JPS58219195A - 消火用加水分解たん白濃縮液の製造方法 - Google Patents
消火用加水分解たん白濃縮液の製造方法Info
- Publication number
- JPS58219195A JPS58219195A JP10329482A JP10329482A JPS58219195A JP S58219195 A JPS58219195 A JP S58219195A JP 10329482 A JP10329482 A JP 10329482A JP 10329482 A JP10329482 A JP 10329482A JP S58219195 A JPS58219195 A JP S58219195A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire extinguishing
- foam
- concentrate
- ferrous
- surfactant
- Prior art date
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- Pending
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- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
可燃性液体に対して消火効果を示すのは泡消火薬剤であ
り、加水分解たん白濃縮液を主成分とするたん内泡消火
薬剤が最も有用である。しかしながら在来のたん内泡消
火薬剤は次の如き欠点があった。すなわち、(1)天然
のたん白質を主成分としているため、経時変化により老
化現象を呈し、性能が劣化する、(2)粘度が高いため
発泡消火上適切な混合鴻度になりにくい、(3)消火に
供される泡が固く流動性が恕くなるので消火時間が長く
なる、(4)たん白濃縮液が不安定であり金属に対する
腐食性が著しい、(5)加水分解効率が悪く、たん白濃
縮液の収率が悪い等の如くである。
り、加水分解たん白濃縮液を主成分とするたん内泡消火
薬剤が最も有用である。しかしながら在来のたん内泡消
火薬剤は次の如き欠点があった。すなわち、(1)天然
のたん白質を主成分としているため、経時変化により老
化現象を呈し、性能が劣化する、(2)粘度が高いため
発泡消火上適切な混合鴻度になりにくい、(3)消火に
供される泡が固く流動性が恕くなるので消火時間が長く
なる、(4)たん白濃縮液が不安定であり金属に対する
腐食性が著しい、(5)加水分解効率が悪く、たん白濃
縮液の収率が悪い等の如くである。
本発明は上記の如き在来のたん内泡消火薬剤の欠点に鑑
み、たん内泡消火薬剤の主成分であるたん白濃縮液の加
水分解方法に関して新規特考されたものであり、加水分
解効率を向上せしめ、且つ貯蔵に対する経時安定性に優
れ、消火性能も向上せしめた低粘度消火用加水分解たん
白濃縮液の製造方法である。
み、たん内泡消火薬剤の主成分であるたん白濃縮液の加
水分解方法に関して新規特考されたものであり、加水分
解効率を向上せしめ、且つ貯蔵に対する経時安定性に優
れ、消火性能も向上せしめた低粘度消火用加水分解たん
白濃縮液の製造方法である。
本発明は常圧もしくは加圧の雰囲気下において主分解剤
としてOa (OH) 2 、NaOH等のアルカリ物
質を20−30%、分解安定剤として炭化水素系界面活
性剤を0.0/〜S、0%、弗素系界面活性剤を0.0
/〜、20.0%添加し、必要に応じ、これに+ik酸
第酸第−塩化第−鉄等の第一鉄塩をて5時間〜10時間
の加水分解を行なって所定の中和濃縮を行なうことによ
って得られるのである。このふうにして得られた濃縮液
に対して周知の泡安定剤、不凍剤、防腐剤、防錆剤等は
必狡に応じ添加することができる。
としてOa (OH) 2 、NaOH等のアルカリ物
質を20−30%、分解安定剤として炭化水素系界面活
性剤を0.0/〜S、0%、弗素系界面活性剤を0.0
/〜、20.0%添加し、必要に応じ、これに+ik酸
第酸第−塩化第−鉄等の第一鉄塩をて5時間〜10時間
の加水分解を行なって所定の中和濃縮を行なうことによ
って得られるのである。このふうにして得られた濃縮液
に対して周知の泡安定剤、不凍剤、防腐剤、防錆剤等は
必狡に応じ添加することができる。
本発明において使用する弗素系界面活性剤はフルオロア
ルキル基やパーフルオロアルキル基から誘導されたもの
である。弗素系界面活性剤を分解助剤として添加するこ
とにより、在来品に比べて上記の欠点を著しく改善する
ことができることは実験によって明白となった。弗素系
界面活性剤の添加量を0.0/〜20.0%としたのは
、その添IJII Mkが0.0/%未満では、上記欠
点の(2)、(3)、(4)を除去することができない
。また、上記の添加量が、?Q%を超えると、上記欠点
の(1)、(5)を除去することができないからである
。炭化水:′!、系界面活性剤は炭素数10−20のア
ルキル基を有するものから誘導されるものは有効である
。すなわち、R−0803M、 R−OF03M。
ルキル基やパーフルオロアルキル基から誘導されたもの
である。弗素系界面活性剤を分解助剤として添加するこ
とにより、在来品に比べて上記の欠点を著しく改善する
ことができることは実験によって明白となった。弗素系
界面活性剤の添加量を0.0/〜20.0%としたのは
、その添IJII Mkが0.0/%未満では、上記欠
点の(2)、(3)、(4)を除去することができない
。また、上記の添加量が、?Q%を超えると、上記欠点
の(1)、(5)を除去することができないからである
。炭化水:′!、系界面活性剤は炭素数10−20のア
ルキル基を有するものから誘導されるものは有効である
。すなわち、R−0803M、 R−OF03M。
R−NHOH20H2000Mの如きである(R: C
10〜020%M ” N a % KM H1NH4
:アルカノールア4ミン)。
10〜020%M ” N a % KM H1NH4
:アルカノールア4ミン)。
炭化水素系界面活性剤の添加量を0.07〜S、0%と
したのは、その添加量が0.07%未満では、上記欠点
の(1)、(2)、(3)、(5)を除去することがで
きないし、またS、0%を超えると、上記欠点の(4)
を除去することができないからである。
したのは、その添加量が0.07%未満では、上記欠点
の(1)、(2)、(3)、(5)を除去することがで
きないし、またS、0%を超えると、上記欠点の(4)
を除去することができないからである。
本発明による消火用加水分解たん白濃縮により得られる
たん内泡消火薬剤は/%〜乙%に稀釈して水溶液として
用いるのである。
たん内泡消火薬剤は/%〜乙%に稀釈して水溶液として
用いるのである。
本発明の消火薬剤の実施例は次ぎの如くであるO
上記実施例に基づく実験例は下記のとおりである。
促進変質試験(+6S′Cの雰囲気中にlS日間放1ト
シ、常温に戻し、−10’0の雰囲気中に7日間放置し
、常温に戻し、+6S′Cの算囲気に15日間放置し、
再度常温に戻す)を行なった後の沈澱量を測定した結果
は次ぎのとおりである。
シ、常温に戻し、−10’0の雰囲気中に7日間放置し
、常温に戻し、+6S′Cの算囲気に15日間放置し、
再度常温に戻す)を行なった後の沈澱量を測定した結果
は次ぎのとおりである。
沈#社が多いということは、経年変化に対するたん内泡
消火薬剤の安定性が悪いということである。
消火薬剤の安定性が悪いということである。
故に本発明の上記の実験結果より明らかなように本発明
によって得られるたん自製給液により得られるたん内泡
消火薬剤は、沈#量が少ないので、経年変化に対するた
ん内泡消火薬剤の安定性)(極めて優れでいるのである
。
によって得られるたん自製給液により得られるたん内泡
消火薬剤は、沈#量が少ないので、経年変化に対するた
ん内泡消火薬剤の安定性)(極めて優れでいるのである
。
〔実験例1〕
「泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令」に基づき粘
度を測定した結果は下記のとおりであった。
度を測定した結果は下記のとおりであった。
上記の〔実験例1〕はm給液の比重を/、/ざ5/2o
。。
。。
として、測定したものである。
長辺j00cyg、短辺3Qcrg、高さ30CIMの
直方体状の消火バス(容器)を用いて、消火に供される
泡が一方の短辺側より他方の短辺側に到達する時間奪測
定した結果は下記のようになった。
直方体状の消火バス(容器)を用いて、消火に供される
泡が一方の短辺側より他方の短辺側に到達する時間奪測
定した結果は下記のようになった。
発泡ノズルエ泡消火薬剤の「技術上の規格を定める省令
」のたん内泡標 準ノズル。
」のたん内泡標 準ノズル。
燃 料:ガソリン/2jg (水2001を入れ、
その上にガソリン を入れる)。
その上にガソリン を入れる)。
本発明の方法によって製造された消火用たん自製給液は
、従来品に比し、泡到達時間が隆〜シの時間になり、燃
焼油面上を泡が迅速に展開する性能、即ち流動性に優れ
ていることが確認された。
、従来品に比し、泡到達時間が隆〜シの時間になり、燃
焼油面上を泡が迅速に展開する性能、即ち流動性に優れ
ていることが確認された。
「泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令」に基づき鋼
・黄銅・アルミに対する腐食試験を行なった結果は下記
のとおりであった。
・黄銅・アルミに対する腐食試験を行なった結果は下記
のとおりであった。
本発明によって得られる消火用たん自製給液は従来品に
比し、腐食減量が少なくなっているので、腐食性の低い
原液であるということができる。
比し、腐食減量が少なくなっているので、腐食性の低い
原液であるということができる。
本発明によって得られる消火用たん自製給液の収量は、
従来品に対し、次きのとおりとなった。
従来品に対し、次きのとおりとなった。
上記〔実験例V〕においては、本発明によって得られる
消火用たん自製給液の比重を/、 /13/X)”0と
し、従来品の収量を/ kqに換算して、その収電の比
較をしたものである。
消火用たん自製給液の比重を/、 /13/X)”0と
し、従来品の収量を/ kqに換算して、その収電の比
較をしたものである。
上記の実験例からも明らかなように本発明の製造方法に
よって得られる消火用たん自製給液は、加水分解効率を
向上せしめ、かつ、原液の安定性、消火性能等に優れた
顕著な効果を示すものである。
よって得られる消火用たん自製給液は、加水分解効率を
向上せしめ、かつ、原液の安定性、消火性能等に優れた
顕著な効果を示すものである。
Claims (1)
- 硬たん白物質に、常圧もしくは加圧の雰囲気にてCa(
oii) 2、NaOH等のアルカリ物質を20〜50
%、炭化水素系界面活性剤をo、oi〜S、0%、弗素
系界面活性剤を0.0/〜20.0%それぞれ添加し、
これに硫酸第一鉄、塩化第−鉄等の第一鉄塩をO6S%
〜コ、5%添加し、もしくは添加7しないで、温度りO
″C〜7.2S℃でS時間〜10時間加水分解反応を行
なうことを特徴とする消火用加水分解たん白濃縮液の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329482A JPS58219195A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 消火用加水分解たん白濃縮液の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329482A JPS58219195A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 消火用加水分解たん白濃縮液の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58219195A true JPS58219195A (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=14350254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10329482A Pending JPS58219195A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 消火用加水分解たん白濃縮液の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58219195A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105664415A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-06-15 | 昆明理工大学 | 一种泡沫灭火剂的发泡剂的制备方法 |
CN107050730A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-08-18 | 宁波水星环保科技有限公司 | 一种高效环保植物复合阻燃灭火剂 |
CN107050729A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-08-18 | 宁波水星环保科技有限公司 | 一种植物复合阻燃灭火剂的制备工艺 |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP10329482A patent/JPS58219195A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105664415A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-06-15 | 昆明理工大学 | 一种泡沫灭火剂的发泡剂的制备方法 |
CN107050730A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-08-18 | 宁波水星环保科技有限公司 | 一种高效环保植物复合阻燃灭火剂 |
CN107050729A (zh) * | 2017-06-21 | 2017-08-18 | 宁波水星环保科技有限公司 | 一种植物复合阻燃灭火剂的制备工艺 |
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