JPS5821930Y2 - ガイドロ−ラの支持構造 - Google Patents

ガイドロ−ラの支持構造

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Publication number
JPS5821930Y2
JPS5821930Y2 JP3569980U JP3569980U JPS5821930Y2 JP S5821930 Y2 JPS5821930 Y2 JP S5821930Y2 JP 3569980 U JP3569980 U JP 3569980U JP 3569980 U JP3569980 U JP 3569980U JP S5821930 Y2 JPS5821930 Y2 JP S5821930Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide roller
guide
steel material
support structure
support shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP3569980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56138219U (ja
Inventor
加藤一夫
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は被搬送物を案内するガイドローラの支持構造
に関する。
一般に、圧延工場等においては、圧延過程で搬送される
被搬送物としての鋼材等を所定の位置に誘導したり、セ
ンタリングする手段として、被搬送物の両側部に接触し
て案内するサイドガイドが用いられている。
このサイドガイドは、搬送中の鋼材を案内するために、
鋼材との接触によってその接触部が摩耗することは避け
られない。
そこで、サイドガイドの鋼材との接触部にはライナーを
貼ったり、ガイドローラを設けることによって、接触部
の摩耗がある程度進展した場合に、ライナーもしくはガ
イドローラのみを補修または交換可能としている。
第1図は従来のガイドローラの支持構造を示す説明図で
あり、搬送中の鋼材1を支持する受台2の左右両側部に
はサイドガイド3が配置されている。
サイドガイド3のフレーム4には支持軸5が固定され、
支持軸5にはベアリング6を介してガイドローラ7が回
転可能に軸支されている。
すなわち、鋼材1がサイドガイド3の配設領域に達する
と、サイドガイド3のガイドローラ7は、鋼材10幅方
向両側部を拘束しながら、鋼材1の移動に追従して回転
する。
サイドガイド3のこのような案内動作力Wされると、ガ
イドローラ7の鋼材1との接触部Aは次第に斜線で示さ
れるように摩耗していく。
ガイドローラ7のこの摩耗は、圧延ラインにおける鋼材
1の搬送速度が速い場合に特に著しく、鋼材1のパスラ
イン近傍に局部的に激しい摩耗を生ずることになる。
サイドガイド3のガイドローラIに激しい摩耗を生じた
状態で鋼材10案内勤作が続行される場合には、鋼材1
のガイドローラ1への突掛けを生じたり、鋼材1の端面
にすり傷もしくは耳破れ等の損傷を生ずるために、ガイ
ドローラ7が、その表面の一部分にのみ摩耗を生じ他の
部分に未だ摩耗を生じていない場合にも、摩耗部を補修
したり、新たなガイドローラ1に取替える必要がある等
の問題点がある。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであ
って、長期的に使用可能なガイドローラの支持構造を提
供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案は、被搬送物を案
内するガイドローラの支持構造において、ガイドローラ
の設定位置をその軸方向に調整可能とするようにしたも
のである。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第2図および第3図は、この考案に係るガイドローラの
支持構造の一実施例を示す説明図である。
被搬送物としての鋼材1が搬送される受台2の左右両側
部には左右一対のサイドガイド10が配置されている。
サイドガイド10の第1受部11には、調整軸12が、
調整軸12に形成されているフランジ部13と、調整軸
12にテーパピン14を介して一体化されているリング
15によって、軸方向に移動することなく回転可能に支
持されている。
調整軸12の下端側にはおねじ部16が形成されている
サイドガイド10には、第1受部11の下方に上下一対
の第2受部17が備えられ、第2受部17に形成されて
いる角孔部17Aには中空角柱状の支持軸18の上下端
部が軸方向に移動可能に嵌着されている。
支持軸18の中空部の中間にはめねじ部19が形成され
、このめねじ部19には調整軸12のおねじ部16が螺
合されている。
すなわち、支持軸18は、調整軸120回転によって、
おねじ部16とめねじ部19との螺合を介して、第2受
部17の角孔部17Aに沿って上下方向に移動可能とな
っている。
支持軸18の中間部にはベアリング20を介してガイド
ローラ21が回転可能に軸支され、ガイドローラ21は
その設定位置において鋼材10両側部を拘束案内可能と
なっている。
なお、ガイドローラ21の搬送方向両側にはガイドプレ
ート22が配置されている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
サイドガイド10のガイドローラ21は、搬送中の鋼材
10両側部に接触して鋼材1を拘束案内するとともに、
支持軸18を中心として回転する。
ガイドローラ21のこの案内動作が繰返されると、鋼材
1との接触部は次第に摩耗し、最終的には摩耗代の限界
に至る。
ガイドローラ21の一部がこのように摩耗代の限界まで
達した後には、調整軸120頭部を工具等により回転さ
せ、おねじ部16とめねじ部19との螺合を介して、支
持軸18を第2受部17の角孔部17Aに沿って第2図
に2点鎖線で示されるような下方位置にまで移動した状
態で、支持軸18およびガイドローラ21を保持する。
すなわち、このような支持軸18およびガイドローラ2
1の設定位置の調整により、鋼材1はガイドローラ21
の全く摩耗していない案内面に接触することになり、鋼
板1は同一のガイドローラ21によって長期間安定的に
案内可能となる。
したがって、ガイドローラ21は、この長手方向の案内
面の全域が摩耗限界に達した時点で、新しいガイドロー
ラと交換されることになる。
以上のように、この考案は、被搬送物を案内するガイド
ローラの支持構造において、ガイドローラの設定位置を
その軸方向に調整可能としたので、ガイドローラが長期
的に使用可能となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係りガイドローラの支持構造を示す部
分断面図、第2図はこの考案に係るガイドローラの支持
構造の一実施例を示す部分断面図、第3図は第2図の■
−■線に沿う断面図である。 10・・・・・・サイドガイド、12・・・・・・調整
軸、18・・・・・・支持軸、21・・・・・・ガイド
ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被搬送物を案内するガイドローラの支持構造において、
    ガイドローラの設定位置をその軸方向に調整可能とした
    ことを特徴とするガイドローラの支持構造。
JP3569980U 1980-03-18 1980-03-18 ガイドロ−ラの支持構造 Expired JPS5821930Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3569980U JPS5821930Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 ガイドロ−ラの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3569980U JPS5821930Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 ガイドロ−ラの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56138219U JPS56138219U (ja) 1981-10-20
JPS5821930Y2 true JPS5821930Y2 (ja) 1983-05-10

Family

ID=29631321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3569980U Expired JPS5821930Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 ガイドロ−ラの支持構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6249999B2 (ja) * 2014-09-16 2017-12-20 芝浦メカトロニクス株式会社 基板搬送装置

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JPS56138219U (ja) 1981-10-20

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