な陰極線管装置に関
し、水平走査周波数の増加等に起因する偏向ヨークの発
熱を低減することのできる装置を提供しようとするもの
である。
最近、漢字を含む日本語の表示装置や、CAD(Com
puter Aided Design)におけるグラ
フィック表示装置等のように、高解像度の表示装置の要
望が強ま−)ており、その表示装置にラスター走査方式
に」:る陰極線管が一般に用いられている。
puter Aided Design)におけるグラ
フィック表示装置等のように、高解像度の表示装置の要
望が強ま−)ており、その表示装置にラスター走査方式
に」:る陰極線管が一般に用いられている。
ところが、かかる陰極線管を用いる場合には、垂直方向
のIW1象度を良くするた、V)に走査線数を1000
本程度K1で多くしようとすると、垂直走査周波数はフ
リッカが目立たないように45〜50Hz以下には下げ
ることができず、結局、水平走査周波数を50KHz以
上にしなければならない。さらに高解像度を得ようとす
ると、水平走査周波数もそれに比例して高くする必要が
ある。
のIW1象度を良くするた、V)に走査線数を1000
本程度K1で多くしようとすると、垂直走査周波数はフ
リッカが目立たないように45〜50Hz以下には下げ
ることができず、結局、水平走査周波数を50KHz以
上にしなければならない。さらに高解像度を得ようとす
ると、水平走査周波数もそれに比例して高くする必要が
ある。
しかるに、このような数10KHz以上の水平走査周波
数で偏向ヨークを駆動した場合には偏向ヨークの発熱量
が膨大なものとなる。この発熱の原因には、コアのヒス
テリシス損、偏向コイルの巻線自身によるうず屯流損、
巻線の表皮効果による抵抗損等の各種損失の増加がある
が、一般に用いられているサドル型の水平偏向コイルで
は50〜100 KHzの水平走査周波数ではコアのヒ
ステリンス損は少なく、巻線のうず屯流損と表皮効果に
よる抵抗損が支配的であることが認められた。そして、
この場合の水平偏向コイルの等価抵抗は100 KHz
では直流時の抵抗値に比較して10〜20倍にも増加し
、発熱量もほぼこの増加に比例する。
数で偏向ヨークを駆動した場合には偏向ヨークの発熱量
が膨大なものとなる。この発熱の原因には、コアのヒス
テリシス損、偏向コイルの巻線自身によるうず屯流損、
巻線の表皮効果による抵抗損等の各種損失の増加がある
が、一般に用いられているサドル型の水平偏向コイルで
は50〜100 KHzの水平走査周波数ではコアのヒ
ステリンス損は少なく、巻線のうず屯流損と表皮効果に
よる抵抗損が支配的であることが認められた。そして、
この場合の水平偏向コイルの等価抵抗は100 KHz
では直流時の抵抗値に比較して10〜20倍にも増加し
、発熱量もほぼこの増加に比例する。
このため、水平偏向コイルの巻線が発熱することにより
偏向ヨークの温度が上昇する。しかも、この水平偏向コ
イルは偏向ヨークの最内周に配置されていて陰極線管の
ファンネル部の外面に密着されるものであるため、水平
偏向コイルに発生する熱の逃げ場がなくてこの部分の温
度が一番高くなる。
偏向ヨークの温度が上昇する。しかも、この水平偏向コ
イルは偏向ヨークの最内周に配置されていて陰極線管の
ファンネル部の外面に密着されるものであるため、水平
偏向コイルに発生する熱の逃げ場がなくてこの部分の温
度が一番高くなる。
この偏向ヨークの発熱は、当然のことながら表示装置の
性能の劣化および信頼性の低下を引き起こす原因となる
。具体的には、偏向ヨークの絶縁枠の熱変形による偏向
磁界の変化、巻線の耐電圧性の低下、陰極線管のガラス
の温度上昇による耐:電圧性の低下等である。
性能の劣化および信頼性の低下を引き起こす原因となる
。具体的には、偏向ヨークの絶縁枠の熱変形による偏向
磁界の変化、巻線の耐電圧性の低下、陰極線管のガラス
の温度上昇による耐:電圧性の低下等である。
゛そこで、本発明はかかる従来の欠点を解消することの
できる装置を提供することを目的とするものである。
できる装置を提供することを目的とするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図に示して説明する。第
1図は陰極線管1に偏向ヨーク2を装着した部分の断面
を示すもので、3は陰極線管のガラス管である。4は偏
向コイル2の保持枠、5はそのコア、6はその水平偏向
コイル、7はその垂直偏向コイル、8はその偏向ヨーク
2の取り付はバンドである。
1図は陰極線管1に偏向ヨーク2を装着した部分の断面
を示すもので、3は陰極線管のガラス管である。4は偏
向コイル2の保持枠、5はそのコア、6はその水平偏向
コイル、7はその垂直偏向コイル、8はその偏向ヨーク
2の取り付はバンドである。
この装置で最も高温になるのは、水平偏向コイル6と陰
極線管1のガラス管3との接触面であるが、本装置では
、この接触面において両者の間に熱伝導率の良い絶縁物
9、たとえばアルミナ等で作成した円釦コー/状のスペ
ーサ、を装着したことを特徴とするものである。この絶
縁物9は水平偏向コイル6で発生された熱を偏向ヨーク
2外に導き速やかに外部へ放熱して温度の上昇を防止す
るものである。これにより、上述したような高い水平走
査周波数で駆動した場合でも水平偏向コイル60幅度−
に列は低減され、偏向ヨーク2全体の発熱も抑えられる
。その結果、前述した従来のような高熱による性能の劣
化や信頼性の低下を防止することができる。
極線管1のガラス管3との接触面であるが、本装置では
、この接触面において両者の間に熱伝導率の良い絶縁物
9、たとえばアルミナ等で作成した円釦コー/状のスペ
ーサ、を装着したことを特徴とするものである。この絶
縁物9は水平偏向コイル6で発生された熱を偏向ヨーク
2外に導き速やかに外部へ放熱して温度の上昇を防止す
るものである。これにより、上述したような高い水平走
査周波数で駆動した場合でも水平偏向コイル60幅度−
に列は低減され、偏向ヨーク2全体の発熱も抑えられる
。その結果、前述した従来のような高熱による性能の劣
化や信頼性の低下を防止することができる。
本発明の第2の実施例を第2図に示して説明する。ここ
で第1図中と同様のものには同一符号を付して説明は省
略する。第2図の装置においては上述のような絶縁物9
の代わりに、アルミナの粉末をバインダーや溶済に溶か
して陰極線管1のファンネル部のガラス管3へ塗布し乾
燥させてアルミナの基板からなる絶縁物10を作成した
ものである。この装置でも、第1図の実施例のものと同
様に水平偏向コイル6と陰極線管1のガラス管3との間
に熱を絶縁物10により速やかに外部に逃がすことがで
きる。この第2図の実施例では、第1図の実施例に比較
して熱伝導率は若干低下するが、絶縁物9を作成するだ
めの金型等が不要なので低コスト的にできて有利である
。
で第1図中と同様のものには同一符号を付して説明は省
略する。第2図の装置においては上述のような絶縁物9
の代わりに、アルミナの粉末をバインダーや溶済に溶か
して陰極線管1のファンネル部のガラス管3へ塗布し乾
燥させてアルミナの基板からなる絶縁物10を作成した
ものである。この装置でも、第1図の実施例のものと同
様に水平偏向コイル6と陰極線管1のガラス管3との間
に熱を絶縁物10により速やかに外部に逃がすことがで
きる。この第2図の実施例では、第1図の実施例に比較
して熱伝導率は若干低下するが、絶縁物9を作成するだ
めの金型等が不要なので低コスト的にできて有利である
。
なお、上記実施例では熱伝導率の良い絶縁物としてアル
ミナを例として説明したが、その他の物質でも適用でき
ることは明らかである。
ミナを例として説明したが、その他の物質でも適用でき
ることは明らかである。
以上説明した」:うに、本発明によれば、水平走査周波
数を高く1〜で垂直解像度を良くする陰極線管表示装置
において、偏向ヨークの温度上昇を抑圧することができ
、性能の劣化や信頼性の低下を防止することができる。
数を高く1〜で垂直解像度を良くする陰極線管表示装置
において、偏向ヨークの温度上昇を抑圧することができ
、性能の劣化や信頼性の低下を防止することができる。
第1図は本発明の一実施例における陰極線管装置の断面
図、第2図は本発明の別の実施例における陰極線管装置
の断面図である。 1・・・・・陰極線管、2・・・・・・偏向ヨーク、3
・・・・・・ガラス管、4・・・・・・保持枠、5・・
・・・・コア、6・・・−・・水平偏向コイル、7・・
・・・垂直偏向コイノペ9,10・・・・・・絶縁物。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 19
図、第2図は本発明の別の実施例における陰極線管装置
の断面図である。 1・・・・・陰極線管、2・・・・・・偏向ヨーク、3
・・・・・・ガラス管、4・・・・・・保持枠、5・・
・・・・コア、6・・・−・・水平偏向コイル、7・・
・・・垂直偏向コイノペ9,10・・・・・・絶縁物。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 19
Claims (2)
- (1)電磁偏向方式の陰極線管の周囲に、一対の水平偏
向コイルと一対の垂直偏向コイルと前記両コイルを保持
する枠とコアとを備えた偏向ヨークを設け、上記陰極線
管と偏向ヨークとの間に熱伝導率の良い絶縁物を設けた
ことを特徴とする陰極線管装置。 - (2)絶縁物を陰極線管のファンネル部の壁面に塗布し
て設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
陰極線管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10322082A JPS58220343A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 陰極線管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10322082A JPS58220343A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 陰極線管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58220343A true JPS58220343A (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=14348406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10322082A Pending JPS58220343A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 陰極線管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58220343A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60175345A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-09 | Hitachi Ltd | 偏向ヨ−ク |
JPS61237343A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 偏向ヨ−ク |
JPS6332841A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-12 | Toshiba Corp | 偏向装置およびその製造方法 |
JPS6332840A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-12 | Toshiba Corp | 偏向装置 |
EP0256943A2 (en) * | 1986-08-11 | 1988-02-24 | E-Systems Inc. | Oscilloscope deflection yoke with heat dissipation means |
US5138290A (en) * | 1989-11-09 | 1992-08-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Deflection yoke |
US5204649A (en) * | 1989-11-09 | 1993-04-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Deflection yoke |
US6650040B2 (en) | 2000-07-24 | 2003-11-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cathode ray tube having a deflection yoke with heat radiator |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP10322082A patent/JPS58220343A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60175345A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-09 | Hitachi Ltd | 偏向ヨ−ク |
JPS61237343A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 偏向ヨ−ク |
JPH0542775B2 (ja) * | 1985-04-10 | 1993-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | |
JPS6332841A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-12 | Toshiba Corp | 偏向装置およびその製造方法 |
JPS6332840A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-12 | Toshiba Corp | 偏向装置 |
EP0256943A2 (en) * | 1986-08-11 | 1988-02-24 | E-Systems Inc. | Oscilloscope deflection yoke with heat dissipation means |
JPS6362138A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-03-18 | イー―システムズ,インコーポレイテッド | 放熱機構を備えたオシロスコ−プ用偏向ヨ−ク |
US5138290A (en) * | 1989-11-09 | 1992-08-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Deflection yoke |
US5204649A (en) * | 1989-11-09 | 1993-04-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Deflection yoke |
US6650040B2 (en) | 2000-07-24 | 2003-11-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cathode ray tube having a deflection yoke with heat radiator |
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