JPS58220182A - 中間調表示方法 - Google Patents
中間調表示方法Info
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- JPS58220182A JPS58220182A JP10230282A JP10230282A JPS58220182A JP S58220182 A JPS58220182 A JP S58220182A JP 10230282 A JP10230282 A JP 10230282A JP 10230282 A JP10230282 A JP 10230282A JP S58220182 A JPS58220182 A JP S58220182A
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- liquid layer
- transparent
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は画像表示方法の改良 K関する。
現在、各種の画像表示装置があり、各々の特色を生かし
て、あるものは家庭用(個人用)として、あるものは業
務用として、またあるものは家庭用(個人用)から業務
用に至るまで広く利用されている。しかしながら、これ
らの画像表示装置は画質、装置の形状、生産性、駆動性
、信頼性等の面の5ち、少なくともいずれかの点で欠陥
を有している。例えば、陰極線管(CRT)は形状、特
に奥行が大きすぎるという欠陥を有し、また、時計や電
卓のデジタル表示に使用される液晶表示器は画像のコン
トラストが悪く、見えがよくない等の欠陥があり未だ満
足できるものは得られていない。
て、あるものは家庭用(個人用)として、あるものは業
務用として、またあるものは家庭用(個人用)から業務
用に至るまで広く利用されている。しかしながら、これ
らの画像表示装置は画質、装置の形状、生産性、駆動性
、信頼性等の面の5ち、少なくともいずれかの点で欠陥
を有している。例えば、陰極線管(CRT)は形状、特
に奥行が大きすぎるという欠陥を有し、また、時計や電
卓のデジタル表示に使用される液晶表示器は画像のコン
トラストが悪く、見えがよくない等の欠陥があり未だ満
足できるものは得られていない。
そこで、本出願人はかかる技術分野におけるこのような
問題点を解決すると共に従来にない表示効果を現出する
新規な画像表示方法及び画像表示素子並びに画像表示装
置を先に提案した。
問題点を解決すると共に従来にない表示効果を現出する
新規な画像表示方法及び画像表示素子並びに画像表示装
置を先に提案した。
以下、この提案に係る画像表示素子の作像原理を第1図
から第6図の図面に基づいて説明する。第1図は基本と
なる画像表示素子10の断面図で、同図(a)は反射型
、同図(b)は透過型の場合を示す。1は液層、2.3
はそれぞれこの液層1に積層された透明保護板と基板で
ある。4は基板3の内壁に付設されたドツト状あるいは
セグメント状の気泡発生要素である。液層1を構成する
液体としては■着色液体と■白濁液体があり、これらの
液体の基本組成分として水あるいは各種有機溶剤が単独
にまたは混合して用いられる。ここで、■着色液体とは
、上に述べた液体の基本組成分の中に各種の染料、顔料
を溶解または分解させて得られる、黒色を含めた有色液
体を言い、光透過性であるか否かは問わない。■白濁液
体とは、同じく上に述べた液体の基本組成分の中に光拡
散性微粒子(これは固形分であるか否かは問わない)を
分散して得られる白色または淡色の液体を言う。液層1
の厚さとしては、透過光量が入射光量の概ね、半分以下
になるような厚さ、一般的には、10μm〜300μ荒
が望ましい。なお、このとき透過光量の減少は可視域の
全波長にわたることを要しない。つまり、可視域の一部
の波長光の減少であってもよい。可視域の一部の波長域
の吸収によって、赤、青、緑の着色が生ずることを考え
れば当然である。しかしながら、この透過光量の減少は
、光の吸収あるいは散乱の何れに起因するものであって
もよい。透明保護板2としては、できる限り耐圧性であ
り、無色ないし淡色の透光性のガラスやプラスチックが
用いられる。なお、この透明保護板2は、表示素子10
を水平に配置するときには使用しない場合もある。基板
3としては、透過型表示の場合においてはガラスやプラ
スチック等の透明性の基板が、また反射型表示の場合に
おいては上記基板以外にシリコンやセラミックスの基板
等の不透明な基板が用いられる。気泡発生要素4として
は、電気分解反応を利用するもの、化学反応を利用する
もの、気体を液層1中に注入する方式、熱的手段による
もの等がある。また、熱的手段にも、放電によるもの、
輻射線ビームの照射によるもの、ジュール熱によるもの
等がある。本発明は泡発生要素4としてはジュール熱に
よるもののみを取扱う。さらにこの作像原理は透過型表
示、反射型表示のいずれをも可能とするものであるが、
以下の説明においては透過型表示の場合を取扱う。すな
わち、第1図(b)において基板3を透明性基板とし、
気泡発生要素4として透明発熱素子を用いた構成とし、
基板3の側から背後光30を照射する場合を考える。
から第6図の図面に基づいて説明する。第1図は基本と
なる画像表示素子10の断面図で、同図(a)は反射型
、同図(b)は透過型の場合を示す。1は液層、2.3
はそれぞれこの液層1に積層された透明保護板と基板で
ある。4は基板3の内壁に付設されたドツト状あるいは
セグメント状の気泡発生要素である。液層1を構成する
液体としては■着色液体と■白濁液体があり、これらの
液体の基本組成分として水あるいは各種有機溶剤が単独
にまたは混合して用いられる。ここで、■着色液体とは
、上に述べた液体の基本組成分の中に各種の染料、顔料
を溶解または分解させて得られる、黒色を含めた有色液
体を言い、光透過性であるか否かは問わない。■白濁液
体とは、同じく上に述べた液体の基本組成分の中に光拡
散性微粒子(これは固形分であるか否かは問わない)を
分散して得られる白色または淡色の液体を言う。液層1
の厚さとしては、透過光量が入射光量の概ね、半分以下
になるような厚さ、一般的には、10μm〜300μ荒
が望ましい。なお、このとき透過光量の減少は可視域の
全波長にわたることを要しない。つまり、可視域の一部
の波長光の減少であってもよい。可視域の一部の波長域
の吸収によって、赤、青、緑の着色が生ずることを考え
れば当然である。しかしながら、この透過光量の減少は
、光の吸収あるいは散乱の何れに起因するものであって
もよい。透明保護板2としては、できる限り耐圧性であ
り、無色ないし淡色の透光性のガラスやプラスチックが
用いられる。なお、この透明保護板2は、表示素子10
を水平に配置するときには使用しない場合もある。基板
3としては、透過型表示の場合においてはガラスやプラ
スチック等の透明性の基板が、また反射型表示の場合に
おいては上記基板以外にシリコンやセラミックスの基板
等の不透明な基板が用いられる。気泡発生要素4として
は、電気分解反応を利用するもの、化学反応を利用する
もの、気体を液層1中に注入する方式、熱的手段による
もの等がある。また、熱的手段にも、放電によるもの、
輻射線ビームの照射によるもの、ジュール熱によるもの
等がある。本発明は泡発生要素4としてはジュール熱に
よるもののみを取扱う。さらにこの作像原理は透過型表
示、反射型表示のいずれをも可能とするものであるが、
以下の説明においては透過型表示の場合を取扱う。すな
わち、第1図(b)において基板3を透明性基板とし、
気泡発生要素4として透明発熱素子を用いた構成とし、
基板3の側から背後光30を照射する場合を考える。
液層1内に気泡が生じていなければ、液層10色をなす
着色液体が黒色なら黒色に、赤色ながらの電気信号の印
加により所定の(−または複数の)気泡発生要素4であ
る透明発熱素子が発熱すると、これに接し、あるいは近
接している液層1内の液体は熱伝導加熱により昇温し、
終には沸騰して液層l内に蒸気泡(以下・マブルと言う
)5が形成される。。一般に、透明発熱素子の形状(長
さおよび幅または直径)が液層1の厚さよりも大きけれ
ば、小さい場合に比べ・々プル5は透明保護板2の内側
表面に容易に到達する。すなわち、基板3と透明保護板
20間に着色液体が存在しない領域が現われる。この、
1プル5を開孔として背後光30は透明保護板2の側に
まで透過する。ノ々プル5は一般に、透明発熱素子の面
上いっばい広がるが、それ以上には殆んど広がらない。
着色液体が黒色なら黒色に、赤色ながらの電気信号の印
加により所定の(−または複数の)気泡発生要素4であ
る透明発熱素子が発熱すると、これに接し、あるいは近
接している液層1内の液体は熱伝導加熱により昇温し、
終には沸騰して液層l内に蒸気泡(以下・マブルと言う
)5が形成される。。一般に、透明発熱素子の形状(長
さおよび幅または直径)が液層1の厚さよりも大きけれ
ば、小さい場合に比べ・々プル5は透明保護板2の内側
表面に容易に到達する。すなわち、基板3と透明保護板
20間に着色液体が存在しない領域が現われる。この、
1プル5を開孔として背後光30は透明保護板2の側に
まで透過する。ノ々プル5は一般に、透明発熱素子の面
上いっばい広がるが、それ以上には殆んど広がらない。
すなわち、透明発熱素子の輪郭が、2プル5、つまり開
口の輪郭であると近似的に考えてよい。ただし透明発熱
素子いっばいに広がる/々プル5は単一のノ々プルであ
ることもあるが、複数の・々プルの集合であることもあ
る。開孔は透明発熱素子の大きさおよび形状によって決
まり、直径が10μmから数m+mのものまでは勿論、
幅1 ms+、長さ10闘等の長方形のものもできる。
口の輪郭であると近似的に考えてよい。ただし透明発熱
素子いっばいに広がる/々プル5は単一のノ々プルであ
ることもあるが、複数の・々プルの集合であることもあ
る。開孔は透明発熱素子の大きさおよび形状によって決
まり、直径が10μmから数m+mのものまでは勿論、
幅1 ms+、長さ10闘等の長方形のものもできる。
望むなら、それ以上のものも形”成できることは勿論で
ある。この種のノ々プル5に光透過作用があるのは、・
ζプル5を組成する蒸気が着色液体または白濁液体の成
分である溶媒の蒸気であり着色剤の蒸気でないからであ
る。
ある。この種のノ々プル5に光透過作用があるのは、・
ζプル5を組成する蒸気が着色液体または白濁液体の成
分である溶媒の蒸気であり着色剤の蒸気でないからであ
る。
背後光30は、上記のように、意識的に照射する場合に
限らず、自然光や室内光あるいはそれらの反射光等のい
ずれでもよい。さらに、表示効果を得るためには・ζプ
ル5が透明保護板2まで到達することを必ずしも要件と
しない。ノ々プル5が透明保護板2まで到達しない場合
には、濃淡差によって作像(表示)が行なわれる。
限らず、自然光や室内光あるいはそれらの反射光等のい
ずれでもよい。さらに、表示効果を得るためには・ζプ
ル5が透明保護板2まで到達することを必ずしも要件と
しない。ノ々プル5が透明保護板2まで到達しない場合
には、濃淡差によって作像(表示)が行なわれる。
以上に述べた作像原理の応用例として、ドツトマトリッ
クス表示方式による画像表示素子の概略構成の1例を第
2図ないし第4図に示す。
クス表示方式による画像表示素子の概略構成の1例を第
2図ないし第4図に示す。
第2図[a)はドツトマトリックス表示方式による画像
表示素子の平面図、第2図(b)はそのI、−I2断面
の断面図である。り、3′はそれぞれ第1図の透明保護
板2、基板3と向じ機能を有する保護板と透明基板であ
る。11は発泡点、即ち表示点以外の領域を金属等の導
体4′で被膜された透明発熱抵抗線で、保護膜2′と基
板3′の間に複数個、二次元的に配列されている。透明
発熱抵抗線1′は透明発熱抵抗体、例えばITO(イン
ジウム・ティン・オキサイP)を真空蒸着法により成膜
することにより得られる。そしてその上に金属、例えば
Au (金)を真空ス・ぞツタリング法により成膜する
。金属膜は必ずしも透明である必要はないが、透過率5
0%以上の透過性を得たい場合には、Auの場合で10
0,4〜200人の厚さが必要である。通常は約30X
のクロム膜がITO膜と金膜の接着剤として付けられる
。
表示素子の平面図、第2図(b)はそのI、−I2断面
の断面図である。り、3′はそれぞれ第1図の透明保護
板2、基板3と向じ機能を有する保護板と透明基板であ
る。11は発泡点、即ち表示点以外の領域を金属等の導
体4′で被膜された透明発熱抵抗線で、保護膜2′と基
板3′の間に複数個、二次元的に配列されている。透明
発熱抵抗線1′は透明発熱抵抗体、例えばITO(イン
ジウム・ティン・オキサイP)を真空蒸着法により成膜
することにより得られる。そしてその上に金属、例えば
Au (金)を真空ス・ぞツタリング法により成膜する
。金属膜は必ずしも透明である必要はないが、透過率5
0%以上の透過性を得たい場合には、Auの場合で10
0,4〜200人の厚さが必要である。通常は約30X
のクロム膜がITO膜と金膜の接着剤として付けられる
。
また、寺務基板3′にソーダガラスを用いる場合には、
ITOの化学的損傷を防止するためにソーダガラスの上
に5io2(二酸化シリコン)が被膜される。第2図の
ようなパターン形状(透明発熱抵抗素子の寸法が10μ
m×10μmから1順×1間)は通常の写真食刻技術に
より容易に得られる。ここで、透明発熱抵抗素子とは透
明発熱抵抗線1′のうち、金属等の導体4′で被膜され
ていない箇所、即ち発熱箇所を意味する。しかしながら
、第2図に示すような導体4〆は必ずしも必要ではなく
、製作加工上はない方が望ましいが、消費電力の浪費を
避けるためには必要である。さらに、透明発熱抵抗素子
および導体4′の損傷を防ぎ、耐久性を増加するためK
は厚さ数μ攪の保護膜1でこれらを被膜するのがよい。
ITOの化学的損傷を防止するためにソーダガラスの上
に5io2(二酸化シリコン)が被膜される。第2図の
ようなパターン形状(透明発熱抵抗素子の寸法が10μ
m×10μmから1順×1間)は通常の写真食刻技術に
より容易に得られる。ここで、透明発熱抵抗素子とは透
明発熱抵抗線1′のうち、金属等の導体4′で被膜され
ていない箇所、即ち発熱箇所を意味する。しかしながら
、第2図に示すような導体4〆は必ずしも必要ではなく
、製作加工上はない方が望ましいが、消費電力の浪費を
避けるためには必要である。さらに、透明発熱抵抗素子
および導体4′の損傷を防ぎ、耐久性を増加するためK
は厚さ数μ攪の保護膜1でこれらを被膜するのがよい。
保護膜τとしては、透明性(反射型表示の場合は要件で
ない)、絶縁性、耐液性、熱伝導性、耐衝撃性に優れた
ものが望まれる。このような要件を満たすものとして〜
S iO、8102等の誘電体がある。
ない)、絶縁性、耐液性、熱伝導性、耐衝撃性に優れた
ものが望まれる。このような要件を満たすものとして〜
S iO、8102等の誘電体がある。
第3図は第1図および第2図の表示素子の構成要素を組
食わせて得られた画像表示素子の概略構造を示す断面図
である。透明発熱抵抗線1’a、l’bが液層1を挟ん
で直交し、その交点において両方の透明発熱抵抗素子が
対向するよ5に配設されている。この表示素子において
は、液層1を挟んで互いに直交する発熱抵抗線1′a。
食わせて得られた画像表示素子の概略構造を示す断面図
である。透明発熱抵抗線1’a、l’bが液層1を挟ん
で直交し、その交点において両方の透明発熱抵抗素子が
対向するよ5に配設されている。この表示素子において
は、液層1を挟んで互いに直交する発熱抵抗線1′a。
1’ bが共に選択されて発熱したときにのみ、両者の
交差領域において液層1中にノ々Iル5が形成されるよ
うに設計されている。20’、20“はそれぞれ液層1
の左側の発熱抵抗線、右側の発熱抵抗線の所望の発熱抵
抗線に電流を供給する画像表示素子駆動回路である。第
4図は第3図のよ5な画像表示素子をマトリックス駆動
する場合の説明図である。この画像表示素子lO“はX
/、Xm、Xn、Xo、Xpの室軸の発熱抵抗線(これ
らを行導線と呼ぶ)とYc 、 Yd 、 Yeの動軸
の発熱抵抗線(これらを列導線と呼ぶ)で構成されてい
る。
交差領域において液層1中にノ々Iル5が形成されるよ
うに設計されている。20’、20“はそれぞれ液層1
の左側の発熱抵抗線、右側の発熱抵抗線の所望の発熱抵
抗線に電流を供給する画像表示素子駆動回路である。第
4図は第3図のよ5な画像表示素子をマトリックス駆動
する場合の説明図である。この画像表示素子lO“はX
/、Xm、Xn、Xo、Xpの室軸の発熱抵抗線(これ
らを行導線と呼ぶ)とYc 、 Yd 、 Yeの動軸
の発熱抵抗線(これらを列導線と呼ぶ)で構成されてい
る。
行導線XAt、XmeXn、Xo、Xpに順次、加熱用
電流信号を印加すると、これ等の行導線に対応する液層
(不図示)が順次、線状に加熱されるが、このとき、加
熱の程度を液体の沸点以下になるように設定しであるの
で、液層中に蒸気泡は発生しない。一方、加熱用電流信
号の印加に同期させながら、列導線Yc 、 Yd 、
Yeに対して、所定のビデオ信号を印加する。このビ
デオ信号の印加によって、列導線Yc 、 yct 、
Yeに対応する液層は線状に加熱されるが、この場合
にも加熱の程度を液体の沸点以下に抑えることを要件と
するので、これだけでは対応する液層にノ々プルを生じ
させない。1−かし、加熱用電流信号とビデオ信号とが
同期した行線と列線との交叉部分においては両者の発熱
により加算的に加熱される。
電流信号を印加すると、これ等の行導線に対応する液層
(不図示)が順次、線状に加熱されるが、このとき、加
熱の程度を液体の沸点以下になるように設定しであるの
で、液層中に蒸気泡は発生しない。一方、加熱用電流信
号の印加に同期させながら、列導線Yc 、 Yd 、
Yeに対して、所定のビデオ信号を印加する。このビ
デオ信号の印加によって、列導線Yc 、 yct 、
Yeに対応する液層は線状に加熱されるが、この場合
にも加熱の程度を液体の沸点以下に抑えることを要件と
するので、これだけでは対応する液層にノ々プルを生じ
させない。1−かし、加熱用電流信号とビデオ信号とが
同期した行線と列線との交叉部分においては両者の発熱
により加算的に加熱される。
そして加算的に加熱された場合にのみ対応する液層が発
泡するように条件設定しておけば、選択された行線と列
線の交叉部分にノ々プル5′が形成される。
泡するように条件設定しておけば、選択された行線と列
線の交叉部分にノ々プル5′が形成される。
なお、以上の例において、駆動方式を次の様に変えた場
合にも、全く同様に作像することができる。即ち、行線
にビデオ信号を印加し、列線に加熱用電流信号を印加す
る様に変形しても、効果は全く同じである。このように
第3図に例示した画像表示素子は、マトリックス駆動を
も可能とするものである。上記の如く、ストライプ状に
配列される発熱抵抗線を透明保護板側と基板側の両方に
設置することにより、以下の効果が発生する。
合にも、全く同様に作像することができる。即ち、行線
にビデオ信号を印加し、列線に加熱用電流信号を印加す
る様に変形しても、効果は全く同じである。このように
第3図に例示した画像表示素子は、マトリックス駆動を
も可能とするものである。上記の如く、ストライプ状に
配列される発熱抵抗線を透明保護板側と基板側の両方に
設置することにより、以下の効果が発生する。
■ 製作工程が簡単になり、歩留りが向上する。
■ 液層を両側から加温するので、熱効率が良いj
勿論、透明保護板と基板のうち、いずれか一つの要素の
みに透明発熱素子をマトリックス状に配列して駆動させ
ることも可能である。第5図がその例である。同図にお
いてlla、llb。
みに透明発熱素子をマトリックス状に配列して駆動させ
ることも可能である。第5図がその例である。同図にお
いてlla、llb。
11c、lidはいずれも行導線であり、12a。
12b、 12c、 lidはいずれも列導線である。
そしてこれ等の全ての導線は金、銅、アルミニウム等の
良導体により得られる。行導線と列導線の交差領域の絶
縁層には窓(ウィンドウ)が開けられ発熱抵抗素子13
a、 13b、 13c、 13dが埋め込まれている
。このような構成においては、信号に忠実な作像にとっ
て不都合なり四ストークの発生を実質的に防止すること
ができる。又、行導線と列導線との交叉部にダイオ−P
特性を有する発熱抵抗体を配置すれば、完全にクロスト
ークを防止する勢来が得られる。第6図は第5図の画像
表示素子の駆動回路の回路図である。
良導体により得られる。行導線と列導線の交差領域の絶
縁層には窓(ウィンドウ)が開けられ発熱抵抗素子13
a、 13b、 13c、 13dが埋め込まれている
。このような構成においては、信号に忠実な作像にとっ
て不都合なり四ストークの発生を実質的に防止すること
ができる。又、行導線と列導線との交叉部にダイオ−P
特性を有する発熱抵抗体を配置すれば、完全にクロスト
ークを防止する勢来が得られる。第6図は第5図の画像
表示素子の駆動回路の回路図である。
画像制御信号特定−の発生回路105の画像制御信号に
よって、室軸選択回路103、動軸選択択回路103と
室軸駆動回路101a、1.O1b、・・・8101m
は複数の信号線により電気的に結合されており、室軸駆
動回路101a、 101b、 ・・・101mの各出
力端子は所定の行導線と結合している。
よって、室軸選択回路103、動軸選択択回路103と
室軸駆動回路101a、1.O1b、・・・8101m
は複数の信号線により電気的に結合されており、室軸駆
動回路101a、 101b、 ・・・101mの各出
力端子は所定の行導線と結合している。
この出力端子と行導線の結合の仕方は種々あるが、本明
細書に於いては基本的な態様について説明するため、出
力端子は行導線の個数だけあり、一つの出力端子が一つ
の行導線と結合している場合について取扱う。動軸選択
回路104、動軸駆動回路102a、 102b、 −
102n 及び列導線12a、12b、J−L′、12
n相互の関係も同様である。画像制御信号によって室軸
選択回路103は特定の室軸(行導線)を選択(スイッ
チオン)する。例えば、室軸選択回路103が行導線1
1cを選択す“ればllc行選択信号を発し、それを受
けて室軸駆動回路101cは行導線11cに釘軸駆動信
号を出力する。一方、画像制御信号の一つであるビデオ
信号が動軸選択回路104に入力されると、その指令を
受けて動軸選択回路104は所定の動軸(列導線)を選
択する。例えば、動軸選択回路104が列導線12dを
選択すれば、動軸駆動回路102dは動軸選択回路10
4から発せられた12a列選択信号を受けて列導線12
dをスイッチ・オン(導通)状態にする。所定の行導線
に対する釘軸駆動信号の印加中、所定の列導線が動軸選
択回路によって導通状態になればその行導線とその列導
線の交差領域に於ける発熱抵抗素子に電流が流れ・々プ
ルが生ずる。行導線11cに対する釘軸駆動信号の印加
に同期して、列導線12dを動軸選択信号によって導通
状択にすれば行導線11cと列導線12dの交差点に・
々プルが生ずる。次に、行導線mが選択され行導線11
mに釘軸駆動信号が印加される。それに同期して列導線
12c、12eが動軸選択信号によって導通状態にされ
ると、l1mと12c 、 l1mと12eの各々の交
差点(選択点)に・2プルが生ずる。
細書に於いては基本的な態様について説明するため、出
力端子は行導線の個数だけあり、一つの出力端子が一つ
の行導線と結合している場合について取扱う。動軸選択
回路104、動軸駆動回路102a、 102b、 −
102n 及び列導線12a、12b、J−L′、12
n相互の関係も同様である。画像制御信号によって室軸
選択回路103は特定の室軸(行導線)を選択(スイッ
チオン)する。例えば、室軸選択回路103が行導線1
1cを選択す“ればllc行選択信号を発し、それを受
けて室軸駆動回路101cは行導線11cに釘軸駆動信
号を出力する。一方、画像制御信号の一つであるビデオ
信号が動軸選択回路104に入力されると、その指令を
受けて動軸選択回路104は所定の動軸(列導線)を選
択する。例えば、動軸選択回路104が列導線12dを
選択すれば、動軸駆動回路102dは動軸選択回路10
4から発せられた12a列選択信号を受けて列導線12
dをスイッチ・オン(導通)状態にする。所定の行導線
に対する釘軸駆動信号の印加中、所定の列導線が動軸選
択回路によって導通状態になればその行導線とその列導
線の交差領域に於ける発熱抵抗素子に電流が流れ・々プ
ルが生ずる。行導線11cに対する釘軸駆動信号の印加
に同期して、列導線12dを動軸選択信号によって導通
状択にすれば行導線11cと列導線12dの交差点に・
々プルが生ずる。次に、行導線mが選択され行導線11
mに釘軸駆動信号が印加される。それに同期して列導線
12c、12eが動軸選択信号によって導通状態にされ
ると、l1mと12c 、 l1mと12eの各々の交
差点(選択点)に・2プルが生ずる。
選択点以外の交差点にもリーク電流が流れるが一般に発
泡開始電流値以下であるので、・9ブルは生じない。ま
た、発熱抵抗素子にダイオード機能を持たせることによ
りリーク電流をさらに微弱にすることができる。このよ
うに、室軸駆動信号を線順次走査し、かつそれに同期さ
せて動軸選択信号を出力させることにまり画偉表示を行
うことができる。なお、動軸選択回路104はビデオ信
号による指令を受けて動軸選択信号を出力するものであ
る。このとき、発熱抵抗素子を流れる電流の向きは問わ
ない。−このような駆動回路、選択回路はシフトレジス
タ、トラン・クスタアレイ等を用いて公知の技術により
構成されるものである。
泡開始電流値以下であるので、・9ブルは生じない。ま
た、発熱抵抗素子にダイオード機能を持たせることによ
りリーク電流をさらに微弱にすることができる。このよ
うに、室軸駆動信号を線順次走査し、かつそれに同期さ
せて動軸選択信号を出力させることにまり画偉表示を行
うことができる。なお、動軸選択回路104はビデオ信
号による指令を受けて動軸選択信号を出力するものであ
る。このとき、発熱抵抗素子を流れる電流の向きは問わ
ない。−このような駆動回路、選択回路はシフトレジス
タ、トラン・クスタアレイ等を用いて公知の技術により
構成されるものである。
本画像表示素子において液層1中に/?プル5が発生す
るときには、急激な圧力の増大を伴うので、液層lが密
閉系に構成された場合は、表示素子が破損する恐れが強
い。従って、この液層1を気密室又はアキュムレーター
に接続して、液層IK於ける圧力の増大を緩和すること
が−ましい。表示素子内の液層1は外界に通じた状態に
置かれる場合(開放系)と、外界から隔絶された状態に
置かれる場合(密封系)とがある。
るときには、急激な圧力の増大を伴うので、液層lが密
閉系に構成された場合は、表示素子が破損する恐れが強
い。従って、この液層1を気密室又はアキュムレーター
に接続して、液層IK於ける圧力の増大を緩和すること
が−ましい。表示素子内の液層1は外界に通じた状態に
置かれる場合(開放系)と、外界から隔絶された状態に
置かれる場合(密封系)とがある。
いずれの系が望ましいかは用途によって異なる。
例えば携帯用なら密封系が望ましいことは当然である。
しかるに、次に述べる技術的事項は開放系の場合におい
ても重要であるが密封系において特に重要である。ノ々
プル5の発生は一般に圧力の上昇を伴うが、圧力の上昇
分が大きければ/?プル5自身が発生しない。したがっ
て圧力の上昇を最小限に抑える努力が払われなければな
らない。また、ノ々プル5の発生によって、ノ々プル5
の容積に相当する容積の液が排除されるがその受は皿が
なければ、圧力の上昇を招き、結局/々タプルは生じな
い。したがって、排除される液体をどのように収容にす
るかについても考慮を払わなければならない。このよう
な問題の解決手段として前に述べたように、透明保護板
や基板の内壁に弾性膜を付けることも一策である。然る
に、より効果的な手段は第7図に例を示す空洞室15を
設けることである。空洞室15と液層1とは気体や液体
を通さない不図示の可撓性膜によって隔てられる。この
ように構成することにより圧力吸収と排除される液体の
問題の解決を図ったものである。なお、液層1撥液性(
液層の液溶媒が水性なら撥水性)材料で構成することに
より可撓性膜を不要とすることができ、製造が簡単とな
る。なぜなら、ヘルムホルツの自由エネルギ最小原理に
従って液層1は親液性の面16と撥液性の面17との境
界において自ずから安定するからである。すなわち、液
層1は親液性面16にとどまろうとし、撥液性面17か
らは遠ざかろうとする。なお、親液性面16と撥液性面
17との境界面ないしその近傍において液体は進退し、
又液体のメニスカス18によるクッション作用も加わっ
て圧力吸収効襲が発揮させられる。液層1の液体が水性
の場合において空洞室15を撥水処理するにはポリテト
ラフルオロエチレン等を塗装する方法がある。なお、第
7図においては空洞室15は液層トをとりまく形に設け
られているが、必ずしも第7図の場合に限定するもので
はなく、部分的に設けられていてもよい。要するに、い
かなる形状、いかなる大きさであれ、又密封系か開放系
かを問わず空洞室15の設置は技術的範囲である。液層
1の内圧、即ち液圧は省電力対策上、安定動作上及び安
全対策上の見地より、76(1+wHg(大気圧)以下
に設定することが望ましい。何故ならば、液圧が低い程
、より低いエネルギの供給で、即ちより低い温度で発泡
するからであり、又内圧が高ければそれだけ表示素子の
破損率が高くなるからである。空洞室15と液層1を可
撓性膜によって隔てた構造においては、液圧は空洞室1
5の内圧、可撓性膜の応力等により決定せられる。いず
れの場合においても、その時の液温における液層1の溶
液の飽和蒸気圧以下にまで液圧を押し下げることはでき
ない。又、液圧を飽和蒸気圧又はその近傍にまで下げす
ぎると、出力信号忙関係なくノ々プル5が廃生し、動作
安定性に欠ける事態に陥いる。
ても重要であるが密封系において特に重要である。ノ々
プル5の発生は一般に圧力の上昇を伴うが、圧力の上昇
分が大きければ/?プル5自身が発生しない。したがっ
て圧力の上昇を最小限に抑える努力が払われなければな
らない。また、ノ々プル5の発生によって、ノ々プル5
の容積に相当する容積の液が排除されるがその受は皿が
なければ、圧力の上昇を招き、結局/々タプルは生じな
い。したがって、排除される液体をどのように収容にす
るかについても考慮を払わなければならない。このよう
な問題の解決手段として前に述べたように、透明保護板
や基板の内壁に弾性膜を付けることも一策である。然る
に、より効果的な手段は第7図に例を示す空洞室15を
設けることである。空洞室15と液層1とは気体や液体
を通さない不図示の可撓性膜によって隔てられる。この
ように構成することにより圧力吸収と排除される液体の
問題の解決を図ったものである。なお、液層1撥液性(
液層の液溶媒が水性なら撥水性)材料で構成することに
より可撓性膜を不要とすることができ、製造が簡単とな
る。なぜなら、ヘルムホルツの自由エネルギ最小原理に
従って液層1は親液性の面16と撥液性の面17との境
界において自ずから安定するからである。すなわち、液
層1は親液性面16にとどまろうとし、撥液性面17か
らは遠ざかろうとする。なお、親液性面16と撥液性面
17との境界面ないしその近傍において液体は進退し、
又液体のメニスカス18によるクッション作用も加わっ
て圧力吸収効襲が発揮させられる。液層1の液体が水性
の場合において空洞室15を撥水処理するにはポリテト
ラフルオロエチレン等を塗装する方法がある。なお、第
7図においては空洞室15は液層トをとりまく形に設け
られているが、必ずしも第7図の場合に限定するもので
はなく、部分的に設けられていてもよい。要するに、い
かなる形状、いかなる大きさであれ、又密封系か開放系
かを問わず空洞室15の設置は技術的範囲である。液層
1の内圧、即ち液圧は省電力対策上、安定動作上及び安
全対策上の見地より、76(1+wHg(大気圧)以下
に設定することが望ましい。何故ならば、液圧が低い程
、より低いエネルギの供給で、即ちより低い温度で発泡
するからであり、又内圧が高ければそれだけ表示素子の
破損率が高くなるからである。空洞室15と液層1を可
撓性膜によって隔てた構造においては、液圧は空洞室1
5の内圧、可撓性膜の応力等により決定せられる。いず
れの場合においても、その時の液温における液層1の溶
液の飽和蒸気圧以下にまで液圧を押し下げることはでき
ない。又、液圧を飽和蒸気圧又はその近傍にまで下げす
ぎると、出力信号忙関係なくノ々プル5が廃生し、動作
安定性に欠ける事態に陥いる。
従って、安定性を増すためには常温気体夕空洞室15に
適当量封入することにより、液圧な760mH9以下、
飽和蒸気圧近傍以上に設定することが望ましい。液圧の
条件についてさらに詳述すれば、省電力上、安定動作上
及び安定対策上、好適の条件は40℃における前記液圧
を760 mm H1以下に設定することである。ただ
し、・2プル5が発生していない場合の圧力値である。
適当量封入することにより、液圧な760mH9以下、
飽和蒸気圧近傍以上に設定することが望ましい。液圧の
条件についてさらに詳述すれば、省電力上、安定動作上
及び安定対策上、好適の条件は40℃における前記液圧
を760 mm H1以下に設定することである。ただ
し、・2プル5が発生していない場合の圧力値である。
このように設定するととKより、少くとも開放系の場合
より省電力化を図ることができる。なお1.バブル5が
生ずることにより、又ノ々プル50発生数により、液圧
は上昇、変動するが、空洞室15を好適に設置すること
により、圧力上昇の弊害を実質的に抑えることができる
。又通常は40℃以下で使用するので40℃を一応の基
準とした。空洞室15の容積とバブル5により排除され
る液量との関係もノ々プル表示の安定動作上重要な事項
である。今、空洞室15の容積をV、その時の内圧なP
、温度をTとすると、ゼイル・シャルルの法則の微分形
は次のように表わされる。
より省電力化を図ることができる。なお1.バブル5が
生ずることにより、又ノ々プル50発生数により、液圧
は上昇、変動するが、空洞室15を好適に設置すること
により、圧力上昇の弊害を実質的に抑えることができる
。又通常は40℃以下で使用するので40℃を一応の基
準とした。空洞室15の容積とバブル5により排除され
る液量との関係もノ々プル表示の安定動作上重要な事項
である。今、空洞室15の容積をV、その時の内圧なP
、温度をTとすると、ゼイル・シャルルの法則の微分形
は次のように表わされる。
ここで△Vはノ9プルによって排除される液体の流入分
による空洞室15の容積の圧縮分、△Pはその時の圧力
上昇分である。なおPは飽和蒸気圧と常温気体の全圧で
あるが、実際には蒸気は液化もするので、父系の温度も
変化するので上記関係式は厳密に成立するものではな℃
・が、一応の傾向は示していると云える。従って、圧力
変動による弊害を実質的になくすKは、△v/v又はP
を小さく設定しなければならない。
による空洞室15の容積の圧縮分、△Pはその時の圧力
上昇分である。なおPは飽和蒸気圧と常温気体の全圧で
あるが、実際には蒸気は液化もするので、父系の温度も
変化するので上記関係式は厳密に成立するものではな℃
・が、一応の傾向は示していると云える。従って、圧力
変動による弊害を実質的になくすKは、△v/v又はP
を小さく設定しなければならない。
、?プル1個の容積は微小である。例えば、発熱抵抗素
子の大きさが200μmX200μm、液層の厚さが1
00μmの場合のノζプルの容積は4×1o−k”であ
る。従って、任意の複数の、2プル ゛が同時に
発生した場合における総圧縮分をΣ△VとするとP・Σ
△V/Vが小さく設定されていれば圧力の弊害は起こら
ない。なお、今までの説明においては液層1を構成する
液体として無色透光性液体を特に掲げなかったが無色透
光性液体を含まない趣旨ではない。バブルによる散乱を
利用する画像表示素子の場合には無色透光性液体は有効
な表示媒体液となりうるものである。
子の大きさが200μmX200μm、液層の厚さが1
00μmの場合のノζプルの容積は4×1o−k”であ
る。従って、任意の複数の、2プル ゛が同時に
発生した場合における総圧縮分をΣ△VとするとP・Σ
△V/Vが小さく設定されていれば圧力の弊害は起こら
ない。なお、今までの説明においては液層1を構成する
液体として無色透光性液体を特に掲げなかったが無色透
光性液体を含まない趣旨ではない。バブルによる散乱を
利用する画像表示素子の場合には無色透光性液体は有効
な表示媒体液となりうるものである。
このように、本出願人の開示した先の提案は画質、生産
性等の点において優れており、表示点(セグメント)が
少なく比較的簡単な電卓から表示点が多く、複雑なテレ
ビジョンに至るまで幅広い機能および用途を有している
。
性等の点において優れており、表示点(セグメント)が
少なく比較的簡単な電卓から表示点が多く、複雑なテレ
ビジョンに至るまで幅広い機能および用途を有している
。
ところで、このようなバブル表示に使用する表示媒体液
の濃度は一定であり、例えば絵の具のように各種の濃度
の液を用意することはできない。従って、第1図に示し
た寸法、形状のバブルのみで表示する方法では階調性の
ある画像を表示することは非常に困難である。
の濃度は一定であり、例えば絵の具のように各種の濃度
の液を用意することはできない。従って、第1図に示し
た寸法、形状のバブルのみで表示する方法では階調性の
ある画像を表示することは非常に困難である。
本発明はこのような問題点に鑑み提案されたもので、階
調信号に対する応答性がよく、忠実゛に画像の階調性を
再現しうるバブル表示の中間調表現方法を提供すること
を目的とする。
調信号に対する応答性がよく、忠実゛に画像の階調性を
再現しうるバブル表示の中間調表現方法を提供すること
を目的とする。
本発明の要旨は画素であるバブルの面積を制御系の働き
により制御することにより・々プル素子の中間調を表現
するものである。
により制御することにより・々プル素子の中間調を表現
するものである。
電気信号の印加によって発熱面に形成されるバブルの大
きさく容積)は、一般に発熱抵抗素子への供給電力量(
熱量)に単調増加する。そして、熱量に応じて膨らむノ
々プルをストロゼスコープでよく観察すると、横方向(
発熱面と平行な方向)への広がりは殆んど僅少で、大部
分は縦方向(発熱面と垂直な方向)に膨らむことが判る
。バブルのこのような挙動は伝熱理論からも妥当性があ
る。しかしながら、発熱抵抗素子の寸法に比べて液層の
厚みが小さい場合にはバブルは液層を介して対向する向
う側の・qネルに容易に到達する。到達した後、縦方向
への膨らみは抑えられるから、以後、バブルは横方向に
広がる。
きさく容積)は、一般に発熱抵抗素子への供給電力量(
熱量)に単調増加する。そして、熱量に応じて膨らむノ
々プルをストロゼスコープでよく観察すると、横方向(
発熱面と平行な方向)への広がりは殆んど僅少で、大部
分は縦方向(発熱面と垂直な方向)に膨らむことが判る
。バブルのこのような挙動は伝熱理論からも妥当性があ
る。しかしながら、発熱抵抗素子の寸法に比べて液層の
厚みが小さい場合にはバブルは液層を介して対向する向
う側の・qネルに容易に到達する。到達した後、縦方向
への膨らみは抑えられるから、以後、バブルは横方向に
広がる。
以下、本発明を第8図に基づいて説明する。
第8図は画像表示素子10を画像表示素子駆動回路20
により駆動する場合を示している。今、発熱抵抗素子4
a、4b、4cに画像表示素子駆動回路20からそれぞ
れ電気信号Sa、Sb、Scを印加して、それぞれPl
、P2.P3の電力(熱量)を供給した場合を考える。
により駆動する場合を示している。今、発熱抵抗素子4
a、4b、4cに画像表示素子駆動回路20からそれぞ
れ電気信号Sa、Sb、Scを印加して、それぞれPl
、P2.P3の電力(熱量)を供給した場合を考える。
そして、各々の供給電力量にPl〉P2〉P3の関係が
あり、かつ熱量P3を与える程度で、・ζプルは液層1
を介して対向する透明保護板2に到達するものと想定す
る。
あり、かつ熱量P3を与える程度で、・ζプルは液層1
を介して対向する透明保護板2に到達するものと想定す
る。
然して、熱量P3より大きい熱量P、、P2がそれぞれ
発熱抵抗素子4a−,4bK与えられた場合、ノSプル
5a、5bは横に拡がる。
発熱抵抗素子4a−,4bK与えられた場合、ノSプル
5a、5bは横に拡がる。
一般に発熱抵抗素子に供給される熱量Pが増大する程、
・ζプルは膨らみ、従って横に拡がる。
・ζプルは膨らみ、従って横に拡がる。
このバブルの横への拡がりの程度は表示素子駆動回路に
よって制御できる。このように、・ζプルの大きさく横
への拡がり)、即ち画素の大きさく面積)を制御するこ
とによりバブル素子の中間調を表現することができる。
よって制御できる。このように、・ζプルの大きさく横
への拡がり)、即ち画素の大きさく面積)を制御するこ
とによりバブル素子の中間調を表現することができる。
以下、下記の条件で発熱抵抗素子に電気信号を印加し、
・ζプルの拡がりと階調の関係を調べた。
・ζプルの拡がりと階調の関係を調べた。
以上の実施例では、パルス電圧あるいはノξルス幅を4
段階に変えることによりパブ°ル素子を4階調表示する
ことができたが、これらを多段に変えることにより、さ
らに階調を密にすることができる。
段階に変えることによりパブ°ル素子を4階調表示する
ことができたが、これらを多段に変えることにより、さ
らに階調を密にすることができる。
このように、バブルの大きさく横への拡がり)即ち画素
の面積を制御することにより1.Fプル素子の中間調を
表現することができる。上述の中間調表現方法を可能に
する変調方式として、上述の振幅変調方式、・ξルス幅
変調方式は好適であるが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、周波数変調方式あるいはそれらの変形でもよ
い。さらに、1つのノξルス電流に対して1個の・ぐプ
ルの発生、消滅サイクルが対応する場合に本発明のバブ
ルの発生個数の制御は限定されず、複数個の・ξルスの
共働により1個のバブルの発生、消滅のサイクルが行な
われる場合も含む。この場合の複数個の・ξルスの各々
は、波形、波高、パルス幅において全く異なるものであ
っても差しつかえない。
の面積を制御することにより1.Fプル素子の中間調を
表現することができる。上述の中間調表現方法を可能に
する変調方式として、上述の振幅変調方式、・ξルス幅
変調方式は好適であるが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、周波数変調方式あるいはそれらの変形でもよ
い。さらに、1つのノξルス電流に対して1個の・ぐプ
ルの発生、消滅サイクルが対応する場合に本発明のバブ
ルの発生個数の制御は限定されず、複数個の・ξルスの
共働により1個のバブルの発生、消滅のサイクルが行な
われる場合も含む。この場合の複数個の・ξルスの各々
は、波形、波高、パルス幅において全く異なるものであ
っても差しつかえない。
さらに、本発明は透過型表示素子に限定されるものでな
く、反射型表示素子にも利用でき、又モノクロ表示のみ
ならず、カラー表示にも適用できる。
く、反射型表示素子にも利用でき、又モノクロ表示のみ
ならず、カラー表示にも適用できる。
本発明は画素である。6プルの面積を制御することによ
り、階調信号に対する応答性がよく、忠実に画像の階調
性を再現することができる。
り、階調信号に対する応答性がよく、忠実に画像の階調
性を再現することができる。
第1図は本発明の基礎となる従来の画像表示素子の概略
を示す断面図、第2図はドツトマトリックス表示方式に
よる画像表示素子の概略を示す平面図と断面図、第3図
は第1図と第2図の画像表示素子の構成要素を組合わせ
て得られた画像表示素子の概略を示す断面図、第4図は
第3図に示す画像表示素子をマトリックス駆動する場合
の説明図、第5図はマトリックス表示方式による、他の
画像表示素子の概略を示す斜視図、第6図は第5図の画
像表示素子をマトリックス駆動する回路の回路図、第7
図は空洞室を備えた画像表示素子の平面図とJ、−J、
、断面の断面図、第8図は本発明の1実施例に係り、画
像表示素子の各発熱抵抗素子に供給する電力を違えて画
像表示素子を駆動する場合を示す図である。 1・・・・・・液層 2・・・・・透明保護板 3・・・・・・基板 特許出願人 キャノン株式会社 (a) (b) 第7図 第8図
を示す断面図、第2図はドツトマトリックス表示方式に
よる画像表示素子の概略を示す平面図と断面図、第3図
は第1図と第2図の画像表示素子の構成要素を組合わせ
て得られた画像表示素子の概略を示す断面図、第4図は
第3図に示す画像表示素子をマトリックス駆動する場合
の説明図、第5図はマトリックス表示方式による、他の
画像表示素子の概略を示す斜視図、第6図は第5図の画
像表示素子をマトリックス駆動する回路の回路図、第7
図は空洞室を備えた画像表示素子の平面図とJ、−J、
、断面の断面図、第8図は本発明の1実施例に係り、画
像表示素子の各発熱抵抗素子に供給する電力を違えて画
像表示素子を駆動する場合を示す図である。 1・・・・・・液層 2・・・・・透明保護板 3・・・・・・基板 特許出願人 キャノン株式会社 (a) (b) 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 液層中に気泡を発生させ、この気泡を画素にして顕画す
る画像表示方法において、 前記画素の面積を制御することにより中間調を表現する
ことを特徴とする中間調表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230282A JPS58220182A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 中間調表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230282A JPS58220182A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 中間調表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58220182A true JPS58220182A (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=14323807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10230282A Pending JPS58220182A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 中間調表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58220182A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5185602A (en) * | 1989-04-10 | 1993-02-09 | Cirrus Logic, Inc. | Method and apparatus for producing perception of high quality grayscale shading on digitally commanded displays |
US5748163A (en) * | 1991-12-24 | 1998-05-05 | Cirrus Logic, Inc. | Dithering process for producing shaded images on display screens |
US5751265A (en) * | 1991-12-24 | 1998-05-12 | Cirrus Logic, Inc. | Apparatus and method for producing shaded images on display screens |
-
1982
- 1982-06-16 JP JP10230282A patent/JPS58220182A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5185602A (en) * | 1989-04-10 | 1993-02-09 | Cirrus Logic, Inc. | Method and apparatus for producing perception of high quality grayscale shading on digitally commanded displays |
US5748163A (en) * | 1991-12-24 | 1998-05-05 | Cirrus Logic, Inc. | Dithering process for producing shaded images on display screens |
US5751265A (en) * | 1991-12-24 | 1998-05-12 | Cirrus Logic, Inc. | Apparatus and method for producing shaded images on display screens |
US5757347A (en) * | 1991-12-24 | 1998-05-26 | Cirrus Logtic, Inc. | Process for producing shaded colored images using dithering techniques |
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