JPS58219285A - 液状融雪剤 - Google Patents

液状融雪剤

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JPS58219285A
JPS58219285A JP10135882A JP10135882A JPS58219285A JP S58219285 A JPS58219285 A JP S58219285A JP 10135882 A JP10135882 A JP 10135882A JP 10135882 A JP10135882 A JP 10135882A JP S58219285 A JPS58219285 A JP S58219285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
molasses
water
melting agent
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP10135882A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Yamamoto
山元 四郎
Takeshi Saito
斉藤 武司
Takashi Aoyama
隆 青山
Akira Yada
矢田 昭
Mitsuo Ishikawa
石川 光雄
Shizuro Kimata
木全 鎮朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NORIN SUISAN KOKU KYOKAI
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
NORIN SUISAN KOKU KYOKAI
Toagosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NORIN SUISAN KOKU KYOKAI, Toagosei Co Ltd filed Critical NORIN SUISAN KOKU KYOKAI
Priority to JP10135882A priority Critical patent/JPS58219285A/ja
Publication of JPS58219285A publication Critical patent/JPS58219285A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液状融雪剤に関するものである。
詳しくは、散布作業が容易であり、特にヘリコプタ−等
による空中散布に適する新規な液状融雪剤に関するもの
である。
雪国では麦類における雪腐病等に見られる様な冬作物の
生育障害や、夏作物の生育遅延を防止するため、各種の
融雪促進法が実施されているO その代表的な方法としては、散水法、雪面凹凸法、雪面
黒化法が知られている。これらの方法における散水法と
は、かんがい水、井戸水等をパイプ散水によって散水す
る方法であり、雪面凹凸法とは、大男、機械力等で雪掘
りや畦立てをする方法である。又、雪面黒化法は、手ま
き、またはダスター等による機械まきで土、灰、砂、焼
もみがら、煤煙、石炭粉、フライアッシュ、液状色素黒
鉛、およびカーボンブラック等の粉末を散布する方法で
ある。
その中でも消雷効果が大きく、機械化が容易で、大面積
を対象とした場合に有効な方法として、雪面黒化法が知
られている。しかしながら、この方法において黒色粉末
をヘリコプタ−等により空中散布する場合は、所定区域
外への飛散汚染の危険が高くなり、又、粉剤であるので
粉立ち等により取扱いが極めて困難となる。
本発明者等は雪面黒化法に用いる粉末の上記した欠点を
解消すべく鋭意検討を重ねた結果、特定のカーボン含有
粉末、界面活性剤、および糖蜜を特定の配合量で配合゛
した水性物が、前記した飛散汚染性および粉立ちの問題
をすべて解決し、かつ極めて優れた融雪効果を示すこと
を見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、下記成分からなる液状融雪剤。
l)粒径5〜200snのカーボン80重量%以上を含
有するカーボン含有粉末30〜60重量係、 2)界面活性剤0.05〜5重量%、 3)糖蜜1〜30重量%、 4)上記1)〜3)の成分の残部が水。
を骨子とするものである。
本発明の融雪剤は少くとも上記1)〜4)の成分よりな
り、先ず1)におけるカーボン含有粉末としては、煤煙
、石炭粉、アスファルト粉末、フライアッシュ、黒鉛粉
末、およびカーボンブラック粉末等を挙げることが出来
、これらは1種のみならず2種以上を併用してよいこと
は勿論である。これらの中でも特にアスファルト粉末の
1種である天然アスファルトムが液状融雪剤として液中
における沈降堆積がなく、経時安定性の点で好ましい。
か\るカーボン含有粉末は粒径5〜200#+の範囲に
ある上記のカーボン、を80重量%以上含む粉末、好ま
しくは全量が10〜11011rnのカーボンで占めら
れているものがよい。
200μmを越える粒径のカーボンが20重量%を越え
て多量に存在する場合には、これによって空中散布用ノ
ズルの閉塞が生ずるおそれがあり、又散布の均一性を欠
くようになる。
一方、51Rn未満の粉末が20重量%を越えて多量に
含まれる場合には、粉末の湿潤、および分散のために多
量の界面活性剤を必要とするばかりでなく、粘度が上昇
して高濃度の製品は得られ難くなる。
上記カーボン含有粉末の融雪剤中に占める量は、これが
多いほど望ましいのであるが、液状      :融雪
剤を空中散布用ノズルよりの噴射に適した粘度に保つに
は、自ずから限度があり、本発明者等の研究によれば、
上記粘度の好適範囲、例えば10〜350 cpsに保
つためには60重量%が限度であった。又、粉末が30
重量−未満になると多量の融雪剤を必要とするので空中
散布時の飛行回数が多くなり、経済的に不利となり、特
に好ましい量は40〜55重量%である。
一方、2)の界面活性剤は前記l)の粉末を湿潤、およ
び分散させるために必要であり、又、作業者、散布機材
が汚染された場合に容易に水洗い出来る様にするために
も有効である。
か\る界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン
酸ソーダ、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、ジア
ルキルスルホ琥珀酸ソーダ、アルキル硫酸エステルソー
ダ、ポリオキシエチレンアルキル硫酸ソーダ等のアニオ
ン性界面活性剤やポリオキシエチレンノニルフェノール
エーテル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル
、ホリエチレンクリコールモノオレエート、ポリオキシ
エチレンステアレート、オキシエチレンオキシプロピレ
ンブロックボリマー等の非イオン性界面活性剤が使用で
きる。これらの中でも浸透性が強く好ましく使用できる
のは、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、ジアルキ
ルスルホ琥珀酸ソーダ、およびポリオキシエチレン高級
アルコールエーテルである。又、これらの界面活性剤は
併用してもさしつかえないものである。
界面活性剤の使用量は0.05重量−未満ではカーボン
含有粉末を水に湿潤、分散させるのに不充分であり、散
布後の機材等を水洗する際に汚染が落ちにくい欠点が現
れる。また、使用量が5重量%を越えても浸透、湿潤お
よび洗浄性能が著しく向上することはなく、逆に製品の
粘度上昇等の欠点が現れる。また、経済的にも不利とな
る。従って、本発明で使用する界面活性剤の使用量は0
.05〜5重量%の範囲であるが、好ましくは0.5〜
3重量%である。
次に3)の糖蜜であるが、本来糖蜜とはサトウキビ、又
はテンサイからしよ糖を製造する際の副生物であり、糖
蜜より砂糖の晶出採取を繰り返すと、母液中の非糖性有
機物、転化糟および塩類などの含量が増加して粘度が上
昇し、もはや経済的に砂糖が晶出できなくなる。この時
に残ったシロップ状のものを廃糖蜜といって発酵工業の
原料に使用されている。本発明で使用する糖蜜は通常の
ものも使用できるが、経済的な点よりも廃糖蜜を使用す
るのが好ましい。
糖蜜はカーボン含有粉末を水に分散、保持、安定化する
ために有用であるが、使用量が1重量−未満ではその効
果がない。また、使用量が30重量%を越えると製品の
粘度が上昇して好ましくなく、経済的にも不利となる。
従って、糖蜜の使用量は1〜30重量%が適当であるが
、好ましくは5〜20重量%である。
本発明の液状融雪剤は、既述の通り、カーボン含有粉末
、界面活性剤および糖蜜、ならびに水よりなるものであ
るが、その他に消泡剤や分散剤を併用することもでき′
□る。分散剤としては(メタ)アクリル酸共重合体の中
和塩等がある。
本発明の液状融雪剤の調製は、水に界面活性剤を溶解し
、それにカーボン含有粉末を湿潤させながら分散させ、
ついで糖蜜を添加して混合するのが良い方法である。
本発明の液状融雪剤は、比較的安価な材料の配合で構成
され、少量の使用で優れた消雷効果を示し、又、所定範
囲外への飛散を最小限度に留めて散布しうるものである
から、ヘリコプタ−による空中散布等の大規模な融雪に
対して特に大きな偉力を発揮することが出来る。
以下に実施例および比較例を掲げて本発明を説明する。
実施例1 (1)液状融雪剤の調製 水400tにペレックスOTP (花王アトラス社製の
ジアルキルスルホ琥珀酸ソーダ)10fを溶解し、この
混合物にギルツナイトFGP (アメリカン・ギルノナ
イト・カンパニー°の天然アスフテルタムで10〜11
0snの粒径のもの)500Fを撹拌しながら室温にて
少量ずつ加えた。全量加え終ったのち、廃糖蜜(タイよ
りの輸入品)を909加え撹拌し、カーボン含有粉末を
50%含む液状融雪剤IKgを得た。
(2)液状融雪剤の物性測定 空中散布する場合の重要な物性は、液状融雪剤中のカー
ボン含有粉末の粒径および液状融雪剤の流動性や分散安
定性である。前者はカーボン含有粉末の選択で定まるが
、後者は前記処方により変化する。流動性は粘度をB型
粘度計でローター應2またはA3、回転数3 Orpm
、温度25℃にて測定して評価した。
分散安定性はxooccメスシリンダーにサンプル10
0CCを入れ、1日静置後のカーボン含有粉末の沈降率
または浮上率で示した。
ここで言う沈降率または浮上率の意味はっぎの通りであ
る。
実施例1−(1)で調製された液状融雪剤は粘度130
 cpsで流動性が良く、分散安定性も良好であった。
実施例2〜9 本発明の範囲内の条件で実施例1の調製の項における各
成分の配合量を変化させた場合、およびカーボン含有粉
末の種類を変化させた場合について物性測定を実施した
。その結果は、流動性、分散安定性共に良好であった。
実施例1を含めてこれらの事項を第1表に示す。
比較例1〜7 実施例1に示す調製法により各種配合物を本発明の範囲
外の条件で配合した場合について、実施例と同様の物性
測定を実施した。これらの結果を実施例と併せて第1表
に示す。
これらは実施例と比べて粘度が高すぎて流動性が悪かっ
たり、カーボン含有粉末が沈降するなど液状融雪剤とし
て不適当なものであることがわかる。
1)流動性の評価は粘度等で行ない、ヘリコプタ−等に
よる空中散布が可能なものをQ印、空中散布が無理なも
のをX印で示した。
2)分散安定性は前述した沈降率または浮上率が5チ未
満の場合は○印、5%以上20チ未満の場合はΔ印、2
0%以上の場合はX印で示した。
3)土状黒鉛:実施例8および9は10〜110訂、比
較例6および7は200 〜500羅の粒径である。
実施例10(空中散布の実験例) 本発明の実施例1の液状融雪剤をヘリコプタ−により昭
和56年3月26日に長野県飯山市で空中散布した場合
の試験結果を第2表に示した。
本発明の液状融雪剤による空中散布法は均一に散布でき
るので、融雪効果が良好であることが  ・わかる。
実施した。
2)散布量はカーボン含有粉末の量で示した。
3)融雪用カーボンブラック(粉末)を手で散布した場
合の融雪効果 特許出願人の名称 東亜合成化学工業株式会社 社団法人農林水産航空協会

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記成分からなる液状融雪剤。 1)粒径5〜200軸のカーボン80重量%以上を含有
    するカーボン含有粉末30〜60重量%、 2)界面活性剤0.05〜5重量%、 3)糖蜜1〜30重i%、 4)上記1)3)の成分の残部が水。
JP10135882A 1982-06-15 1982-06-15 液状融雪剤 Pending JPS58219285A (ja)

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JP10135882A JPS58219285A (ja) 1982-06-15 1982-06-15 液状融雪剤

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JPS58219285A true JPS58219285A (ja) 1983-12-20

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ID=14298606

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JP10135882A Pending JPS58219285A (ja) 1982-06-15 1982-06-15 液状融雪剤

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61272280A (ja) * 1985-05-28 1986-12-02 Ube Ind Ltd 融雪剤
WO2003057794A1 (en) * 2001-12-28 2003-07-17 Grain Processing Corporation A method for inhibiting freeze-clumping of aggregate materials
JP2003525342A (ja) * 2000-02-28 2003-08-26 カーギル、インコーポレイテッド 改良された除氷剤およびプレ含浸剤
JP2011162424A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Kuretake Co Ltd 液性融雪肥料
JP4868674B2 (ja) * 1999-07-26 2012-02-01 ミネソタ・コーン・プロセッサーズ・エルエルシー 氷結防止用組成物及び氷結防止方法
JP2016006010A (ja) * 2015-07-24 2016-01-14 株式会社呉竹 液性融雪肥料

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