JPS5821966B2 - 基本発振器を正確な位相で同期する方法および装置 - Google Patents

基本発振器を正確な位相で同期する方法および装置

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JPS5821966B2
JPS5821966B2 JP52096527A JP9652777A JPS5821966B2 JP S5821966 B2 JPS5821966 B2 JP S5821966B2 JP 52096527 A JP52096527 A JP 52096527A JP 9652777 A JP9652777 A JP 9652777A JP S5821966 B2 JPS5821966 B2 JP S5821966B2
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、搬送周波数通信伝送系における基本発振器を
、粗調節用の正確な位相でのディジタルな周波数追従制
御と微調節用のアナログな周波数追従制御とを用いて、
長距離通信網に伝送される標準周波数に、正確な位相で
同期する方法および装置に関する。
広帯域搬送系における基本発振器の周波数精度に課され
る高度な要求は、CCITTにより規定された搬送波周
波数精度を高信頼度でできるだけ保守なしで確保するた
め、ドイツ連邦郵政省(BDP)の長距離通信網に自動
周波数監視する装置を導入するようにした。
そのためドイツ連邦共和国特許第1591465号明細
書に記載されたようなディジタル周波数追従制御装置が
、制御周波数供給部内の12MHz基本発振器のために
開発されている。
周波数修正のディジタル制御によれば、2チャネル位相
弁別器を使用するこの装置において常に、目標値のまわ
りで周波数の往復変動を生じる残留誤差が残る。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第1441812号公報
には、ディジタル粗調節とアナログ微調節とを有する位
相制御手段が記載されている。
粗調節部分では調整すべき発振器周波数から分周器を介
してパルスが導出され、このパルスは基準周波数のパル
スと比較される。
周波数比較回路を介して絶えずパルスの数が比較され、
制御パルスより高い周波数の、所定数を超過したパルス
がサーボモータの相応の入力側に加えられ、サーボモー
タを介して発振器の周波数が追従制御される。
さらにこの公知の技術では、位相比較回路を有する微調
節部分が設けられており、位相比較回路は、分周器を介
して導出された発振器パルスと基準パルスとの間の位相
差に相応する電圧を送出する。
所望の発振器周波数が粗調節を介してほぼ得られた場合
、比較的長時間の量制御パルスは到来せず、その後微調
節が開始され、可変リアクタンスを介して周波数の残留
偏差が調整される。
この公知の方法では微調節が応動するのに遅延を伴う。
またこの方法を実現するにはサーボモータを備えた高価
な回路が必要である。
本発明の目的は、標準周波数を用いて基本発振器の同期
をディジタルに行う方法、および迅速且つ正確な位相で
周波数追従制御を行う装置を提供することにある。
この目的は本発明によれば次のようにして達成される、
即ち、粗調節用のディジタル位相制御ループを設け、こ
の位相制御ループは標準周波数と、引込むべき発振器の
基準周波数との間のうなり周期毎に、唯1つの周波数修
正用ディジタル調節ステップを生じるようにし、また付
加的にアナログ位相制御ループを設け、このアナログ位
相制御ループの引込み範囲が、ディジタル位相制御ルー
プの制御ステップのほぼ2倍に相当するようにし、また
アナログ制御範囲の中心を、1つのうなり周期に所属す
るディジタル制御ループの2つの応答点(動作点)の間
の中心におき、さらにアナログ制御範囲を越えた場合に
はディジタル制御ループによる別の制御ステップを開始
させ、この制御ステップにより、引込むべき発振器の基
準周波数の位相を、アナログ位相制御の調節範囲のほぼ
中央へ戻し、このようにして形成された制御量を記憶す
るようにする。
さらにディジタルメモリーに加えてアナログ制御量のメ
モリーを設け、このメモリーが、標準周波数がなくなる
前の所定の期間内におけるアナログ制御量の平均値を記
憶する。
この方法を実施する周波数追従制御装置は次のように構
成されている。
すなわち標準周波数fNが、2チャネル位相弁別器の両
方のチャネルに直接供給され、かつ引込むべき発振器力
)ら取出される比較周波数fRが、位相弁別器の一方の
チャネルに同様に直接、また他方のチャネルに位相を9
0°だけずらして供給され、また位相弁別器の両方のチ
ャネルの出力が、閾値検出器を介して可逆カウンタに供
給され、またカウンタの出力側が、ディジタルアナログ
変換器および加算段を介して発振器の引込み装置に作用
し、位相弁別器の他方のチャネルの出力端子に電圧制限
器が接続されており、この電圧制限器の出力側がローパ
スフィルタを介して加算段に接続されている。
新たな追従制御方法の利点は、切換点間の位相の往復変
動が、従って調節ステップのオーダの持続的な周波数誤
差が除去され、かつ適当な設計の際にもはやスリップ損
失が生じない、という点にある。
それにより原則的に搬送網を介して構成すべきディジタ
ルデータ通信網とPCM電話網との結合点も同期させる
ことができる。
簡単なディジタル制御ループに対する付加費用は非常に
わずかである。
追従制御方法に対する別の利点は、周波数修正量を記憶
することにあり、従って標準周波数を伝送する周波数比
較パイロット信号がない場合、多くのビット数を有する
高価なメモリーおよびディジタルアナログ変換器を用い
る必要なしに、最後に基本発振器に設定された周波数が
維持される。
得ることができる制御時定数は非常に大きく、それによ
り周波数比較パイロット信号の振幅および位相妨害に対
して、追従制御される基本発振器の極度の安定性が得ら
れる。
それ故に基本発振器周波数のおよびこの周波数から取出
される搬送周波数の高度な短時間安定度が、追従制御動
作中にも十分に維持される。
閾値検出器としてシュミットトリガが有利に使用できる
値評価基準のための位相弁別器の一方のチャネル内に分
周器を挿入すると、制御の時定数を分周比だけ増加する
ことができる。
有利にもローパスフィルタとしてRCローパスフィルタ
を使用でき、このローパスフィルタは、コンデンサメモ
リーとして構成されている。
さらに標準周波数がない場合、コンデンサメモリーをア
ナログ制御部分から切離すと有利である。
さらにアナログ制御部分の制御特性曲線が台形であると
有利である。
本発明の実施例を以下図面によって説明する。
追従制御の方式は、第1図によるブロック回路図かられ
かる。
追従制御発振器11から同期周波数変換器14を介して
基準周波数fRが取出される。
この基準周波数の位相は、ディジタル位相弁別器1にお
いて標準周波数fNの位相と比較される。
搬送周波基本発振器用の追従制御において位相比較は、
fR=fN=300kHzで行われる。
ディジタル位相弁別器1は2つのチャネル2゜3を有す
る。
これらそれぞれのチャネルにおいてfRおよびfNのう
なりが形成される。
両方のチャネルにおいて一方を例えばfRの位相を他方
に対して900だけ回転すれば、両方のチャネルにおけ
るうなりAおよびBの位相も90°だけずらされる。
fn、とfNとの周波数差の符号が変わると、位相ずれ
の符号は同様に逆転する。
それ故に両方のチャネルのうち一方をそのために利用で
き、fR,とfNとの位相差の値を測定でき、かつ他方
のチャネルから所属の符号が得られる。
値チャネルは、それぞれn番目のうなり周期毎に1つの
パルスを供給する。
このパルスは、電子カウンタ8を符号の方向へ1ステツ
プだけ加算または減算する。
ディジタルアナログ変換器9は、計数状態に相応した直
流電圧(直流電流)を発生し、この直流電圧は、周波数
操作部として発振器に設けられたバラクタダイオードに
供給される。
それ故に計数状態は、行われた周波数修正に対する尺度
である。
標準周波数が無い場合、この計数状態はいつまでも維持
される。
従って標準周波数伝送におけるしゃ断は、発振器11の
短時間周波数安定度に何の影響も及ぼさない。
これがディジタル方式の大きな利点である。
、fRとfNとの間に周波数差があると、発振における
周波数修正が周波数誤差を制御し終るまで、一方の方向
ヘカウンタにパルスが入力される。
しかし周波数修正をディジタル化した結果として、一般
に1ステツプ以下の残留誤差が残る。
この残留誤差のため、発振器の周波数は、過渡状態にお
いて周波数の目標値のまわりで往復変動する。
この時変化する正および負の修正ステップの頻度は、制
御の時定数に依存しており、かつTを制御時定数とする
と、平均して2T秒のステップになる。
周波数の往復変動に、標準周波数fNと比較周波数fR
との間の位相または位相遅れ時間の往復変動が対応して
いる。
位相の往復変動は、比較周波数のほぼ1周期になる。
位相弁別器の値チャネルに分周器6を挿入すると、制御
時定数は分周係数だけ増加し、かつ相応して位相変動量
が増加する。
このような分周器6によれば、修正ステップの頻度を発
振器の周波数安定度に合わせることができる。
なぜなら発振器の短時間安定度は、あまりに頻繁な往復
ステップにより不必要に悪化しないようにするからであ
る。
精密発振器の追従制御のため、ディジタル制御回路の時
定数を一連の最悪の発振器に合わせなければならず、従
って最良の発振器を必要な場合より頻繁に制御しなけれ
ばならないという欠点がある。
次に説明するようにディジタル制御ループにおける修正
ステップにより、所定の頻度で位相スリップが生じるよ
うになり、従って追従制御される発振器の周波数の残留
誤差は、長い期間にわたってもOにならない。
12MHz基本発振器用追従制御装置においてこの平均
周波数誤差は、はぼ2X 10−10であり、従ってほ
ぼステップ幅以下のオーダにある。
この制御回路内に挿入された分周器1:16を省略すれ
ば、平均周波数誤差は、はぼ1.2×10−11に減少
することができる。
この時もちろん(往復変動)ステップの平均頻度は、1
1時間に1ステツプから0.7時間に1ステツプへ増加
する。
ディジタル制御回路の前記の欠点は、引込み範囲がディ
ジタル制御ループの±1ステップに相当するアナログ制
御ループを付加的に挿入すれば避けられる。
アナログ制御ループの非常に狭い引込み範囲によれば、
供給される標準周波数と基本発振器11の漂遊結合は非
常にわずかである。
それ故に基本発振器11の高度な短時間安定度はそのま
まである。
アナログ制御ループは、同様に第1図に示されている。
ディジタル制御ループ1の符号チャネルの点Bにおける
3角形変動電圧は、台形に制限され、かつRCローパス
フィルタ13を介してディジタルアナログ変換器9の出
力電圧に加えられる。
アナログ制御量は、ディジタル制御ループ内に残る残留
誤差を0にまで制御するように作用する。
標準周波数がないと、アナログ制御電圧は平均値をとる
従って周波数誤差は、最大でも1調節ステップにするこ
とができる。
この制御誤差は、標準周波数がない際にアナログメモリ
ーにアナログ制御電圧を固定保持すれば、簡単に減少で
きる。
最も簡単にはコンデンサメモリーによって実現可能であ
る。
メモリーにおける要求は高度なものではない。
なぜなら誤差は、小さなアナログ制御範囲、従って2つ
の調節ステップに関してしか生じないからである。
60MHz基本発振器用追従制御装置において、アナロ
グ制御範囲は最大±10−9である。
実験において1時間あたり0.5係の記憶値低下量は難
なく実現できた。
これは、1時間あたり最大5×1()−12の周波数ド
リフトに相当する。
第2図に、位相弁別器におけるうなりの経過およびこれ
らのうなりの相対位相位置が示されている。
ディジタル位相弁別器1の値チャネル2において、3角
形のうなりAが、また符号チャネルにおいて90°だけ
ずれたうなりBが形成される。
横軸にうなり位相ψ=2π(fB、−fN)tが示され
ている。
従って第2図においてfR>fNは、左から右への横軸
上の進みを、またfR<fNは右から左への進みを表わ
している。
うなり電圧Aは、シュミットトリガ5を制御し、このシ
ュミットトリガは、うなり周期毎に1つの修正パルスを
ディジタルカウンタへ送出する(n=1)。
fR〉fNならば、このシュミットトリガ5は、切換点
Vi (i−・・・−2,−1,0,1,2・・・)に
おいて「準備位置」へ反転し、かつ所属の切換点Siに
おいて再び「不動作位置」へ逆転され、かつその際それ
ぞれ1つの修正パルスをカウンタべ入力計数する。
fR<fNであると、点Viで準備が行われ、かつ点S
iで切換が行われる。
点Siは、それぞれうなりBの負の半波と重なり、また
点Siはそれぞれ正の半波と重なるので、これらの点は
、それぞれ計数過程を「減算」または「加算」に制御す
るために使用できる。
周波数の所定の初期誤差を前提として、周波数誤差をな
くすため必要な修正ステップの程度のうなり周期が一方
に経過する。
最後の修正ステップが点S。
で行われ、かつ周波数の前にまだ正であった残留誤差を
過補償すると仮定すれば、この時負の残留誤差が存在す
る。
うなりの位相は、点SoからV。
を越えて百。へと動く。ここで再び正の方向へ修正が行
われ、以下同様に行われる。
従って位相は、点S。
およびK。との間で往復変動する。
往復変動ステップは、例えば発振器11の正の周波数ド
リフトにより周波数誤差が点S。
においてちょうどまだ修正できる程度の大きさになるま
で持続する。
修正後の非常に小さな負の周波数誤差は、発振周波数の
持続する正のドリフトによつて補償されて切換点間。
の前に得られる。うなりの方向は反転する。
方向転換が範囲(Vo=So)で行われると、シュミッ
トトリガは、すでに再び準備位置へ反転し、かつ点S。
において新たな修正ステップが行われる。
方向転換が範囲(So、 Vo)で行われると、まずシ
ュミットトリガ5は、再び点■1において準備位置へ反
転し、かつ周波数修正は、まず点S1において行うこと
ができる。
標準周波数の周期のスリップ損失が生じる。
位相弁別器の値チャネルに1:nの分周器が挿入されて
いると、位相は、うなりのn周期内で変動し、かつ位相
スリップは、n周期にまでなることがある。
fRとfNの位相差△ψおよび位相遅れ時間差△τの関
係は次式で与えられる。
−・−°9.(fR′−fNく、) 2πfN fN 標準周波数の位相ジッタが誤った修正ステップを行わな
いようにするため、切換電位■とSとの間にヒステリシ
スを設けなければならない。
最大限の妨害抑圧を可能にするため、このヒステリシス
は、できるだけ大きくする。
第2図においてヒステリシスは、うなり周期の1/3、
すなわち120°(vo、Soまたは■。
。百。
の間隔)に相当する。従って±60°以下の行程を有す
る標準周波数の位相ジッタは、もはや準備点と切換点と
の間隔を越えることはなく、かつそれにより修正ステッ
プの誤った開始を行うこともない。
高速の位相ジッタは、位相弁別器の出力端子におけるロ
ーパスフィルタによって抑圧され、かつ値±60°を越
えることがあっても、追従制御過程を妨害しない。
符号チャネルのうなり電圧から制限によって制御電圧C
が得られる。
制限は、準備点(Vi、Vi)内に急傾斜の経過がある
ように調節されている。
傾斜の符号は、アナログ制御特性曲線の安定な分岐に相
応するように考慮しなければならず、さもないとうなり
Cの位相は180°だけ回転するはずである。
ディジタル制御過渡現象の最後に最後の修正ステップは
、例えば点S。
においで1ステツプの周波数最大残留誤差の場合、うな
り方向の反転を行う。
アナログ制御範囲は2つの修正ステップであるので、発
振器は、うなりCの直線部分(範囲■。
。VO)において引込まれる。
この時発振器の周波数ドリフトによって動作点は、アナ
ログ制御範囲の端部(VoまたはV。
)にまで動く。
周波数ドリフトが続く場合、まず小さな周波数誤差が生
じ、この周波数誤差は、点S。
または百。
まで位相をドリフトさせる。VoからSoへ(または■
から百。)の位置ドリフトの際、発振器および標準周波
数の短時間安定度が周波数安定度t〈1ステツプを保証
しているものと仮定すれば、点S。
(または吾。)における修正ステップは、アナログ制御
の引込み範囲へ位相を戻すのに常に十分である。
それにより位相スリップが生じることはない。
第3図に、純デイジタル追従制御装置(破線)およびデ
ィジタルおよびアナログ制御ループを有する新しい追従
制御装置(実線)の過渡応答が示されている。
4/δは、ステップ値に対する周波数偏差 t /Tは
、ディジタル制御ループの時定数に対する時間を表わし
ている。
定常的な近似として、次のような時定数を定義した指数
曲線が得られる。
ディジタル制御:T=1 デイジタノげナログ制御:T−(1+α)tτ0:うな
り周期あたりの位相遅れ時間 (300kHz範囲でかつ値チャネルに分周器なしで比
較する際3,33μS) δニステップ幅 α:うなり周期に対するアナログ位相弁別器内のうなり
の直線部分範囲(第2図において1/6)選ばれた表示
において、目標周波数は時点0に得られる。
追従制御された発振器の周波数安定度を考慮しなければ
、ディジタルだけの制御の際、この時点以後周波数は、
目標値のまわりで往復変動する。
組合せ制御ループにおいて発振器を引込んだ後にほぼ時
点1に、周波数誤差は全くなくなる。
ディジタルアナログ制御ループの時定数が純ディジタル
によるものよりも太きいとしても、目標周波数は早く得
られる。
制御過程台形状のうなりが重畳され、このうなりは、引
込まれていない状態におけるアナログ制御ループの往復
変動により生じる。
追従制御される基本発振器の特性は、測定時間に関する
周波数および位相遅れ時間誤差によって表わされる。
得ることができる精度は、基準周波数および発振器の安
定度に依存している。
第4図に、60MHz基本発振器に対する周波数安定度
と位相遅れ時間誤差との間の関係が、曲線ΔτOszお
よびvO5zで示されている。
発振器の相対周波数偏差の谷形曲線は、測定時間と共に
比例して低下する核部分によって左側を制限されこの核
部分は、大体において累積白色雑音によるものである。
中央のほぼ水平に延びた部分は、特に掛算的な雑音と温
度作用によるものであり、また測定時間に比例して上昇
する核部分は、エージング経過に相当する。
周波数変動に対する曲線から、測定時間との掛算によっ
て位相遅れ時間に対する曲線が得られ、この位相遅れ時
間は、次式に相応している。
△f τ=−×t 300kHzでの位相比較に対して、直線制御範囲(V
i、Vi)の端部と切換点(Si、百i)との間の位相
遅れ時間は、うなり周期のほぼ1/3、従って1.17
tsになる(第2図参照)。
従って発振器は、直線制御範囲からはずれた時、次の切
換点に達するまでに1.1μsの位相遅れ時間を越える
はずである。
このことは、この時間内に所定の周波数誤差がない場合
に限って可能である。
第4図によるダイヤグラムから、1.1μSの位相遅れ
時間差が、平均周波数誤差(10−10に相当すること
がわかる。
ステップ幅をδ=5X10−t。(点S)にすれば、ス
リップなしに発振器の自然発生周波数ドリフトを修正す
る十分な確実性が得られる。
△f/f曲線によって決まる限界以下のステップ幅にす
れば、スリップを考慮しなければならない。
周波数比較パイロット信号(fN)と発振器周波数との
間の位相遅れ時間誤差に対する下側限界は、周波数比較
パイロット信号のジッタ(△τパイロット)によって決
まる。
制御ステップによって妨害を生じないように、このジッ
タは ’Vi。
SiまたはVi、Siの間隔より小さくなければならず
、従ってこの場合1,1μs以下でなければならない。
DBP網において、例えば最大位相遅れ時間ジッタは、
周波数比較パイロット信号60kHzにおいてダイヤル
トーン妨害によって生じる。
このジッタは、規格によれば最大0.6μSピーク・ピ
ークになることがある。
この位相遅れ時間変動は、△τパイロットとして第4図
に同様に示されており、かつ制御の動作点Sに対するハ
ツチングで示ンした限界aを決めている。
この時間変動は、発振器と周波数比較パイロット信号と
の間の最小位相遅れ時間差、または最小制御時定数によ
る設計値に相応している。
ハツチングで示す下側限界すは、できるだけ小さなステ
ップ幅を決め、かつ右側の上昇する核部分Cは、周波数
比較パイロット信号の短期間障害のできるだけ大きな抑
圧に応じて、許容可能な最大時定数を決める。
長距離通信網においてできるだけ高い短時間層・波数安
定度を実現するため、できるなら周波数比較パイロット
信号60kHzではなく、300kHz(12MHz系
)または4200 kHz(60MHz系)のパイロッ
ト信号で標準周波数を伝送するようにする。
それにより制御の許容可能な動作点範囲の左側限界aに
対して安全性が相応して拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による追従制御方式を示すブロック図
、第2図は、位相弁別器におけるうなりの経過およびこ
れらのうなりの相対位相位置を示す線図、第3図は、純
デイジタル追従制御装置およびディジタルアナログ追従
制御装置の過渡応答を示す線図、第4図は、60MHz
基本発振器に対する周波数安定度と位相遅れ時間誤差と
の間の関係を示す線図である。 1・・・・・・位相弁別器、5,7・・・・・・閾値検
出器、6・・・・・・分周器、8・・・・・・可逆カウ
ンタ、9・・・・・・ディジタルアナログ変換器、10
・・・・・・加算段、11・・・・・・発振器、12・
・・・・・電圧制限器、13・・・・・・ローパスフィ
ルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 搬送周波数通信伝送系における基本発振器を、粗調
    節用の正確な位相でのディジタルな周波数追従制御と微
    調節用のアナログな周波数追従制御とを用いて、長距離
    通信網に伝送される標準周波数に、正確な位相で同期す
    る方法において、粗調節用のディジタル位相制御ループ
    を設け、この位相制御ループは標準周波数と、引込むべ
    き発振器の基準周波数との間のうなり周期毎に、唯1つ
    の周波数修正用ディジタル調節ステップを生じるように
    し、また付加的にアナログ位相制御ループを設け、この
    アナログ位相制御ループの引込み範囲が、ディジタル位
    相制御ループの制御ステップのほぼ2倍に相当するよう
    にし、またアナログ制御範囲の中心を、1つのうなり周
    期に所属するディジタル制御ループの2つの応答点の間
    の中心におき、さらにアナログ制御範囲を越えた場合に
    はディジタル制御ループによる別の制御ステップを開始
    させ、この制御ステップにより、引込むべき発振器の基
    準周波数の位相を、アナログ位相制御の調節範囲のほぼ
    中央へ戻し、このようにして形成された制御量を記憶す
    るようにすることを特徴とする基本発振器を正確な位相
    で同期する方法。 2 ディジタルメモリーに加えてアナログ制御量のメモ
    リーを設け、このメモリーが、標準周波数がなくなる前
    の所定の期間内におけるアナログ制御量の平均値を特徴
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 搬送周波数通信伝送系における基本発振器を、粗調
    節用の正確な位相でのディジタルな周波数追従制御と微
    調節用のアナログな周波数追従制御とを用いて、長距離
    通信網に伝送される標準周波数に、正確な位相で同期す
    る方法を実施するための装置において、標準周波数fN
    が、2チャネル位相弁別器1の両方のチャネル2,3に
    直接供給され、かつ引込むべき発振器から取出される比
    較周波数fRが、位相弁別器1の一方のチャネル2に同
    様に直接、また他方のチャネル3に位相を90pだけず
    らして供給され、また位相弁別器1の両方のチャネル2
    ,3の出力が、閾値検出器5,7を介して可逆カウンタ
    8に供給され、またカウンタ8の出力側が、ディジタル
    アナログ変換器9および加算段10を介して発振器11
    の引込み装置に作用し、位相弁別器の他方のチャネル3
    の出力端子に、電圧制限器12が接続されており、この
    電圧制限器の出力側が、ローパスフィルタ13を介して
    加算段10に接続されていることを特徴とする、基本発
    振器を正確な位相で同期する装置。 4 閾値検出器5,7がシュミットトリガである、特許
    請求の範囲第3項記載の装置。 5 ディジタル位相弁別器1の一方のチャネル2内の閾
    値検出器5の後に分周器6が接続されている、特許請求
    の範囲第3項または第4項のいずれかに記載の装置。 6 ローパスフィルタ13がRCローパスフィルタであ
    り、このローパスフィルタが、コンデンサメモリーとし
    て構成されている、特許請求の範囲第4項または第5項
    のいずれかに記載の装置。 7 標準周波数がない際に、コンデンサメモリーがアナ
    ログ制御部分から切離される、特許請求の範囲第6項記
    載の装置。 8 アナログ制御部分の制御特性曲線が台形である、特
    許請求の範囲第1項記載の装置。
JP52096527A 1976-08-11 1977-08-11 基本発振器を正確な位相で同期する方法および装置 Expired JPS5821966B2 (ja)

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JPS5321558A JPS5321558A (en) 1978-02-28
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DE (1) DE2636150C2 (ja)
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GB (1) GB1591045A (ja)
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SE7709061L (sv) 1978-02-12
DE2636150C2 (de) 1984-10-25
BE857697A (fr) 1977-12-01
LU77942A1 (ja) 1977-11-17
AT365022B (de) 1981-12-10
ATA579077A (de) 1981-04-15
IT1085727B (it) 1985-05-28
FR2361769B1 (ja) 1981-10-16
NL7708803A (nl) 1978-02-14
DE2636150B1 (de) 1978-01-05
FR2361769A1 (fr) 1978-03-10
JPS5321558A (en) 1978-02-28
GB1591045A (en) 1981-06-10

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