JPS58218403A - ２個の車輪を具えた球状キヤスタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は２個の車輪を具えた球状キャスターに関するも
のである。このキャスターの車輪の支持体は、整孔を有
し、この整孔は車軸から少し離れて位置して垂直の旋回
軸の軸受と【７て作用し、この旋回軸がキャスターを家
具に連結するような種類のものである。

この種のキャスターには、種々の実施例が知られており
、例えばフランス国特許明細書第１゜４９７．８４５号
に示されるキャスターは、球状に極めて類似した外郭形
を有する０との既知の実施例では、実際上製作費が非常
に嵩む。この欠点は車輪がキャスター内に斜に配置さ几
ていることで、両車輪に対して傾斜した車軸を必要とし
、かつ車軸を確実に支持するため、支持体は重量のある
くさひ形状にすることを要するので、このキャスターの
製作は多量の材料を消費する。更に前記の公知のキャス
ターは車輪の踏面を葎う保護殻を有しない。［７かして
、この保護殻を作り上げるのは容易ではないのである。

本発明の目的１ｄ、上記したキャスターの欠点を解消し
、簡単な構成の双輪）の球状キャスターを提供すること
であり、キャスターを製作するに要する構成部分の数は
最小限に減少される。

上記の目的を達するため、本発明のキャスターは、２個
の車輪に挿入する直線状の車軸が車輪の支持体に取り付
けられ、捷だ前記車軸は各端に近く環状凹部を有し、該
凹＝ｌＳは車輪のノ・プ内の対応する弾性を有する膨出
部と協働して車軸に車輪を保持し、かつ車輪は、内側に
曲がる円筒状の踏面を形成した半球状胴部に形成さ几、
かつハブにつながる放射状の支持リブが形成されたこと
を特徴とするものである。

球状キャスターは１５年以上前から知られているが、前
記したような設計構成の重要な特長を誰も気付かなかっ
たのは意外である。この特長について更に述べると、２
つの車輪に対し車軸は共通軸にされ、直立する車輪によ
って転勤の場合の傾斜した車輪によって生じる挾み付け
が避けられることと、特にキャスターは最小限′１ の構成部分で構成さｊｌ、２つの車輪は同一であり、ま
た車軸と旋回、％Ｍ　ｉは同一にすることができるから
、キャスターは、保護殻を有しない場合は唯３個の異な
った部品によって、保護殻を有する場合は唯４個の異な
った部品によって、作ら九ることである。

大いに有効な実施例において、本発明によるキャスター
は、上面が車輪の踏面と同一線となるよう形成され、か
つ旋回軸の軸受の塔状突出部が上記の上面から上方に延
長してその上縁が上面の頂部と同一線上にあるよう形成
された車軸の支持体を有する。上記の支持体の形成によ
って、キャスターは、はとんど完全な球状にできると共
に、その高さを小さくでき、キャスターのｍ部はキャス
ターを取り付ける家具の下側にほとんど接触する位置に
設定できる。

つぎに、支持体は、その一端が垂直の旋回軸の円筒形の
軸受によって限定され、一方その他端が旋回軸と平行で
あり、かつ両端には案内溝が設けら力５、この案内洞が
、支持体の軸受の塔状突出部に対応する開口の設けられ
た別体の球状保護殻の内側に形成された該案内溝に対応
する案内突条と協働するように設計されたことによって
、車輪はその踏面の半分以上に亘って上方から保護され
、かつキャスターは一層完全に近い球状となり、旋回軸
の軸受の上方に延長する塔状突出部だけがキャスターの
上方に突出する。なお、車輪の車軸と旋回軸だけが金属
で作られ、他の部品はプラスチック製とするのが望まし
い。

以下図示したキャスターの実施例について本発明を更に
詳記する。

第１図に示すキャスターは、プラスチックで一体に成型
された支持体（５）を有する。支持体（５）は中央に円
筒状のブツシュ（６）を有し、この中に金属製の車軸（
７）が圧挿される。捷だ支持体は、車軸から離れた位置
に旋回軸（図示せず）に対する軸受（８）を有する。上
記の支持体（５）の上面は円筒面（９）の部分によって
限定され、この円筒面（９）を通って軸受（８）　Ｕ　
、塔状突出部ｎ（＞として連続し、その上縁は円筒面（
９）の頂部と同一線上にある。また、上記の円筒面（９
）の外径は、車軸（７）に取り付けられる２つの車輪ｆ
ｉｌ）の踏面ａ２と同一である。車輪Ｏｔ＋ｕ、同じく
プラスチ１りで作らｎ５、挾い円筒状の踏面０２を有し
、放射状に延長する支持リブ００を具えた内側のノ・プ
（１４１を有する半球状胴部として形成さ１．ている。

車軸（７）の各端部に近く環状凹部（１Ｏが設けられ、
またこれに対応して車輪０１）のハブα４内には膨出部
が設けられ、との膨出部は、車軸（７）が車輪（１１）
に挿し込まれたときプラスチックの有する幾分の弾性に
よって圧縮され、軸端を越えて滑動して環状凹部ｎ、Ｈ
に達し、ここで膨出部は元形に返えるので、車輪Ａｌｌ
は車軸（７）に回転自在に固定される。

つぎに、第２図に示す実施例は、支持体（５）′の形状
が第１図のものと異なり、この場合は、上面の円筒面（
９）が存在しないで、支持体（５）′ばその一端に案内
溝０８を有する。まだ同様に、他端にある軸受ＣＨＩ　
ｖｃは２つの並列する案内溝０９が設けられる。前記の
案内溝曲、０９は、第３図に示す別体の保護殻（イ）を
固定する覗：：のであって、該保護殻■の内側には゛〈
内突条ｅ２１）、＠が設けられ、この案内突条２心、（
ハ）が支持体（５）′の案内溝（１９、（１９とそれぞ
れ係合する。まだ保護殻（イ）は更にブツシュ様の開口
（ハ）を有し、その内径は支持体（５）′の塔状突出邪
曲の外径に等１７い。支持体（５トに車軸（７）が挿入
され、かつ車輪（１１）が車軸（７）に取り付けられる
と、支持体（５）′に保護殻■は押下げられ、案内溝と
案内突条の嵌合によってし、つかり接合さｎる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のキャスターの各構成部分の斜視図であ
って、これらの各部分の球状キャスターに組立ての態様
を示し、第２図は保護殻を有する球状キャスターの構成
部分の対応する斜視図、第３図は第２図の球状キャスタ
ーの構成部分である保護殻の斜視図である。 （５）、（５）ｌ・・・支持体、　ａ２・・・踏面、（
６）・・・ブツシュ　　　０３・・・半球状胴部、３゜
１３１．□１／、、。４１　、：、２．７０、（８）・
・・旋回軸の軸’４、ｔ＋Ｂ・、・支持リプ、（９）・
・・円筒面、　　　翰・・・環状凹部、ａト・・塔状突
出部、０８、西・・案内溝、（１１）・・・車輪、　　
　　■・・・保護殻、ｆ２１）、（イ）・・・案内突条
、　（至）・・・開口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、車輪の支持体は、整孔を有し、との整孔は車軸から
   少し離れて位置して垂直の旋回軸の軸受として作用し、
   この旋回軸がキャスターを家具に連結するようにした種
   類の２個の車輪を具えた球状キャスターにおいて、２個
   の車輪ａ〕に挿入さｎ、る直線状の車軸（７）は支持体
   （５）に取り付けられ、寸だ前記車軸（７）は各両端に
   近く環状凹部００を有し、該凹部ａＯは車輪ａＢのノ・
   プα４内の対応する膨出部と協働して車軸（７）に車輪
   Ｉを保持し、かつ車輪（１１）は、内側に曲がる円筒状
   の踏面ａ２を有する半球状胴部ａ３に形成され、かつハ
   ブ（１４１につながる放射状の支持リプ００が形成され
   たことを特徴とする２個の車輪を具えた球状キャスター
   。 ２、車輪０１）の支持体１５１が、その上面が車輪（１
   １１の踏面０２と同一線上にあるよう形成されると共に
   、旋回軸の軸＋　（８）　ｆｄ上記の上面から上方に延
   びる塔状突出部αＯに形成され、かつその上縁が支持体
   の頂部と同一線上にあるよう形成された特許請求の範囲
   第１項に記載の２個の車輪を具えた球状キャスター。 ３、支持体（５）′が、その一端が垂直の旋回軸の円筒
   形の軸受（８）によって限定され、一方その他端が旋回
   軸と平行であり、かつ両端には案内溝０→、ａ９が設け
   られ、該案内溝（１８，（１９が、支持体（５）の軸受
   （８）の塔状突出部αＯに対応する開口（ト）の設けら
   几た別体の一部を欠いた球状の保護殻翰の内側に形成さ
   れた上記案内溝（ＩＳ、＜１９に対応する案内突条Ｈ，
   （イ）と協働するよう構成された特許請求の範囲第１項
   に記載の２個の車輪を具えた球状キャスター。